最終更新:2026年9月/倍率・募集人員は東京都教育委員会の公表資料にもとづきます。令和9年度の募集人員は例年10月下旬ごろ公表です。
都立篠崎高校は、江戸川区東篠崎にある普通科の共学校です。偏差値の目安は44〜45(民間の目安)。令和8年度は一般の受検倍率0.84倍、推薦の応募倍率2.16倍でした。
一般の倍率は1倍を下回っていますが、推薦は2倍をこえています。篠崎高校を第一志望にするなら、(1)通知表の評定を中3の2学期で1つでも上げる (2)推薦の作文と面接を12月から準備する (3)一般の過去問で基本問題を落とさないの3つを同時に進めるのが確実な道です。
- 篠崎高校の基本データと都の指定
- 一般0.84倍・推薦2.16倍をどう受け止めるか
- 偏差値の目安、推薦の配点、7:3の計算例
- 篠崎駅・瑞江駅からのバス通学と、区内の中学生にとっての位置づけ
- 地域探究と高大連携の特色、時期別の対策
篠崎高校の基本データ:地域探究に力を入れる普通科
篠崎高校は、江戸川区の東側・東篠崎にある普通科の共学校です。学校は「地域探究推進校」をかかげ、東京都教育委員会の紹介ページでは「Tokyo-IBLハイスクール」「海外学校間交流推進校」とされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 東京都立篠崎高等学校 |
| 所在地 | 江戸川区東篠崎1-10-1 |
| 交通 | 都営新宿線 篠崎駅 徒歩20分。篠崎駅・瑞江駅・JR小岩駅などからバス |
| 学科 | 普通科(共学) |
| 都の指定など | Tokyo-IBLハイスクール、海外学校間交流推進校(都教委)/地域探究推進校(学校公式) |
| 募集人員(令和8年度) | 278人(うち推薦56人)。一般の募集は222人 |
※出典:都立篠崎高校 公式サイト(所在地・アクセス・特色)、東京都教育委員会「だから都立高」篠崎高等学校、同「令和8年度東京都立高等学校等の第一学年生徒の募集人員等について」(公式)。
一般0.84倍・推薦2.16倍:倍率1倍未満の受け止め方
篠崎高校は、一般入試の受検倍率が2年続けて1倍を下回っています。一方で推薦は2倍をこえ、しかも前年より上がりました。
| 入試 | 令和8年度 | 令和7年度 |
|---|---|---|
| 推薦(応募倍率) | 2.16倍(募集56人・応募121人) | 1.96倍 |
| 一般(受検倍率) | 0.84倍(募集222人・受検187人) | 0.80倍(募集222人・受検177人) |
※出典:東京都教育委員会「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(推薦応募)」「令和8年度 同 受検状況」「令和7年度 同 受検状況」(公式)。令和7年度の推薦倍率のみ民間の集計サイト(都立高のトリセツ)の値です。推薦は応募倍率、一般は受検倍率です。
倍率が1倍を下回るときに気をつけること
受検倍率0.84倍は、受検した人数が募集人員より少なかったという意味です。ただし、倍率が1倍を下回ったからといって、全員が合格すると決まっているわけではありません。合格者数は学校が判定して決めます。「受ければ受かる」と考えず、当日点と内申を準備して臨んでください。
また、令和8年度は受検者が前年より10人増えています。ここからは推測です。倍率が低い年が続くと、それを見て志望する人が増えることもあります。令和9年度の数字は、東京都教育委員会が公表する志望状況と最終応募状況で確認しましょう。
推薦は2倍をこえる
推薦は、募集56人に121人が応募しました。篠崎高校を第一志望にする人の多くが、推薦から受けていると考えられます(推測)。推薦で不合格でも一般入試を受けられるので、推薦と一般の両方を準備するのが基本です。
合格の目安:偏差値44〜45、推薦は作文がある
篠崎高校の偏差値は、民間の模試・情報サイトの目安で44〜45です(家庭教師のトライ44、みんなの高校情報45)。サイトによって2〜3違います。内申の目安は信頼できる資料で確認できなかったため、数字は出しません。
推薦の配点(令和9年度)
篠崎高校の推薦は、調査書点・個人面接・作文で合否が決まります。それぞれの正確な配点は、当方の調査では確認できませんでした。推薦枠は22%です。出願前に、東京都教育委員会「令和9年度 推薦に基づく選抜 実施方法一覧」(公式)と学校説明会・募集案内で最新の配点を確認してください。
配点にかかわらず、推薦は中3の通知表(調査書点)が合否に大きく関わります。残りは面接と作文です。作文は、中学校での体験を具体的に書き、高校でどう生かすかまで書けると評価されやすくなります。
篠崎高校は、総合的な探究の時間で江戸川区の課題や地域の魅力を探究しています。「江戸川区や身近な地域で気になっていること」「地域の行事に参加した経験」などを、1分で話せるように準備しておくと、学校の学びと結びつけて話せます。
