日本大学豊山女子高校に受かるには|入試日程・内申基準・併願・対策【2027年度】

学校別 合格対策

更新:2026年11月/日程・募集人員・出願基準・費用は、日本大学豊山女子高等学校が公表した「2027年度 生徒募集要項」の原文にもとづきます(記事末の出典)。要項に書かれていない項目は、数字を書かず「個別相談で確認」と記しています。要項の冒頭には、事情により入試の実施方法を変更する場合があり、変更は学校のWebサイトで知らせると書かれています。出願の前に、学校のWebサイトで案内を確認してください。

結論:推薦は1月22日、一般は2月10日。内申の基準が要項に数字で出ているので、通知表と見比べることから始められます

令和9年度(2027年度)の入試は、推薦入試が2027年1月22日(金)、一般入試が2月10日(水)です。募集人員は推薦と一般の合計で140名、内訳は普通科(A特進・N進学)100名と理数科(理数S)40名です。女子校で、出願資格は「2027年3月に中学校を卒業見込みの女子」です(一般入試は中学校既卒の女子も出願できます)。

推薦の基準は、9教科の評定がすべて3以上であることに加えて、コースごとに「5教科合計」または「3教科合計・9教科合計」の下限が決まっています。たとえばA特進のA推薦(単願)は5教科合計20以上、または3教科合計12以上です。併願優遇(他校が第1志望の東京都・神奈川県の受験生が対象)は、A特進が5教科合計21以上または3教科合計13以上です。

試験は国語・数学・英語の3教科で、推薦は適性検査(60分・普通科105点)、一般は学科試験(各50分・各100点で計300点)です。理数科は数学の得点が2倍になります。併願優遇・一般の入学手続は、公立高校の合格発表日の翌日12:00までと書かれています。

この記事でわかること
  • 日本大学豊山女子高校の基本情報と3つのコース
  • 募集人員と入試の種類(推薦・一般)
  • 令和9年度の日程(推薦・一般)
  • 推薦入試の基準(A推薦・B推薦・部活動推薦)
  • 一般入試の基準(第1志望優遇・併願優遇・一般)
  • 基準を満たすかどうかの見方(5教科・9教科・3教科)
  • 試験の内容と配点
  • ポイント制度と特待生選抜
  • 合格発表・入学手続と公立高校との組み合わせ
  • 入学手続費用と学費
  • 11月〜2月のスケジュールと科目別の準備
  • 保護者が準備すること
  • よくある質問(7問)

日本大学豊山女子高校の基本情報と3つのコース

日本大学豊山女子高等学校は、日本大学の付属校のひとつで、募集要項の英語表記は「Nihon University Buzan Girls’ Senior High School」です。出願できるのは女子で、要項の冒頭に「日本大学 豊山女子高等学校 2027年度 生徒募集要項」と書かれています。募集は、普通科の「A特進」「N進学」と、理数科の「理数S」の3つのコースに分かれています。

コース学科要項に書かれたクラス名の表記
A特進コース普通科特別進学クラス(Advanced Learning Class)
N進学コース普通科Nichidai Standard Class(日大他私大進学クラス)
理数Sコース理数科Science Study Class(理数スペシャリストクラス)

要項には、医学部への進学を希望する方は「A特進」または「理数S」を選択するよう注意書きがあります。コースの選び方で、出願基準も学費も変わるため、早めに家庭で希望を決めておくと、このあとの日程や基準の読み取りが楽になります。コースごとの授業の内容や進路の実績は、要項には載っていません。学校説明会や学校のWebサイトで確認してください。

項目内容(令和9年度)
学校日本大学豊山女子高等学校(女子校)
募集人員(合計)推薦・一般入試の合計140名
普通科(A特進・N進学)100名
理数科(理数S)40名
出願資格2027年3月中学校卒業見込みの女子(一般入試は中学校既卒の女子も可)
受験料25,000円(返金なし。推薦入試を受けた方は一般入試の受験料が免除)
出願方法Web出願+書類の郵送(レターパックライト)
入学手続費用入学申込金230,000円

