早慶附属高校一覧【2027年度入試】全校の日程・科目・推薦の評定基準まとめ

早慶附属9校の日程と出願条件学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/2026年9月26日時点で各校の公式サイトに出ている情報です。2027年度の要項が未公表の学校は、その旨を明記しています。出願前に必ず各校の最新の募集要項をご確認ください。

結論:首都圏の早慶附属は2月9日〜11日に集中。推薦の評定基準は学校ごとに大きく違います

高校から入れる首都圏の早慶附属は、早大学院・本庄・早実・慶應義塾・志木・慶應女子の6校です。慶應湘南藤沢(SFC)は首都圏在住者は受けられない「全国枠」のみです。

2027年度の一般入試は、2月10日(水)に慶應義塾・早実・慶應女子の3校が重なります。この3校からは1校しか選べません。

推薦・自己推薦は、9教科の評定合計で38以上から42以上までと基準がばらばらです(早実は中2と中3の合計で68以上)。偏差値はどの学校もほぼ同じで、厳密な難易度の順番はつけられません。

この記事でわかること
  • 高校から入学できる早慶の附属・系属校の全体像
  • 2027年度一般入試の出願期間・試験日・合格発表
  • 各校の一般入試の科目と募集人員
  • 推薦・自己推薦の評定基準(9教科合計いくつ必要か)
  • 2026年度の合格者数と倍率
  • 9月から出願までに、いつ何をすればよいか

各校の校風や大学への進学のしくみの違いは、「早慶附属5校を比較」の記事でくわしく解説しています。この記事では、全校の一覧と、2027年度の日程・出願条件にしぼってまとめます。

高校から入れる早慶附属・系属校の一覧

結論として、首都圏から一般入試で受けられるのは6校です。そのほかに、地方の系属校や、条件つきで受けられる学校があります。

学校所在地男女高校からの募集
早稲田大学高等学院東京都練馬区男子一般・自己推薦
早稲田大学本庄高等学院埼玉県本庄市共学一般・α選抜・帰国生・I選抜
早稲田実業学校高等部東京都国分寺市共学一般・推薦・指定校推薦
慶應義塾高等学校神奈川県横浜市男子一般・帰国生・推薦
慶應義塾志木高等学校埼玉県志木市男子一般・帰国生・自己推薦
慶應義塾女子高等学校東京都港区女子一般・帰国生・推薦
慶應義塾湘南藤沢高等部神奈川県藤沢市共学全国枠・帰国生のみ
早稲田佐賀高等学校佐賀県唐津市共学推薦・一般(首都圏会場あり)
早稲田大阪高等学校大阪府茨木市共学あり(2027年度の詳細は未確認)

※出典:各校公式サイトの入試案内・募集要項。早稲田大阪高校は2025年4月に早稲田摂陵高校から校名変更した学校です。早稲田中学校・高等学校(新宿区)は、公式サイトの入試案内が中学入試のみで、高校の募集要項は掲載されていません(「高校募集を行わない」という明示の文言は未確認)。

早稲田大学高等学院と本庄高等学院は早稲田大学の「附属」、早稲田実業・早稲田佐賀・早稲田大阪は「系属」です。慶應の各校は慶應義塾の一貫校です。このほか、シンガポールに早稲田渋谷シンガポール校(高等部)もあり、公式サイトに募集要項のページがあります(詳細は未確認)。

注意:慶應湘南藤沢(SFC)は首都圏の中学生は受けられません

SFCの高校募集は「全国枠入試」と「帰国生入試」だけです。全国枠は、小学6年生から中学3年生までの4年間以上、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県以外の地域に住み、在籍していた人が対象です。首都圏に住んでいる一般の中学生は出願できません。

2027年度一般入試の日程一覧

結論として、首都圏の早慶附属の一般入試は2月9日から11日の3日間に集中しています(慶應志木は2026年度、1次が2月6日でした)。2月10日に3校が重なる点に注意してください。

学校出願期間試験日合格発表
本庄高等学院2027年1月11日〜1月26日(消印有効)2月9日(火)2月14日(日)
慶應義塾WEB 2026年12月1日〜2027年1月25日/郵送 1月24日〜27日必着2月10日(水)2月12日(金)
早稲田実業募集要項で確認2月10日(水)2月12日(金)
慶應女子2027年1月25日〜1月29日2月10日(水)要項で確認(未確認)
早大学院WEB 2026年12月20日〜2027年1月25日/郵送 1月25日〜30日(消印有効)2月11日(木・祝)2月15日(月)
慶應志木2027年度は未公表未公表(2026年度は1次2月6日・2次面接2月11日)未公表(2026年度は2月12日)

