長尾高校の内申と当日点|タイプⅢ(5対5)の配点と合格までの考え方【令和9年度】

学校別 合格対策

最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、実施要項と学校の案内で決まります。出願前に、大阪府教育委員会のページと長尾高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。

長尾高校は、大阪府立の全日制・普通科の高校です。この記事では、令和9年度(2027年度)の一般選抜で、内申(調査書の評定)と当日の学力検査(当日点)が、合否の点数にどう入るのかを、大阪府教育委員会の実施要項(全文)などの原文をもとに整理します。あわせて、学力検査の問題の種類(国語B・数学A・英語B)、直近3年の志願状況、志願者が募集人員より少ない年の読み方、二次選抜、入試日程も、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。

結論:長尾高校の「内申と当日点」はこう決まります

タイプⅢ(5対5) 実施要項の表では、長尾高校(普通科)の倍率タイプは「Ⅲ」です。学力検査の点にも評定の点にも、1.0倍をかけて合計します。

学力検査は450点(5教科×90点)、評定は450点(中1×2・中2×2・中3×6)です。倍率をかけても、そのままの点数で足し合わせるので、総合点は900点満点で、学力検査と評定がちょうど半分ずつです。

学力検査の問題の種類は、国語がB(標準的問題)、数学がA(基礎的問題)、英語がB(標準的問題)と、実施要項の表に書かれています。

直近3年の志願状況は、倍率が0.80倍、0.63倍、0.56倍と、3年とも1倍を下回りました(出願締切時の数字)。ただし、要項は「志願者数が募集人員を超過すると否とにかかわらず」選抜を行うと書いています。

この記事でわかること
  • 倍率タイプⅢの計算(総合点900点の内訳)
  • 学力検査の問題の種類(国語B・数学A・英語B)と時間割
  • 評定の計算(中1×2・中2×2・中3×6)と1段階の重さ
  • 合格者の決め方(110%・90%・ボーダーゾーン)
  • 直近3年(令和6〜8年度)の志願状況と、1倍を下回る年の読み方
  • 合格者数が募集人員に満たないときの二次選抜
  • 令和9年度の入試日程と、時期別の進め方
  • 隣り合う地域の府立高校との比較
  • アドミッションポリシーと自己申告書の考え方

大阪府の一般選抜のしくみ(先に押さえたい6点)

配点を読む前に、大阪府の公立高校(全日制)の一般選抜の共通ルールを確認します。ここは府の実施要項の原文にある内容です。

  1. 調査書は、中1・中2・中3の評定を使います。評定の点数は、中1の合計×2、中2の合計×2、中3の合計×6で、あわせて450点満点(9教科×5段階×10)です。
  2. 学力検査は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で、各90点・合計450点です。英語の検査にはリスニングが含まれます。
  3. 学校ごとに、評定と学力検査の「倍率タイプ」が決まっています。タイプはⅠ〜Ⅴの5種類で、学力検査と評定のどちらを重く見るかが違います。
  4. 出願は1校1学科等です。一般選抜は、1つの高校・学科等に出願します。出願はオンライン出願システムで行い、在籍する中学校長の承認の手続きが必要です。
  5. 選抜の資料は、調査書、学力検査の成績、自己申告書の3つです。自己申告書は、原則としてオンライン出願システムへのテキスト入力で提出します。
  6. 合格発表は、インターネット(オンライン出願システム)で行われ、学力検査の得点と、各学年の各教科の評定が開示されます。

配点の表|倍率タイプⅠ〜Ⅴと、長尾高校のタイプⅢ

府の実施要項には、倍率タイプごとの学力検査と評定の倍率が書かれています。いずれのタイプも、倍率をかけたあとの総合点の満点は900点です。

タイプ学力検査の倍率評定の倍率学力検査(満点)評定(満点)総合点(満点)
Ⅰ1.40.6630点270点900点
Ⅱ1.20.8540点360点900点
Ⅲ(長尾高校)1.01.0450点450点900点
Ⅳ0.81.2360点540点900点
Ⅴ0.61.4270点630点900点
長尾高校の総合点900点の内訳(タイプⅢ)
図 長尾高校(タイプⅢ)の総合点900点の内訳と、評定450点の学年別の内訳。実施要項をもとに作成

長尾高校のタイプⅢは、学力検査が50%(450÷900)、評定も50%(450÷900)です。倍率が1.0倍なので、学力検査の素点も、評定の点数も、そのまま総合点に入ります。つまり、学力検査の1点と、評定の点数の1点は、同じ重さです。

評定の中を見ると、中3が270点(60%)、中2と中1が90点(20%)ずつです。総合点900点でみると、中3の評定だけで30%、学力検査の5教科全体で50%、中1と中2の評定を合わせて20%という内訳になります。

読み方の注意
令和9年度の募集人員は、本記事の作成時点で確認できていません。また、合格に必要な点数(合格ライン)や、合格者の総合点の平均は、本記事で確認した公表資料には載っていないため、目安の点数は示していません。

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学力検査の問題の種類|国語B・数学A・英語B

大阪府の学力検査は、国語・数学・英語の3教科で、「基礎的問題(A)」「標準的問題(B)」「発展的問題(C)」の3種類の問題が作られます。各高校は、あらかじめ使う種類を選び、府教育委員会が決定します。理科と社会は、種類の区別がありません。長尾高校は、実施要項の表で、次の組み合わせになっています。