募集人員140名は、推薦入試と一般入試を合わせた人数です。推薦で何名、一般で何名という内訳は、要項に書かれていません。また、普通科100名のうちA特進とN進学がそれぞれ何名かも、記載がありません。コース別の人数や、過去の合格者数・倍率は、公開された要項からは分からない項目です。

日本大学豊山女子高校の推薦入試の基準(5教科合計)
図1 推薦入試の基準:5教科合計(A推薦とB推薦、9教科の評定はすべて3以上が前提)

図1は、推薦入試の基準の「5教科合計」を、A推薦とB推薦で並べたものです。A特進の数字が高く、N進学・理数Sはそれより低いこと、B推薦のほうが各コースでA推薦より1点高いことが分かります。3教科合計や9教科合計を使う別の基準もあるため、図1は基準の一部である点に注意してください。

募集人員と入試の種類(推薦・一般)

日本大学豊山女子の入試は、大きく「推薦入試」と「一般入試」に分かれ、それぞれに受験の種類があります。受験の種類によって、基準の数値、試験日、入学手続の期限が変わるため、はじめに整理しておきます。

入試受験の種類対象
推薦入試(1月22日)A推薦本校を第1志望とする者(単願)
推薦入試(1月22日)B推薦他校を第1志望とする者(東京都・神奈川県以外)
推薦入試(1月22日)部活動推薦(A推薦)本校を第1志望とする者。普通科(N進学)若干名
一般入試(2月10日)第1志望優遇本校を第1志望とする者。事前の相談が必要
一般入試(2月10日)併願優遇他校を第1志望とする者(東京都・神奈川県が対象)。事前の相談が必要
一般入試(2月10日)一般基準の記載なし(出願資格は中学校卒業見込みまたは既卒の女子)

推薦入試のB推薦は「東京都・神奈川県以外」の他校が第1志望の方が対象で、一般入試の併願優遇は「東京都・神奈川県」が対象と、要項に書かれています。住んでいる地域や、併願する公立高校の都県によって、どの受け方ができるかが違うので、出願の前に学校に確認してください。要項には、出願前の相談は学校のWebサイトの「お問合せ・資料請求フォーム」かメールで受け付けると案内されています。

令和9年度の日程(推薦・一般)

項目推薦入試一般入試
試験日2027年1月22日(金)2027年2月10日(水)
出願期間(郵送)2027年1月15日(金)〜1月18日(月)2027年1月25日(月)〜2月5日(金)
Webでの入力・受験料の支払い2026年12月20日(日)から2026年12月20日(日)から
受験票等の印刷1月15日(金)から1月25日(月)から
集合(開門・着席完了)8:00開門・8:30着席完了8:00開門・8:30着席完了
試験の時間9:00開始〜10:00終了8:50開始〜12:00終了
合格発表(Web)1月22日(金)14:002月10日(水)19:00
入学手続の期限合格発表〜1月23日(土)12:00第1志望優遇:〜2月11日(木)12:00/併願優遇・一般:〜公立高校の合格発表日の翌日12:00
日本大学豊山女子高校の令和9年度入試の日程
図2 令和9年度入試の日程(推薦・一般)

推薦の合格発表は、試験当日の1月22日14:00で、入学手続の期限は翌日の1月23日12:00と、短い設計です。一般は、試験日の2月10日19:00に発表され、第1志望優遇は翌日の2月11日12:00までに手続をします。併願優遇と一般の手続期限は「公立高等学校合格発表日の翌日12:00」で、日付が固定ではなく、受験する公立高校の発表日で決まります。詳しい手続の方法は、合格発表の際にWebで案内される、と要項に書かれています。

A推薦の合格者は、2月10日の「学力判定テスト」も受験します
要項の推薦入試の欄には、A推薦の合格者は、2月10日(水)に実施する「学力判定テスト」(一般入試と同じ試験)を受験するよう書かれています。推薦で合格が出ても、2月10日の予定は空けておく必要があります。このテストの扱い(合否や特待生選抜との関係)の詳しい説明は、要項には書かれていません。

