結論:春日部高校は、内申点(調査書)と学力検査を組み合わせて合否を決める特色選抜の学校です。数学と英語は学校選択問題です。
令和9年度(2027年度入試)の埼玉県公立高校の学力検査は2月25日、面接は2月26日、入学許可候補者の発表は3月5日です。
春日部高校は県の資料で「男」と示され、令和9年度の募集人員は320人(令和8年度は360人)です。
令和8年度の志願確定者は473人で、志願倍率は1.32倍でした。
選抜は特色選抜で、第1次選抜(60%)と第2次選抜(40%)があります。学力検査は5教科500点、調査書は学年比1:2:4、面接は個人面接(30点)で、特色検査は実施しません。
この記事では、県の資料にある配点を点数に直し、内申と学力検査の組み合わせを試算して、併願私立の組み方まで整理しました。
学校の概要・進路実績は、県が公開している春日部高校の学校紹介資料(生徒数等は令和7年5月1日時点、進路は令和7年3月時点)によります。
合計点や調査書点のように、資料の表から読み取る際に確認が必要な点は、本文で明記しました。出願の前に、必ず最新の募集要項と県の「選抜実施内容」で確認してください。
🏫 春日部高校とは:基本データ
埼玉県立春日部高等学校は、春日部市にある全日制の普通科高校です。
県の資料では男子のみの学校で、校訓は「質実剛健」、教育目標は「文武両道」です。
県の資料に載る「目指す学校像」は、広く社会で活躍できるリーダーを育てる進学校です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 校訓・教育目標 | 校訓「質実剛健」/教育目標「文武両道」 |
| アクセス | 東武アーバンパークライン(野田線)「八木崎駅」徒歩1分(急行・区間急行は停車しません) |
| 男女 | 男子のみ(県の資料の表記は「男」) |
| 課程・学科 | 全日制 普通科 |
| 生徒数 | 1,070人(県の資料。令和7年5月1日時点) |
| 募集人員(令和9年度) | 320人(転編入学の募集2人を含む内数。令和8年度の360人から40人減) |
| 令和8年度の志願倍率 | 1.32倍(志願確定者473人・募集360人) |
| 求める生徒像 | 勉学と特別活動を両立し、使命感を育んで自己実現を果たす生徒 |
駅から徒歩1分という近さは、部活動と勉強を両立するうえで大きな利点です。
一方で、急行・区間急行が止まらない駅なので、通学の時刻表は事前に確認しておくと安心です。
📜 沿革と校風:質実剛健・文武両道
民間の学校情報では、春日部高校は明治32年(1899年)に「埼玉縣第四尋常中學校」として設立され、戦後の新制度のもとで現在の校名になったと紹介されています。
県の資料に創立年の記載はないため、沿革の詳細は学校の公式サイトで確認してください。
校風を一言でいえば、勉強と行事・部活動のどちらも手を抜かない学校です。
県の資料には、「勉学と特別活動を両立し、使命感を育んで自己実現を果たす生徒」を求める、と書かれています。
入試で求められるのは、5教科の学力と、内申点に表れる日々の積み重ねです。
📚 教育課程:国数英を重点的に学び、3年から文理に分かれる
県の学校紹介資料によると、春日部高校の教育課程の特徴は次のとおりです。
| 項目 | 資料の内容 |
|---|---|
| 授業 | 50分授業。隔週土曜日の授業により、週34単位時間を確保 |
| 1・2年 | 国語・数学・英語を重点的に学びつつ、5教科をバランスよく履修 |
| 3年 | 文系・理系の選択科目を設け、国公立大学入試に対応。文理別のクラス編成 |
| SSH | 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに3期連続で指定 |
| 探究 | 探究的な学習科目を設定し、「21世紀型スキル」の修得をめざす |
| 国際交流 | 国際交流事業を通じて、グローバルリーダーの基礎を養う |
1・2年で国語・数学・英語に重点が置かれている点は、入試の学校選択問題(数学・英語)とも重なります。
入学後に求められる学習量を見据えて、中3のうちから基礎を固めておくことが大切です。
🎓 進路状況:県の資料で見る大学進学