教科長尾高校の問題の種類配点検査時間
国語B(標準的問題)90点50分
数学A(基礎的問題)90点50分
英語B(標準的問題)90点40分(別にリスニング15分)
理科種類の区別なし90点40分
社会種類の区別なし90点40分
合計450点

実施要項の「問題の種類及び特徴」には、種類ごとの出題のねらいが書かれています。長尾高校に関係する部分を、要点だけ整理します。

種類国語数学英語(筆答)
A(基礎的)基礎的な内容の文章を正確に理解する力や、国語の基礎的な知識を問う問題が中心基礎的な計算問題とともに、「数と式」「図形」「関数」「データの活用」の基礎的な事項の理解を問う問題が中心基礎的な語彙・文法の理解を問い、基礎的な内容の英文を読み取る力を問う問題が中心
B(標準的)基礎的・標準的な内容の文章の理解に加えて、問われたことがらを適切に表現する力を問う問題をあわせて出題「数と式」「図形」「関数」「データの活用」の基礎的・標準的な事項の理解を問う問題が中心基礎的な語彙・文法の理解を問うたうえで、基礎的・標準的な内容の英文を読み取る力を問う問題が中心
C(発展的)標準的・発展的な内容の文章の理解に加えて、適切に表現する力を問う問題が中心標準的・発展的な事項について、数学的に処理し判断する力を問う問題が中心標準的・発展的な英文から必要な情報を素早く読み取る力や、まとまりのある内容を英文で表現する力を問う問題が中心(問題文はすべて英語)

長尾高校の数学は、この表のA(基礎的問題)です。数学の配点は90点で、B問題の学校と同じです。同じ「数学90点」でも、問題の種類が違えば出題の中心が違いますので、他の学校の得点や、模試の得点とそのまま比べることはできません。本記事では、各種類の難しさを数字で示すことはしていません(府の資料に、難易度の数値は載っていません)。

種類の違いは、配点の違いではありません
A・B・Cのどの種類でも、各教科の満点は90点です。種類によって点数の重さが変わるわけではありません。種類の違いは「何を中心に問うか」の違いで、これは実施要項の「問題の種類及び特徴」に書かれています。

英語のリスニングと、出題される単語

実施要項には、A・B問題のリスニングテストは同じ問題を使い、配点は全体の約20%(5分の1)と書かれています。C問題のリスニングは別の問題で、配点は約33%(3分の1)です。長尾高校の英語はB問題ですので、リスニングは約20%の配点です。英語90点のうち、約18点がリスニングという計算になります(約20%からの当サイトの計算)。

英語の学力検査は、「大阪版中学校で学ぶ英単語集(令和4年6月改訂)」から出題すると、要項に書かれています。この単語集は、大阪府教育委員会のウェブページで公表されています。英語の語彙の学習は、この単語集を土台にすると、出題の範囲が見通しやすくなります。

試験当日の時間割(数学と英語がA・Bの学校)

時限教科時刻時間
第1時国語9:10〜10:0050分
第2時数学10:20〜11:1050分
第3時英語11:30〜12:1040分
(続けて)英語リスニング12:20〜12:3515分
第4時理科13:30〜14:1040分
第5時社会14:30〜15:1040分

学力検査は、令和9年3月10日(水)の午前9時から行われます。昼食をはさんで午後に理科と社会が入る、1日5教科の日程です。

評定の計算|中1×2・中2×2・中3×6

評定は、9教科(国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭・外国語)を、学年ごとに足してから、学年の重みをかけます。

学年教科の合計(満点)重み評定の点数(満点)評定の中での割合
中145×290点20%
中245×290点20%
中345×6270点60%
合計135450点100%

中3の評定が、評定の中の6割を占めます。中1・中2は、2割ずつです。タイプⅢでは、倍率が1.0倍ですので、この評定の点数が、そのまま総合点に入ります。

評定1段階が、総合点で何点か

動いたもの評定の点数総合点(×1.0)
中3の1教科が1段階6点6点
中1または中2の1教科が1段階2点2点
中3の9教科が各1段階54点54点
中1の9教科が各1段階18点18点
学力検査の素点1点1点1点
中3の1段階は6点。学力検査の6点分
タイプⅢでは、中3の1教科が1段階上がると、総合点は6点動きます。学力検査では、素点で6点分です。中3の9教科がすべて1段階上がると、総合点は54点で、学力検査の素点でいうと54点分にあたります。

評定の計算例(例)

中1の合計中2の合計中3の合計評定の点数(450点満点)総合点に入る点数(×1.0)評定の満点に対する割合
27272727027060.0%
30333634234276.0%
33363937237282.7%
36394240240289.3%
39424543243296.0%
454545450450100.0%

上の表は、評定の合計から公式の式で計算した例です。実際の数字は、中学校の調査書で確認できます。

当日点(学力検査)の考え方

学力検査は、5教科(各90点)の合計450点です。タイプⅢでは、素点がそのまま総合点に入ります。5教科の素点が10点上がれば、総合点も10点上がります。評定の点数と同じ重さですので、評定が決まったあとに、学力検査の得点で積み上げる余地は、450点分あります。

