中堅の都立・私立高校に合格したい中3へ|10月から入試までの進め方と学校別の対策【東京・2027年度】

中堅の都立・私立高校の合格は3つの順番で決まる保護者向けコラム

最終更新:2026年10月/日程は東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」、各校の数字は学校の公式発表にもとづきます。

結論:中堅校の合格は「内申を固める→併願校を確保する→当日点を上げる」の順番で決まります

都立の一般入試は、当日の学力検査700点と調査書点(内申)300点の合計で決まります。私立の併願優遇は、内申が基準に届いているかと12月の入試相談で、受けられるかどうかが決まります。

つまり中堅校の受験は、2学期の内申がほぼすべての入口になります。10月の今からでも、やる順番をまちがえなければ十分に間に合います。

この記事でわかること
  • 中堅校の受験で差がつくところ(都立と私立)
  • 2027年度入試のスケジュール(10月〜3月)
  • 10月〜12月:内申を1でも上げる方法
  • 12月〜2月:当日点を上げる勉強の順番
  • 家庭教師を使うなら、どこで使うと効くか
  • 学校別の合格対策記事(都立17校・私立19校)

こんにちは。オンラインのプロ家庭教師、エスペランサアカデミーです。最近、「偏差値45〜55くらいの都立や私立を目指しているけれど、何から手をつければいいか分からない」というご相談が増えています。

このくらいの学校は「中堅校」と呼ばれることが多く、受験する人がいちばん多い層です。そのぶん、やる順番を知っているかどうかで結果が分かれやすいところでもあります。この記事では、東京の中3生と保護者の方に向けて、10月から入試までの進め方をまとめました。

※偏差値は民間の模試による目安で、模試によって数字が変わります。この記事では学校ごとの偏差値は書いていません。

中堅校の受験で差がつくところ

都立:当日点700点+内申300点

都立高校の一般入試(第一次募集)は、5教科の学力検査を700点、調査書点(内申)を300点に換算し、合計1000点で合否を決めます。これに英語スピーキングテスト(ESAT-J)の20点が加わり、1020点満点です。

内申は、中3の9教科の評定で計算します。音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は2倍で計算されるので、実技教科の1つの「3→4」は、5教科の「3→4」の2倍の重さがあります。計算のしかたは都立高校の内申点の仕組みと計算方法でくわしく説明しています。

都立の推薦は「チャンスを1回増やすもの」

推薦入試は、調査書点に面接と作文(小論文)を加えて決まります。たとえば令和8年度の都立小岩高校(普通科)の推薦は、募集72人に230人が応募し、約3.2倍でした。中堅校でも推薦の倍率は高くなりやすいので、一般入試を本命にして準備するのが安全です。

私立:併願優遇は内申の基準で決まる

東京の私立高校の多くには「併願優遇」があります。都立が第一志望でも受けられる受け方で、内申が学校の基準に届いていて、12月の入試相談(中学校の先生と高校との相談)を経ていることが条件です。

学校(例)併願優遇の内申基準(2027年度)
二松学舎大学附属進学コース:5教科19から
目黒学院アドバンス:5教科19か9教科36
東京3教科12・5教科20・9教科35のどれか1つ
東洋特進選抜のみ:5教科24かつ全科目3以上

出典:各校の2027年度(令和9年度)生徒募集要項。コースや条件のくわしい内容は、それぞれの記事と学校の公式発表でご確認ください。

基準が「5教科か9教科のどちらか」の学校もあれば、9教科に「1」や「2」があると出願できない学校もあります。同じ内申でも、受けられる学校と受けられない学校があるということです。

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今の通知表と模試の結果から、都立の換算内申と、受けられそうな併願優遇の学校を一緒に確認します。オンラインで全国対応、相談は無料です。

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2027年度入試のスケジュール(10月〜3月)

時期できごとやること
10月〜11月2学期の中間・期末テスト内申を決めるテスト。提出物も含めて全力で
11月22日英語スピーキングテスト(ESAT-J)都立を受ける人は受験。結果は20点満点で加わる
12月三者面談・私立の入試相談内申が確定し、併願校を決める
1月26日・27日都立の推薦入試合格発表は2月2日
1月29日〜2月4日都立一般入試の出願志望校をここで最終決定
2月10日ごろ〜私立の一般入試(併願優遇)学校ごとに日程がちがう
2月21日都立一般入試の学力検査5教科×50分
3月1日都立一般入試の合格発表私立の手続き期限も確認しておく

