都立小岩高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と新小岩駅からのバス通学

都立小岩高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と新小岩駅からのバス通学学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/倍率・募集人員は東京都教育委員会の公表資料にもとづきます。令和9年度の募集人員は例年10月下旬ごろ公表です。

結論:小岩高校は「推薦は狭き門、一般で当日点を取り切る」が基本線です

都立小岩高校は、江戸川区本一色にある普通科の共学校です。偏差値の目安は50〜51(民間の情報サイトによる目安)。令和8年度は推薦の応募倍率3.19倍、一般の受検倍率1.33倍でした。

推薦は応募者が募集の3倍をこえるため、本命は一般入試と考えるのが安全です。中3の今からやることは3つ。(1)2学期の通知表で1教科でも評定を上げる (2)10月から都立の共通問題で5教科の現状を測る (3)11月までに併願の私立を決める。この順番で動けば、2月の本番に間に合います。

この記事でわかること
  • 小岩高校の基本データ(所在地・学科・募集人員)
  • 令和8年度と令和7年度の倍率と、その読み方
  • 偏差値の目安、推薦の配点、7:3の計算例
  • 新小岩からの通学と、江戸川区の中学生にとっての位置づけ
  • 中1・中2・中3の時期別にやること

小岩高校の基本データ:本一色にある普通科・学年制の共学校

小岩高校は、江戸川区の北部・本一色にある全日制・学年制の普通科です。進学指導重点校などの「進学指導の指定」はありませんが、英語教育やDXに関する都の指定を複数受けています。まずは受験の前提になるデータを表にまとめます。

項目内容
正式名称東京都立小岩高等学校(全日制・学年制)
所在地江戸川区本一色3-10-1
交通JR総武線 新小岩駅からバス(京成バス「本一色」下車 徒歩5分 など)
学科普通科(共学)
都の指定DXハイスクール、海外学校間交流推進校、GE-NET EE、「AIを活用した英語教育の充実事業」実施校
募集人員(令和8年度)356人(うち推薦72人)。一般の募集は284人
学力検査の問題5教科とも都の共通問題(自校作成ではない)

※出典:都立小岩高校 公式サイト(所在地・アクセス)、東京都教育委員会「だから都立高」小岩高等学校(都の指定)、同「令和8年度東京都立高等学校等の第一学年生徒の募集人員等について」(公式)。令和9年度の募集人員は未公表です。

一般の募集人員284人は、全体の356人から推薦の72人を引いた数です。推薦で合格しなかった人も、同じ学校の一般入試をもう一度受けられます。

令和8年度の倍率は推薦3.19倍・一般1.33倍

結論から言うと、小岩高校は推薦の倍率が高く、一般の倍率はそれよりずっと落ち着く学校です。令和8年度と前年を並べます。

入試令和8年度令和7年度
推薦(応募倍率)3.19倍(募集72人・応募230人)3.83倍
一般(受検倍率)1.33倍(募集284人・受検379人)1.58倍(募集284人・受検449人)

※出典:東京都教育委員会「令和8年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(推薦応募)」「令和8年度 同 受検状況」「令和7年度 同 受検状況」(公式)。令和7年度の推薦倍率のみ民間の集計サイト(都立高のトリセツ)の値です。推薦は応募倍率、一般は受検倍率(受検人員÷募集人員)です。

倍率の読み方

一般入試の受検者は、令和7年度の449人から令和8年度は379人に減りました。そのぶん受検倍率も1.58倍から1.33倍に下がっています。ただし、1.33倍でも受検者のおよそ4人に1人は不合格になる計算です。「倍率が下がったから楽になった」とは考えないでください。

ここからは推測です。前の年に倍率が下がった学校は、次の年に受検者が戻ることがあります。令和9年度の倍率は、入試が近づくと東京都教育委員会が公表する志望状況と最終応募状況で確認するのが確実です。

応募倍率と受検倍率のちがい

応募倍率は「応募した人数÷募集人員」、受検倍率は「実際に試験を受けた人数÷募集人員」です。一般入試では、出願したあとに私立の推薦などで合格して受検しない人がいるため、受検倍率のほうが少し低くなります。令和8年度の小岩高校も、最終応募390人に対して受検は379人でした。

推薦は、募集72人に230人が応募しました。合格者が募集人員どおりなら、応募者の3分の2以上は推薦では合格できません。推薦は「受かったらラッキー」の位置づけにして、一般入試の準備を止めないことが大切です。

合格の目安:偏差値50〜51、内申と当日点のバランス

小岩高校の偏差値は、民間の模試・情報サイトの目安で50〜51です(家庭教師のトライ50、みんなの高校情報51)。偏差値はサイトや模試によって2〜3違うので、1つの数字にこだわりすぎないでください。

