日本大学第二高等学校(日大二高)を志望校に入れたご家庭から、よくいただくご質問があります。「併願をどう組めばいいのか分からない」というものです。
日大の付属校は数が多く、しかも日大二高は半数以上が他大学へ進む進学校寄りの性格を持っています。そのため「付属校だから」という前提で併願を組むと、実態と合わなくなります。
① 日大二高は付属校でありながら他大学受験もできる位置づけです。併願は「日大に行きたいのか」で組み方が変わります。
② 同じ日大付属でも学校ごとに難度も進学先も違います。「日大付属ならどこでも同じ」ではありません。
③ 併願は3層(挑戦・実力相応・確実)で組むのが基本です。
まず決めること|日大に進みたいのか、他大学も考えるのか
ここが決まらないと併願は組めません。日大二高は日大への推薦枠を持ちながら、半数以上が他大学へ進学する学校です。つまり、どちらの進路も選べます。
※進学先の割合や推薦の条件は年度によって変わります。最新の情報は学校公式サイトでご確認ください。
日大付属校は、校名だけでは区別がつきません
併願を組む前に、どの学校がどこにあるのかを押さえておく必要があります。名前が似ているため、資料請求の段階で取り違えが起きます。
日大二高(天沼)と日大鶴ヶ丘(和泉)は、どちらも杉並区にありますが別の学校で、入試も別々です。併願先として両方を受けることもできます。
この記事の内容、お子さんの場合はどうなりますか
学年と、いま困っていることを一言だけ教えてください。この記事の内容をお子さんの状況に当てはめて、プロ講師がお返事します。
併願を3層で組む
日大二高を第一志望にする場合、併願は「挑戦」「実力相応」「確実」の3層で組みます。層を飛ばすと、共倒れか受験しすぎのどちらかになります。
「確実」の層を置かずに、実力相応を3校受けること。全部同じ層なので、1校落ちると全部危なくなります。層を分ける意味は、リスクを散らすことにあります。
📌 日大二高に「併願優遇」はある?(2027年度入試要項)
結論:2027年度の入試要項には、ほかの学校を第一志望とする人のための「併願優遇」の記載はありません。推薦入試も「日大二高が第一志望」が条件です。
そのかわり、要項には次の2つの仕組みがあります。
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| 推薦で不合格→一般 | 推薦入試で不合格になった人が、一般入試をA志願で受けた場合だけ、A志願者全員の3教科合計の平均点の15%(小数第1位は切り捨て)が加算されます。このときの検定料は15,000円です |
| A志願とB志願 | 一般入試の区分です。入学手続きの締切が違います。A志願は2027年2月13日(土)正午、B志願は2027年3月2日(火)正午。繰り上げ合格の候補になるのはA志願者です |
加算の目安:たとえばA志願者の平均点が180点(300点満点)なら、15%で27点です。※平均点は年度で変わります。この数字は計算の例です。
ここからは私たちの読み方です。B志願は手続きの締切が遅いので、ほかの学校の結果を見てから決めたい人に向いた区分と考えられます。一方、繰り上げ合格の対象はA志願だけです。日大二高を併願の中で何番目に置くかで、A・Bを選んでください。
推薦の出願基準(評定・欠席・加点)は、日大二高は推薦と一般どちらで受ける?にまとめています。
出典:日本大学第二高等学校「2027年度 入学試験要項」(2026年9月時点で確認)。制度は毎年見直されます。出願前に必ず学校公式サイトの最新の入試要項をご確認ください。
いつまでに何を決めるか
頭の中だけで組むと、試験日が連続して体力が持たない並びになりがちです。カレンダーに書き出し、移動時間まで含めて見ると無理が分かります。
※併願優遇の基準や入試日程は年度によって変わります。必ず各校の募集要項と、通っている中学校の進路指導でご確認ください。学校説明会で見るべき点は学校説明会で見るべきポイントにまとめています。
よくいただく質問
Q. 日大二高は「日大に行く学校」ですか?
いいえ。半数以上が他大学へ進学しています。日大への推薦枠を持ちながら、他大学受験もできる位置づけです。そのため「日大に行きたい人だけの学校」ではありません。
Q. ほかの日大付属も併願すべきですか?
日大進学を希望するなら有効です。ただし学校ごとに所在地も難度も違います。「日大付属だから同じ」と考えず、通学時間と校風を1校ずつ確認してください。
Q. 併願は何校が適切ですか?
一般的には3〜5校です。多すぎると受験料と体力の負担が増え、少なすぎるとリスクが集中します。大事なのは校数より層のバランスです。
Q. 内申が足りず併願優遇が使えません。
当日点で勝負できる私立を探します。併願優遇のない学校でも、一般入試の合格実績が安定している学校を選べば確実層として機能します。
まとめ
・日大二高は付属校だが、半数以上が他大学へ進学する
・まず「日大に進みたいのか」を決めてから併願を組む
・日大付属は校名が似ているので、所在地から確認する
・併願は挑戦・実力相応・確実の3層で組む
・確実層を必ず1校置く。同じ層ばかり受けない
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日大二高まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
模試の結果や学校のテスト答案をお見せいただければ、日大二高の入試で合格ラインに届くまで何がどれだけ足りないかを、プロ講師が具体的にお伝えします。併願の組み方も、いまの学力と内申から一緒に整理します。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・3層の併願案を、通学時間と日程まで含めてご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


