最終更新:2026年9月/次の定期考査の日程は公表資料で確認できませんでした。学年だより・月行事予定で必ずご確認ください。
大泉西中は、5教科それぞれの授業改善推進プランをホームページで公開しています。そこには「基本計算でつまずく」「三単現やbe動詞の定着が低い」「説明的文章の読解力が特に低い」といった課題が、学年ごとに書かれています。
家で全部をやり直す必要はありません。自分の学年に書かれた課題を1教科1つずつ選び、平日15分で補う。これが、次の考査と内申につながるいちばん無駄のない方法です。
大泉西中学校は、西大泉にある生徒528人の中学校です。令和2年12月に新しい校舎が完成しました。9月は中間考査、修学旅行、連合陸上と続き、10月2日には練馬文化センターで合唱コンクールがあります。
この記事では、学校が自分で公表している教科ごとの課題を読みとき、家で何を・どれだけやればいいかを具体的に書きました。先輩たちの進路や、学校の進路説明会で話された内容も紹介します。
教科書、学校選択制度のしくみ、都立高校の一覧など、練馬区の中学校に共通する情報は練馬区の中学生向けガイドにまとめています。
- 大泉西中の規模と、学校選択制度の数字
- 合唱コンクールが終わってから、次の考査までの動き方
- 授業改善推進プランに書かれた5教科の課題と、家での補い方
- English Weekや補充教室など、学校の取組の生かし方
- 先輩の進路と、高校受験までの学年別の進め方
数字で見る大泉西中
大泉西中は、1学年5〜6学級の中規模校です。3学期制で、9月に「2学期中間考査」を行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 練馬区西大泉3丁目19番27号 |
| 最寄り駅 | 西武池袋線「大泉学園駅」北口から徒歩約17分(バス「住宅前」下車 徒歩8分もあり) |
| 生徒数・学級数 | 1年179人(6学級)/2年177人(5学級)/3年172人(5学級)/計528人・16学級(令和8年5月1日現在) |
| 学期制 | 3学期制(学校だよりの「2学期中間考査」の表記より) |
| 学校選択制度(令和8年4月入学) | 通学区域外からの受入可能人数35人/希望者8人/抽選なし |
| 学校選択制度(令和9年4月入学) | 受入れ可能人数35人(制限校には入っていません) |
※出典:練馬区立大泉西中学校ホームページ「アクセス」「学校だよりNo5」、練馬区「区立中学校の在籍者数(令和8年5月1日現在)」「令和8年度入学 学校選択制度の希望状況・抽選の有無」「受け入れ可能人数と当選者数(令和9年度入学)」(いずれも公式)。
令和8年4月入学では、通学区域外からの希望者は8人でした。学校選択制度の日程やしくみはまとめ記事で確認してください。
合唱コンクールのあと、次の考査へどう切りかえるか
大泉西中の9月は行事が続きます。10月2日の合唱コンクールが終わったら、その週末から次の考査の準備を始めるのがおすすめです。
| 日付 | 行事 |
|---|---|
| 9月1日(火) | 2学期始業式・避難訓練 |
| 9月上旬 | 3年 修学旅行 |
| 9月中旬 | 2学期中間考査(1日目:社会・数学/2日目:理科・英語・国語) |
| 9月19日(土) | 連合陸上競技大会 |
| 10月2日(金) | 合唱コンクール(練馬文化センター大ホール) |
| 10月9日(金) | 3年 第2回進路説明会(都立入試の説明) |
※出典:練馬区立大泉西中学校「学校だよりNo5」(令和8年9月1日)、「2学年だより」(令和8年9月25日)、「3学年だより 第18号」(令和8年9月18日)(いずれも公式)。修学旅行と中間考査の正確な日付は資料から読み取れなかったため、時期のみ記載しています。次の考査の日程は学年だより・月行事予定で確認してください。
部活が止まる「1週間前」を合図にしない
大泉西中では、定期考査の1週間前から考査の3日後まで、部活動が停止になります(公式戦を除く)。部活が止まってから勉強を始める子は多いのですが、1週間では5教科のワークを1周するのがやっとです。
3学期制の2学期期末考査の範囲の考え方は、2学期期末テストの記事でも紹介しています。
授業改善推進プランに書かれた5教科の課題