内申(調査書点)の目安は、信頼できる資料で確認できなかったため、この記事では数字を出しません。そのかわり、自分の内申が入試で何点になるかを計算する方法を示します。

一般入試:7:3の計算例(1つだけ)

一般入試は、学力検査700点と調査書点300点の合計1000点に、ESAT-J(英語スピーキングテスト)の20点を足した1020点満点です。しくみの詳しい説明は都立入試2027の日程と仕組みにまとめています。

1換算内申を出す:5教科の評定の合計+実技4教科の評定の合計×2。たとえば換算内申が46なら、46÷65×300=約212点です。
2当日点を換算する:5教科の合計が300点(1教科平均60点)なら、300÷500×700=420点です。
3足す:212+420=約632点。これにESAT-Jの点(最大20点)が加わります。
POINT:内申1つ分は、当日点でいうと何点?

換算内申が1上がると、調査書点は約4.6点上がります。実技4教科は2倍で数えるので、実技の評定が1上がれば約9.2点です。当日の5教科で9点分を上げるより、実技の提出物と授業態度を見直すほうが早いことも多いです。

当日点の伸ばし方:共通問題で落とさない

小岩高校の学力検査は、5教科とも都の共通問題です。共通問題は、教科書の基本を幅広く問う問題が中心です。難しい問題を解けるようにするより、取れる問題を落とさないほうが点につながります。

  • 数学:大問1の小問集合(計算・方程式・確率など)を全問正解にする。ここで落とすと取り返しがききません
  • 英語:長文は、設問を先に読んでから本文を読む。リスニングは毎日5分、過去問の音声を聞く
  • 国語:漢字の読み書きは確実な得点源。作文(200字程度)は時間を決めて毎週1本書く
  • 社会・理科:資料やグラフを読む問題が多い。用語の暗記だけで終わらせず、過去問で「読み取り」の練習をする

過去問は、東京都の共通問題の過去問集で練習できます。1回目は時間を計って解き、2回目は間違えた問題だけを解き直してください。

推薦の配点(令和9年度)

小岩高校の推薦は、調査書点・個人面接・作文で合否が決まります。ただし、それぞれの配点は当方の調査では正確に確認できませんでした。推薦枠は20%です。出願前に必ず、東京都教育委員会「令和9年度 推薦に基づく選抜 実施方法一覧」(公式)と、学校説明会・募集案内で最新の配点を確認してください。

配点にかかわらず、推薦は調査書点の比重が大きい入試です。面接と作文のどちらも練習が必要になるので、「最初に結論→理由→中学校での具体的な体験→高校でどう生かすか」の順で書く型を決め、12月から週1本のペースで作文の練習をしておくと安心です。面接の準備は推薦入試の面接対策、推薦を受けるべきか迷う場合は推薦は受けるべき?も参考にしてください。

新小岩からバスで通う:江戸川区の中学生にとっての小岩高校

小岩高校は、鉄道の駅から歩いて行く学校ではありません。JR総武線の新小岩駅からバスが基本です。東京都教育委員会の「だから都立高」では「新小岩 バス10分 徒歩5分」と案内されています。学校の公式サイトでは、京成バスの「本一色」下車徒歩5分、環七シャトルバスの「上一色中学校」下車徒歩5分が案内されています。

江戸川区の中学生にとって、小岩高校は区内の普通科の都立です。区立上一色中学校の「令和3年度 進路報告」の主な進路先一覧にも載っています(校名のみの一覧で、人数はわかりません)。また、小岩第一中や鹿骨中の周辺にある都立高校のひとつです。

江戸川区の中学生向けの情報は江戸川区の中学生の高校受験対策にまとめています。中学校ごとの記事は小岩第一中・鹿骨中もどうぞ。

保護者の方へ:通学は「雨の日の朝」で試してください

バス通学は、天気や道路の混み具合で時間が変わります。学校説明会や文化祭に行くときは、実際に通学する時間帯のバスに乗ってみてください。自転車通学を考える場合は、学校の決まりを説明会で確認しましょう。

小岩高校の学び:2年で文系・理系、3年で3コースに分かれる

小岩高校の授業は、2年から文系・理系の2コース、3年で文系・理系1・理系2の3コースに分かれます(学校公式「特色」)。朝学習で学んだことを定着させ、英語は習熟度別授業です。

  • 三大行事:体育祭・文化祭(白鷲祭)・合唱祭
  • 部活の加入率:1年生は約9割、全体では7〜8割(学校公式)
  • 進路指導:学期ごとの二者面談と年1回の三者面談。校内で模擬試験を多く実施
  • 海外語学研修の案内あり(学校公式サイト)
  • 制服:女子はスカート・スラックスを選べる(オプション)