県の学校紹介資料に載る進路状況は、次のとおりです(令和7年3月卒業生)。
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 国公立大学 | 93人 |
| 私立大学 | 141人 |
| 専門学校 | 1人 |
| 進学準備 | 117人 |
令和6年度卒業生の現役進学率は66.8%と示されています。
資料には、ほぼ全員が4年制大学への進学を希望し、全国を視野に入れた大学選びと難関大学への挑戦を指導する、とあります。
進学支援としては、上位者向けの進学講習、復習型の基礎講習、3年生は50講座以上の夏期講習、3年次夏休みの3泊4日のアドバンスセミナーなどが挙げられています。
資料には、「国公立大学170名以上、難関国公立大学50名以上、早慶合格延べ100名以上」という目標値も掲載されています。これは学校が掲げる目標であり、実績の数字ではありません。
現役進学率の算出方法は、県の資料に詳しい説明がありません。数字は学校紹介資料の表記をそのまま紹介しています。
🏃 学校行事と部活動
県の学校紹介資料に載る年間行事は、次のとおりです。
| 月 | 行事 |
|---|---|
| 5月 | バレーボール大会 |
| 6月 | 春高祭(文化祭) |
| 7月 | 水泳・卓球大会 |
| 10月 | 大運動会 |
| 11月 | 10,000m走大会 |
| 12月 | 校内体育大会 |
| 2年次 | 修学旅行 |
オーストラリアのメルボルン高校と兄弟校の関係にあり、相互交流を行っていることも紹介されています。
部活動は、運動部17部・文化部20部です。令和6年度の主な実績として、陸上競技部・弓道部の関東大会出場、水泳部の関東大会・インターハイ出場、書道部の全国総合文化祭出場、囲碁部の関東大会・全国大会出場などが資料に載っています。
入学後の家庭学習の目安として、資料には、1年生は平日2時間・休日4時間、3年生は夏休み中の学習時間500時間という目標が書かれています。
行事も部活動も盛んな学校だからこそ、時間の使い方を中3のうちに身につけておくことが、入学後の力になります。
🗓️ 令和9年度(2027年度)入試の日程
県が公表した令和9年度の入学者選抜の日程は、次のとおりです。
| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 出願期間(インターネット出願) | 1月26日(火)〜2月9日(火) |
| 出願書類等の提出 | 2月12日(金・郵送)、15日(月)、16日(火) |
| 志願先変更期間 | 2月17日(水)・18日(木) |
| 学力検査 | 2月25日(木) |
| 面接(全校) | 2月26日(金) |
| 特色検査(一部の学校のみ) | 3月1日(月)。春日部高校は特色検査を実施しません |
| 追検査 | 3月2日(火) |
| 入学許可候補者発表(合格発表) | 3月5日(金) |
追検査は、インフルエンザなど、やむを得ない事情で学力検査を受けられなかった人が対象です。
原則として、追検査では面接と特色検査は実施されません(県の基本方針)。
春日部高校は男子のみの学校ですので、志願できるのは男子の受検生です。
🧮 選抜方法:特色選抜(第1次60%・第2次40%)
令和9年度から、埼玉県の公立高校の選抜は「共通選抜」と「特色選抜」に整理されました。
春日部高校の県の資料には、特色選抜のみが記載されています。
| 項目 | 春日部高校の内容(令和9年度) |
|---|---|
| 選抜の種類 | 特色選抜(第1次選抜と第2次選抜の2段階) |
| 第1次・第2次の割合 | 60%と40%(どちらがどちらかは、選抜実施内容の表で確認してください) |
| 学力検査 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科、500点(数学と英語は学校選択問題) |
| 調査書 | 学年比 1:2:4。基本点315点。調査書点の満点は315点と225点の2通り |
| 面接 | 個人面接、30点 |
| 特色検査 | 実施しない |
| 学校独自の項目 | 設定なし |
| 合計点 | 845点と755点の2通り |