日本大学豊山女子高校を受ける中3の保護者の方へ

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推薦入試の基準(A推薦・B推薦・部活動推薦)

推薦入試の出願資格は、「2027年3月中学校卒業見込みの女子」で、「欠席は3年次が20日以内」です。推薦基準は、まず9教科の評定がすべて3以上であることが前提で、そのうえで、次の表の「5教科合計」または「3教科合計・9教科合計」のどちらかを満たす必要があります。

受験の種類コース基準(9教科の評定がすべて3以上、かつ次のどちらか)
A推薦(本校が第1志望)A特進5教科合計が20以上、または3教科合計が12以上
A推薦(本校が第1志望)N進学・理数S5教科合計が19以上、または9教科合計が35以上
B推薦(他校が第1志望・東京都と神奈川県以外)A特進5教科合計が21以上、または3教科合計が13以上
B推薦(他校が第1志望・東京都と神奈川県以外)N進学・理数S5教科合計が20以上、または9教科合計が36以上

要項の表では、A特進が「5教科合計」と「3教科合計」、N進学・理数Sが「5教科合計」と「9教科合計」の組み合わせになっています。どの3教科を合計するかは、要項に書かれていません。国語・数学・英語のような特定の教科の組み合わせかどうかは、学校説明会や個別相談で確認が必要な項目です。

部活動推薦(A推薦)の基準

部活動推薦は、本校を第1志望とする方で、募集は普通科(N進学)若干名です。基準は、9教科の評定がすべて2以上で、5教科合計が15以上、または9教科の合計が27以上であり、そのうえで「都・県大会において上位の成績を収めた者」または「高校入学後の活躍が期待できる者」と書かれています。学校説明会などの個別ブースで、顧問の先生と相談するよう案内されています。

項目部活動推薦(A推薦)
対象本校を第1志望とする者
募集普通科(N進学)若干名
評定の基準9教科の評定がすべて2以上、かつ5教科合計15以上または9教科合計27以上
競技成績など都・県大会で上位の成績を収めた者、または入学後の活躍が期待できる者
事前の手続学校説明会等の個別ブースで顧問と相談

部活動推薦の「若干名」の人数や、対象になる部活動の種類は、要項には書かれていません。希望する部活動が決まっている場合は、中学校の顧問の先生と相談したうえで、学校の個別ブースで確認する流れになります。

推薦入試の書類と出願の流れ

  1. 学校のWebサイトで出願の準備をする(入力・受験料の支払いは12月20日から)
  2. 推薦書と調査書(公立高等学校用)の2点を用意する
  3. 1月15日(金)〜1月18日(月)の間に、レターパックライトで郵送する
  4. 受験票等は1月15日以降に印刷する(学校からは発送されません)
  5. 1月22日の試験を受ける

詳しい出願手続は、2026年12月1日(火)に学校のWebサイトで案内が始まる、と要項に書かれています。受験票は学校から発送されず、自宅などで印刷するのも、要項の注意書きにあります。推薦入試の不合格者は、Web出願で「A推薦再受験」または「B推薦再受験」に出願できます。この場合、調査書の提出はなく、受験料も免除と書かれています。

一般入試の基準(第1志望優遇・併願優遇・一般)

一般入試は2月10日(水)で、受験の種類は「第1志望優遇」「併願優遇」「一般」の3つです。第1志望優遇と併願優遇は「事前の相談が必要です」と書かれています。出願資格は、優遇の2つが「2027年3月中学校卒業見込みの女子」、一般が「同左または中学校既卒の女子」です。

受験の種類対象出願基準
第1志望優遇本校を第1志望とする者(普通科のN進学・理数科の理数Sが対象)9教科の評定がすべて2以上、かつ5教科合計が16以上
併願優遇(A特進)他校を第1志望とする者(東京都・神奈川県が対象)9教科の評定がすべて3以上、かつ5教科合計21以上または3教科合計13以上
併願優遇(N進学・理数S)他校を第1志望とする者(東京都・神奈川県が対象)9教科の評定がすべて3以上、かつ5教科合計20以上または9教科合計36以上
一般—基準の記載なし(「—」)