大学の合格実績(令和8年春)

大学合格者数(延べ)
日本大学43
東洋大学41
拓殖大学33
専修大学24
帝京大学18

※出典:都立小岩高校「令和8年度(61期)進路状況(令和8年4月23日現在)」(公式PDF)。現役と既卒の合計・延べ人数で、当方の読み取りです。正確な数字と他大学の実績は学校公式サイトで確認してください。

中学生のうちに意識しておきたいのは、2年の文系・理系の選択です。理系を考えるなら、中学の数学と理科を「苦手なまま」にしないことが、高校での選択肢を広げます。

日東駒専と呼ばれる大学群や、中堅の私立大学への合格が中心です。早稲田・青山学院・法政・明治・上智・学習院にも少数の現役合格者が出ています(同じ資料)。

中1・中2・中3、時期別にやること

中1・中2:内申の「実技4教科」を落とさない

都立の調査書点は中3の評定で決まりますが、中3で急に評定を上げるのは簡単ではありません。中1・中2のうちに、提出物を期限内に出す・小テストで満点をねらう・授業中の発言を増やすの3つを習慣にしておきましょう。実技4教科は2倍で数えるので、1つの評定アップの効果が大きいです。くわしくは内申点の上げ方と都立の内申点の計算をどうぞ。

中3:9月から2月までの計画

時期やること(目安)
9月2学期の定期テスト対策を最優先。数学・英語は1・2年の単元の抜けを洗い出す
10月都立の共通問題の過去問を1年分、時間を計って解く。5教科の合計点を記録する
11月ESAT-Jを受ける。併願私立を決め、個別相談で条件を確認する
12月過去問を2〜3年分。社会・理科の暗記を1日30分ずつ続ける
1月推薦を受けるなら面接・作文の練習。受けない人は過去問の解き直し
2月新しい問題集は増やさない。間違えた問題だけをもう一度解く

※入試の日程は年度で変わります。正確な日程は都立入試2027の記事と東京都教育委員会の発表で確認してください。

中3の1週間の勉強時間(目安)

曜日時間中身
平日(月〜金)1日2〜3時間学校の課題+数学・英語の復習、社会・理科の暗記30分
土曜4〜5時間過去問1年分を時間を計って解く(10月以降)
日曜3〜4時間土曜の過去問の解き直しと、1週間で間違えた問題の総復習

※時間は当方がすすめる目安です。部活を引退する時期や、塾・家庭教師の有無に合わせて調整してください。

保護者の方へ:点数より「間違い直し」を聞いてください

模試や過去問の点数が悪かった日に、点数そのものを責めると、子どもは結果を隠すようになります。「どの問題を間違えた?」「次はどうする?」と聞くほうが、次の点数につながります。声かけのコツは模試の結果が悪かった子への声かけにまとめています。

併願の私立の決め方は東京の私立の併願優遇と個別相談会で何を聞くかにまとめています。中3秋の全体の計画は中3秋の学習計画もどうぞ。

よくある失敗
  • 推薦に合格する前提で、1月に勉強を止める。推薦の応募倍率は3倍台です。一般の準備は必ず続けてください。
  • 偏差値だけで「届く・届かない」を決める。小岩高校の合否は内申と当日点の合計で決まります。自分の換算内申で計算してみてください。
  • 過去問を解きっぱなしにする。1回目の点数より、間違えた問題を2回目に解けるかが大事です。

小岩高校をめざす中学生へ:内申と当日点を同時に伸ばす

小岩高校の合格には、内申と当日点のどちらか一方ではなく、両方をバランスよく上げる必要があります。どちらを先に伸ばすべきかは、今の成績によって変わります。

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1の指導です。通知表と模試の結果を見ながら、2月までに何をどれだけやるかを一緒に決めます。

江戸川区の受験に強い講師が在籍しています

小岩高校を目指すお子さまの内申と当日点を、無料体験授業でいっしょに確認します。無理な勧誘はいたしません。

無料体験を申し込む

LINEで気軽に相談する

まとめ

  • 小岩高校は江戸川区本一色の普通科。偏差値の目安は50〜51(民間)
  • 令和8年度は推薦の応募倍率3.19倍、一般の受検倍率1.33倍(前年1.58倍)
  • 推薦は調査書点・個人面接・作文で判定。配点は都教委の実施方法一覧と学校の説明会で確認する
  • 通学は新小岩駅からバスが基本。実際の時間帯に試しておく
  • 中3は2学期の評定、10月からの過去問、11月までの併願決定の順で動く
LINEで無料相談無料体験に申込
タイトルとURLをコピーしました