県の基本方針では、特色選抜の第1次選抜は募集人員の60〜80%(10%刻み)で、残りが第2次選抜です。
段階ごとに、学力検査と調査書の重みに差をつけることができます。
春日部高校の表に調査書の満点が315点と225点、合計が845点と755点の2通りあるのは、この段階ごとの差を表していると考えられます。
ただし、どちらが第1次でどちらが第2次なのかは、資料の表の並びから読み取る必要があり、確実ではありません。出願前に、県の「選抜実施内容」の春日部高校のページで確認してください。
どちらの場合も、学力検査が合計の半分以上を占めます。調査書の割合が下がる段階では、学力検査の1点の重みが増します。
📊 志願状況:令和8年度は1.32倍。令和9年度は募集が40人減
県が公表した令和8年度入学者選抜の志願確定者数(令和8年2月時点)では、春日部高校は次のとおりでした。
| 年度 | 募集人員 | 志願確定者 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度(2026年度入試) | 360人 | 473人 | 1.32倍 |
| 令和9年度(2027年度入試) | 320人 | (未確定) | (出願後に公表) |
令和9年度の募集人員は、令和8年度より40人少ない320人です(県の令和9年度募集人員一覧の備考は「40人減」)。
仮に令和8年度と同じ473人が志願した場合の単純計算では、473÷320で約1.48倍になります。
これは予測ではなく、募集人員の減り方が倍率にどう効くかを知るための計算です。志願者数は、中学生の進路選択の変化で毎年動きます。
倍率が上がると、合格に必要な点数も上がりやすくなります。
中3の秋から冬にかけて、県が公表する進路希望状況調査や、出願後の志願状況を必ず確認してください。
🧾 内申点(調査書)の計算:学年比1:2:4で中3が4倍
春日部高校の調査書は、9教科の評定にもとづきます(令和9年度から、調査書の記載は9教科の評定が基本になりました)。
学年比は1:2:4です。つまり、中1の評定は1倍、中2は2倍、中3は4倍で足し合わせます。
各学年の評定の合計は、9教科×5段階で最大45です。
これに学年比をかけると、基本点の満点は45×1+45×2+45×4=315点になります。県の資料の「基本点315」と一致します。
| 内申の例 | 中1 | 中2 | 中3 | 基本点(315点満点) |
|---|---|---|---|---|
| オール3 | 27 | 27 | 27 | 27+54+108=189 |
| オール4 | 36 | 36 | 36 | 36+72+144=252 |
| 中1・中2オール4/中3オール5 | 36 | 36 | 45 | 36+72+180=288 |
| 中1・中2オール5/中3オール4 | 45 | 45 | 36 | 45+90+144=279 |
| オール5 | 45 | 45 | 45 | 45+90+180=315 |
中3の評定を1教科で1上げると、基本点は4点上がります。
中1の評定を1上げても、基本点は1点です。春日部高校では、中3の2学期までの成績が、合計点に強く響きます。
225点の段階では、基本点に5/7をかけた割合で換算される、とみるのが自然です。ただし、この換算の細かい扱いは資料から確定できないため、次の試算は「満点に対する割合」で出した目安として読んでください。
🎯 点数の試算:内申と学力検査をどう組み合わせるか
ここでは、面接(30点)を除いて、学力検査と調査書点だけの合計を試算します。
数字は、県の資料の満点(調査書点315点または225点、学力検査500点)から計算した目安で、合格ラインを示すものではありません。
調査書点の満点が315点の場合(面接を除く)
| 内申(調査書点) | 学力検査350点 | 学力検査400点 | 学力検査450点 |
|---|---|---|---|
| オール3(189点) | 539点 | 589点 | 639点 |
| オール4(252点) | 602点 | 652点 | 702点 |
| 中3のみオール5(288点) | 638点 | 688点 | 738点 |
| オール5(315点) | 665点 | 715点 | 765点 |