※出典:早稲田大学高等学院「2027年度 入学試験要項」、早稲田大学本庄高等学院「入試概要」、早稲田実業学校「一般入試 募集要項」、慶應義塾高等学校「入試案内」、慶應義塾女子高等学校「入試概要」、慶應義塾志木高等学校「2026年度入試概要」(いずれも公式)。慶應志木は2026年9月26日時点で2027年度の入試概要が未公表のため、2026年度の日程を参考として載せています。

日程の組み方で気をつけたいこと

  • 2月10日は1校だけ:慶應義塾・早実・慶應女子が同じ日です。男子は慶應義塾か早実、女子は早実か慶應女子のどちらかを選ぶことになります。
  • 男子は3日連続で受けられる:本庄(9日)→慶應義塾または早実(10日)→早大学院(11日)と続けられます。ただし慶應志木が2026年度と同じ日程なら、2次の面接(2月11日)が早大学院と重なります。志木の2027年度日程が出たら、必ず確認してください。
  • 女子は本庄・早実・慶應女子から:女子が受けられる首都圏の早慶附属は本庄・早実・慶應女子の3校で、早実と慶應女子は同じ日です。
  • 早大学院の試験会場は早稲田キャンパス:練馬区の学院ではなく、早稲田大学早稲田キャンパスで行われます。
  • 本庄の試験会場は2か所の可能性:2026年度の要項には早稲田キャンパスと本庄高等学院の2つの案内図がありました。2027年度の要項(10月公開予定)で確認してください。

併願の組み方の考え方は、「早慶附属の併願戦略」の記事で詳しく説明しています。

一般入試の募集人員と試験科目

結論として、ほとんどの学校が国語・数学・英語の3教科です。早大学院は小論文、慶應女子は作文が加わり、慶應志木は面接があります。

学校募集人員(一般)試験科目時間・配点
早大学院男子260名(帰国生18名を含む)英語・国語・数学・小論文英国数 各50分、小論文90分。配点は要項に記載なし
本庄高等学院男子約95名・女子約95名国語・英語・数学各50分・各100点
早稲田実業約90名(男子約45名・女子約45名)国語・英語・数学(面接なし)国語60分・英語70分・数学60分、各100点
慶應義塾一般+帰国生で男子約330名国語・英語・数学各60分・各100点
慶應志木男子約180名(2026年度)1次 国語・数学・英語/2次 面接配点は未確認
慶應女子女子約70名国語・英語・数学・作文時間・配点は未確認

※出典:各校公式の2027年度募集要項・入試概要(慶應志木のみ2026年度入試概要)。「未確認」は公式資料から配点・時間を確認できなかった項目です。慶應義塾は合格最低点や平均点を公表していません。

早大学院は、合否を「出願書類(調査書等)と試験の結果をふまえ、総合的に判断」すると要項に書いています。筆記だけでなく、調査書も見られるということです。早実は「一般入試の入試相談会も実施しておりません」と明記しています。入試相談で事前に合格の見通しを得る方法はない、ということです。

POINT:「3教科+α」の+αを早めに確認

早大学院の小論文(90分)と慶應女子の作文は、国語の力とは別の準備が必要です。過去問を見て「何分で何字書くのか」を10月中に確認し、11月から週に1本書いて添削を受けるのが目安です。慶應志木の面接は、1次に合格した人だけが受けます。

推薦・自己推薦の評定基準と日程

結論として、推薦系の入試は1月22日・23日前後に集中し、評定基準は9教科合計38以上から42以上まで幅があります(早実は中2と中3の合計で68以上)。

学校入試の名前面接などの日主な評定基準
早大学院自己推薦(男子約100名)2027年1月22日(金)中3の2学期の成績が9教科合計40以上
本庄高等学院α選抜(男女各約30名)2次面接 2027年1月22日(金)中2が9教科合計38以上、中3(2学期末まで)が40以上、1・2がない(2026年度要項)
早稲田実業推薦(スポーツ・文化 約45名)2027年1月22日(金)中2の学年評定+中3(12月末)の全必修教科の合計が68以上、2以下がない
慶應義塾推薦(約40名)2次 面接・作文 2027年1月23日(土)中3の9教科合計38以上
慶應志木自己推薦(男子約50名)2027年度は未公表(2026年度は面接1月23日)中3の最新の9教科合計38以上(2026年度)
慶應女子推薦(女子約30名)2027年1月22日(金)中3の9教科合計42以上、理科・社会がともに5、2がない

