期末テスト対策の教材の優先順位|教科書・授業ノート・配布プリント・学校ワーク・市販問題集を、どの順で使うか【中1〜中3】

期末テスト対策の教材の優先順位|教科書・授業ノート・配布プリント・学校ワーク・市販問題集を、どの順で使うか【中1〜中3】2学期中間・期末テスト対策

最終更新:2026年11月 ※定期テストの出題や配点、採点のしかたは、学校と先生によって違います。この記事は、期末テスト対策に使う教材の優先順位の一般的な整理です。範囲や配点は、学校の配布資料と前回の答案で確認してください。

期末テストが近づくと、「学校のワークだけで足りるのか」「本屋で問題集を買い足したほうがよいのか」「教科書はどこまで読めばよいのか」と、教材の選び方に迷う中学生と保護者の方が増えます。テスト前の限られた時間のなかで、教材を増やしてしまうと、どれも1周で終わってしまい、結局、どれも身に付かない、ということが起こりがちです。

この記事では、期末テスト対策に使う教材を、教科書、授業ノート、配布プリント、学校ワーク、市販の問題集の5つに分け、どの順番で使うかを整理します。優先順位の土台にするのは、文部科学省が示している「教科書は、教科の主たる教材である」という位置づけです。そのうえで、追加の教材を足す前に確認したい3つのこと、教科別の使い分け、点数帯ごとの考え方を説明します。

結論:教材は増やす前に、「いまある教材の使い切り度」を確かめる

5つの教材 教科書・授業ノート・配布プリント・学校ワーク・市販の問題集。この順で優先度を考え、上のものほど、テストの土台になりやすいというのが、当サイトの考え方です(学校や先生によって違います)。

市販の問題集は、「足りない部分を補うもの」です。学校ワークが1周終わっていない、間違い直しが終わっていない状態で買い足しても、時間が足りなくなりやすくなります。まず、手持ちの教材を、2周目・間違い直しまで進めてから、追加を考えます。

追加の教材が必要かどうかは、前回の答案、学校ワークの正答率、先生の出題の形から判断します。この記事の後半で、判断のための3つの確認を説明します。

この記事でわかること
  • 教材の優先順位の土台:教科書は「主たる教材」
  • 優先順位1:教科書(太字・図・例題)
  • 優先順位2:授業ノートと配布プリント
  • 優先順位3:学校ワーク
  • 優先順位4:市販の問題集をどう使うか
  • 追加教材を足す前に確認したい3つのこと
  • 教科別の教材の使い分け
  • やってはいけない教材の選び方
  • 学年別の考え方と、点数帯別の次の一手

教材の優先順位の土台:教科書は「主たる教材」

文部科学省の「教科書制度の概要」では、教科書を、教育課程の構成に応じて組織排列された教科の主たる教材として、教授の用に供せられる児童又は生徒用図書であり、文部科学大臣の検定を経たもの又は文部科学省が著作の名義を有するもの、と説明しています。また、すべての児童生徒は、教科書を用いて学習する必要があるとされ、学校教育法第34条には、教科書を使用しなければならないことが定められていて、この規定は中学校にも準用されています。

つまり、中学校の授業は、教科書を中心に進められています。学校ワークや配布プリントも、教科書の内容に合わせて作られるのが普通です。定期テストも、授業で扱った内容から出題されるため、テスト対策の土台は、教科書にあると考えるのが、自然です。市販の問題集は、教科書の内容を、別の角度から練習できる教材ですが、学校の授業とは別の順序や、別の表現で書かれていることもあります。