総合点の計算例(例)

例評定の点数(450点満点)学力検査の素点(450点満点)総合点(900点満点)
評定型402270672
バランス型372300672
当日点型318354672
例の読み方
3人の総合点は、どれも672点で同じです。評定が高めで学力検査が低めの人、バランスのよい人、評定が低めで学力検査が高い人が、同じ総合点になることがあります。これは仕組みを確かめるための架空の例で、実際の合否の線を示すものではありません。

合格者の決め方|110%・90%・ボーダーゾーン

実施要項には、総合点をもとにした合格者の決め方が書かれています。募集人員に対する割合で、段階を踏んで決めます。

  1. 総合点の高い順に、募集人員の110%にあたる人数までを「第1の群(Ⅰ群)」とします。
  2. その群のうち、総合点の高い順に、募集人員の90%にあたる人数までを合格とします。
  3. 残りの、募集人員の90%から110%までの範囲の人たちは、ボーダーゾーン(Ⅱ群)として扱います。
  4. ボーダーゾーンでは、自己申告書と、調査書中の活動・行動の記録を資料にして、その高校のアドミッションポリシー(求める生徒像)に「極めて合致」する人を、優先的に合格にします。
  5. まだ募集人員に満たない場合は、総合点の高い順に合格を決めます。

この決め方は、要項の中で、志願者数が募集人員を超過すると否とにかかわらず行うと書かれています。

例:募集人員が160人の場合(数字は仮の例)

段階考え方人数(例)
募集人員仮に160人とする160人
110%の範囲総合点の順で、この人数までを対象にする176人
90%(まず合格)総合点の高い順に合格144人
ボーダーゾーン110%と90%の間32人
数字について
上の160人は、令和8年度の募集人員を使った仮の例です。令和9年度の募集人員は、公式の資料で確認してください。この例は、決め方の流れを示すものです。

総合点で9割の範囲に入ると、まず合格が決まる、という仕組みです。ボーダーゾーンに入った場合は、総合点だけでなく、自己申告書や活動・行動の記録も見られます。

直近3年(令和6〜8年度)の志願状況

大阪府は、一般選抜の出願の締切時点の志願者数を、学校ごとに公表しています(令和6年度と令和8年度は3月6日、令和7年度は3月7日の、いずれも午後2時時点)。倍率は、志願者数を募集人員で割った数字です。

年度募集人員志願者数倍率確認した日(午後2時時点)
令和6年度240人193人0.80倍3月6日
令和7年度240人151人0.63倍3月7日
令和8年度160人90人0.56倍3月6日
長尾高校の倍率のうごき
図 長尾高校(普通科)の倍率(志願者数÷募集人員)。出典:大阪府の志願者数(令和6〜8年度・出願締切時)

倍率は、0.80倍、0.63倍、0.56倍と、年ごとに下がりました。令和6年度から令和7年度は、募集人員が240人のままで、志願者数が193人から151人に減っています。令和8年度は、募集人員が240人から160人に減り、志願者数は90人でした。

年度ごとの増減(募集人員と志願者数)

年度募集人員前年度との差(募集人員)志願者数前年度との差(志願者)
令和6年度240人−193人−
令和7年度240人0人151人−42人
令和8年度160人−80人90人−61人

令和8年度は、募集人員が80人(240人から160人)減りました。それでも志願者数は61人減って90人になり、倍率は0.63倍から0.56倍へ下がっています。募集人員が変わると、志願者の数が同じでも、倍率の見え方が変わります。倍率だけでなく、募集人員と志願者数の両方を見ることが大切です。令和9年度の募集人員は、公式の資料で確認してください。

倍率の読み方
この数字は、出願の締切時点のものです。最終的な受検者の数や、合格者の数とは別の数字で、本記事で確認した資料には、長尾高校の受検者数・合格者数は載っていません。募集人員が減った理由(学級数の見直しなど)も、確認できていません。

志願者が募集人員より少ない年は、どう読むか

長尾高校は、3年とも倍率が1倍を下回りました。ここでは、実施要項に書かれていることと、そこから言えること、言えないことを分けて整理します。

実施要項に書かれていること

  • 選抜は、「志願者数が募集人員を超過すると否とにかかわらず」行う。(一般選抜の「入学者の選抜」の冒頭)
  • 選抜の資料は、調査書、学力検査の成績、自己申告書。総合点を基本にして選抜する。
  • 評定が無記載の教科がある人(海外の現地校で学んだ場合など)の判定の中に、「受験者数が募集人員を満たしていない場合は不合格としない」という一文がある。この一文は、その場面の手順の中に書かれている。
  • 一般選抜などで合格者数が募集人員に満たないときは、二次選抜を実施する。

当サイトの読み取り(仮定を置いた計算)

要項の手順を、数字に当てはめてみます。募集人員を160人(令和8年度の実績を使った仮定)とすると、総合点の高い順に合格を決める範囲は、募集人員の90%で144人です。令和8年度の志願者数は90人で、この144人より少ない人数でした。

