最終更新:2026年9月/足立区立中学校は前期・後期の2学期制です。定期考査の日程は学校ごとの公表資料で確認できませんでした。学校の年間行事予定・学年だよりで必ずご確認ください。
第十二中には、放課後の個別支援JUT(ジャンプアップタイム)、土曜日の学習教室サタデースクール(年31回)、夏の7日間のサマースクールがあります。家だけでがんばるより、学校の場を予定に入れてしまうほうが続きます。
区が公表した学力調査では、先輩たちの数学「数と式」が区の平均を14ポイント下回りました。学校も中1の数学の勉強合宿などで手を打っています。家では正負の数・文字式の計算を毎日10問。ここから始めるのがいちばん効率的です。
毎朝、生徒会本部役員が中心になって行うあいさつ運動「ハイオアシス運動」。第十二中学校では、この活動が50年続いています(区のデータブックより)。大谷田1丁目にある昭和22年開校の学校で、生徒は285人、どの学年も3学級です。
先生と生徒の距離が近い規模の学校で、学習を支えるしくみが数多く用意されています。この記事では、区のデータブックに学校が載せている取組と、区が公表した学校別の学力調査の結果をもとに、家庭で何を・いつ・どれだけやればよいかをまとめました。
教科書の出版社、学校選択制度のしくみ、区内の都立高校の一覧など、足立区の中学校に共通する話は足立区の中学生向けガイドで紹介しています。
- 第十二中の規模と、学校選択制度の数字
- JUT・サタデースクール・サマースクールの使い分け
- 区の学力調査で目立った数学「数と式」の立て直し方
- 国語の「聞く・読む」を家で補う方法
- 考査前の2週間の組み立てと、高校受験までの進め方
1学年3学級、285人の第十二中
十二中は、1学年が80〜112人の学校です。学年が上がってもクラスの顔ぶれを覚えやすい規模です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 足立区大谷田1丁目37番1号 |
| アクセス | JR亀有駅から東武バス「大谷田」下車 徒歩5分 |
| 生徒数・学級数 | 1年82人/2年91人/3年112人(各3学級)、計285人・9学級(通常学級、令和8年5月1日現在) |
| 学校選択制度(令和8年4月入学) | 受入可能人数130人/希望者103人(学区域内87人・学区域外16人) |
| 学校選択制度(令和9年4月入学) | 受入可能人数130人 |
※出典:足立区「第十二中学校」施設案内、足立区「中学校別生徒・学級数(通常学級)」、足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」(いずれも公式)。学期制は前期・後期の2学期制です(区の年間予定ページより)。定期考査の日程は公表資料で確認できませんでした。
いまの3年生は112人、1年生は82人です。学校選択制度のしくみと日程はまとめ記事にまとめています。
生徒会はGoogle Classroomで生徒の意見や要望を集め、中央委員会で話し合っています。ペットボトルのキャップなどの回収も生徒会が中心です(データブックより)。
JUT・サタデースクール・サマースクールを1年の予定に入れる
十二中の学習支援は、いつ・何をする場かがはっきりしています。「どれに、いつ出るか」を先にカレンダーに書いてしまうのが、使いこなすコツです。
| しくみ | いつ | 内容(学校の紹介より) |
|---|---|---|
| JUT(ジャンプアップタイム) | 放課後など | 基礎学力の定着をめざした個別学習支援 |
| サタデースクール | 土曜日・年31回 | 開かれた学校づくり協議会主催の学習教室。学習支援ボランティアの支えで自主学習 |
| サマースクール | 夏休み・7日間 | 夏季休業中の学習教室 |
| 中1勉強合宿(通所型) | 夏休み | 数学 |
※出典:足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」第十二中学校のページ(公式)。参加方法や日程は学校からのお知らせで確認してください。
使い分けの目安
- JUT:授業で「あれ?」と思った日の放課後に。1回で1つの単元だけ聞く
- サタデースクール:考査の2週間前からは、ワークを持って行って「家では進まない教科」をやる場にする
- サマースクール・勉強合宿:夏休みまでにわからなかった単元を、行く前に3つ書き出しておく
平日に30分ずつ勉強するのは大変でも、土曜日にまとめて2時間取れれば、平日4日分になります。年31回あるサタデースクールのうち、考査前の回は必ず予定に入れておきましょう。
区の結果で目立った「数と式」は、正負の数からやり直す
区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。下は令和7年4月の調査で、当時の3年生(今年3月に卒業した先輩)の結果です。いまの在校生の点数ではありません。ただ、学校全体で気をつけたい分野を知る手がかりになります。
| 区分 | 十二中 | 足立区 | 全国 |
|---|---|---|---|
| 数学:数と式 | 27.7% | 41.7% | 43.5% |
| 数学:データの活用 | 44.9% | 59.7% | 58.6% |
| 数学:思考・判断・表現 | 26.3% | 39.0% | 39.1% |