調査書点の満点が225点の場合(面接を除く)
| 内申(調査書点) | 学力検査350点 | 学力検査400点 | 学力検査450点 |
|---|---|---|---|
| オール3(約135点) | 約485点 | 約535点 | 約585点 |
| オール4(180点) | 530点 | 580点 | 630点 |
| 中3のみオール5(約206点) | 約556点 | 約606点 | 約656点 |
| オール5(225点) | 575点 | 625点 | 675点 |
この表から分かることが3つあります。
1つ目は、内申がオール3からオール4に上がる差が、315点の段階で63点、225点の段階で45点ある点です。
学力検査の点数に置き換えると、約45〜63点分にあたります。
2つ目は、学力検査で50点伸ばしたときの差と、内申オール3→オール4の差が、ほぼ同じ規模になる点です。内申を上げる努力は、学力検査の対策と同じくらいの価値があります。
3つ目は、中3の2学期の評定が最後の仕上げになる点です。評定1つ(4点)の上げ下げが、学力検査で約4点分の差になります。
自分の内申が、オール3台前半、オール4前後、オール4を超える、のどの位置かによって、学力検査で必要な点数の目安が変わります。
志望校判定では、模試の偏差値と内申の両方を見ることが大切です。内申から行ける高校の考え方は、埼玉の内申点で行ける高校と併願でも整理しています。
📝 学力検査と学校選択問題:数学と英語が応用寄りになる
春日部高校の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で、各100点、合計500点です。傾斜配点はなく、5教科が同じ重みです。
数学と英語は、県の学校選択問題を使います。令和9年度に学校選択問題を実施する県立・市立高校は、全部で23校で、実施教科はすべて数学と英語です。
| 教科 | 春日部高校での扱い | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 共通の問題 | 100点 |
| 社会 | 共通の問題 | 100点 |
| 数学 | 学校選択問題 | 100点 |
| 理科 | 共通の問題 | 100点 |
| 英語 | 学校選択問題(リスニングを含む) | 100点 |
学校選択問題は、数学と英語について、各校の判断で、通常の問題よりも応用的な内容を含む問題に変えたものです。
県は過去の学校選択問題を公表しています。まず2〜3年分に目を通し、通常の問題との違いを、自分の目で確かめてください。
5教科が同じ重みですから、数学と英語だけでなく、国語・社会・理科の失点を減らすことも、合計点に直結します。
学校選択問題で応用問題に時間を使う分、基本問題を確実に取りきる力が求められます。
✍️ 教科別の勉強法:何を優先するか
春日部高校の学力検査は、5教科とも同じ100点です。教科ごとに、優先することと具体的なやり方を整理しました。
教材は、学校の教科書とワーク、県が公表している過去の入試問題(学校選択問題を含む)、書店で販売されている埼玉県の過去問題集が基本です。
| 教科 | 優先すること | 具体的なやり方 |
|---|---|---|
| 数学(学校選択問題) | 基礎の完成と、応用問題の部分点 | 教科書レベルの計算・関数・図形を完璧にしてから、県公表の過去の学校選択問題の後半の大問に、時間を測って挑む。途中式を書く習慣をつける |
| 英語(学校選択問題) | 長文を速く正確に読む力とリスニング | 毎日10分のリスニング。長文は設問から読み、本文の根拠に線を引く練習を週2〜3回。英作文の型も覚える |
| 国語 | 記述の型と、漢字・古典の取りこぼし防止 | 記述は「理由→結論」の型を決めて書く。漢字と文法は、満点をめざす教科。古文は、文法と基本単語を固める |
| 社会 | 資料の読み取りと、用語の整理 | 年表・地図・グラフを使い、地理・歴史・公民を同じ比重で復習。直前期に伸ばしやすい教科 |
| 理科 | 計算と、実験の考察 | 単元ごとに用語を覚え、実験の図と表から考察する問題を繰り返す。計算問題は、式と単位を丁寧に書く |