第1志望優遇の基準は、普通科(N進学)と理数科(理数S)を対象にした欄に書かれています。A特進の第1志望優遇の基準は、この表にはありません。A特進を第1志望で受けたい場合の扱いは、要項からは分からないため、事前の相談で確認してください。併願優遇のA特進と、推薦入試のB推薦のA特進は、どちらも「5教科合計21以上または3教科合計13以上」で、同じ数字になっています。

推薦と一般の基準を並べて見る

A推薦B推薦併願優遇第1志望優遇
A特進5科20以上/3科12以上5科21以上/3科13以上5科21以上/3科13以上(要項の表に記載なし)
N進学・理数S5科19以上/9科35以上5科20以上/9科36以上5科20以上/9科36以上5科16以上(9教科の評定は2以上)

上の表は、要項の数字を当サイトが並べ直したものです。9教科の評定は、A推薦・B推薦・併願優遇でそれぞれ「すべて3以上」、第1志望優遇で「すべて2以上」という前提がつきます。同じ「N進学・理数S」でも、第1志望優遇なら5教科合計16以上と、推薦や併願優遇より下限が低く設定されています。ここから分かるのは、本校を第1志望にする受け方の場合に、基準の数字が低めに設定されている項目があるということです。

基準を満たすかどうかの見方(5教科・9教科・3教科)

基準に出てくる「5教科」「9教科」「3教科」について、要項には細かい定義が書かれていません。一般的な中学校の通知表では、5教科は国語・社会・数学・理科・英語、9教科はその5教科に音楽・美術・保健体育・技術・家庭を加えたものです。各教科の評定は5段階で、5教科の満点は25、9教科の満点は45です(当サイトの整理で、要項の記載ではありません)。

項目内容満点(5段階評定の場合)
5教科合計国語・社会・数学・理科・英語の評定の合計(一般的な扱い)25
9教科合計5教科に音楽・美術・保健体育・技術・家庭を加えた評定の合計(一般的な扱い)45
3教科合計要項に教科の指定なし(個別相談で確認)15
計算例(仮の数字です)
国語4・社会4・数学4・理科4・英語4で5教科合計が20、音楽3・美術3・保健体育4・技術3・家庭3で9教科合計が20+16=36の場合を考えます。9教科すべて3以上なので、前提は満たしています。A特進のA推薦は「5教科合計20以上」を満たします。N進学・理数SのA推薦は5教科19以上を満たし、B推薦や併願優遇の5教科20以上も満たします。A特進のB推薦・併願優遇は5教科21以上なので、この数字では届きません。実際に使う評定は、中学校が作成する調査書の数字で決まります。

もう1つ、評定に「2」が1つでもあると、推薦や併願優遇(9教科すべて3以上)は出願できない点に注意が必要です。5教科の合計が基準を超えていても、9教科のどれか1つが2だと、基準を満たしません。逆に、第1志望優遇なら9教科すべて2以上でよいため、「1」がないことが条件になります。

調査書は、公立高等学校用の様式を郵送すると書かれています。調査書に載る評定は、通常、3年生の2学期までの成績が反映されます(学校によって異なります。当サイトの一般的な説明で、要項の記載ではありません)。出願の前に、中学校の先生に、調査書の評定の見込みを聞いておくと、基準との距離が分かります。

3教科合計の基準が書かれている理由

A特進の基準に3教科合計が出てくるのは、5教科の合計が基準にわずかに届かなくても、特定の3教科が高ければ出願できる道を残している、と考えられます(当サイトの推測です)。N進学・理数Sに9教科合計の基準があるのは、実技系の教科も含めた全体の成績を見る意図かもしれません(こちらも推測です)。どの3教科かの指定は要項にないので、確認が必要です。