| 国語:話すこと・聞くこと | 44.9% | 52.0% | 53.2% |
| 国語:読むこと | 55.6% | 62.1% | 62.3% |
※出典:足立区「令和7年度『全国学力・学習状況調査』各校調査結果(中学校)」(公式)。平均正答率。全国は公立の平均。1学年3学級の規模のため、年度によって結果が大きく上下することがあります(目安として読んでください)。
どの区分も区の平均を下回りました。差が特に大きかったのは、数学の「データの活用」(区より14.8ポイント低い)と「数と式」(14.0ポイント低い)です。このうち「数と式」は、正負の数、文字式、方程式などの分野です。中1の最初に習い、中3の入試まで毎回使う土台なので、ここから立て直すのが効率的です。
毎日10問の計算で土台を固める
学校が夏に行う中1の数学の勉強合宿は、まさにこの土台づくりの場です。2・3年生は、JUTで「どの単元から戻ればいいか」を先生に聞いてから始めると、むだがありません。
土台がぐらついたまま難しい問題に進むと、時間ばかりかかって点につながりません。まずは教科書の計算問題が「速く・正しく」解ける状態をつくりましょう。
国語は「聞いて書く」「読んで要約する」を1日10分
国語では、「話すこと・聞くこと」(区より7.1ポイント低い)と「読むこと」(6.5ポイント低い)に差が出ました。どちらも、内容をつかんで短くまとめる力が問われる分野です。
- 聞く:ニュースを1本(2〜3分)聞き、「だれが・何を・なぜ」を3行でメモする。週3回
- 読む:教科書の説明文を1段落ずつ読み、段落ごとに15字以内で内容を書く。週3回
- 書く:週1回、メモをもとに100字の要約を書き、家の人に読んでもらう
十二中は、全教科で「聴く力」「言葉にできる力」を育てることをキャリア教育の柱にしています(データブックより)。家での10分の練習は、授業でのこの取組とそのままつながります。
サタデースクールを軸にした考査前の2週間
十二中の考査の日程は、公表資料で確認できませんでした。日程は学校の年間行事予定・学年だよりで確認し、次の形に当てはめてください。
| 時期 | 平日 | 土曜日 |
|---|---|---|
| 2週間前 | 範囲を確認し、ワークの残りを日割り。数学の計算10問は毎日続ける | サタデースクールでワーク1周目 |
| 1週間前 | まちがえた問題に印をつけ、2周目。国語は漢字を1日10語 | サタデースクールで苦手教科の2周目 |
| 3日前 | 印の問題だけを解く。わからない問題はJUTで聞く | ― |
| テスト後 | 答案を見て、まちがえた問題を1週間以内に解き直す | 次のサタデースクールで解き直し |
※時間の配分は目安です。部活動や行事の予定に合わせて調整してください。
テスト中に時間が足りなくなる人は、テストの時間配分の記事も参考にしてください。
教室に入りづらい日も、学びを止めないしくみ
十二中には、学級に入りづらいと感じた生徒が使える「スモール・ステップ・ルーム(SSR)」があります。また、WEBQU(学級生活のアンケート)の結果を使って、学級活動や一人ひとりへの声かけを行っています(データブックより)。
体調や気持ちの波がある時期でも、「教科書を1ページ読む」「計算を5問だけ解く」など、小さな目標を続けることが大切です。
お子さんが教室に入りにくいと感じているときは、学校にSSRのような場があること、放課後のJUTや土曜の学習教室があることを、親子で確認しておくと安心です。相談の窓口は学校からのお知らせで確認してください。
同じ大谷田に都立足立東。十二中からの受験準備
都立足立東高校は、十二中と同じ大谷田(2丁目)にあります。通学の負担が少ない学校の一つとして、候補に入れて調べてみる価値があります。区内・周辺の都立高校の一覧はまとめ記事、入試のしくみは都立高校入試2027の記事でまとめています。
十二中では「夢デザインシート」や独自の振り返りシートを使って、キャリア教育を進めています。書いたシートは、志望理由や面接で話す内容を考えるときの材料になります。捨てずにファイルしておきましょう。
| 学年 | やること |
|---|---|
| 中1 | 夏の数学の勉強合宿に参加。正負の数・文字式の計算を毎日10問 |
| 中2 | 方程式と1次関数を秋までに総点検。国語の要約を週1回 |
| 中3・秋 | 志望校を3つにしぼる。考査前はサタデースクールで2周目まで仕上げる |
| 中3・冬 | 都立の過去問を時間を計って解き、数学は計算・小問の取りこぼしをなくす |
※学習量と時期は目安です。内申の考え方は内申点の計算方法をご覧ください。
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。計算のどこでつまずいているかを一緒に見つけ、JUTやサタデースクールと重ならない形で学習計画を立てます。無理な勧誘はありません。
まとめ:第十二中で成績を上げるために
- 十二中は285人・1学年3学級。令和9年4月入学の受入可能人数は130人
- JUT・年31回のサタデースクール・7日間のサマースクールを、先にカレンダーへ書き込む
- 先輩の学力調査では数学「数と式」が区より14.0ポイント低い。計算を毎日10問から立て直す
- 国語は「聞いてメモ」「段落ごとに要約」を週3回
- 考査の日程は学校の予定で確認し、土曜日を軸に2週間を組み立てる
- 同じ大谷田にある都立足立東高校も、候補として調べてみる