※出典:各校公式の募集要項・推薦入試要項。本庄α選抜の出願資格は2027年度要項が未公開のため2026年度要項の内容です。慶應志木は2026年度入試概要の内容です。評定以外にも条件があります(下の本文を参照)。

評定以外の主な条件

  • 全校共通:その学校が第一志望(早実は「第一希望」)であることが条件です。早大学院と本庄は、合格したら入学することも条件として明記しています。
  • 欠席:早大学院は3年間の欠席合計30日以内、本庄は30日未満、志木は中学入学後30日以内、早実は各学年原則7日以内。慶應女子は欠席・遅刻・早退の合計20以内(2026年12月末まで)です。
  • 活動実績:本庄は都道府県以上の大会や資格試験などでの優れた成績のいずれか。早実はスポーツで都道府県大会8位以内・全国大会や関東大会出場など、文化で都道府県レベルの入賞・全国レベルの佳作以上など。慶應義塾は運動・文化芸術活動などでの相応の成果が求められます。
  • 中学校長の推薦:慶應義塾と慶應女子は中学校長の推薦が必要です。
  • 早実の事前相談:出願前に「活動実績資格相談」(2026年12月15日〜17日)を受けることが必須です。
推薦で不合格でも一般入試を受けられる学校

慶應義塾は推薦の出願者も一般入試に出願できます。慶應志木も、自己推薦で不合格になっても一般入試に出願できます(2026年度)。ほかの学校は各校の要項で確認してください。

注意:評定基準は「最低ライン」です

評定基準を満たしても合格が約束されるわけではありません。たとえば慶應義塾の推薦は2026年度、出願121人に対して合格41人でした。基準は「出願できるかどうか」の線で、合否は書類・面接・作文などで決まります。

2026年度の合格者数と倍率

結論として、一般入試の倍率はおおむね2.4倍〜3.9倍です。ただし、学校によって「倍率」の出し方が違うので注意してください。

学校(一般入試)受験者合格者倍率
早大学院1,4385222.75(学校公表)
本庄(男子)1,7894583.91(学校公表)
本庄(女子)7812353.32(学校公表)
早実(男子)4371792.44(計算値)
早実(女子)324933.48(計算値)
慶應義塾1,4035252.67(計算値)
慶應志木志願1,1193283.41(志願者÷合格者の計算値)
慶應女子3931422.77(計算値)

※出典:各校公式の入試結果・入試データのページ(2026年度)。「学校公表」は学校が公表した実質倍率、「計算値」は受験者数÷合格者数で当サイトが計算した値です。慶應志木は受験者数の公表を確認できなかったため、志願者数で計算しています。

推薦・自己推薦の2026年度の結果は、早大学院の自己推薦が受験232人・合格105人(実質倍率2.21)、本庄α選抜が男子志願99人・合格35人、女子志願165人・合格35人です。早実の推薦(スポーツ・文化)は男子受験105人・合格39人、女子受験16人・合格6人。慶應女子の推薦は受験76人・合格29人、慶應志木の自己推薦は志願141人・合格51人でした。

公表されている合格者最低点は、早実の一般入試だけです。2026年度は男子162点・女子166点(300点満点)でした。本庄は合格最低点を非公表と明記し、慶應義塾も公表していません。

偏差値は横並び。厳密な難易度の順番はつけられません

結論として、首都圏の早慶附属の偏差値はほぼ同じで、どこが一番難しいとは言い切れません。

学校偏差値の目安
慶應女子76〜77
早大学院・本庄・早実・慶應義塾・慶應志木・慶應SFC75〜76
早稲田佐賀68
早稲田大阪(早稲田コース)65〜67

※偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安で、学校の公表値ではありません。サイトによって値が違うことがあります。ここでは、みんなの高校情報(2026年度)と高校偏差値.net(2025年9月更新)の値を幅で示しています。早稲田大阪は高校受験ナビの検索結果の値も含めた幅です。