大泉西中は、教科ごとに「授業改善推進プラン」を公開しています。学校自身が「ここが弱い」と書いた部分は、考査でも問われやすい部分です。下の表は令和7年度のプランの要点です。
プランは令和7年度のものです。「1年」と書かれた内容はいまの2年生、「2年」はいまの3年生の当時の様子です。いまの1年生は、どの学年の課題も「これから気をつけたいこと」として読んでください。
| 教科 | 学校が書いている主な課題(令和7年度) |
|---|---|
| 数学 | 1年:基本計算でつまずく生徒が多い/2年:わからないと答えだけを求める、定着の二極化/3年:全国学力調査の正答率が都や全国より低い。計算はできるが活用が苦手 |
| 英語 | 1年:単語だけで答える、直訳しがち/2年:三単現・複数形・be動詞など基礎文法の定着が低い、発話が2〜3語程度/3年:複数の文法を組み合わせた英作文、長文読解への苦手意識 |
| 国語 | 1年:漢字と作文が苦手、半数以上に読解の課題/2年:漢字の書き・文法、タブレット課題の未提出が多い/3年:説明的文章の読解力が特に低い |
| 社会 | 1年:資料の読み取り・記述・正誤問題で大きく失点(学年末考査の知識・技能64%、目標70%)/2年:知識・技能の正答率69%、用語の理解が浅い/3年:複数資料の読み取りが「満足できる水準には達していない」 |
| 理科 | 1年:観察・実験の結果を分析する力/2年:関心の低さ、実験の目的の理解と器具の操作 |
※出典:練馬区立大泉西中学校「令和7年度 授業改善推進プラン」国語・社会・数学・理科・英語(学校の公表資料より)。社会の正答率は校内の考査の数字です。全国学力調査の正答率の数値は公表されていません。
学校はこれらに対して、数学の習熟度別少人数授業、話し合い活動、デジタルドリル、実験の動画など、授業の中で手を打っています。家庭では、その授業の効き目を上げる「下準備」と「定着」を受け持つと考えてください。
課題ごとに、家で15分でできること
どの教科も、1日15分・1つの課題にしぼるのが続けるコツです。月曜は数学、火曜は英語というように、曜日で教科を決めてしまいましょう。
数学:計算は「毎日10問」、活用は「週に1問」
基本計算のつまずきは、量で解決します。正負の数や文字式の計算を毎日10問。3分で10問解けたら合格です。3年生の課題「計算はできるが活用が苦手」には、週に1回、教科書の章末にある文章題を1問だけ解き、式を立てた理由を一言書きます。答えだけ写すくせがある子は、ここで「なぜその式か」を言葉にする練習になります。
英語:三単現とbe動詞を「3文セット」で
いまの3年生が2年生のときの課題は、三単現・複数形・be動詞でした。受験の前に必ず固めたいところです。教科書の本文から1文選び、主語を「I」「He」「They」に変えた3文を書く。これを1日1セット。動詞の形が変わるところに赤線を引くと、自分のミスの型が見えてきます。3年生は、そこに接続詞や関係代名詞をつけて1文を長くする練習に進みます。
国語:説明的文章は「段落に一言」
説明的文章の読解が特に低い、と学校は書いています。家では、教科書の説明文を1段落読むたびに、余白に10字以内で「何の話か」を書くだけで十分です。最後に一言メモを並べると、筆者の主張が見えます。漢字は1日5語。書いて覚え、翌日にもう一度テストします。
社会:64%を70%に。「資料の問題」を先に解く
社会は、学校が数字で目標を示している教科です。知識・技能の正答率64%を70%へ。そのためには、用語を覚えるだけでなく、ワークの資料問題(グラフ・地図・表)から先に解くのが近道です。資料のどこを見たら答えが出たかを、問題の横にメモしておきましょう。
理科:実験は「結果」と「考察」を分けて書く
実験の結果を分析する力が課題です。ノートを見直すとき、「何が起きたか(結果)」と「なぜそうなったか(考察)」を別々の行に書き直す。この区別ができると、考査の記述問題で部分点をもらいやすくなります。
国語のプランには、タブレットで出す課題の未提出が多い、と書かれています。提出物は内申の「主体的に学習に取り組む態度」の材料になります。考査前にまとめてやるのではなく、出された週のうちに出しましょう。提出物と内申の関係は提出物の記事で詳しく書いています。