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試験の内容と配点

試験は、国語・数学・英語の3教科で、マークシート方式です。推薦入試は「適性検査」、一般入試は「学科試験」と呼ばれます。理数科(理数S)は、数学の得点が2倍になります。

項目推薦入試(適性検査)一般入試(学科試験)
教科国語・数学・英語国語・数学・英語
時間9:00開始〜10:00終了(60分)国語 8:50〜9:40/英語 10:00〜10:50/数学 11:10〜12:00
配点(普通科)各教科35点・合計105点各教科100点・合計300点
配点(理数科)数学の得点を2倍・合計140点数学の得点を2倍・合計400点
形式マークシート方式マークシート方式(英語はリスニングテストを含む)
合否の判定適性検査・提出書類等の総合判定学科試験・提出書類等の総合判定

推薦入試の適性検査は、3教科を60分で解く形式で、各教科の時間配分は要項に書かれていません。一般入試は、国語50分、英語50分(リスニング含む)、数学50分で、各教科100点です。合否は、点数だけでなく、提出書類(調査書など)を含めた総合判定と書かれています。合格の目安の点数や、点数と調査書の比重は、公開されていません。

試験当日の流れと持ち物

  • 8:00に開門し、8:30までに着席を完了します。
  • 持ち物は、受験票と筆記用具です。数学の試験では、定規・コンパスは不要と書かれています。
  • 受験票は学校から発送されないため、自宅などで印刷して持参します。
  • 諸般の事情で入試の実施方法が変わる場合があるため、直前に学校のWebサイトで確認します。

受験票を忘れると当日あわてることになるので、印刷の日(推薦は1月15日から、一般は1月25日から)に、すぐ印刷しておくのがおすすめです。複数のコピーを用意する必要はありません。

ポイント制度と特待生選抜

ポイント制度(A推薦・B推薦・一般の併願優遇に共通)

ポイント制度は、中学校での実績や取り組みを評価して、5教科または9教科の合計に加点する仕組みです。要項には、A推薦・B推薦・一般(併願優遇)に共通で、3ポイントまで利用できると書かれています。3教科の合計は加点の対象ではありません。

加点対象となる実績
2ポイント英検・漢検・数検の準2級以上
1ポイント英検・漢検・数検の3級以上/部活動での実績または役職等/生徒会活動での役職等/その他の優れた実績等

ポイント制度を使う場合は、実績を証明できる資料を持って、学校説明会等の個別ブースで相談するよう案内されています。加点は5教科または9教科の合計に対して行われるので、たとえばN進学のA推薦で9教科合計が基準に1点足りないとき、準2級以上の資格があれば2ポイントの加点を受けられる可能性があります(個別の扱いは学校への相談で決まります)。何ポイントを、どの基準にどう加えるかの細かい計算方法は、要項には書かれていません。

加点の考え方の例(仮の数字です)
N進学のA推薦は、5教科合計19以上、または9教科合計35以上が基準です。9教科合計が34で、英検準2級を持っている場合、準2級以上は2ポイントの対象なので、34に2を加えて36として扱われる可能性があります。ただし、9教科の評定がすべて3以上であることは前提のままです。加点の扱いは、個別の相談で確認することになります(要項に細かい規定がないため)。

特待生選抜

A特進(普通科)を対象にした「特待生選抜」が、推薦入試と一般入試で実施されます。推薦入試と一般入試の合格者の中から、入学試験の成績が上位の方(6名程度)が特待生として選ばれ、1年次に入学申込金相当額の230,000円が給付されると書かれています。

項目内容
対象A特進(普通科)
実施推薦入試・一般入試
人数6名程度
給付1年次に入学申込金相当額(230,000円)

特待生の選抜は、入学試験の成績が上位であることが条件で、調査書の内申の基準は書かれていません。また、2年次以降の扱い(継続の条件など)は、要項に書かれていません。特待生を希望する場合は、個別相談で確認してください。