出典:東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」。私立の日程は各校の募集要項でご確認ください。

10月〜12月:内申を1でも上げる方法

中堅校の受験で、いちばん効くのは2学期の内申です。12月には内申が決まり、併願優遇でどこを受けられるかもそこで決まります。今から上げられるのは、次の3つです。

  1. 提出物を期限どおり、全部出す:ワーク・ノート・レポートは、テストの点と同じくらい評定に関わります
  2. 実技4教科のテストを捨てない:都立の計算では2倍。保健体育や技術家庭の筆記テストは、1〜2日の勉強で点が上がりやすい教科です
  3. 定期テストの「よく出る問題」を落とさない:学校のワークから出る問題を、3回解いて答えを覚えるまでくり返します
保護者の方へ
「勉強しなさい」より、「提出物、今週出すものある?」と聞くほうが、内申にはずっと効きます。テストの前の週末に、ワークの進み具合を一緒に確認するだけで十分です。

12月〜2月:当日点を上げる勉強の順番

内申が決まったら、次は当日点です。中堅校の当日の試験は、教科書レベルの問題がしっかり解けるかで差がつきます。難しい問題に時間を使うより、取れる問題を確実に取るほうが点数は伸びます。

  1. 12月:苦手な単元を2つにしぼって、教科書の例題レベルまで戻ってやり直す
  2. 1月:志望校の過去問(都立なら共通問題)を時間を計って解き、時間配分をつかむ
  3. 2月:まちがえた問題だけを解き直す。新しい問題集には手を広げない
やりがちな失敗
12月から新しい分厚い問題集を買って、最初の単元で止まってしまうことです。この時期は「新しいことを増やす」より「できることを確実にする」ほうが合格に近づきます。

家庭教師を使うなら、どこで使うと効くか

中堅校の受験では、苦手科目の点数を上げることに加えて、「どこを受けるか」の判断も大切です。内申の基準、推薦を受けるかどうか、併願校の組み合わせ。これを家庭だけで決めるのは、なかなか大変です。

エスペランサアカデミーでは、1対1の授業で苦手単元をやり直すだけでなく、お子さんの通知表と模試の結果を見ながら、受け方の組み立ても一緒に考えます。実際に、中堅校を目指す中3生のご家庭から、学校別の記事を読んでご相談をいただいています。

授業はオンラインなので、通塾の時間がかからず、部活が終わった夜でも受けられます。料金や体験授業の流れは高校受験のオンライン家庭教師の料金と高校受験の家庭教師の体験授業にまとめています。

学校別の合格対策記事

東京23区の中堅校を中心に、学校ごとの入試のしくみ・倍率・内申の基準をまとめています。志望校の記事から読んでみてください。

区や市ごとの学校一覧は東京都内の中学生 区市町村別の受験・テスト対策、併願優遇のしくみは東京の私立高校の併願優遇とはをご覧ください。

よくいただくご質問

Q. 10月からでも間に合いますか?

A. 間に合います。中堅校の受験は、2学期の内申と、教科書レベルの問題を確実に取れるかで決まる部分が大きいからです。ただし、やることを増やすのではなく、順番をしぼることが大切です。

Q. 都立と私立、どちらを先に考えればいいですか?

A. まず、12月に決まる内申で受けられる私立の併願優遇の学校を確保し、そのうえで都立の志望校を決める順番が安全です。

Q. 推薦は受けたほうがいいですか?

A. 推薦はチャンスを1回増やすものです。ただ、倍率が高くなりやすいので、一般入試の勉強を止めないことが前提です。面接と作文の準備にどれくらい時間を使えるかで決めましょう。

Q. オンラインの家庭教師でも受験対策はできますか?

A. できます。画面で同じ問題を見ながら説明し、書いた答案もその場で確認します。初回体験授業(60分)は無料です。

中堅校の合格へ、今からの順番を一緒に決めましょう

通知表と模試の結果をもとに、内申・併願校・当日点の3つをどう組み立てるかを、体験授業でお伝えします。

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