項目数字(募集人員160人と仮定)計算
募集人員160人仮定(令和8年度の実績)
90%にあたる人数144人160×0.9
110%にあたる人数176人160×1.1
令和8年度の志願者数90人府の公表
90%の人数に対する志願者数の割合約63%90÷144(当サイトの計算)
志願者が90%の範囲に収まる上限の倍率0.90倍144÷160

この表のとおり、志願者数が144人(0.90倍)以下であれば、志願者全員が総合点の90%の範囲に収まる計算になります。ただし、これは要項の文言を数字に当てはめた、当サイトの読み取りです。実際の合否は、学校が出願締切のあとに、実施要項に従って決めます。倍率が1倍を下回っていても、合格が決まるとは言えません。

倍率が低い年の注意点
倍率は年によって動きます。長尾高校でも、令和6年度は0.80倍、令和8年度は0.56倍と差があります。また、令和9年度の募集人員が変われば、同じ志願者数でも倍率は変わります。「倍率が低いから大丈夫」と考えるのではなく、評定と学力検査の両方を積み上げておくことが、どの年にも通用する準備です。

合格者数が募集人員に満たないときの二次選抜

実施要項には、一般選抜などで合格者数が募集人員に満たない学科等で、二次選抜を実施すると書かれています。倍率が1倍を下回る年のある学校では、二次選抜の仕組みも知っておくと、全体の流れがつかめます。

項目二次選抜(全日制)の内容
実施する場合合格者数が募集人員に満たない学科等
応募できる人本入学者選抜の出願時に、国公私立の高校・高等専門学校・特別支援学校高等部のどの入学者選抜にも合格していない人など(要項の資格を参照)
出願令和9年3月23日(火)。出願の受理は午前9時〜正午
入学検定料2,200円
検査学力検査はなく、面接(自己申告書に基づく個人面接)。3月24日(水)午前9時から
選抜の資料調査書と面接の評価
合格発表3月25日(木)午前10時(オンライン出願システム)

二次選抜は、本入学者選抜(一般選抜)の段階で、すでに合格している人や、他の高校の選抜で合格して入学手続きをした人は対象になりません。「一般選抜で不合格になったら二次選抜がある」と考えて、一般選抜への準備を軽くすることは、おすすめできません。二次選抜に出願できる人の条件や、実施する学校・募集人員は、令和9年3月の時点の府の発表で確認してください。

令和9年度の入試日程

項目日程(令和8年12月〜令和9年3月)
出願の入力期間(志願者)令和8年12月8日(火)午前9時 〜 令和9年3月5日(金)午後2時
入学検定料の納入12月8日(火)午前9時 〜 3月5日(金)正午。検定料は2,200円
中学校長による承認12月8日(火)午前9時 〜 3月5日(金)午後2時
志願先高校長による出願受理3月3日(水)午前9時 〜 3月5日(金)午後2時
学力検査3月10日(水)午前9時から
合格発表3月18日(木)午前10時(オンライン出願システム)。得点と各学年各教科の評定が開示される
二次選抜(面接)出願3月23日(火)/面接3月24日(水)/発表3月25日(木)午前10時

出願は、オンライン出願システムで行います。志願者の入力のあとに、在籍する中学校長の承認が必要ですので、要項には、出願登録は余裕をもって行い、登録が終わったら、速やかに中学校長に承認を依頼するようにと書かれています。出願の入力期間の終わり(3月5日午後2時)の直前に集中しないように、早めの確認が大切です。日程の全体は大阪府公立高校入試2027の日程と選抜でも整理しています。

出願のときに登録するもの

  • 自己申告書(様式111)。原則として、オンライン出願システムへのテキスト入力で提出します。
  • 入学検定料2,200円の納入。
  • 英語資格(外部検定)を活用する志願者だけが、活用する英語資格を登録します。中学校長は、スコアなどの証明書のデータを登録します。活用の方法は、本記事では確認していません(要項で確認してください)。
  • 過年度卒業者など、当てはまる人だけが登録する書類があります(住民票の写しなど)。

時期別|内申と当日点を、両方そろえる進め方

ここからは、公式の日程をもとにした進め方の例です。府が定めたものではなく、エスペランサアカデミーの整理です。長尾高校は、タイプⅢで、学力検査と評定が半分ずつですので、両方に時間を配分することが大切です。

時期評定当日点(5教科)
中3の11月〜12月2学期の評定の確定に向けて、提出物と定期テストを見直す。中3は6倍入試範囲の総復習を始める。苦手教科を洗い出す
12月(三者面談)中1〜中3の評定を確認し、評定の点数を計算する過去問を解く日程を決める。出願の入力期間(12月8日〜)を確認する
1月3学期の取り組みを続ける過去問を時間を測って解き、点数と間違いを記録する
2月評定の見通しをもとに、志望校と併願を整理する。自己申告書に書く内容を整理する英語のリスニングを含め、5教科の弱点を絞って復習する
3月初旬出願の手続き(3月5日午後2時まで)。中学校長の承認を早めに依頼する体調管理と、時間配分の最終確認
3月10日(確定済み)学力検査
3月18日合格発表。得点と評定が開示される結果を受け止めて、次の準備へ

中3の評定が動いたとき、総合点はどう変わるか

中1・中2の評定が決まっているとして、中3の評定の合計が変わったときの評定の点数を計算します。例として、中1の合計が33、中2の合計が36の場合です。タイプⅢなので、評定の点数がそのまま総合点に入ります。

