定期テストは「解き直し」で次に伸びる|+20点につながる見直しのやり方

定期テストが返ってきたこの時期は、実は一年でいちばん成績が伸びるチャンスです。点数に一喜一憂して終わらせるか、「解き直し」につなげるかで、次のテストの結果は大きく変わります。テストは“受けて終わり”ではなく、“間違えたところを直して初めて完成”です。

この記事でわかること:①なぜ解き直しが最強の勉強なのか ②解き直しの正しい手順 ③科目別の見直しポイント ④保護者の声かけ。お子さんにそのまま声かけできる具体例を入れています。

なぜ「解き直し」がいちばん効率的なのか

新しい問題集を1冊増やすより、今回のテストで間違えた問題を完璧にするほうが、ずっと早く点数が上がります。理由はシンプルで、間違えた問題こそ「あと少しで取れた点」だからです。テストはお子さんの弱点を学校が無料で教えてくれた、最高の問題集とも言えます。これを使わない手はありません。

解き直しの基本ステップ

やみくもに全部やり直す必要はありません。次の順番で進めると、短時間で効果が出ます。

  • ① 間違いを3種類に仕分ける:「ケアレスミス」「分かっていなかった(理解不足)」「手がつかなかった(未習得)」の3つに色分けします。
  • ② 理解不足を最優先:ケアレスミスは確認だけでOK。本当に直すべきは「理解不足」の問題です。教科書やノートに戻って、考え方からやり直します。
  • ③ 答えを写すだけにしない:解説を読んだら必ず一度ノートを閉じ、自力でもう一度解き直して再現できるかを確認します。ここが一番大事です。
  • ④ 数日後にもう一度:3〜4日あけて同じ問題をもう一度解きます。間をあけて解けたら、本当に身についた証拠です。

NG例:間違えた問題の答えを赤で写して終わり。これでは「写す作業」をしただけで、次に同じ問題が出ても解けません。「自分の手でもう一度解けるか」を必ずチェックしましょう。

科目別・見直しのポイント

数学は、計算ミスか考え方のミスかを区別。考え方のミスは似た問題を2〜3問追加で。英語は、文法ミスと単語の覚え漏れを分け、間違えた単語・熟語をその日のうちに。国語は、答えの根拠が本文のどこにあったかを確認。理科・社会は、用語の暗記漏れと、記述で説明しきれなかった部分を重点的に見直します。

保護者ができる声かけ

テストが返ってきたとき、点数だけを見て叱ってしまうと、お子さんは「次は隠そう」となりがちです。大切なのは結果より、解き直しに向かう姿勢を認めること。「どこで間違えたか一緒に見てみよう」「ここを直せば次は取れるね」と、前向きな一言を添えるだけで、お子さんの取り組み方は変わります。

一人で解き直しが続かないなら

解き直しは効果が高い反面、「どこを直すべきか」「なぜ間違えたか」を一人で見極めるのは中学生には難しいものです。家庭だと、つい答えを写して終わってしまうことも少なくありません。

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まとめ

テストは受けて終わりではなく、解き直して初めて力になります。間違いを「ケアレス/理解不足/未習得」に仕分け、理解不足から、答えを写さず自力で再現、数日後にもう一度——この流れが次の+20点につながります。点数を責めるより、解き直しの姿勢を認めて、次のテストに向けて一緒に進んでいきましょう。

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