English Week・補充教室・eライブラリを使いこなす
大泉西中には、授業のほかにも学力を伸ばす仕組みがあります。学校にあるものを使い切ることが、いちばんお金も時間もかからない対策です。
- English Week:毎学期1週間、学校の活動を英語で行います。この週は、英語で話しかけられたら「単語1つ」ではなく「文で」返すと決めて参加しましょう。学校が課題にしている「単語だけの応答」を直す、いちばんの練習の場です。
- 補充教室と家庭学習の支援:学校経営計画に書かれている取組です。わからない単元があるときは、考査の前ではなく、単元が終わった直後に参加するのが効果的です。
- eライブラリ(学習支援ソフト):学校の全体計画で活用が挙げられています。数学の計算10問や漢字5語を、タブレットのドリルで済ませる日があってもかまいません。
- 地域未来塾:学校経営計画に地域連携の取組として書かれています。参加の方法は学校からのお知らせで確認してください。
※出典:練馬区立大泉西中学校「令和7年度 学校経営計画」「令和7年度 学力向上全体計画」(公式)。
学校経営計画では、生徒が「わかりやすい授業」と感じる割合を61%から80%に上げる目標を立てています。お子さんに「今週いちばんわかりやすかった授業は?」と聞いてみてください。逆に名前が出てこない教科が、つまずき始めている教科かもしれません。
先輩たちの進路と、高校受験までの道のり
大泉西中の卒業生は、6割近くが国公立高校へ進んでいます。学校の進路説明会では、「調査書点に余裕がないと厳しい」「評定は急には上がらない」と伝えられています。
| 進路(令和7年度卒業生) | 人数 |
|---|---|
| 国公立高校 | 114人 |
| 私立高校 | 67人 |
| 専修学校・各種学校 | 14人 |
| 就職・その他 | 2人 |
※出典:練馬区立大泉西中学校ホームページ「進路指導」(令和8年3月31日現在)、「第1回進路説明会資料」(令和8年6月5日)(公式)。
同じ資料では、大泉西中から受検する生徒が多い都立高校として大泉桜高校・石神井高校・保谷高校・東久留米総合高校が挙げられています。偏差値や倍率など、区内・周辺の都立高校の情報はまとめ記事に、入試の日程とシステムは都立高校入試2027の記事にまとめました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 中1 | 数学の計算と漢字を毎日。考査ごとに「間違えた問題リスト」を作るくせをつける |
| 中2 | 英語の基礎文法(三単現・be動詞・複数形)を秋のうちに総点検。社会は資料問題に慣れる |
| 中3・10月 | 10月9日の第2回進路説明会に参加し、志望校の候補を3つにしぼる |
| 中3・11月〜12月 | 2学期の考査で評定を固める。説明文の読解と英作文を週2回 |
| 中3・1月〜2月 | 都立の過去問を時間を計って解く。間違えた問題だけをくり返す |
※学習量と時期は目安です。中3秋の具体的な計画は中3秋の学習計画で紹介しています。
評定は、考査の点数だけでなく、提出物や授業での取組も合わせて決まります。だからこそ中1・中2の積み重ねがそのまま効きます。中3の今からでも、残りの考査で1教科ずつ「あと1つ上」を狙うことはできます。内申のしくみは内申点の計算方法の記事をご覧ください。
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。練馬区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。考査の答案と学校の課題を照らし合わせ、どこから手をつけるかを一緒に決めます。無理な勧誘はありません。
まとめ:大泉西中で点を伸ばすために
- 大泉西中は生徒528人・16学級の3学期制。令和9年4月入学の区域外受入れは35人
- 10月2日の合唱コンクールのあとから、次の考査の準備を始める。部活停止の1週間は2周目に使う
- 学校は5教科の授業改善推進プランで課題を公表。自分の学年の課題を1教科1つ選ぶ
- 数学は計算10問、英語は3文セット、国語は段落に一言、社会は資料問題から、理科は結果と考察を分ける
- 先輩の多くは国公立高校へ。「評定は急には上がらない」ので、毎回の考査と提出物を大切に