教材何のための教材かテストとの結びつき(一般的な見方)
教科書授業の中心。用語、図、例題、まとめが載っている授業で扱った内容の土台。出題の「言葉」や「図」のもとになりやすい
授業ノート先生の説明や板書、自分で気づいたことを書いた記録先生が強調したところが残る。自分の言葉で書いた部分は、記憶の手がかりになる
配布プリント授業で使う、先生が作った(または選んだ)教材先生の出題の形が表れやすい
学校ワーク教科書に合わせた練習問題。提出物になることが多い範囲表に指定されることが多い。テストの形の土台になる場合がある
市販の問題集教科書の内容の、補強・応用の練習学校の授業と順序や表現が違うことがある。足りない部分の補いに使う

上の表の「テストとの結びつき」は、一般的な見方で、学校や先生によって違います。たとえば、ワークの問題がそのまま出る学校もあれば、ほとんど出ない学校もあります。前回までの答案と見比べて、自分の学校はどうなのかを、確かめることが、教材選びの出発点です。

期末テスト対策の教材の優先順位
図1:期末テスト対策の教材の優先順位。出典:文部科学省「教科書制度の概要」をもとに、エスペランサアカデミー作成

優先順位1:教科書(太字・図・例題)

ワークや問題集は解いても、教科書を、改めて開かない中学生は、少なくありません。しかし、教科書には、授業で使われる用語、図、例題、まとめが、順序立てて載っています。テスト対策では、教科書を「読む」というよりも、「確認する」「再現する」使い方をおすすめします。

教科書で見るところ使い方教科での例
太字・色つきの用語用語を隠して、意味を言えるか、書けるか確かめる社会の人名・出来事、理科の用語、国語の文法用語
図・グラフ・写真何を表している図かを、自分の言葉で説明できるか確かめる理科の実験の装置図、社会の資料、数学の図形
例題・解き方例題の解き方を、見ずに再現できるか確かめる数学の例題、理科の計算、英語の例文
章末のまとめ・確認問題単元の「骨組み」を確認する。ワークに進む前の準備全教科
本文(国語・英語)音読、文の構造の確認、重要な表現のチェック国語の文章、英語の本文

教科書を使うときのコツは、「全部を読み直そうとしない」ことです。範囲表で、テストの範囲が決まっていますので、その範囲の太字・図・例題を中心に、確認します。範囲が広いときは、先に、期末テストの出題予想の立て方の記事の方法で、優先度をつけてから、優先度の高いところから見ていきます。

教科書の「見開きミニテスト」のやり方

教科書の確認を、短い時間で、効率よく行う方法として、「見開きミニテスト」があります。教科書の見開き(2ページ)を開き、次の3ステップで行います。1見開きあたり、5〜10分が目安です(人によって違います)。

  1. 見出しと太字だけを見て、「この見開きで、何を学んだか」を、声に出して1文で言う。
  2. 太字の用語を、手で隠して、意味を言う(または書く)。言えなかった用語に、印をつける。
  3. 図や例題を、1つだけ選び、見ずに説明する(または解く)。できなかったところは、教科書を見て確認する。

このやり方は、教科書を「読む」だけで終わらせず、「思い出す」作業を入れるのが特徴です。印をつけた用語や例題は、翌日にもう一度だけ確認します。範囲が広いときは、優先度Aの単元から、1日に3〜4見開きずつ進めます。

優先順位2:授業ノートと配布プリント

2番目に使いたいのは、授業ノートと、配布プリントです。授業ノートには、先生の説明や板書が残っています。配布プリントは、先生が授業で使うために、作ったり、選んだりしたものです。この2つは、「先生が、何を、どんな形で、扱ったか」がよく表れる教材です(学校や先生によって違います)。

教材見るところ使い方
授業ノート先生が強調した点、板書の色分け、自分で書いたメモテスト前に、ノートを見て、重要な点にマーカーを引く。見開き1ページのまとめに書き直す
配布プリント(授業中に解いたもの)問題の形(選択・記述・計算)、先生の言い方間違えた問題に印をつけて、解き直す。解答の書き方も確認する
配布プリント(まとめ・要点整理)先生が整理した、重要事項教科書の太字と見比べる。ずれがあれば、先生の整理を優先して確認する
小テスト・確認テスト出題範囲と、問われ方間違えた問題は、期末前に解き直す

