「テストの点はそこそこなのに、内申点が思ったより上がらない」——高校受験を控えたご家庭でよくある悩みです。結論から言うと、内申点はテストの点数だけでは決まりません。今の通知表は「3つの観点」で評価される仕組みになっていて、ポイントを押さえれば、今からでも上げられます。この記事では、内申点のしくみ、上がらない子に共通する原因、そして1学期末の今からできる具体的な対策を、保護者がお子さまに声かけしやすい形でわかりやすく解説します。
そもそも内申点とは?9教科・3観点で決まる
内申点とは、通知表の各教科の評定(1〜5)を合計したものです。対象は国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加え、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科を合わせた9教科。多くの高校入試では「当日の学力検査の点数+内申点」で合否が決まるため、内申点は入試の半分を占めると言ってもよい重要な要素です。
そして今の評定は、テストの点だけでなく次の3つの観点を総合して決まります。
① 知識・技能…定期テストや小テストの得点、実技の習得度。いわゆる「覚えた・できた」の部分。
② 思考・判断・表現…記述問題やレポート、発表など「考えて表現する力」。
③ 主体的に学習に取り組む態度…粘り強く取り組み、自分で学ぼうとしているか。提出物や授業の姿勢に表れる。
つまり、テストが同じ点でも、提出物や授業態度で評定が変わるのです。ここが「点は取れているのに内申が伸びない」子のつまずきポイントになります。
内申点が上がらない子に共通する3つの原因
1. 提出物の「中身」が薄い・期限ギリギリ
ワークやノートを出してはいるけれど、空欄が多い、丸写しで終わっている——これは③の評価を大きく下げます。出すこと自体ではなく、自分で考えた跡があるかが見られています。
2. 実技4教科を後回しにしている
主要5教科ばかりに力を入れ、実技教科を軽視する子は多いです。しかし内申点は9教科すべてが対象。実技で4や5を取れると内申は一気に伸びます。実技は定期テストの暗記と提出物・授業態度で十分に上げられるため、いわば「狙い目」です。
3. 記述・応用問題を捨てている
「思考・判断・表現」は記述問題やレポートで評価されます。基本問題だけ解いて記述を空欄にしていると、②の観点が伸びず、評定の4と5の壁を越えられません。
1学期末の今からできる内申アップ対策5つ
通知表が出るこの時期は、対策を始める絶好のタイミングです。次の5つを意識してみてください。
- 提出物は「期限前」に「全部埋めて」出す。間違えた所に解き直しの跡を残すと、主体性の評価が上がります。
- 実技4教科の定期テストを捨てない。暗記中心で点が取りやすく、コスパが高い得点源です。
- 記述問題に必ず手をつける。空欄にせず、部分点を取りにいく習慣をつける。
- 授業中の小さな行動を増やす。挙手・質問・ノートの工夫など、態度の観点に直結します。
- 次の定期テストから逆算して計画を立てる。2週間前から範囲のワークを1周し、直前は解き直しに充てる。
なお、内申点が入試に反映される学年は都道府県によって異なります(中3のみ/中1〜中3すべて、など)。お住まいの地域の制度を、学校や自治体の最新情報で必ず確認してください。
「何から手をつければいいか分からない」なら、まず体験から
内申対策は「提出物・実技・記述・テスト」と要素が多く、一人で全部を回すのは大変です。エスペランサアカデミーは完全オンライン・全国対応の1対1プロ家庭教師。お子さまの通知表を一緒に見て、どの教科のどの観点を上げれば内申が伸びるかを具体的に整理し、定期テストから逆算した学習計画までサポートします。通塾はゼロ、自宅で受けられます。対象は小学3年生〜高校3年生、中学受験・高校受験・大学受験に対応しています。
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まとめ
内申点は9教科×3観点で決まり、テストの点だけでは上がりません。提出物の質、実技4教科、記述問題、授業態度——この4つを意識するだけで、評定は今からでも動きます。通知表が出るこの時期に弱点を見直し、次の定期テストから逆算して動き出しましょう。一人で抱え込まず、必要なら体験授業で「何をどう上げるか」を一緒に整理してみてください。