帰国子女の入試

帰国子女を対象にした入学試験が、一般入試で実施されます。募集は若干名で、優遇措置があります。出願資格は、2011年4月2日から2012年4月1日までに生まれた女子で、海外在住期間が原則として1年以上、帰国後3年以内(2023年12月1日以降に帰国)、入学後に保護者と同居して通学できることです。提出書類は、現地学校の在学(在籍)証明書と成績証明書で、合否は学科試験・個別面接(受験生のみ)・提出書類の総合判定です。

合格発表・入学手続と公立高校との組み合わせ

合格発表は、推薦が1月22日14:00、一般が2月10日19:00で、いずれもWebで行われ、合格書類は郵送されます。入学手続は、Webサイトで行います。入学申込金の納入もWebでの手続きで、合格発表の画面から進み、支払決済をもって入学手続の完了となります。

受験の種類入学手続の期限備考
推薦入試(A推薦・B推薦・部活動推薦)合格発表〜1月23日(土)12:00A推薦の合格者は2月10日の学力判定テストを受験
一般:第1志望優遇合格発表〜2月11日(木)12:00事前の相談が必要
一般:併願優遇・一般合格発表〜公立高校の合格発表日の翌日12:00詳細は学校のWebサイトで確認

併願優遇と一般は、公立高校の合格発表日の翌日12:00が期限と書かれています。たとえば、東京都立高校の第一次募集(全日制)の合格発表日は、東京都教育委員会の資料では3月1日(月)です(学力検査は2月21日(日))。この日程を使って期限を考えると、手続の期限は翌日の3月2日(火)12:00になります(当サイトの計算で、学校の発表ではありません。実際の期限は、学校のWebサイトで確認してください)。

確認すること豊山女子の令和9年度の日程公立高校側で確認すること
私立の試験日推薦1月22日/一般2月10日公立の学力検査日と発表日
私立の発表推薦1月22日14:00/一般2月10日19:00都立なら学力検査2月21日・発表3月1日
手続の期限併願優遇・一般:公立の合格発表日の翌日12:00公立の発表日を、その期限に当てはめる
調査書公立高等学校用の様式を郵送中学校への依頼時期(12月まで)

公立高校の日程は、東京都教育委員会などの資料で確認してください。当サイトの「都立高校入試2027」「東京の私立高校の併願優遇と内申」にも、日程と考え方を整理しています。併願優遇を使う場合も、公立の発表前に手続の期限が来ないかどうかを、カレンダーに書いて確かめておくと安心です。

入学申込金は返金されません
要項には、いったん支払った入学申込金は返金できないと書かれています。受験料も、いったん支払われると返金できません。併願優遇や一般で、公立高校の結果を待って手続をする場合は、期限と返金の扱いをあわせて確認してください。

入学手続費用と学費

入学手続の費用は、入学申込金の230,000円です。学費等は、授業料・施設設備資金・その他・預り金等の4つの項目に分かれ、普通科のA特進、普通科のN進学、理数科の理数Sで金額が違います。

項目A特進N進学理数S
①授業料(年額・3期に分けて納入)528,000円528,000円528,000円
②施設設備資金(年額・3期)190,000円190,000円190,000円
③その他(実験実習料・図書費・厚生費)29,100円29,100円29,100円
④預り金等263,700円216,700円223,700円
合計(①〜④)1,010,800円963,800円970,800円(当サイトの計算)
日本大学豊山女子高校の学費等の合計(コース別)
図3 学費等の合計(①〜④・コース別。入学申込金230,000円は別)

図3は、この合計を3つのコースで並べたものです。①授業料・②施設設備資金・③その他は3コース共通で、差が出るのは④預り金等です。④預り金等の差は、補助教材・行事等関係費(A特進228,000円、N進学181,000円、理数S188,000円)の違いによるものです。この補助教材・行事等関係費は、第1学年のiPad利用にかかる費用を含み、2026年度の金額と要項に書かれています。2027年度の金額は変わる可能性があります。

納入時期授業料施設設備資金
第1期(4月)220,000円80,000円
第2期(8月)176,000円63,000円
第3期(12月)132,000円47,000円