中3の合計評定の点数(450点満点)=総合点に入る点数評定の満点に対する割合中3合計27のときとの差
2730066.7%基準
3031870.7%+18点
3333674.7%+36点
3635478.7%+54点
3937282.7%+72点
4239086.7%+90点
4540890.7%+108点

中3の合計が3上がる(たとえば3教科が1段階ずつ上がる)と、総合点は18点動きます。これは、学力検査の素点で18点分です。中3の評定は、動く幅が大きい部分です。2学期の評定が確定する前の今の時期に、取り組みを見直す意味があります。

同じ成績でも、タイプで総合点は変わる

同じ評定・同じ学力検査の得点でも、倍率タイプが違うと、総合点が変わります。次の表は、ある仮の受検生(評定の点数が315点、学力検査の素点が315点)の総合点を、タイプごとに計算したものです。実在の生徒の数字ではありません。

タイプ学力検査分(315×倍率)評定分(315×倍率)総合点
Ⅰ441189630
Ⅱ378252630
Ⅲ(長尾高校)315315630
Ⅳ252378630
Ⅴ189441630

評定の点数と学力検査の素点が同じ値であれば、どのタイプでも総合点は630点で同じです。差が出るのは、評定と学力検査の得点のバランスが違うときです。

評定と学力検査のバランスが違う場合

仮の受検生評定の点数(450点満点)学力検査の素点(450点満点)タイプⅠの総合点タイプⅡの総合点タイプⅢの総合点
評定が高く、学力検査が低め360270594612630
評定と学力検査が同じ315315630630630
評定が低めで、学力検査が高い270360666648630

「評定が高く、学力検査が低め」の人は、タイプⅠの総合点よりも、タイプⅢの総合点のほうが高くなります。反対に、「評定が低めで、学力検査が高い」人は、タイプⅠのほうが高くなります。タイプⅢは、その中間で、学力検査と評定が同じ重さです。志望校のタイプを知ることは、勉強の配分を考える材料になります。

学力検査の1点と、評定の1段階を比べる

タイプⅢの計算式に当てはめると、学力検査の素点と評定の点数は、次のように総合点に入ります。

項目総合点での動き考え方
学力検査の素点1点1点素点×1.0
学力検査の素点10点10点5教科のどの教科でも同じ
評定の点数1点1点評定の点数×1.0
中3の1教科が1段階6点6点×1.0
中1・中2の1教科が1段階2点2点×1.0
中3の3教科が1段階ずつ18点学力検査の素点18点分

中3の評定の1段階(6点)は、学力検査の素点6点分です。5教科の合計で6点は、1教科あたり1点ちょっとです。評定は、日々の授業の取り組みや提出物、定期テストの積み重ねで動きますので、まだ時間のある時期なら、学力検査の素点を同じだけ上げるより、動かしやすい場面もあります。一方で、学力検査の素点は、5教科で合計450点あり、伸ばせる幅の大きさは学力検査のほうが大きいです。どちらかに偏らず、両方を積むことが、点数の上では筋が通っています。

学年別|中1から中3までの積み上げ方

長尾高校の評定は、中1から中3まで、学年ごとに重みが違います。中3が6倍、中1・中2が2倍です。

学年評定への入り方この時期にやっておきたいこと
中1合計×2(満点90点)。総合点でも90点分5教科の基礎(計算・漢字・英単語・文法)の定着。提出物とノートの習慣づくり
中2合計×2(満点90点)。総合点でも90点分定期テストの解き直しの習慣。苦手教科を作らない
中3の1学期合計×6(満点270点)の一部1学期の評定を確認し、上げられる教科を決める
中3の2学期中3の評定が、ほぼ固まる時期定期テストと提出物に集中する。12月の三者面談で、全学年の評定を整理する
中3の冬評定は確定済み過去問の演習と、間違いの分析。英語のリスニング。体調管理

中1・中2の評定は、あとから変えられません。しかし、中3の評定が6倍で入るため、中3で積み上げた分は、大きく総合点に反映されます。中1・中2の評定が思うように伸びなかった場合も、中3の取り組みで取り返せる余地があります。

教科別|問題の種類をふまえた準備の考え方

ここでの準備の考え方は、実施要項の「問題の種類及び特徴」の記述をもとに、エスペランサアカデミーが整理したものです。出題の中身そのものは、府教育委員会が公表している過去の問題で確認してください。

教科要項の記述(種類)準備の考え方の例
国語(B)基礎的・標準的な文章の理解を中心に、問われたことを適切に表現する力を問う読解の問題に加えて、自分の言葉で答えをまとめる練習も入れる。漢字・語句などの基礎知識は、毎日少しずつ
数学(A)基礎的な計算問題と、数と式・図形・関数・データの活用の基礎的な事項の理解を問う計算の正確さと、4つの分野の基本事項の取りこぼしを減らす。間違えた問題は、解き直して原因を記録する
英語(B)基礎的な語彙・文法の理解のうえで、基礎的・標準的な英文を読み取る力。リスニングは約20%大阪版の英単語集で語彙を固める。リスニングは毎日少しずつ。英文を読む量を増やす
理科・社会種類の区別なし(各90点)定期テストの範囲を、入試の範囲に広げて復習。用語と資料の読み取りを組み合わせる

