第十一中学校の定期テスト対策と高校受験|デジタル研究校で数学の基礎を固める【足立区】

紙の計算を毎日10問定期テスト対策

最終更新:2026年9月/学校の定期考査の日付は公表資料から読み取れませんでした。考査日は学校だより・学校からの配布文書でご確認ください。

結論:十一中生は「画面で考え、紙で手を動かす」が近道です

第十一中は、全学年・全教科でデジタル機器を使う授業を2年間研究してきた学校です。区が公表した学力調査では、表やグラフを読む「データの活用」が70.6と、東京都の平均を大きく上回りました。

一方、数学の「数と式」「関数」、国語の「言葉の特徴や使い方」は、東京都の平均に届いていません。端末で調べて考えたことを、紙の計算と漢字練習で定着させる。この組み合わせが、定期テストの点を安定させます。

「学校でタブレットをたくさん使っているけれど、テストの点につながっているのかな」。第十一中の保護者の方から、そんな声が出ることもあるかもしれません。

第十一中は、「リーディングDXスクール事業」の研究校として、令和6年度から2年間、デジタル学習の授業づくりに取り組みました。この記事では、その取組と区の学力調査の結果をもとに、家で何をどれだけ足せばよいかを具体的に書きました。

足立区の中学校に共通する情報(教科書、学校選択制のしくみ、都立高校の一覧)は、足立区の中学生向けガイドに分けています。

この記事でわかること
  • 第十一中の規模・アクセスと、学校選択制の応募の状況
  • リーディングDXスクールとして何を研究してきたか
  • 区の学力調査で見える強み(データの活用)と課題(数と式・関数・言葉)
  • 端末と紙を組み合わせた、テスト2週間前の進め方
  • 2学期制の流れに合わせた高校受験までの動き方

弘道にある第十一中の規模と通学

第十一中は、生徒505人・16学級の大きめの学校です。とくにいまの2年生は202人・6学級で、学年の人数がいちばん多くなっています。

項目内容
所在地足立区弘道1-38-15
最寄り駅東武スカイツリーライン「五反野駅」徒歩10分/つくばエクスプレス「青井駅」徒歩10分
生徒数・学級数1年141人(5学級)/2年202人(6学級)/3年162人(5学級)/計505人・16学級(令和8年5月1日現在・通常学級)
学期制2学期制(前期・後期)
学校選択制(令和8年4月入学)受入可能人数205人/応募152人(学区域内86人・学区域外66人)
学校選択制(令和9年4月入学)受入可能人数200人

※出典:足立区立第十一中学校ホームページ「アクセス」、足立区「中学校別生徒・学級数(令和8年5月1日現在)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」、足立区「区立小・中学校の入学式・卒業式、始業式・終業式・修了式、長期休業の日程」(いずれも公式)。

学区域の外から66人が第十一中を選んで応募しています(令和8年4月入学・応募は計152人)。学校選択制の日程やしくみはまとめ記事で確認してください。

部活動は、運動部11、文化部7の部が学校ホームページに載っています。演劇部、技術研究部、ボランティア部といった、ほかの学校ではあまり見かけない部もあります。

全学年・全教科でデジタル授業。リーディングDXの2年間

第十一中は、リーディングDXスクール事業(GIGAスクール推進研究校)として、令和6年度と令和7年度の2年間、研究を続けました。研究の主題は「デジタル学習基盤を活用した情報活用能力の育成」です。

年度対象取り組んだこと
令和6年度1・2学年の10学級総合的な学習の時間で、デジタル学習基盤を使った授業を実践
令和7年度全学年の16学級英語・社会・数学・国語・理科・美術・技術・体育などで授業を実践。研究発表会を実施

※出典:足立区立第十一中学校ホームページ「リーディングDX」「R7 1120研究発表会」(公式)。令和7年度のスローガンは「みんなで ネクストアップデート 十一中」。研究の成果の数値は、公表スライドなどの資料に載っており、今回は確認できませんでした。

授業では、端末で調べる、まとめる、共有するといった活動がふだんから行われていると考えられます(ここからは推測です)。この力は、資料を読んで答える問題や、自分の考えをまとめる課題で生きてきます。

POINT:端末の提出物は「締め切りの前日」に出す

デジタルで出す課題は、出したかどうかが記録に残ります。提出物は内申にも関わるので、締め切りの前日に出すことを家のルールにしましょう。提出物と内申の関係は、提出物の記事でくわしく説明しています。

学力調査が示す「データに強く、計算と関数に伸びしろ」

足立区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。第十一中の令和7年度の結果は、国語・数学の多くの区分で区平均を上回りました。そのうえで、東京都の平均と比べると、強い分野と伸ばしたい分野がはっきり分かれます。

区分第十一中足立区東京都(公立)
数学 データの活用70.659.763.1
数学 数と式44.141.749.1
数学 関数47.446.452.4
数学 思考・判断・表現40.839.045.4
国語 言葉の特徴や使い方46.546.751.7
国語 読むこと63.562.165.0