英語のリスニングは、毎日少しずつ聞くのが、いちばん確実な対策です。
秋からは、時間を測って1年分を解き、「どこで落としたか」を教科ごとに記録してください。
失点の原因を、知識不足・時間不足・ケアレスミスに分けると、次にやることが見えてきます。
春日部高校が独自に公表している傾向の資料は、確認できた範囲ではありませんので、傾向の分析は、県の公表問題をもとに、ご自身で行うか、塾・家庭教師にご相談ください。
🗣️ 面接対策:個人面接(30点)と自己評価資料
令和9年度から、全ての受検生に、個人面接または集団面接が行われます。春日部高校の面接は個人面接で、配点は30点です。
面接では、出願時に提出する「自己評価資料」が参考にされます。県の基本方針では、自己評価資料そのものは評価の対象ではない、と書かれています。
| 準備すること | ポイント |
|---|---|
| 自己評価資料 | 中学校生活で頑張ったこと、高校で取り組みたいことを、事実と数字を入れて短くまとめる |
| 志望理由 | 「文武両道」「質実剛健」など、学校像と自分の経験を結びつけて話せるようにする |
| 受け答え | 結論を先に、理由を後に。1つの質問に30秒〜1分で答える練習 |
| 身だしなみ・態度 | 制服を整え、入退室のあいさつと姿勢を、家で練習する |
面接は30点と、配点は大きくありません。しかし、練習すれば確実に点が取れる部分です。
学力検査で数点の差を争う場面では、面接の準備が合否を分けることもあります。
🗓️ 中3の1年間:いつ何をするか
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4月〜7月 | 中3の評定は4倍で効く。定期テストと提出物を最優先に。部活動の引退後は、5教科の基礎の穴を埋める |
| 夏休み | 中1〜中2の範囲を5教科で復習。学校説明会に参加し、通学のしかたと雰囲気を確認する |
| 9月〜10月 | 2学期の評定が中3に入る。過去の学校選択問題と通常問題に初めて取り組み、現在地を知る |
| 11月〜12月 | 私立の個別相談で併願校を絞る。苦手教科の穴を、過去問の失点分析から埋める |
| 1月 | 出願(1月26日〜2月9日)。私立の受験。学力検査の過去問を、時間を測って解く |
| 2月 | 志願先変更(2月17日・18日)の判断。2月25日学力検査、2月26日面接 |
| 3月5日 | 入学許可候補者発表 |
春日部高校の学校説明会の日程は、学校の公式サイトで確認してください。
学校説明会に参加すると、校舎や設備、先輩の話から、入学後の生活のイメージがつかめます。
🛡️ 併願の組み立て:公立1校と私立をどう組むか
埼玉の公立高校は、2校に同時に出願できません。公立の発表(3月5日)を待つ間の安全策として、私立の併願優遇や併願推薦を組み合わせるのが基本です。
私立の併願優遇の基準や出願の期限は、学校ごとに違います。必ず、各校の募集要項と個別相談で確認してください。
| 順番 | 考え方 | 準備すること |
|---|---|---|
| 第一志望(公立) | 春日部高校。学力検査の準備を最優先に進める | 5教科の過去問演習。数学・英語は学校選択問題 |
| 安全策(私立) | 内申で基準を満たす私立の併願優遇・併願推薦 | 個別相談で基準を確認し、出願の期限を手帳に書く |
| もう一つの選択肢 | 公立の志願先変更(2月17日・18日)の判断 | 志願状況を見て、家庭で決めるルールを事前に話し合う |
春日部市内の私立高校には春日部共栄高校があり、当サイトに解説記事があります。
私立の入試の仕組みは、春日部共栄に合格したい、埼玉の私立高校7校の比較、埼玉の私立高校 併願優遇(内申基準)の仕組みで詳しく整理しています。
併願優遇は、内申が基準を満たせば、合格がほぼ見込める制度です。内申の基準は学校ごとに違うので、中3の2学期の評定が決まる前から、基準を確認しておくと安心です。
私立の個別相談会で聞くことは、私立高校の個別相談会で何を聞くかにまとめています。
🏘️ 近隣の公立高校と比べる:令和8年度の倍率と令和9年度の募集
春日部高校と同じ地域で、進路を比べる高校の令和8年度の志願状況と、令和9年度の募集人員を、県の資料から並べました。