数学がA問題であることは、「数学の勉強は軽くてよい」という意味ではありません。基礎的な事項を中心に問うということは、基礎の取りこぼしが、そのまま失点になりやすい、ということでもあります(当サイトの考え方)。90点の配点は、B問題の学校と同じです。

受検当日と、合格発表のあとの流れ

学力検査は、令和9年3月10日(水)に行われます。1時間目は午前9時10分に始まり、国語(50分)、数学(50分)、英語(40分、続けてリスニング15分)、理科(40分)、社会(40分)の順で進みます。

  • 受検票と筆記用具、時計などの持ち物は、学校と中学校の案内で確認します。
  • 英語のリスニングは、筆答のあとに、別に時間が設けられています。
  • 試験の時間配分は、過去問を時間を測って解くことで、事前につかめます。

合格発表は、3月18日(木)午前10時で、オンライン出願システムで行われます。学力検査の得点と評定が開示されますので、結果を受け止めたうえで、次の準備に進めます。私立高校との併願をしている場合は、私立の入学手続きの期限も、あらかじめ確認しておきます。

隣り合う地域の府立高校との比較

同じ大阪府内でも、学校によって倍率タイプと、学力検査の問題の種類は違います。実施要項の表から、枚方・寝屋川・守口・交野・摂津方面の府立高校(当サイトの分類)で、同じ普通科のみの学校を抜き出します。

学校タイプ(学力検査:評定)国語・数学・英語令和8年度の倍率
西寝屋川Ⅲ(5:5)B・A・A0.45倍
長尾(本記事)Ⅲ(5:5)B・A・B0.56倍
北かわち皐が丘Ⅲ(5:5)B・B・B0.81倍
守口東Ⅲ(5:5)B・B・B0.81倍
交野Ⅱ(6:4)B・B・B0.93倍
牧野Ⅰ(7:3)B・B・B1.01倍
摂津Ⅱ(6:4)B・B・B1.13倍
香里丘Ⅰ(7:3)B・B・B1.23倍
寝屋川Ⅰ(7:3)C・C・B1.24倍
隣り合う地域の府立高校の令和8年度の倍率
図 令和8年度の倍率(志願者数÷募集人員)の比較。タイプを下に表示。出典:大阪府の志願者数・実施要項。当サイトの分類

同じタイプⅢでも、学力検査の問題の種類は学校ごとに違います。長尾高校は、国語B・数学A・英語Bの組み合わせです。西寝屋川は国語B・数学A・英語Aで、数学と英語がA問題です。北かわち皐が丘と守口東は、3教科ともB問題です。タイプⅠの寝屋川は、国語と数学がC問題(発展的問題)で、長尾高校とは問題の種類が大きく違います。

各校の入試対策は、寝屋川高校の入試対策、牧野高校に合格したい、香里丘高校に合格したい、交野高校に合格したい、枚方高校に合格したい、枚方津田高校に合格したいで整理しています。摂津高校(タイプⅡ)の配点は摂津高校の内申と当日点で、同じ型で説明しています。

比較表の注意
倍率は、各校の「出願締切時」の志願者数を募集人員で割った、府の公表の数字です。この表の倍率が低い順は、入りやすさの順位を示すものではありません。枚方高校と枚方津田高校は、複数の学科がある学校のため、この表には入れていません。

アドミッションポリシーと自己申告書の考え方

ボーダーゾーンでは、総合点のほかに、アドミッションポリシー(学校が求める生徒像)との合致が見られます。実施要項には、自己申告書と、調査書中の活動・行動の記録をもとに判断すると書かれています。どのように書けば評価されるかという基準は、本記事で確認した資料には載っていません。

長尾高校のアドミッションポリシー(要点)

府教育委員会が公表している「アドミッションポリシー(求める生徒像)」の長尾高校の部分には、学校の特色として、次のような内容が書かれています(要点を言い換えたものです)。

  • 生徒一人ひとりの「徳性」と「自己肯定感」を高める普通科高校であること。
  • 確かな学力を持ち、人と人とのつながりを大切にし、地域社会から愛される人物を育てる教育を行っていること。
  • 普通教科を幅広く学ぶなかで、多様な他者と協働して課題解決に貢献し、自ら将来を切り開こうとする生徒を求めていること。

そのうえで、求める生徒像として、次の4つが示されています(要点)。

番号求める生徒像(要点)準備のヒント(当サイトの整理)
1将来を切り開こうと、自ら進んで勉学に励み、学力の向上をめざす学習の習慣と、続けてきた取り組み(定期テスト・提出物)を、具体的に書けるようにする
2探究活動や地域貢献活動に強い興味・関心があり、入学後も意欲的に取り組む意思がある総合的な学習の時間、地域の行事、ボランティアなどでの経験と、興味を持ったきっかけを整理する
3学校生活のなかで、多様な他者と協働して課題解決に貢献できる班活動や行事で、周りと協力して取り組んだ場面を、役割と結果をふくめて思い出しておく
4中学校での活動(生徒会活動・学校行事・部活動など)に積極的に取り組み、入学後も活動を続ける意思がある続けてきた活動と、高校でも続けたいこと(または新しく挑戦したいこと)を、自分の言葉で言えるようにする
  • 学校の公式サイトと、府の資料で、アドミッションポリシーを読み、自分の中学校生活の経験と重なる点を整理しておく。
  • 部活動・委員会・ボランティアなど、続けてきた活動と、そこで学んだことを、具体的な出来事で書けるようにしておく。
  • 書き方や様式は、中学校の先生に確認する。自己申告書は、本人の言葉で書くことが大切です。