2つの情報サイトで比べても、首都圏の6校は同じ値でした。1ポイント高いのは慶應女子だけです。偏差値の1〜2の差は、模試の母集団や年度でかんたんに入れかわる幅です。

そのため、「どこが受かりやすいか」は偏差値ではなく、科目の相性と日程で考えるのが現実的です。たとえば、小論文が得意なら早大学院、作文が得意なら慶應女子、英語で大きく稼げるなら英語の時間が長い早実、というように考えます。学校選びの考え方は、「早慶附属はどこが受かりやすい?」の記事で詳しく書いています。

首都圏以外の早稲田系属校

結論として、早稲田佐賀は首都圏の会場で受験できます。早稲田大阪は2027年度の入試の詳細を確認できていません。

早稲田佐賀高等学校

募集人員は、九州入試80名(一般枠40・地域枠40)と首都圏入試40名(一般枠40)です。2027年度の日程は次のとおりです。

  • 推薦:2026年12月12日(唐津会場)。国語・英語・数学(各100点)と面接
  • 一般(1月入試):2027年1月10日。試験会場に首都圏を含む。専願は5教科(唐津)/3教科(首都圏)。国英数は各100点、社会・理科は各50点
  • 一般(2月入試・併願):2027年2月13日。唐津・首都圏会場。国英数 各100点で、数学は1.2倍に換算

2026年度の入試結果は、全区分の合計で志願2,149人・合格848人・入学118人でした。

早稲田大阪高等学校

「早稲田コース」の定員74名に対して、早稲田大学への推薦枠が74名あると公式に案内されています。高校からの募集はありますが、2027年度の入試日程・科目の詳細は今回確認できていません。関西在住の方は、学校の公式サイトで最新の募集要項を確認してください。

9月から出願までにやること(月別)

結論として、推薦系を考えるなら10月中に方針を決め、12月の出願に間に合わせる必要があります。

時期やること
9月〜10月受ける学校と日程を決める。推薦を使うなら、中3の成績が基準に届きそうか担任と確認。本庄の2027年度要項(10月公開予定)を確認
11月過去問を各校2年分以上。小論文・作文は週1本。慶應志木の2027年度要項を確認
12月慶應義塾のWEB出願開始(1日〜)。早実の活動実績資格相談(15日〜17日)。本庄α選抜の出願(17日〜1月5日)。早大学院のWEB出願開始(20日〜)
1月本庄の一般出願(11日〜26日)。推薦・自己推薦の面接(22日・23日前後)。慶應女子の出願(25日〜29日)
2月9日 本庄/10日 慶應義塾・早実・慶應女子/11日 早大学院

※出典:各校公式の2027年度募集要項・入試概要。慶應志木は2027年度の日程が未公表です。

保護者の方へ:出願書類は「締切の2週間前」に完成させる

早慶附属を複数受ける場合、出願の方法(WEB・郵送)と締切が学校ごとに違います。郵送は「消印有効」と「必着」が混ざっています。

おすすめは、学校ごとに締切・方法・必要書類を1枚の表にまとめ、締切の2週間前に完成させることです。調査書は中学校に依頼してから受け取るまで時間がかかるので、12月に入る前に担任の先生に相談しておきましょう。

早慶附属は、学校ごとに試験の形式がまったく違います。同じ「英語」でも、時間も問題の傾向も別物です。どの学校を受けるかを早めに決めて、その学校の形式に合わせた練習を積むことが合格への近道です。

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まとめ

  • 首都圏から一般入試で受けられる早慶附属は、早大学院・本庄・早実・慶應義塾・慶應志木・慶應女子の6校
  • SFCは全国枠と帰国生のみで、首都圏在住の中学生は受けられない
  • 2027年度一般入試は2月9日(本庄)・10日(慶應義塾・早実・慶應女子)・11日(早大学院)
  • 推薦系は1月22日・23日前後。評定基準は9教科合計38以上(慶應義塾など)から42以上(慶應女子)まで幅がある
  • 慶應志木は2027年度要項が未公表、本庄の詳細な要項は10月公開予定
  • 偏差値はほぼ横並び。学校選びは科目の相性と日程で考える
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