最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。
ただし、どの基準を使う場合でも9教科に「2」と「1」がないことと、3年生の欠席が10日以内であることが必要です。合計が足りていても、評定に2が1つあると出願できません。
推薦・併願優遇とも、公立中学校の生徒が対象です。都内の中学生も併願優遇を使えます。
- 杉並学院高校の入試の基本データ
- 推薦入試の内申基準(コース別)
- 一般入試と併願優遇の内申基準
- 試験の日程と科目
- 特待生(奨学金)制度と学費
- 2つのコースと卒業後の進路
- 中3の秋からの準備の順番
杉並学院高校の入試の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都杉並区阿佐谷南2-30-17 |
| 通学 | JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「高円寺駅」「阿佐ヶ谷駅」から徒歩8分 |
| コース | 特別進学コース・総合進学コースの2つ |
| 募集人員(2027年度) | 推薦120名/一般(併願優遇・一般受験)280名(どちらも2コースの合計) |
| 入試日 | 推薦:2027年1月22日(金)/一般:2月10日(水)または2月11日(木・祝) |
| 受験料 | 22,000円 |
1年生は、2つのコースが同じカリキュラム・同じ進み方で勉強します(教材はちがいます)。1年生の成績しだいで、2年生から特別進学コースへ移ることもできます。学校は「例年、数十名程度」と案内しています。数学と英語は習熟度別の授業です。
推薦入試:単願だけ。総合進学は5科17から
杉並学院の推薦は、第一希望(単願)の人だけが受けられる入試です。推薦で併願する区分はありません。都外の中学生向けの併願用の推薦もありません。併願で受けたい人は、一般入試の「併願優遇」を使います。
| コース | 推薦の内申基準(どれか1つ) | 併願優遇の内申基準(どれか1つ) |
|---|---|---|
| 総合進学 | 3科10/5科17/9科32 | 3科11/5科18/9科34 |
| 特別進学 | 3科11/5科18/9科34 | 3科12/5科20/9科36 |
出典:杉並学院高等学校「募集要項・入学試験要項(2027年度)」。3科は国語・数学・英語です。
- 共通の条件:9教科に5段階の「2」と「1」がない/3年生の欠席が10日以内
- 推薦はさらに、公立中学校の生徒で、杉並学院が第一希望、中学校長の推薦があること
- 試験は作文(50分)と面接。合格発表は試験と同じ1月22日(金)です
推薦の出願には、中学校が書く調査書のほかに、学校のホームページからダウンロードする推薦書が必要です。作文は50分で書き切る練習を、面接は「なぜ杉並学院が第一希望なのか」を自分の言葉で話す練習を、12月から始めておくと落ち着いて当日を迎えられます。
基準に少し届かないときは、「志願者の長所を見出して」内申点に加点できると学校は案内しています。上限は特別進学は5科か9科に1点まで、総合進学は3科か5科に1点・9科に2点までです。何が加点の対象になるかは公表されていないので、説明会や個別相談で確認しましょう。
一般入試と併願優遇:都内の中学生も使える
一般入試には、中学校と学校の入試相談をする「併願優遇受験」と、入試相談をしない「一般受験」の2つがあります。併願優遇の基準は上の表の右の列です。
- 併願優遇は公立中学校の生徒が対象です。地域の制限は書かれておらず、都内の中学生も利用できます
- 国立・私立中学校の生徒は、推薦・併願優遇の対象ではなく、一般受験で受けることになります
- 「公立高校との併願だけか、私立高校との併願もよいか」は、公式の要項に書かれていません。個別相談で確認してください
- 一般受験で受けられる卒業生は、2026年3月以降に中学校(昼間部)を卒業した人に限られます
杉並学院の基準に、今の内申で届くか不安ではありませんか
3科・5科・9科のどれで基準に届きやすいか、評定に「2」がないかを一緒に確認し、推薦と併願優遇のどちらが合格に近いかを整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
試験の日程と科目
| 推薦入試 | 一般入試(併願優遇・一般受験) | |
|---|---|---|
| 出願(ネット出願+郵送) | 1月15日(金)〜16日(土)消印有効 | 1月25日(月)〜28日(木)消印有効 |
| 試験日 | 1月22日(金) | 2月10日(水)または2月11日(木・祝) |
| 試験 | 作文(50分)+面接 | 英語・国語・数学(各50分)+面接 |
