日本大学第一高校に合格したい|推薦の内申基準と一般入試【2027年度・墨田区】

日本大学第一高校(墨田区) 推薦は5教科20から学校別 合格対策

最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。

結論:日本大学第一高校(日大一高)には、内申で合格が決まる「併願優遇」がありません。内申基準があるのは推薦(単願・5教科20以上)だけです。併願で受ける人は、一般入試の当日の点数(国語・英語・数学)で勝負します。

推薦の条件は、5教科の合計20以上に加えて、3年間の評定に1がないことと「各学年の欠席10日以内」です。

英検などの資格による加点もありません。だからこそ、一般入試の3教科の点数をどこまで上げられるかが合否を分けます。

この記事でわかること
  • 日本大学第一高校の入試の基本データ
  • 推薦入試の内申基準と条件
  • 一般入試(単願の志望区分Aと併願の志望区分B)
  • 2026年度の入試結果と合格最低点
  • 併願優遇・加点・特待がないことの意味
  • 大学進学の実績(2025年度卒業生)
  • 合格に向けた準備の順番

日本大学第一高校の入試の基本データ

項目内容
所在地東京都墨田区(両国)
通学都営大江戸線「両国」駅A1出口から徒歩1分/JR総武線「両国」駅から徒歩5分
募集人数(2027年度)推薦75名・一般75名(男女の区別なし)
入試日推薦:2027年1月22日(金)/一般:2月10日(水)の1回だけ
試験推薦:適性検査(国語・英語・数学 各30分)+個別面接/一般:国語・英語・数学(各50分、英語はリスニングあり)+グループ面接
受験料推薦・一般とも20,000円

日大一高は、日本大学の付属校です。中学からの内部進学生と、高校から入る生徒が一緒に学びます。高2からは「日本大学進学クラス」と「難関大学進学クラス」(GMARCH以上をめざすクラス)に分かれます。

都内の中学生は、推薦・一般のどの区分も受けられます。都外生だけの区分や、都内生が受けられない区分はありません。

推薦入試の内申基準と条件

条件内容
内申基準国語・社会・数学・理科・英語の5教科の合計が20以上(5段階)
評定の条件3年間の評定に1がないこと
欠席の条件各学年の欠席が10日以内
志望日大一高が第一志望(単願)
試験適性検査(国語・英語・数学 各30分)と個別面接
  • 9教科や3教科の基準はありません。5教科20だけです
  • 欠席は「3年間の合計」ではなく「各学年10日以内」です。中1・中2の欠席も見られます
  • 中学校の先生が12月15日〜18日に「入試相談」の名簿を送ります。出願できるかどうかは12月23日までに中学校に知らされます
  • 合格発表は試験当日の1月22日(金)午後7時。入学手続は1月24日(日)午後4時までです

2026年度の推薦は、出願87名・合格87名でした。基準を満たして出願できれば、受験した人は全員合格しています。ただし、推薦でも国・英・数の適性検査と面接があります。

ここがポイント
推薦の基準は5教科20と、私立高校の中では届きやすい数字です。そのぶん「評定に1がない」「各学年の欠席10日以内」を中1から守ることが大切です。中学校の先生との入試相談の流れは私立高校の個別相談会で何を聞くかも参考にしてください。

一般入試(単願の志望区分Aと併願の志望区分B)

項目志望区分A(一般A)志望区分B(一般B)
受け方単願(日大一高が第一志望)併願(他校が第一志望)
内申基準なしなし
合否の決め方当日の学力試験当日の学力試験
試験国語・英語・数学(各50分)+グループ面接同じ
入学手続2月12日(金)午後4時まで公立が第一志望なら、出願時に延期を選ぶと東京都は3月1日(月)午後4時まで

日大一高には「併願優遇」「併願推薦」の制度がありません。内申がいくつあっても、併願で受ける人は当日の点数で合否が決まります。逆に言えば、推薦の基準に届かない人も、一般の志望区分A(単願)で当日の点数で合格をめざせます。

出願の入力は2026年12月20日〜2027年2月9日。このとき志望区分(A・B)を選び、支払い後は変更できません。公立高校の結果を待ちたい人は、出願のときに「入学手続延期」を選んでおく必要があります。

日大一高は推薦か、一般の単願か併願か迷っていませんか

5教科の内申と評定の1の有無、欠席日数、そして国・英・数の得点力から、どの受け方がいちばん合格に近いかを一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