③その他は、実験実習料6,000円(1年次のみ)、図書費3,100円、厚生費20,000円です。④預り金等には、補助教材・行事等関係費のほか、生徒会費10,000円、後援会費24,000円、手数料1,700円が含まれます。上記のほかに、修学旅行の費用がかかります。理数Sの合計970,800円は、要項の①〜④の金額を当サイトが足したものです。なお、授業料などへの公的な支援(就学支援金・東京都の授業料軽減助成金など)は、要項には書かれていません。家庭の状況に応じた制度は、東京都や学校の案内で確認してください。

11月〜2月のスケジュールと科目別の準備

時期やること
11月通知表で5教科・9教科の合計を計算し、基準と見比べる。ポイント制度に使える資格や実績を整理する
12月1日出願手続の案内が学校のWebサイトで始まる
12月20日Webでの入力・受験料の支払いができる日
12月(期末テスト)評定を左右する教科(苦手教科)の点を上げ、提出物の抜けをなくす
1月15日〜18日推薦入試の書類を郵送(受験票等の印刷は1月15日から)
1月22日推薦入試。合格発表14:00、手続は1月23日12:00まで
1月25日〜2月5日一般入試の書類を郵送(受験票等の印刷は1月25日から)
2月10日一般入試。A推薦の合格者は学力判定テスト。合格発表19:00
2月11日第1志望優遇の入学手続の期限(12:00)
公立の発表日の翌日併願優遇・一般の入学手続の期限(12:00)

国語・数学・英語の準備

試験は国語・数学・英語の3教科で、一般は各50分・各100点です。出題の形式(マークシート)以外の詳細は、要項に書かれていません。そのため、準備は、中学3年間の基礎を落とさないことを中心に組み立てます。推薦の適性検査は60分で3教科を解くため、時間配分の練習が加わります。

国語

国語は、文章を読んで選択肢から答える問題が中心になると考えられます(マークシート方式であることからの推測です)。毎日、短い文章を読んで、筆者の主張や登場人物の気持ちを、自分の言葉で一文にまとめる練習が土台になります。漢字や語句、文法は、点数に結びつきやすい分野なので、期末テストの勉強と同時に進めると効率的です。選択肢の問題は、本文のどこが根拠かを線で引く習慣をつけると、迷いが減ります。

数学

数学は、計算、方程式、関数、図形、確率など、3年間の基本事項を速く正確に解く練習が土台です。理数科(理数S)を受ける場合は、数学の得点が2倍になるため、数学の比重が大きくなります。間違えた問題をノートに残し、1週間後に解き直す方法が、点数の安定につながります。マークシートでは、途中式を書く欄がないため、暗算ミスを防ぐ見直しの習慣が大切です。一般入試では定規・コンパスが不要と書かれているので、作図問題は出ない、または少ないと考えられます(推測です)。

英語

英語は、単語と文法の基礎、読解、そして一般入試ではリスニングです。リスニングは、教科書の音声や、音声つきの問題集を使って、毎日5分でも聞く習慣をつけます。評定の「英語」は調査書にも載るため、2学期の定期テストの勉強が、そのまま入試準備になります。英検の準2級以上は、ポイント制度で2ポイントの加点になるため、受験を考える方は、日程を確認して、早めに申し込むのも1つの方法です。

調査書の評定を上げる2学期の動き

推薦や併願優遇の基準は、評定の合計で決まります。評定が基準に1点足りないとき、点数を上げられる余地は、2学期の期末テストと提出物に残っています。教科の先生に、評定の付け方(テストと提出物と授業態度の比重)を聞いておき、どこで1点を取れそうかを、教科ごとに考える方法があります。詳しい進め方は、当サイトの「内申が下がった中3の2学期から取り戻せること」にもまとめています。

