谷中中学校の定期テスト対策と高校受験|探究・YST・サマースクールの生かし方【足立区】

夏の6日間で苦手を克服定期テスト対策

最終更新:2026年9月/足立区立中学校は前期・後期の2学期制です。定期考査の日程は学校ごとの公表資料で確認できませんでした。学校だより・年間行事予定で必ずご確認ください。

結論:谷中中の「調べて発表する力」を、グラフや資料を読む問題に広げましょう

谷中中には、1年間かけて自分で課題を決めて調べ、発表する谷中探究プログラムがあります。放課後補充教室のYST(谷中スタディタイム)、数学と英語を学ぶ夏の6日間のサマースクールもあります。

区が公表した学力調査では、先輩たちの数学「図形」は区の平均を4.4ポイント上回った一方、「データの活用」は区より6.7ポイント低い結果でした。探究で身につけた「集めて分析する」力を、数学のグラフや資料の問題にもつなげていきましょう。

「数学はなぜ勉強するのか」。谷中中学校の生徒が、調べる学習コンテストに出した作品のタイトルです。学校のホームページで紹介されています。谷中中は谷中3丁目にある昭和54年開校の学校で、自分で問いを立てて調べる学びに力を入れています。

校訓は「自学 協調 自立」。自分で学ぶ姿勢を大切にしている学校です。この記事では、学校のホームページと区のデータブックで紹介されている取組、区が学校ごとに公表した学力調査の結果をもとに、家で何を・いつ・どれだけやればよいかをまとめました。

教科書の出版社、学校選択制度のしくみ、区内の都立高校の一覧など、足立区の中学校に共通する話は足立区の中学生向けガイドをご覧ください。

この記事でわかること
  • 谷中中の規模と、学校選択制度の数字
  • 谷中探究プログラムの力を、定期テストの記述問題に生かす方法
  • 先輩の学力調査に見える「図形」の強みと「データの活用」の伸びしろ
  • YSTと夏の6日間のサマースクールの使い方
  • 国際教育を英語の得点につなげる方法と、高校受験までの進め方

北綾瀬駅から歩いて9分、谷中中のプロフィール

谷中中は、1学年4〜5学級、全体で444人の学校です。1年生が159人と、3年生より16人多くなっています。

項目内容
所在地足立区谷中3丁目14番1号
アクセス東京メトロ千代田線 北綾瀬駅から徒歩9分/綾瀬駅からコミュニティバス「はるかぜ」谷中中学校入口下車 徒歩3分
生徒数・学級数1年159人(5学級)/2年142人(4学級)/3年143人(4学級)、計444人・13学級(通常学級、令和8年5月1日現在)
学校選択制度(令和8年4月入学)受入可能人数165人/希望者179人(学区域内131人・学区域外48人)
学校選択制度(令和9年4月入学)受入可能人数165人

※出典:足立区立谷中中学校ホームページ「学校基本情報」、足立区「中学校別生徒・学級数(通常学級)」、足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」(いずれも公式)。学期制は前期・後期の2学期制です(区の年間予定ページより)。定期考査の日程は公表資料で確認できませんでした。

令和8年4月入学では、受入可能人数165人に対して179人が希望し、学区域外からの希望も48人ありました。学校選択制度の日程やしくみはまとめ記事で確認してください。

部活動は、運動部がサッカー・ソフトテニス・野球・バレーボール(女子)・バスケットボール(男女)・柔道・バドミントン、文化部が英語・パソコン・美術・ボランティア・吹奏楽・ものづくりです(学校ホームページより)。

谷中探究プログラムの「調べて発表する力」を、記述問題に生かす

谷中探究プログラムは、データブックによると「自分で課題を設定し、年間を通してさまざまな手段で情報を収集、分析を行い、発表する探究活動」です。調べる学習コンテストの作品には、冒頭の作品のほかに「たこの体のつくりはどうなっているのか」「うさぎのきもち」「水と人々の関わり」があります。

この「調べて・まとめて・伝える」流れは、定期テストの記述問題と同じ形です。理科の「実験の結果からわかること」、社会の「資料から読み取れること」は、探究で使う力そのものです。

1結論を1行で:記述問題は、まず「答え」を1行で書きます。探究の発表で最初に言う「わかったこと」と同じです。
2根拠を1つ:次に「資料(グラフ・表)のどこからそう言えるか」を1つだけ書きます。
3ワークで練習:考査前は、理科・社会のワークの記述問題を1日2問。書いたら教科書の該当ページと見比べます。

体育祭・文化祭・ビブリオバトルなどの行事では、生徒の実行委員が中心になって動いています(データブックより)。ビブリオバトルで本を紹介する経験も、国語の「話すこと」の力につながります。

図形は区平均より上、データの活用は6.7ポイント下

区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。下は令和7年4月の調査で、当時の3年生(今年3月に卒業した先輩)の結果です。いまの在校生の点数ではありませんが、学校として力を入れたい分野を考える材料になります。

区分(問題数)谷中中足立区全国
数学:図形(4問)49.8%45.4%46.5%
数学:データの活用(3問)53.0%59.7%58.6%
数学:関数(3問)44.8%46.4%48.2%
国語:読むこと(3問)62.8%62.1%62.3%
国語:話すこと・聞くこと(4問)48.7%52.0%53.2%

※出典:足立区「令和7年度『全国学力・学習状況調査』各校調査結果(中学校)」(公式)。平均正答率。全国は公立の平均。問題数が少ない区分は、1問の差で大きく数字が動きます。

数学の「図形」と国語の「読むこと」は、区と全国の平均を上回りました。一方で差が大きかったのは数学の「データの活用」です。ヒストグラム、箱ひげ図、確率など、グラフや表から判断する分野です。