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2026年度の入試結果と合格最低点

区分出願受験合格倍率(受験÷合格)合格最低点
推薦(募集75名)87名87名87名1.0倍―
一般A(単願)97名97名59名約1.6倍190点/300点
一般B(併願)93名90名53名約1.7倍198点/300点

出典:日本大学第一中学・高等学校 公式「日大一データブック2026」第2章(2026年度入試)。一般は国語・英語・数学 各100点の300点満点。

一般Aの合格者の平均は211.4点、科目別では国語60.8点・英語81.7点・数学68.9点でした。一般B(併願)の合格者平均は221.1点で、単願より高い点が必要でした。

英語の平均点が高いので、英語で大きく落とすと苦しくなります。合格のめやすは「300点中200点前後」。1教科あたり約67点をめざして準備しましょう。

併願優遇・加点・特待がないことの意味

  • 併願優遇・併願推薦はありません(内申で合格が約束される区分はない)
  • 英検・漢検などの資格による加点もありません
  • 部活動・成績・資格による優遇はなく、入試で選ばれる特待生制度もありません(入学後の学園奨学金はあります)

ほかの私立高校のように「内申が足りているから併願で安心」という受け方はできません。日大一高を併願にする人は、第一志望の公立高校と同じくらい、3教科の過去問を練習しておく必要があります。面接の準備は推薦入試の面接対策がそのまま使えます。

学費は、入学金240,000円、入学後の諸学費が年額1,063,200円です(令和8年度実績。授業料・施設費・修学旅行積立金などを含みます)。

大学進学の実績(2025年度卒業生)

  • 日本大学(学部・短大):250名(72.3%)
  • 他大学:73名(21.1%)
  • 指定校推薦の枠:124校・603学科(日本大学以外は123校)

出典:日大一データブック2026 第3章。2025年度卒業生の進学者数で、既卒生は含みません(合格者数ではありません)。

日本大学へは、付属校共通の学力テストによる「基礎学力選抜」(178名)と、高校の評定などによる「付属特別選抜」(63名)が中心です。他大学では、東京大学1名、慶應義塾大学1名、東京理科大学9名などが進学しています。

他大学への73名のうち、一般選抜が33名、指定校推薦が30名です。日本大学に進む道を持ちながら、他大学に挑戦することもできます。付属校だからといって勉強がゆるむわけではなく、高校でも定期テストと学力テストの成績が進路を左右します。

合格に向けた準備の順番

中1・中2:評定に1をつくらない

  • 推薦は「3年間の評定に1がない」が条件。副教科も含め、提出物と授業態度で1を防ぐ
  • 欠席は各学年10日以内。体調管理も受験準備のひとつです
  • 5教科で平均4(合計20)をめざす。英語と数学は得点源にしておく

中3:秋から入試まで

  1. 10〜12月:ふらっと学校説明会や、11月14日(土)の「日大一の入試:傾向と対策」(高校受験の方向け)に参加する
  2. 12月15日〜18日:推薦なら中学校の先生が入試相談の名簿を送る。推薦か一般かをここまでに決める
  3. 12〜2月:国・英・数の過去問を時間を計って解く。合計200点前後を安定して取れるようにする
  4. 一般の出願では志望区分A・Bと、公立が第一志望なら「入学手続延期」を忘れずに選ぶ
  5. グループ面接・個別面接で、志望理由と中学校でがんばったことを話せるようにしておく

保護者がやりがちな、もったいない関わり方

こんな関わり方は逆効果になりやすい
  • 内申が足りているから併願優遇で安心だと思う(日大一高に併願優遇はありません)
  • 英検をとれば加点されると思って、3教科の勉強を後回しにする(資格の加点はありません)
  • 公立が第一志望なのに、一般の出願で「入学手続延期」を選び忘れる
おすすめの関わり方
保護者は「評定に1がないか」「各学年の欠席が10日以内か」を見守り、本人には国・英・数で合計200点前後を取る力をつけることに集中させると、推薦でも一般でも準備が無駄になりません。

よくある質問

Q. 日本大学第一高校に併願優遇はありますか?

A. ありません。併願(一般の志望区分B)も、当日の国語・英語・数学の点数で合否が決まります。英検などの資格による加点もありません。

Q. 推薦の内申基準はいくつですか?

A. 5教科(国・社・数・理・英)の合計が20以上で、3年間の評定に1がなく、各学年の欠席が10日以内であることです。9教科・3教科の基準はありません。

Q. 一般入試の合格最低点は公表されていますか?

A. はい。2026年度は300点満点で、一般A(単願)が190点、一般B(併願)が198点でした。学校公式の「日大一データブック2026」に掲載されています。

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