保護者が準備すること

書類

  • 調査書:公立高等学校用の様式で、中学校が作成します。中学校への依頼の時期を、早めに確認します。
  • 推薦書(推薦入試の場合):A推薦・B推薦で必要です。
  • レターパックライト:書類の郵送に使います(要項の指定)。
  • 部活動推薦の場合:顧問の先生と、学校の個別ブースでの相談が必要です。
  • 帰国子女入試の場合:在学(在籍)証明書と成績証明書が必要です。

お金

  • 受験料:25,000円(推薦入試を受けた方は、一般入試の受験料が免除)。
  • 入学申込金:230,000円(Webで納入。返金なし)。
  • 学費等:コースにより合計963,800円〜1,010,800円(要項の①〜④。補助教材等は2026年度の金額)。
  • 修学旅行の費用:学費等とは別にかかります。

日程

  • 推薦は1月22日、一般は2月10日。受ける回を決めたら、予定表に書く。
  • 推薦の書類は1月15日〜18日、一般の書類は1月25日〜2月5日に郵送する。
  • A推薦の合格者は、2月10日の学力判定テストの予定を空ける。
  • 併願優遇・一般の手続は、公立高校の合格発表日の翌日12:00まで。

よくある質問

Q. 内申の基準は、公開されていますか。
令和9年度の募集要項には、推薦(A推薦・B推薦・部活動推薦)と一般(第1志望優遇・併願優遇)の基準の数値が書かれています。本記事の表のとおりです。基準を満たしていても合格が決まるわけではなく、合否は試験と提出書類の総合判定と書かれています。
Q. 3教科合計の「3教科」は、どの教科ですか。
要項には、教科の指定が書かれていません。国語・数学・英語のような組み合わせかどうかは、学校説明会や個別相談で確認してください。
Q. A推薦に合格したら、2月10日の試験は受けなくてよいですか。
要項には、A推薦の合格者は、2月10日に実施する「学力判定テスト」(一般入試と同じ試験)を受験するよう書かれています。予定を空けておく必要があります。
Q. 併願優遇は、東京都以外の生徒でも使えますか。
要項では、一般入試の併願優遇の対象は「東京都・神奈川県」と書かれています。B推薦は「東京都・神奈川県以外」が対象です。住んでいる地域や併願先の都県で変わる可能性があるため、出願前に学校へ確認してください。
Q. 併願優遇で、公立高校の発表を待ってから入学手続できますか。
併願優遇と一般は、公立高校の合格発表日の翌日12:00までに手続きと書かれています。公立の発表を待ってから手続ができる設計ですが、実際の期限は学校のWebサイトで確認してください。
Q. 英検などの資格は、入試で有利になりますか。
A推薦・B推薦・一般の併願優遇には、ポイント制度があります。英検・漢検・数検の準2級以上が2ポイント、3級以上が1ポイントの加点対象です(3ポイントまで)。個別の扱いは、学校説明会等の個別ブースで相談するよう書かれています。
Q. 学費は、どのくらいかかりますか。
要項の学費等の合計(授業料・施設設備資金・その他・預り金等)は、A特進が1,010,800円、N進学が963,800円、理数Sが970,800円(当サイトの計算)です。補助教材・行事等関係費は2026年度の金額で、修学旅行の費用は別にかかります。

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まとめ:コースの選び方、推薦か一般か、公立の発表との並べ方

日本大学豊山女子高校の令和9年度入試は、推薦が1月22日、一般が2月10日です。募集人員は推薦・一般の合計で140名(普通科100名・理数科40名)で、試験は国語・数学・英語の3教科です。推薦の基準は、9教科の評定がすべて3以上であることと、コースごとの5教科合計(またはほかの合計)の下限で決まります。

これからの進め方は、次の3つです。まず、通知表で5教科合計と9教科合計を計算し、A推薦・B推薦・併願優遇・第1志望優遇の基準と見比べます。つぎに、ポイント制度に使える資格や実績を整理し、学校説明会等の個別ブースで、基準の扱い(3教科の指定、加点の計算)を確かめます。終わりに、公立高校の発表日と、併願優遇・一般の手続期限(公立の発表日の翌日12:00)を同じカレンダーに書き込みます。

出典(公式資料)

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