データの活用は「読む→言葉にする」の2段階で

  • 読む:教科書のグラフの問題を1日1問。まず「いちばん多いのはどこか」「ばらつきは大きいか」を口で言う
  • 言葉にする:「〇〇だから△△と言える」の形で1文書く。探究のまとめと同じ書き方です
  • 用語:中央値・最頻値・範囲・四分位範囲の意味を、例をつけて1行ずつノートにまとめる

国語の「話すこと・聞くこと」(区より3.3ポイント低い)は、話し合いの記録や発表原稿を読んで答える問題です。探究の発表の前に、自分の原稿を「聞く人の立場」で読み直す練習がそのまま生きます。

POINT:強みの「図形」はそのまま伸ばす

図形は、都立入試でも証明や作図で出る分野です。先輩たちの強みを受けつぐつもりで、証明は「仮定・結論・根拠」を毎回そろえて書く練習を週1回続けましょう。

放課後のYSTと夏の6日間を、苦手の「棚おろし」に使う

谷中中には、放課後補充教室YST(谷中スタディタイム)があり、個別や少人数で学習支援を行っています。夏休みには6日間のサマースクールで、苦手を克服することを目標に数学や英語を学びます。ふだんからAIドリルを活用し、朝読書・朝学習も行っています(いずれもデータブックより)。

しくみおすすめの使い方
AIドリル・朝学習まちがえた単元名を1行メモ。家で教科書の例題を1問解き直す
YST(放課後補充教室)メモがたまった単元を持って行き、個別に聞く。1回1単元にしぼる
サマースクール(6日間)行く前に、数学と英語の「わからない単元」を3つずつ書き出しておく

※出典:足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」谷中中学校のページ(公式)。参加方法や日程は学校からのお知らせで確認してください。

「棚おろし」とは、何が足りないかを一覧にすることです。考査が返ってきた日に、まちがえた単元を教科ごとに書き出す。それをYSTやサマースクールに持って行けば、限られた時間でも苦手を1つずつ減らせます。

「みそあじ言」の「時間」で、考査前の生活を組み立てる

谷中中の生活スローガンは「みそあじ言」です。み=身だしなみ、そ=掃除、あ=あいさつ、じ=時間、言=言葉遣い(データブックより)。このうち「時間」は、テスト勉強にそのまま使えます。

谷中中の考査の日程は、公表資料で確認できませんでした。日付は学校だより・年間行事予定で確認し、次のように時間を割り当ててください。

時期やること1日の目安
2週間前範囲を確認し、ワークの残りを日割り。数学はデータの活用の問題を毎日1問平日40分
10日前ワーク1周目を終え、まちがえた問題に印。YSTで聞く問題を決める平日50分
1週間前印の問題の2周目。理科・社会は記述問題を1日2問平日60分
前日印の問題だけを見直し、早めに寝る60分

※学習時間は目安です。部活動や行事の予定に合わせて調整してください。

通知表の「主体的に学習に取り組む態度」には、提出物の期限を守ることも関わります。「じ=時間」を提出物にも当てはめましょう。くわしくは提出物の記事で説明しています。

国際教育の英語体験を、「書ける英語」に変える

谷中中は、全教科で国際教育に重点を置き、さまざまな英語交流体験を通してコミュニケーション能力を育てています(データブックより)。英語部もあります。

話す体験を定期テストの点につなげるには、話した英語を「書いて残す」のがコツです。

  • 英語交流のあとに、自分が話した文を3文だけ書き出す
  • その3文の主語を変えて(I→He/They)書き直し、動詞の形をたしかめる
  • 週1回、教科書本文を1段落音読し、見ないで3文書けるか試す
保護者の方へ:探究のテーマを聞いてみる

谷中探究プログラムでは、1年間かけて1つのテーマを調べます。夕食のときに「いまは何を調べているの?」「わかったことは?」と聞いてみてください。家族に説明することが、そのまま発表と記述問題の練習になります。

谷中中生が高校受験までに通る4つの節目

都立高校の入試は、内申と当日の学力検査の両方で決まります。しくみは都立高校入試2027の記事、内申の計算は内申点の計算方法にまとめました。区内・周辺の都立高校の一覧はまとめ記事をご覧ください。

節目谷中中でのおすすめ
中1の夏サマースクールに参加し、正負の数・英語の基本文を固める
中2の秋データの活用(ヒストグラム・箱ひげ図)と1次関数を総点検。探究のまとめ方を記述問題に応用
中3の秋志望校の候補を3つにしぼる。考査前はYSTで2周目まで仕上げる
中3の冬都立の過去問を時間を計って解く。数学はデータの活用と関数の小問を落とさない

※学習量と時期は目安です。中3秋の具体的な計画は中3秋の学習計画で紹介しています。

探究の力を、テストと受験の点に

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。考査の答案とYSTで扱った単元を見ながら、データの活用や記述問題など、点につながる順番で学習計画を立てます。無理な勧誘はありません。

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まとめ:谷中中で力を伸ばすために

  • 谷中中は444人・13学級。令和9年4月入学の受入可能人数は165人
  • 谷中探究プログラムの「結論→根拠」の書き方を、理科・社会の記述問題に使う
  • 先輩の学力調査では図形が区平均より4.4ポイント上、データの活用は6.7ポイント下
  • データの活用は「グラフを読む→1文で言う」を1日1問
  • YSTと6日間のサマースクールには、まちがえた単元のリストを持って行く
  • 「みそあじ言」の「じ=時間」で、考査前と提出物の予定を組み立てる
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