| 合格発表 | 1月22日(金) | 2月12日(金) |
| 入学手続き | 1月25日(月) | 2月15日(月)(延納手続日は3月3日(水)) |
一般入試の科目ごとの配点は、要項に書かれていません。公立高校を受けるために手続きを延ばしたい人は、出願のときに延納を希望すると入力します。推薦に合格した人のうち希望者は、2月10日(水)の「チャレンジ試験」(3科・面接なし)を受けられます。
倍率や合格最低点などの入試結果は、公式サイトに公表されていません。
特待生(奨学金)制度と学費
| 区分(2026年度要項) | 基準 | 内容 |
|---|---|---|
| 一般入試〔A〕 | 入試得点300点満点中240点以上、かつ出願時の内申9科30以上 | 入学金免除+1年間の校内個別指導「SILSS」の基本料金(約37万円)を支給 |
| 一般入試〔B〕 | 入試得点220点以上 | 納めた入学金と同じ額を支給 |
| 推薦入試 | チャレンジ試験で〔A〕〔B〕と同じ基準 | 〔A〕入学金相当額+SILSS基本料金/〔B〕入学金相当額 |
出典:杉並学院高等学校「入学試験要項(昨年度参考)」=2026年度版。2027年度の基準は変わる可能性があります。
学費も2026年度版の金額です。入学手続きのときに330,000円(入学金240,000円をふくむ)、年間の納入金は761,600円(月63,300円)です。別に制服などが約14万円かかります。国の就学支援金と、都内に住む人は都の授業料軽減助成金で軽くなると学校は案内しています。
2つのコースと、卒業後の進路
特別進学コースは、2年生から難関の国公立大学・私立大学を目指すコースです。教科によっては、コースの中でさらに習熟度別の少人数授業になります。総合進学コースは、選択科目が多く、国公立・私立大学をはじめいろいろな進路に対応します。
2026年春の大学合格実績は、早稲田9、明治18、中央27、法政28、日本42、東洋54などです。国公立大学では、東京学芸大学4、北海道大学2などの合格がありました。この数字は現役生と浪人生を合わせた延べ人数だと学校は明記しています。
校内には「SILSS」という個別指導のしくみもあります。入学後に勉強の相談ができる場所があるかどうかも、説明会で見ておくとよいでしょう。
合格に向けた準備の順番
中1・中2:評定に「2」を作らない
- 9教科のどこかに「2」があると出願できません。副教科も提出物と実技で2を避ける
- 3科・5科・9科のどれかで基準に届けばよいので、得意な教科を伸ばすのも作戦です
- 欠席は3年生で10日以内が条件です。中3で体調をくずしにくい生活リズムを、今のうちに作る
中3:秋から入試まで
- 10〜11月:入試説明会(10月24日・31日、11月7日・21日の土曜14時30分〜。予約制で、個別相談会もあり)で、内申の見込みと加点を確認する
- 中学校の先生と相談し、推薦(単願)か併願優遇かを決める
- 推薦の人:作文と面接の練習。特待をねらう人はチャレンジ試験の3科も準備する
- 併願優遇・一般の人:英語・国語・数学を各50分で解き切る練習。特待をねらう人は300点中220点以上が目標
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 内申の合計だけを見て、「9教科に2がない」という条件を確認しない
- 都内の中学生なのに、推薦で併願できると思い込む(杉並学院の推薦は第一希望の人だけです)
- 加点があると聞いて、何が対象になるかを説明会で確かめないまま基準ぎりぎりで考える
よくある質問
Q. 杉並学院高校の推薦で、併願はできますか?
A. できません。2027年度の推薦入試は第一希望(単願)の人だけが対象で、推薦の併願区分はありません。併願で受けたい人は、一般入試の併願優遇受験を使います。
Q. 私立中学校に通っていても、併願優遇は使えますか?
A. 募集要項では、推薦・併願優遇とも「公立中学出身者」が条件です。国立・私立中学校の生徒は一般受験で受けることになります。くわしくは学校に確認してください。
Q. 倍率や合格最低点は公表されていますか?
A. 公式サイトには、応募者数・倍率・合格最低点などの入試結果は掲載されていません。
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出典
- 杉並学院高等学校「募集要項・入学試験要項(2027年度)」
- 杉並学院高等学校「入学試験要項(昨年度参考・2026年度)」
- 杉並学院高等学校「入試情報・説明会情報」
- 杉並学院高等学校「学習内容」
- 杉並学院高等学校「アクセス」
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