ボーダーゾーンに入るかどうかは、総合点が出てからでないとわかりません。そのため、自己申告書は、総合点の見通しにかかわらず、準備しておくと安心です。自己申告書は、出願の入力期間の中でオンライン出願システムに入力しますので、締切の直前ではなく、早めに下書きを作っておくことをおすすめします。

英語のリスニングの準備

実施要項には、英語のリスニングの配点が、A・B問題では全体の約20%と書かれています。長尾高校の英語はB問題です。リスニングは、毎日少しずつ耳を慣らすことで、伸びやすい分野です。

時期リスニングの取り組み例
11月〜12月教科書の音声や、過去問の音声を、毎日10分ずつ聞く。聞き取れなかった箇所を、スクリプトで確認する
1月過去問のリスニングを、本番と同じ形式で解く。設問を先に読む練習をする
2月間違えた箇所を、聞き直して確認する。本番の時間帯に合わせて、音声を聞く習慣をつける

これは、エスペランサアカデミーの整理した進め方の例で、府が定めたものではありません。

志望校の決め方と、併願の考え方

大阪府の一般選抜は、1つの高校・学科等に出願します。志望校を決めるときは、次の3点を、順に確認すると整理しやすくなります。

  1. 評定の点数を、公式の式で計算し、タイプ別の総合点の目安を出す。
  2. 過去3年の志願状況(倍率)と、募集人員の変化を確認する。
  3. 私立高校との併願の条件と、手続きの期限を、中学校の先生と確認する。

倍率や総合点の目安は、合格の線を示すものではありません。数字を材料に、中学校の先生と相談して決めてください。志望校の決め方の考え方は、大阪の内申点で行ける高校はどこ?でも整理しています。

三者面談の前に、評定の合計を自分で計算しておくと、先生との話がしやすくなります。計算の手順は、本記事の「評定の計算」の表のとおりです。数字が整理できていると、どの教科にどれだけ時間をかけるかを、具体的に相談できます。

三者面談で確認したいこと

  • 中1・中2・中3の1学期までの評定の合計(9教科ずつ)。中1・中2は2倍、中3は6倍で計算します。
  • 中3の2学期の評定の見込み。どの教科が上がる余地があるか。
  • 志望校と、併願の私立高校の組み合わせ。
  • アドミッションポリシーと、自己申告書に書く活動や行動の記録の見通し。
  • 出願の手続き(オンライン出願・中学校長の承認)と、期間の確認。

私立高校との併願は、内申の使われ方が学校ごとに違います。私立高校の併願で使う内申は中3のいつの成績?、大阪府の組み合わせは大阪府 内申の帯別と公立・私立併願も参考にしてください。

評定を伸ばすために見直したいこと

  • 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
  • 定期テストで失点した単元の解き直し。
  • 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術・家庭)の提出課題や実技テスト。9教科は同じ重さで数えられます。
  • 中3の2学期は、評定の6倍が効く、大きな機会です。

よくある勘違い5つ

  1. 「内申は中3だけ」:中1・中2も、それぞれ2倍で評定に入ります。
  2. 「当日点だけで決まる」:タイプⅢでは、評定が総合点の5割です。
  3. 「総合点の順だけで全員が決まる」:募集人員の90%から110%の範囲はボーダーゾーンで、アドミッションポリシーとの合致などが見られます。
  4. 「倍率が1倍を下回れば、準備は少なくてよい」:倍率は出願の人数の比で、合格の線とは別の数字です。要項は、志願者数が募集人員を超えるかどうかにかかわらず、選抜を行うと書いています。
  5. 「A問題の数学は、点数が軽い」:数学の配点は90点で、B問題の学校と同じです。

出願から合格発表までの流れ

  1. 中3の2学期までの評定が出る(調査書の資料)。
  2. 三者面談で、志望校と併願を相談する。
  3. 12月8日から、オンライン出願システムで出願の入力が始まる。自己申告書もここで入力する。
  4. 中学校長の承認を依頼する。承認は3月5日午後2時までに必要。
  5. 3月3日〜5日に、志願先高校長による出願受理。
  6. 3月10日に、学力検査を受ける。
  7. 3月18日の午前10時に、オンライン出願システムで合格発表。得点と評定が開示される。
  8. 私立高校との併願の場合は、私立の手続きの期限にも注意する。

保護者の方が、家庭でできること

  • 評定を、毎学期、親子で一緒に計算してみる。中1・中2は2倍、中3は6倍です。
  • 定期テストの結果を、教科ごとの表にして見える形にする。
  • 過去問は、家で時間を測って解く環境を整える。
  • 英語のリスニングの練習の時間を、毎日少しずつ確保する。
  • 自己申告書に書く内容を、本人が自分の言葉で話せるよう、日常の会話で聞き役になる。