| 高校 | 令和8年度 募集 | 令和8年度 志願確定者 | 令和8年度 倍率 | 令和9年度 募集 |
|---|---|---|---|---|
| 春日部(男子) | 360人 | 473人 | 1.32倍 | 320人(40人減) |
| 春日部女子 | 240人 | 243人 | 1.02倍 | 240人 |
| 草加 | 360人 | 356人 | 0.99倍 | 320人(40人減) |
| 越ケ谷 | 320人 | 405人 | 1.27倍 | 320人 |
| 浦和東 | 320人 | 318人 | 1.00倍 | 280人(40人減) |
倍率は、令和8年度の最終的な志願確定者数をもとにしています。令和9年度の倍率は、出願後に県が公表します。
近隣の高校も、令和9年度は募集人員が減る学校があります。志望校を比べるときは、倍率だけでなく、募集人員の増減も合わせて見てください。
👪 保護者のよくある3つの不安
不安1:内申が足りないが、挑戦してよいのか
学力検査が合計の半分以上を占めるため、内申が少し足りなくても、学力検査で挽回できる余地はあります。
ただし、内申の差は、先ほどの試算のように大きな点数差になります。まずは、中3の2学期の評定を、1つでも上げる努力が欠かせません。
挑戦するかどうかは、模試の結果と、併願私立の準備の両方を見て、冬に家族で決めてください。
不安2:学校選択問題が難しそうで、対策が分からない
学校選択問題は、数学と英語の応用的な内容を含む問題です。ただし、土台は、教科書レベルの基礎です。
基礎が固まる前に難問に手を出すと、時間が足りなくなります。基礎の完成→過去問→失点分析、の順で進めてください。
不安3:男子校の雰囲気が合うか不安
春日部高校は、県の資料で男子のみの学校と示されています。行事や部活動が盛んで、駅から近く通いやすい点が特徴です。
合うかどうかは、学校説明会や文化祭(春高祭)などの機会に、実際の雰囲気を見て判断するのがいちばん確かです。
🤝 エスペランサアカデミーの春日部高校対策
エスペランサアカデミーは、中学・高校・大学受験専門のオンライン家庭教師です。
春日部高校をめざす中3生には、次のようなサポートができます。
| サポート | 内容 |
|---|---|
| 内申の見直し | 学年比1:2:4を踏まえ、中3の定期テストで評定を上げる計画を立てる |
| 学校選択問題の対策 | 数学・英語の過去の学校選択問題を使い、失点を分析して、補強する単元を決める |
| 5教科の学習計画 | 中3の1年間を、学力検査(2月25日)から逆算して、週ごとの計画に落とす |
| 面接・自己評価資料 | 個人面接(30点)の受け答えと、自己評価資料の書き方を、一緒に練習する |
| 併願校の相談 | 公立の志望校と私立の併願優遇の組み合わせを、内申と模試の結果から整理する |
初回体験授業(60分)は無料です。
まずは、現在の内申と模試の結果をもとに、春日部高校までの距離と、これからの学習計画を、無料の学習相談でお話ししましょう。
✅ まとめ:春日部高校に受かるためのポイント
春日部高校の令和9年度入試の要点を、最後に整理します。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 学力検査2月25日、面接2月26日、発表3月5日 |
| 選抜方法 | 特色選抜(第1次60%・第2次40%)。特色検査なし |
| 学力検査 | 5教科500点。数学・英語は学校選択問題 |
| 内申 | 学年比1:2:4。基本点315点。中3が4倍で効く |
| 面接 | 個人面接30点。自己評価資料を参考にする |
| 募集人員 | 320人(令和8年度は360人。40人減) |
| 令和8年度倍率 | 1.32倍(志願確定者473人) |
内申を守る:調査書点は中3が4倍です。2学期の成績が、合計点に強く響きます。
5教科を均等に:学力検査に傾斜配点はなく、5教科とも100点です。
併願で安全策を:公立は2校同時に出願できません。私立の併願優遇・併願推薦の期限を確認しましょう。
❓ よくある質問
最終更新:2026年10月26日。日程・配点・募集人員は、埼玉県教育委員会の令和9年度の公表資料によります。