一般入試の計算例
一般入試は、学力検査700点+調査書点300点+ESAT-J 20点の1020点満点です(都立入試2027の日程と仕組み)。
共通問題では、数学の計算問題、英語のリスニング、国語の漢字など、練習すれば確実に取れる問題がたくさんあります。まずはそこを落とさないことが、当日点を上げる近道です。
篠崎駅・瑞江駅からバスで通う:江戸川区の中学生にとっての篠崎高校
篠崎高校の最寄り駅は都営新宿線の篠崎駅ですが、徒歩では20分かかります。多くの人はバスを使います。学校公式サイトでは、次のような行き方が案内されています。
- 篠崎駅(3番のりば)から瑞江駅行き・一之江行きで5分、「スポーツランド入口」下車 徒歩5分
- 瑞江駅から小岩駅行き・新小岩駅行きで7分、「スポーツランド入口」下車 徒歩5分
- JR小岩駅からバス20分、東西線南行徳駅から江戸川スポーツランド行き20分 など
都営新宿線は、一之江・瑞江・篠崎と区内を通っています。新宿線沿いの中学生は、同じ路線で瑞江駅や篠崎駅まで来て、バスに乗り継ぐ形です。
江戸川区の中学生にとって、篠崎高校は区内の普通科の都立です。区立上一色中学校の「令和3年度 進路報告」の主な進路先一覧に載っています(校名のみ)。瑞江・瑞江第二・瑞江第三・小岩第一・鹿骨中の周辺にある都立高校でもあります。
区全体の情報は江戸川区の中学生の高校受験対策に、中学校ごとの記事は瑞江第二中・瑞江第三中・鹿骨中にまとめています。
地域探究と高大連携:篠崎高校で学べること
篠崎高校の学びの中心は、地域探究です。総合的な探究の時間で江戸川区の課題や地域の魅力を調べ、「地域課題の解決と各自の進路希望の実現を両輪として」学習を進めています(東京都教育委員会「だから都立高」)。
- 高大連携:聖徳大学・東洋大学・立正大学・千葉商科大学・東京経営短期大学(学校公式)
- 英語の授業で異文化への理解を深める
- 地域の中学校6校と交流・授業公開
- 部活:運動系15部・文科系11部(剣道・柔道・ダンス・和太鼓など)
- 行事:体育祭・文化祭など
大学・短大・就職の進路状況は、学校公式サイトに過去5年分の資料(PDF)が掲載されています。この記事では数字を確認できていないため、説明会や公式サイトで確認してください。
高大連携の中身(大学の授業を受けられるのか、進学に関係するのか)は年度で変わることがあります。説明会で「どんな形で大学と関われるのか」を具体的に聞いてみてください。
篠崎高校をめざす中1・中2・中3の対策
中1・中2:推薦に効く「通知表」をつくる
推薦で調査書点が半分をしめる以上、中1・中2のうちから通知表を意識することが大切です。評定は、テストの点だけでなく、提出物や授業での取り組みも見られます。実技4教科は一般入試では2倍で数えるので、苦手でも投げ出さないことが大事です。くわしくは内申点の上げ方をどうぞ。
中3:9月から2月の計画
| 時期 | やること(目安) |
|---|---|
| 9月 | 2学期の定期テストに集中。提出物をすべて出す |
| 10月 | 共通問題の過去問を1年分。5教科の点数を記録し、落とした基本問題を洗い出す |
| 11月 | ESAT-J。併願私立を決める。推薦を受けるか担任と相談する |
| 12月 | 推薦の作文を週1本、面接の練習を週1回。一般の過去問も続ける |
| 1月 | 推薦本番。終わったらすぐ一般の過去問に戻る |
| 2月 | 間違えた問題の解き直しと暗記の総仕上げ |
※入試の日程は年度で変わります。正確な日程は都立入試2027の記事と東京都教育委員会の発表で確認してください。
- 「一般は1倍を切っているから勉強しなくていい」と考える。合格者数は判定で決まります。準備なしで受けるのは危険です。
- 推薦の作文を1月に初めて書く。200点ぶんの検査です。12月には練習を始めましょう。
- 併願私立を決めずに都立だけを受ける。併願の考え方は併願校は何校受けるべきを参考にしてください。
篠崎高校をめざすなら、内申と作文を1対1で
篠崎高校の推薦は、通知表と作文・面接の準備で決まります。一般入試でも、基本問題を落とさない練習が合格への近道です。どちらも、お子さまの今の状況に合わせた計画が必要です。
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1の指導です。定期テスト対策で評定を上げることから、推薦の作文の添削、都立の過去問演習まで一緒に進めます。
まとめ
- 篠崎高校は江戸川区東篠崎の普通科。偏差値の目安は44〜45(民間)
- 令和8年度は一般の受検倍率0.84倍、推薦の応募倍率2.16倍
- 倍率が1倍未満でも全員合格とは限らない。当日点と内申の準備は必須
- 推薦は調査書点・面接・作文で判定。配点は都教委の実施方法一覧と学校の説明会で確認する
- 通学は篠崎駅・瑞江駅などからバスが基本。地域探究と高大連携が特色


