都立豊島高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と練馬区からの通学

都立豊島高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と練馬区からの通学学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/倍率は東京都教育委員会の公表資料、偏差値・内申は民間の目安です。令和9年度の募集人員は例年10月下旬ごろに公表されます。

結論:豊島は「2倍前後の倍率」を前提に、内申と当日点の両方で上をねらう学校です

都立豊島高校の一般入試は、令和8年度の受検倍率が1.99倍、令和7年度も1.98倍でした。偏差値の目安は55〜56(民間サイト3つ)、換算内申の目安は48〜50(65点満点・民間)です。

受ける人のおよそ半分が不合格になる計算なので、「内申が目安ぎりぎり」の状態で本番に行くのは危険です。中3の9月からは、2学期の内申を1つでも上げることと、共通問題で5教科の失点を減らすことを同時に進めます。

この記事でわかること
  • 豊島高校の所在地・最寄り駅・都の指定などの基本データ
  • 令和8年度・令和7年度の推薦と一般の倍率、その読み方
  • 偏差値と換算内申の目安、7:3で計算したときの内申の点数
  • 練馬区の中学生にとっての通学のしやすさ
  • 中1・中2と中3、それぞれの時期にやること

都立豊島高校の基本データ

豊島高校は、豊島区千早にある普通科の都立高校です。全日制は学年制で、同じ校舎に定時制(夜間)もあります。最寄り駅は3つあり、練馬区から通いやすい路線がそろっています。

項目内容
所在地豊島区千早4-9-21
最寄り駅小竹向原駅 徒歩7分/千川駅 徒歩8分/江古田駅 徒歩14分
学科・課程普通科(全日制・学年制)。定時制もあり
都の指定海外学校間交流推進校
募集人員(令和8年度)316人(推薦64人・一般252人)

※出典:東京都教育委員会「だから都立高」豊島高等学校のページ(所在地・最寄り駅・指定)、東京都教育委員会「令和8年度 東京都立高等学校入学者選抜 受検状況」(一般の募集人員)、創英ゼミナール「令和8年度 東京都 高校入試 倍率速報」(推薦の募集人員)。合計は計算値です。令和9年度の募集人員は未公表です。

進学指導重点校や推進校の指定はありません。そのかわり学校は「国公立対応型の授業の充実」「探究活動を通したキャリア教育」「国際理解教育」を特色に挙げています。全日制には制服があります。

倍率は2年続けて約2倍|数字の読み方

答えから言うと、豊島は一般入試で毎年2倍前後の倍率になっている学校です。推薦はさらに高く、3倍台〜4倍です。

年度・区分募集人員応募・受検人員倍率
令和8年度 推薦64人応募230人応募倍率3.59倍
令和8年度 一般252人最終応募535人/受検501人最終応募2.12倍/受検1.99倍
令和7年度 推薦64人応募256人応募倍率4.00倍
令和7年度 一般252人最終応募534人/受検500人最終応募2.12倍/受検1.98倍

※出典:一般の受検倍率は東京都教育委員会「東京都立高等学校入学者選抜 受検状況」(令和8年度・令和7年度)。推薦の応募倍率と一般の最終応募倍率は、創英ゼミナール「令和8年度 東京都 高校入試 倍率速報」、東京都高校受験情報サイト「2025定員・倍率」(民間)による。

倍率には種類があります。最終応募倍率は願書を出した人の数で、受検倍率は当日実際に試験を受けた人の数で計算します。合否の厳しさに近いのは受検倍率です。豊島の受検倍率1.99倍は、単純に言えば受けた人の約半分しか合格できない数字です。

もう1つ大事なのは、2年分の数字がほとんど同じことです。1年だけ高かったのではなく、安定して人気がある学校だと読めます。「去年高かったから今年は下がるかも」という期待で志望を決めるのは避けましょう。

POINT:推薦は「受かればラッキー」の気持ちで

推薦の応募倍率は3.59倍(令和8年度)です。合格するのは3〜4人に1人ほどの計算なので、推薦だけに頼らず、一般入試の準備を止めないことが前提です。推薦の配点(調査書・面接・作文など)は、学校ごとの公表資料で確認してください。

合格の目安|偏差値55〜56・換算内申48〜50

豊島の合格の目安は、偏差値で55〜56、換算内申で48〜50です。どちらも民間の模試・情報サイトの目安で、サイトによって数字が少し違います。

目安数字出どころ(民間)
偏差値55〜56みんなの高校情報 55/家庭教師のトライ 56/市進 標準偏差値56
換算内申(65点満点)48〜50市進 50(合格可能性80%)/個別指導塾アトム 48(60%ライン)
当日点(500点満点)374点前後個別指導塾アトム(60%ライン)

※偏差値・内申・当日点は民間の模試・情報サイトによる目安で、サイトによって2〜3違います。合格を約束する数字ではありません。

7:3で内申を点数にすると

一般入試は、原則として学力検査700点と調査書点300点の合計で判定します(しくみは都立高校入試2027の記事で)。換算内申50なら、調査書点は50÷65×300=約231点です。

換算内申は、5教科の評定はそのまま、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は2倍して足します。たとえば9教科すべて4なら、5教科20+実技16×2=52です。つまり豊島の目安は「オール4に近い内申」だと考えてください。計算のしかたは内申点の計算の記事にまとめています。