授業ノートの枚数や、挙手の回数が、そのまま評価になるわけではない、というのが、国の通知で示されている考え方です。文部科学省の通知は、評価の課題として、「挙手の回数や毎時間ノートをとっているかなど,性格や行動面の傾向が一時的に表出された場面を捉える評価であるような誤解」が払拭しきれていないことを挙げ、そうした誤解がないようにすることを求めています。ノートは、見た目をきれいにするためではなく、「あとで自分が見直して、わかる」ように使うための教材です。

ノートを「きれいに書き直す」ことが目的にならないように
テスト前に、授業ノートを、色ペンできれいに書き直す人がいます。時間をかけて書き直すこと自体が目的になると、勉強した気分だけが残り、内容が頭に入らないことがあります。書き直すときは、「見開き1ページで、単元の流れが言えるか」「用語を隠して、説明できるか」を確かめながら、短い時間で行うほうが、役に立ちます(人によって違います)。

優先順位3:学校ワーク

3番目が、学校ワークです。学校ワークは、教科書に合わせて作られているため、範囲表でも、ページが指定されることが多い教材です。提出物として、提出日が決まっていることも多く、終わらせることそのものも、大切な課題になります。ワークの回し方や、提出物の仕上げ方は、期末テストのワーク・提出物の仕上げ方の記事で詳しく説明していますので、ここでは、教材としての位置づけを中心に述べます。

ワークの使い方ねらいポイント
1周目全体の内容を、ひと通り確認するわからない問題には印をつけて、先に進む。止まって考え込みすぎない
間違い直し間違えた問題を、自力で解けるようにする答えを写すのではなく、解き方を言えるまで確認する
2周目印をつけた問題と、間違えた問題を、もう一度解く1周目で、正解した問題は、飛ばしてよい(時間が足りないとき)
3周目(余裕があれば)解けなかった問題だけを、短時間で確認する日をあけて、思い出せるかを確かめる

学校ワークは、問題の量が、ちょうどよく調整されていることが多く、テスト範囲を、まんべんなく確認するのに向いています。一方で、「問題の数が多すぎて、終わらない」ときは、前に挙げた優先度で、A・B・Cに分けて、Aから先に仕上げます。

優先順位4:市販の問題集をどう使うか

市販の問題集は、4番目です。これは、「使わないほうがよい」という意味ではありません。学校ワークや配布プリントで足りない部分を補うために、使うものと考えます。市販の問題集には、学校ワークにはない、応用問題や、別の形の問題が載っていることがあります。

学校ワークと市販の問題集の使い分け
図2:学校ワークと市販の問題集の使い分け。エスペランサアカデミー作成
場面市販の問題集を使うか考え方
学校ワークが1周終わっていないまだ使わない先に学校ワークを仕上げる。ワークの範囲が、テストの範囲に近いことが多い
学校ワークが2周終わり、正答率が高い使ってもよい応用問題や、別の形の問題で、実力を確かめる
ワークの問題が少なく、練習量が足りない(特に数学・英語)使ってもよい同じ単元の問題を、数問ずつ追加する。1冊を全部やる必要はない
授業の進み方と、問題集の順序が違うページを選んで使う範囲表の単元に合わせて、必要なページだけを使う
使い慣れない新しい問題集テスト直前は、避ける使い方に慣れるまで時間がかかる。テスト後に始める

市販の問題集を使うときは、1冊を最初から最後までやろうとせず、テスト範囲に合わせて、必要な単元だけを、選んで使います。また、問題集の解説は、わかりやすいものが多いので、ワークで間違えた問題の「考え方」を確認するために、解説を読む使い方もあります。