内申の基本は大阪府公立高校の内申点の計算方法、公立と私立の組み合わせは大阪の内申点で行ける高校はどこ?で説明しています。

出願前の確認リスト

確認すること確認する先時期の目安
令和9年度の募集人員府教育委員会の資料、学校の案内秋〜冬
中1〜中3の評定(9教科×3学年)調査書の見込み、三者面談12月
アドミッションポリシーと自己申告書学校の案内、中学校の先生12月〜1月
出願の手順と期間(12月8日〜3月5日)実施要項、中学校の進路指導1月〜2月
英語資格(外部検定)を活用する場合の手続き実施要項、中学校の先生12月〜1月
学力検査の持ち物と集合時間受検票、学校の案内3月上旬

このリストは、府が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。正式な内容は、実施要項と中学校の案内で確認してください。

この記事で確認できていないこと

  • 令和9年度の長尾高校の募集人員(令和8年度は160人。令和9年度は府の発表で確認してください)。
  • 長尾高校の受検者数・合格者数、合格に必要な点数(合格ライン)。
  • 令和8年度に募集人員が240人から160人になった理由。
  • 令和8年度以前の問題の種類(令和9年度のA・Bの組み合わせが、過去と同じかどうか)。
  • 英語資格(外部検定)の活用方法の詳細。
  • 二次選抜の実施の有無と、実施する学校・募集人員(令和9年3月に府が発表)。

これらは、本記事で使った公式資料には載っていない、または確認できていない項目です。推測では書かず、確認できた範囲だけを載せています。

まとめ|長尾高校の内申と当日点

  • 長尾高校は倍率タイプⅢ。学力検査(450点)と評定(450点)を、どちらも1.0倍で足して、総合点は900点満点。学力検査と評定が5対5。
  • 評定は、中1×2・中2×2・中3×6。中3の1段階は、総合点で6点(学力検査の6点分)。
  • 学力検査の問題の種類は、国語B・数学A・英語B。英語のリスニングは約20%の配点。
  • 合格者は、総合点の順に募集人員の90%までを決め、残りはボーダーゾーンで、アドミッションポリシーとの合致などを見て決める。
  • 倍率は、令和6年度0.80倍、7年度0.63倍、8年度0.56倍(出願締切時)。1倍を下回っても、選抜は行われる。
  • 学力検査は令和9年3月10日、合格発表は3月18日。募集人員は公式資料で確認する。

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よくいただくご質問

Q. 長尾高校の内申と当日点の割合は?
倍率タイプⅢで、学力検査が450点、評定が450点です。総合点は900点満点で、割合は5対5です。
Q. 評定は中1から使いますか?
使います。中1の合計×2、中2の合計×2、中3の合計×6で、450点満点です。タイプⅢでは、倍率が1.0倍なので、評定の点数がそのまま総合点に入ります。
Q. 合格に必要な点数(合格ライン)は公表されていますか?
本記事で確認した公表資料には載っていないため、目安の点数は示していません。得点と評定は、合格発表のときに本人へ開示されます。
Q. ボーダーゾーンとは何ですか?
総合点の順で募集人員の90%まで合格を決めたあと、残りの範囲(90%から110%)を指します。アドミッションポリシーに極めて合致する人を、自己申告書などから先に合格にします。
Q. 令和9年度の入試日程は?
出願の入力は12月8日〜3月5日(午後2時)、学力検査は3月10日、合格発表は3月18日午前10時です。二次選抜は、出願3月23日、面接3月24日、発表3月25日です。
Q. 倍率が1倍を下回っているので、入りやすいですか?
倍率は出願者数の比で、合格の線とは別の数字です。要項は、志願者数が募集人員を超えるかどうかにかかわらず選抜を行うと書いています。また、令和9年度の募集人員と志願者数は、まだ確認できていません。
Q. 数学がA問題だと、難しくないということですか?
A問題は、基礎的な計算と、数と式・図形・関数・データの活用の基礎的な事項の理解を中心に問う、と要項に書かれています。配点は90点で、B問題と同じです。難しさを数値で示した資料は、確認できていません。
Q. 倍率タイプとは何ですか?
学力検査と評定に、学校ごとにかける倍率の組み合わせです。Ⅰ〜Ⅴの5種類で、総合点の満点はいずれも900点です。
Q. 出願は、何校までできますか?
一般選抜の出願は、1校1学科等です。複数の公立高校に同時に出願することはできません。併願は、私立高校との組み合わせで考えます。
Q. 二次選抜とは何ですか?
合格者数が募集人員に満たない学科等で行う選抜です。学力検査はなく、自己申告書に基づく面接と調査書で選びます。応募できる人の条件があり、実施する学校は、令和9年3月に府が発表します。
Q. 自己申告書とは何ですか?
ボーダーゾーンの判定で見られる資料のひとつです。出願のときに、原則としてオンライン出願システムへのテキスト入力で提出します。書き方や様式は、実施要項と中学校の案内で確認してください。

出典(公式資料)

この記事の数字は、大阪府教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが計算・整理したものです。計算例は、公式の式で計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。最新の情報は、府教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。

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