※出典:足立区教育委員会「令和7年度全国学力・学習状況調査 各校調査結果(中学校)」(公式)。平均正答率(%)。令和7年4月に当時の中学3年生が受けた結果で、いまの在校生の成績ではありません。「言葉の特徴や使い方」は2問、「関数」「データの活用」は3問と問題数が少なく、1問で数字が大きく動きます。

「データの活用」は、東京都の平均より7.5ポイント高い結果でした。表やグラフから読み取る力は、第十一中の強みです。一方で、計算や文字式の「数と式」、グラフと式を結びつける「関数」は、東京都の平均より5ポイントほど低くなっています。国語の「言葉の特徴や使い方」(漢字・語句・文法など)も、区平均とほぼ同じで、東京都の平均には届いていません。

数と式:毎日10問の計算を「紙」で解く

計算は、画面で選ぶより、紙に途中式を書くほうが身につきます。平日毎日10問、10分、教科書やワークの計算問題を紙で解きます。中1は正負の数と文字式、中2は連立方程式、中3は展開・因数分解と平方根が中心です。まちがえた問題は、途中式のどこでずれたかに赤で印をつけます。

関数:得意なグラフ読みから「式」へつなぐ

データを読むのが得意なら、関数のグラフも読めるはずです。足りないのはグラフから式を作る練習です。週3回、グラフを1つ見て「傾き」「切片」を書き出し、式にします。慣れたら、2本のグラフの交点を連立方程式で求めるところまで進めます。

言葉の知識:漢字と文法を週4日・10分

国語の知識問題は、覚えれば確実に取れる点です。月〜木の4日間、1日10分だけ、漢字5つと文法1項目を確認します。国語の教科書の巻末にある漢字や文法のページを使えば、定期テストの範囲にもそのまま重なります。

NG:画面で答えを選ぶだけで終わらせる

ドリルの選択問題は、なんとなく選んでも正解になることがあります。正解した問題でも、途中式や理由を紙に1回書いてみてください。書けなかった問題が、テストで落とす問題です。

端末と紙で組み立てる、テスト2週間の進め方

足立区の中学校は2学期制で、令和8年度は10月9日(金)に前期終業式、10月13日(火)に後期始業式があります。考査の日付は学校から配られる予定表で確認し、考査の2週間前から次の順番で進めます。

114日前〜11日前(端末):授業で使ったスライドや共有ファイルを見返し、テスト範囲の「大事な言葉」を一覧にします。1教科15分で十分です。
210日前〜4日前(紙):ワークを1周。数学は計算問題から始め、関数の問題は式を作るところまで紙に書きます。
33日前〜前日(紙):ワークで印をつけた問題だけ解き直します。国語は漢字と文法を1回ずつ確認します。

2週間の勉強法のくわしい組み立て方は定期テスト対策の記事、2学期制の成績のつき方は前期期末テストの記事で説明しています。

保護者の方へ:2年生は「人数の多い学年」の見方を

いまの2年生は202人・6学級です。人数が多い学年では、テストの順位より「前回の自分の点」と比べる見方が役立ちます。答案が返ってきたら、教科ごとに前回との差を一緒に書き出してみてください。上がった教科をほめ、下がった教科は1つだけ次の目標を決めます。

計算と関数を積み上げて都立入試へ

都立高校の入試のしくみは都立高校入試2027の記事、内申点の上げ方は内申点の上げ方で説明しています。ここでは、第十一中の強みと課題に合わせた学年別の動き方をまとめます。

学年重点家での目安
中1正負の数・文字式の計算、漢字計算10問+漢字5つを毎日
中2連立方程式と一次関数、文法グラフから式を作る問題を週3回
中3・前期中1・中2の計算と関数の総復習夏休みに1・2年のワークの計算と関数だけを1周
中3・後期後期の定期考査で内申を固める1月から都立の過去問を時間を計って解く

※学習量は目安です。考査日程は学校の配布文書でご確認ください。

第十一中は、令和8年度も6月と10月に学校公開・学校説明会を開いています。中3の秋は、中3秋の学習計画を参考に、定期考査と入試の準備を並行させましょう。足立区内と周辺の都立高校は、まとめ記事で一覧にしています。

計算と関数の土台を、1対1で固めます

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。ふだん端末で学んでいる十一中生なら、画面ごしの授業にもすぐ慣れます。途中式を一緒に見ながら、どこでつまずくかを見つけます。無理な勧誘はありません。

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まとめ:第十一中で点を安定させるコツ

  • 第十一中は生徒505人・16学級。2年生は202人・6学級で最も多い学年
  • 令和6〜7年度はリーディングDXスクールとして、全学年全教科でデジタル授業を研究
  • 区の学力調査(令和7年度)では「データの活用」が70.6で東京都平均を上回った
  • 伸ばしたいのは「数と式」「関数」と国語の言葉の知識。紙の計算10問と漢字・文法を習慣に
  • 端末で振り返り、紙で解く。この順番でテスト2週間前を組み立てる
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