なお、テスト直前期に、新しい問題集を始めることについては、冬休みの例ですが、冬休み、新しい問題集に手を出すべき?の記事でも、同じ考え方を説明しています。

教材の選び方を、一緒に整理したいとき

前回の答案と、いま使っている教材を見ながら、足りない部分があるか、一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

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追加教材を足す前に確認したい3つのこと

市販の問題集を買い足す前に、次の3つを確認します。3つのうち、1つでも「いいえ」があれば、追加教材より前に、手持ちの教材を見直すほうが、近道になります。

追加教材を足す前に確認したい3つのこと
図3:追加教材を足す前に確認したい3つのこと。エスペランサアカデミー作成
確認すること確認のしかた「いいえ」のときにすること
① 学校ワークと配布プリントを、2周目まで終えたかワークの間違いに、解き直しの印がついているか2周目まで進める。間違い直しを先に終える
② 間違えた問題を、自力で解けるようになったか間違い直しノートを、答えを見ずに解けるか解けないものは、教科書の例題に戻る
③ 前回の答案で、点を落とした種類は何か答案を、知識・考え方・ケアレスミスに分ける落とした種類に合った教材を選ぶ(知識なら教科書、考え方ならワーク、ケアレスミスなら見直しの手順)

3つ目の確認は、特に大切です。点を落とした原因が、「用語を覚えていなかった」ことなら、問題集を増やしても、解決しません。教科書の太字を確認するほうが、効果が出やすいでしょう。「問題の形に慣れていなかった」なら、同じ形の問題を、追加で解くことが、役に立ちます。原因によって、必要な教材が違うのです。前回の答案の見直し方は、期末テストが返ってきたらやることの記事に、まとめています。

追加教材を決める例(例です)
数学で、前回の答案を見ると、「文章題で、式を立てる問題」を、3問とも落としていたとします。学校ワークの文章題は、すでに2周終えていて、正答率も高いなら、問題の形に慣れていない可能性があります。このときは、市販の問題集の、文章題の単元だけを選んで、10問ほど追加で解くことが、1つの方法です。一方、学校ワークの文章題が、1周目で止まっているなら、まず、ワークの2周目を終えます。

教科別の教材の使い分け

教科によって、教材の使い方の重点は、変わります。次の表は、一般的な使い分けの例です。学校の授業やテストの形によって、違いがあります。

教科中心にする教材補う教材(必要なとき)
国語教科書の本文、漢字・文法のプリント、学校ワーク記述の練習は、同じ形式の問題を、数問ずつ追加
社会教科書の太字・資料、ノート、学校ワーク一問一答や、資料の読み取りは、市販の問題集で補う
数学教科書の例題、学校ワーク、授業プリント計算や文章題の量が足りないときに、単元を選んで追加
理科教科書の図・実験、ノート、学校ワーク計算問題や、グラフの読み取りは、市販の問題集で補う
英語教科書の本文、単語帳(学校配布)、学校ワーク文法や英作文は、同じ文法の問題を追加
実技教科授業プリント、教科書の太字必要に応じて、教科書の範囲のまとめで確認(問題集は使わないことも多い)

英語の教材については、期末テストの英語の勉強法、数学については、期末テストの数学の勉強法の記事で、教科ごとの詳しい進め方を説明しています。

テスト2週間前からの、教材の使い方の流れ(例)

ここまでの優先順位を、テスト前の2週間の流れにあてはめると、次のようになります。この表は、1つの「例」で、学校の範囲表の出る時期や、部活の予定によって変わります。自分の予定に合わせて、前後に動かして使ってください。

時期(例)中心にする教材ねらい
2週間前〜10日前教科書の太字・図、授業ノート、配布プリント範囲全体の「骨組み」を、もう一度つかむ。出題予想シートで優先度をつける
10日前〜1週間前学校ワークの1周目と、間違い直し範囲を一通り解いて、弱いところを見つける
1週間前〜4日前学校ワークの2周目(印をつけた問題と、間違えた問題)弱点を、自力で解けるようにする
3日前〜前日配布プリントの解き直し、教科書の用語確認、必要なら市販の問題集で補う形の違う問題で、確かめる。新しい教材は始めない
当日の朝間違い直しノートと、まとめノート短時間で、見直す