当日点の考え方

倍率が2倍前後の学校では、内申が目安に届いていても、当日点で大きく落とすと逆転されます。反対に、内申が目安に少し足りなくても、当日点で取り返す人はいます。豊島をめざすなら、共通問題の5教科で苦手教科をなくすことが一番の近道です。

練馬区からの通学|3つの駅が使える

豊島高校は練馬区のすぐ東にあり、練馬区の多くの地域から電車1本で最寄り駅まで行けます。

  • 有楽町線・副都心線の沿線(平和台・氷川台・地下鉄赤塚・地下鉄成増):同じ路線で小竹向原駅・千川駅へ。乗り換えはありません。
  • 西武池袋線の沿線(練馬・中村橋・石神井公園・大泉学園など):江古田駅まで乗り換えなし。駅からは徒歩14分です。
  • 西武有楽町線:練馬駅から新桜台駅を通って小竹向原駅につながっています。
  • 都営大江戸線の沿線(光が丘など):直通はなく、途中で乗り換えが必要です。

所要時間は乗る駅と時間帯で変わるので、学校説明会に行くときに実際の登校時間に合わせて一度乗ってみるのが確実です。

練馬区の中学生にとっての位置づけ

豊島高校は、練馬区立の光が丘第一中学校(令和7年度卒業生の進路先一覧)、光が丘第二中学校(卒業生の進路)、石神井中学校(進路説明会資料)が公開している進路先の一覧に名前があります。練馬区の中学生にとって、区外の都立の中でも身近な選択肢の1つです。

区内の学校の様子は練馬区の中学校の高校受験対策、中学校ごとの情報は光が丘第一中学校・開進第一中学校・旭丘中学校のページも参考にしてください。

豊島高校の学校生活と特色

学校の教育目標は「何事にも誠心誠意全力を尽くす生徒」の育成です。授業では国公立大学の入試に対応できる授業づくりを掲げ、探究活動を通したキャリア教育、国際理解教育にも力を入れています。

分野学校が紹介している内容
行事歩こう会、体育祭、豊島祭(文化祭)、球技大会
部活動吹奏楽部(金賞受賞)、柔道部(都3位)、バドミントン部(都ベスト8)、サッカー部、男女バスケ部 ほか
吹奏楽部部活動の特別強化事業でPremier Club(Tier3)に指定
制服全日制は制服あり

※出典:東京都教育委員会「だから都立高」豊島高等学校のページ、東京都立豊島高等学校 公式サイト。

大学進学実績

学校の公式サイトの「進路指導・進学実績」ページで、2026年3月末をふくむ年度別の合格実績を公開しています。表の数字は年度によって変わるので、志望校を決める前に最新の資料を学校サイトで確認してください。

学年別・時期別の豊島対策

やることは学年で変わります。中1・中2は内申の土台づくり、中3は内申の上積みと5教科の失点を減らすことが中心です。

中1・中2:実技4教科を落とさない

換算内申では実技4教科が2倍になります。実技で3を1つ4にすると、5教科で1つ上げたときの2倍の効果があります。提出物・実技テスト・授業中の発言を、定期テストと同じくらい大事にしてください。具体的な上げ方は内申点の上げ方の記事にまとめています。

中3の9月〜2月の計画

時期やること
9月〜10月2学期の定期テスト対策を最優先。模試で5教科の弱点を1つにしぼる
11月ESAT-J(英語スピーキング)を受ける。数学・英語の基本問題の取りこぼしをなくす
12月2学期の内申で受験校を決める。私立の併願優遇の相談をすませる
1月推薦を受ける場合は面接・作文の練習。共通問題の過去問を時間を計って解く
2月過去問の見直しと、間違えた問題の解き直しだけにしぼる

※入試日程は都立高校入試2027の記事で確認してください。月ごとの勉強の中身は中3秋の学習計画もあわせてどうぞ。

保護者の方へ:併願校は12月までに固める

倍率2倍前後の学校を第一志望にするなら、私立の併願校を早めに決めておくと、本番で気持ちの余裕が生まれます。東京の私立の併願優遇は併願優遇の記事、併願校の数の考え方は併願校は何校受けるべきかをご覧ください。

やってはいけないこと:内申が足りないまま当日点だけに頼る

内申が目安より大きく低いまま「当日で取り返す」と考えるのは危険です。倍率が高い学校ほど、当日点で上回らなければならない人数が増えます。2学期の内申を1つでも上げる努力を、9月から12月まで続けてください。

練馬区の受験に強い講師が在籍しています

豊島高校をめざすお子さまの内申と模試の結果を見て、どの教科を何点上げればよいかを一緒に整理します。完全オンラインのプロ家庭教師による1対1の授業です。無理な勧誘はいたしません。

無料体験を申し込む

LINEで気軽に相談する

まとめ

  • 豊島高校は豊島区千早の普通科。小竹向原・千川・江古田の3駅が使える
  • 一般の受検倍率は令和8年度1.99倍・令和7年度1.98倍で、2年続けて約2倍
  • 偏差値の目安は55〜56、換算内申の目安は48〜50(どちらも民間の目安)
  • 換算内申50を7:3で計算すると調査書点は約231点
  • 中1・中2は実技4教科、中3は2学期の内申と5教科の失点減らしを優先する
LINEで無料相談無料体験に申込
タイトルとURLをコピーしました