この流れで大切なのは、「後ろの時期ほど、新しい教材を増やさず、すでに使った教材を見直す」ということです。教材が、テストに近づくほど、「見直し中心」に変わっていくイメージです。反対に、直前に新しい教材を増やすと、使い方に慣れるまでの時間が必要になり、見直しの時間が減ってしまいます。

教材を「使い切った」と言える目安のチェック

「ワークは終わらせたつもり」でも、実際には、解き直しが進んでいなかったり、答えを写しただけだったりすることがあります。次のチェックで、教材を使い切れているかを、確認してみてください。

教材使い切った目安まだのときにすること
教科書範囲の太字を、隠して言える。例題の解き方を、見ずに再現できる言えない用語に印をつけ、翌日にもう一度確認する
授業ノート見開き1ページで、単元の流れを、説明できる説明できない部分を、教科書の該当ページで確認する
配布プリント間違えた問題に、解き直しの印がついている印がないものを、先に解き直す
学校ワーク2周目まで終えて、間違えた問題を、答えを見ずに解ける間違いの多い単元から、2周目を進める
市販の問題集選んだ単元だけを、1周終えている範囲を絞り、同じ単元の問題だけをやり直す

このチェックで、「まだ」が多いと感じたら、教材を増やすよりも、先に、まだのところを埋めるほうが、点数に結びつきやすいと考えられます(人によって違います)。チェックの結果は、保護者の方と共有して、「何が終わっていて、何が終わっていないか」を、目に見える形にしておくと、声かけもしやすくなります。

保護者が、教材を選ぶときに気をつけたいこと

お子さんの成績が心配なとき、保護者の方が、新しい問題集を買い与えることがあります。気持ちはよくわかりますが、お子さんの側から見ると、「また、やることが増えた」と感じて、負担になることもあります。教材を増やす前に、次の点を、お子さんと一緒に確認することを、おすすめします。

  • いま使っている教材のうち、終わっていないものは何か(学校ワーク、配布プリント、提出物)。
  • 前回の答案で、どんな種類の問題を落としたのか(お子さんの言葉で、説明してもらう)。
  • 新しい教材を買うなら、どの単元の、どの種類の問題を補いたいのか。
  • 新しい教材を、いつ、どのくらいの時間で進めるのか(1日10分でも、続けられるか)。
  • 買ったあとに、使い方に困ったとき、誰に聞くのか(先生、家庭、学習の相談先など)。

これらを、一緒に確認しているうちに、お子さん自身が、「自分は、何を補えばよいのか」を、言葉にできるようになります。教材選びを、お子さんの「自分の勉強の計画」の一部にすることが、結果として、学習の習慣づくりにつながると考えています。

やってはいけない教材の選び方

  • SNSや口コミで評判がよい、というだけで、問題集を選ぶ。学校の授業や、自分の弱点と合っているかが、大切です。
  • テスト直前に、新しい問題集を何冊も買って、1ページずつ手をつける。どれも、中途半端になります。
  • 学校ワークが終わっていないのに、市販の問題集を始める。提出物の遅れにもつながります。
  • 解説だけを読んで、わかった気持ちになる。自分で解き直して、初めて確認できます。
  • 問題集の「全部」をやろうとする。範囲表に合わせて、必要な単元だけを選びます。

教材は、「たくさんやること」自体に、価値があるわけではありません。「テストの範囲を、自分の力で、再現できるようになること」が、目的です。教材の数を減らして、1つずつの使い方を深めるほうが、結果が出やすいというのが、当サイトの考え方です。

学年別の考え方と、点数帯別の次の一手

学年教材の使い方の中心気をつけたいこと
中1教科書と学校ワークを中心にする。市販の問題集は、慣れるまで増やさない問題集の「やり方」より、まず、ワークの回し方を身につける
中2学校ワークに加えて、苦手教科だけ、市販の問題集で補う部活で時間が限られるので、教材を増やしすぎない
中3定期テストは、学校ワーク中心。入試対策の問題集は、別の時間に分ける入試対策の勉強と、定期テスト対策の教材を、混ぜない

現在の点数帯によって、優先して取り組むことが変わります。次の表は、一般的な目安です。人によって違いますので、前回の答案と通知表の観点別の評価を見ながら、当てはまるところを参考にしてください。

現在の点数帯(目安)優先すること避けたいこと
〜40点台教科書の太字と、学校ワークの基本問題を、先に仕上げる。教材は増やさない市販の問題集を新しく買い足して、ワークが未完のままになる
50〜60点台学校ワークの2周目と、間違い直しを終える。答案で落とした種類を分ける教材を増やして、間違い直しを後回しにする
70〜80点台落とした種類に合わせて、市販の問題集で、必要な単元だけを補う全部の教科で、問題集を追加する
90点台細かい取りこぼしを、ワークと教科書で確認する。応用問題で、実力を試す基本の確認を省いて、難しい問題だけを解く

この点数帯は、勉強の方向づけのための一般的な目安で、学校の評価や内申の基準を示すものではありません。評定の出し方や、高校入試で内申をどう使うかは、学校や都道府県で違います。通知表の見方や、お住まいの地域の入試の記事で確認してください。

よくある質問

Q. 学校ワークだけで、期末テストの対策は足りますか。
学校や先生によって違います。ワークの問題がテストの形の土台になっている学校もあれば、そうでない学校もあります。前回の答案とワークを見比べて、点を落とした問題の種類が、ワークでカバーされているかを確かめてください。足りない部分があれば、追加を考えます。
Q. 市販の問題集は、1冊を全部やるべきですか。
全部やる必要はありません。テスト範囲に合わせて、必要な単元だけを選んで使うほうが、時間の使い方としては、現実的です。
Q. 教科書は、いつ読めばよいですか。
授業の復習の段階と、テスト前の確認の段階で、使い方が違います。授業の復習では、その日の範囲を読み返し、テスト前は、太字・図・例題を、確認する形で使います。範囲全体を読み直す必要はありません。
Q. ノートをきれいに書き直したほうがよいですか。
書き直すこと自体が目的にならないように、注意してください。見開き1ページで、単元の流れが説明できるかを確かめながら、短い時間で整理するほうが、役に立つことが多いようです(人によって違います)。
Q. 新しい問題集を、テスト直前に買ってもよいですか。
おすすめしません。使い方に慣れるまでに時間がかかり、手持ちの教材の仕上げが、遅れる可能性があるためです。新しい問題集は、テストが終わってから、次の範囲に向けて、始めるほうが落ち着いて使えます。
Q. 塾の教材と学校ワークが重なる場合は、どうすればよいですか。
テスト直前は、学校ワークと配布プリントを優先します。塾の教材は、学校の範囲に合うページだけを選んで使います。両方を全部やろうとすると、時間が足りなくなります。

まとめ

期末テスト対策の教材は、教科書、授業ノート、配布プリント、学校ワーク、市販の問題集の順に、優先順位を考えます。土台になるのは、文部科学省が「教科の主たる教材」と位置づけている教科書です。授業で扱った内容から出題されるのが一般的なので、教科書と、授業で使ったものを先に確認します。

市販の問題集は、足りない部分を補うために使います。追加する前に、学校ワークの2周目まで終わっているか、間違いを自力で解けるか、前回の答案で何を落としたか、の3つを確認してください。教材を増やすことより、いまある教材を使い切ることのほうが、点数に結びつきやすいと考えています。

出典(公式資料)

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