結論:日本大学豊山高校は、2027年度の入試で推薦と一般の2回の機会があります。
- 全日制普通科の募集は男子120名です(推薦合格者と併設中学からの進学者を除く)。男子校です。
- 推薦入試は2027年1月22日で、5教科の評定合計が20以上(または3教科合計13以上)などの基準があり、本校が第一志望であることが条件です。
- 一般入試は2月12日に国語・英語・数学の3教科(各50分・300点満点)で、併願優遇は5教科の評定合計22以上が基準です。
- 2026年度は推薦が実質約1.6倍、一般が実質約1.8倍で、一般の合格者の3教科合計は平均207.4点・最低184点でした。
- 手続きは3月5日12時までで、入学金は分割して納められるため、公立高校の結果を見ながら進路を決めやすくなっています。
必ず学校の公式情報で確認してください。
🏫 日本大学豊山高校とはどんな学校か
日本大学豊山高等学校(通称:日大豊山)は、東京都文京区大塚にある男子校です。日本大学の直属の付属校で、同じ敷地に併設の日本大学豊山中学校があります。校訓は「強く 正しく 大らかに」。最寄りは東京メトロ有楽町線の護国寺駅で、駅から歩いてすぐの場所にあります。池袋方面や都心の各線からも通いやすく、東京・埼玉・千葉・神奈川の広い範囲から生徒が集まる学校です。
この記事は、「日大豊山に行きたいけれど、推薦と一般のどちらで受けるのがいいのか」「都立高校と併願するときの基準や手続きの日はいつか」「内申はどのくらい必要なのか」といった疑問に答えるために、2027年度(令和9年度)の生徒募集要項と学校の公式ページで確認できた内容だけを使ってまとめています。偏差値は学校が公表していない数字なので、この記事では数字を載せず、学校が公表している入試結果(合格者の得点)と出願基準から、合格までの距離を考えられるようにしました。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 日本大学豊山高等学校(全日制・普通科) |
| 所在地 | 東京都文京区大塚5-40-10 |
| 区分 | 男子校(日本大学の付属校) |
| コース | 進学コース・特進コース・スポーツコース |
| 2027年度の募集 | 男子120名(推薦合格者と、併設の中学校からの進学者を除く) |
| 最寄り駅 | 東京メトロ有楽町線「護国寺」駅から徒歩すぐ |
| 校訓 | 強く 正しく 大らかに |
募集の120名には、推薦入試で合格した人と、併設中学校から進学してくる人は含まれていません。学校の説明では、高校から入学する生徒(高入生)と、中学から進んできた生徒(内進生)はおおむね半々の割合とされています。高校から入っても少数派にならず、クラスの中で新しい友人関係をつくりやすい点は、この学校を考える上で押さえておきたいところです。
📋 2027年度入試の全体像:推薦と一般、そして併願優遇
日大豊山の入試は、大きく「推薦入試」と「一般入試」の2本立てです。このほかに、学業面で評価される「特別推薦(学業)」と、一般入試の中の「併願優遇」という制度があります。まず、日程を一覧にして全体像をつかみましょう。
| 区分 | 出願 | 試験 | 合格発表 | 手続き |
|---|---|---|---|---|
| 推薦入試 | 2027年1月15日(金)窓口のみ・9:00〜15:00 | 1月22日(金) | 1月23日(土) | 1月23日 7:00〜1月25日 23:00 |
| 一般入試 | 1月25日(月)〜2月10日(水)12:00 | 2月12日(金) | 2月13日(土)7:00 | 2月13日 7:00〜3月5日(金)12:00 |
推薦入試は、出願が1月15日、試験が1月22日です。出願は窓口のみで、郵送やインターネットではありません。受付時間も9時から15時と決まっているので、平日の学校の日に取りに行く必要があります。ご家庭の都合で当日行けない場合は、誰が行くのか、早めに決めておきましょう。
一般入試は、1月25日から2月10日の12時までが出願期間で、試験は2月12日です。合格発表は翌日の2月13日の朝7時、手続きは同じ日の7時から3月5日の12時までです。手続きの最終日が3月5日の昼までと長めに取られている点が、公立高校の発表を待ちたい受験生にとっての安心材料になります。
✍️ 推薦入試の基準と流れ:「第一志望」で受ける入試
推薦入試は、日大豊山を第一志望とする受験生が対象です。募集要項に書かれている主な基準は次のとおりです。
- 5教科の評定合計が20以上、または3教科の評定合計が13以上
- 9教科の評定に「1」「2」がないこと
- 公立・国立中学校の卒業見込みであること
- 本校を第一志望とすること
- 英検・漢検・数検のいずれかで準2級以上を持っていれば、各+1の加点がある
5教科の評定合計は、5教科それぞれが5段階で最大25点になります。合計20以上というのは、平均すると4の評定が並ぶ水準です。3教科の評定合計13以上という基準は、3教科の合計が最大15点ですから、「3教科で平均4.3を少し超えるくらい」と読めます。どちらか一方を満たせばよいので、得意な3教科が強い人は、5教科の合計が20に届かなくても基準を満たせる可能性があります。ただし、どの3教科を指すのかは募集要項の記載で確認してください。
試験は「適性検査」で、国語・英語・数学を合わせた70分の検査です。一般入試のように教科ごとに50分ずつ取るのではなく、3教科をまとめて70分で解く形式のため、時間配分が大きなポイントになります。1教科あたり20分強で解くことになるので、基礎問題を速く正確に取る力が問われます。検定料は25,000円です。
特別推薦(学業)の基準
推薦基準には届かないが学業の成績が良好な受験生のために、「特別推薦(学業)」があります。基準は、5教科または9教科の5段階評定の平均が3.0以上で、5教科の合計が16以上(上の推薦基準に該当しない人)、5教科に「1」「2」がなく、9教科に「1」がないことです。評定平均が3台でも受験の道が開かれている点は、中堅校としての日大豊山の幅の広さを示しています。ただし、条件の読み方や適用の範囲に細かな決まりがあるため、該当しそうな人は募集要項の原文で確認してください。
英検・漢検・数検の加点をどう使うか
推薦入試では、英検・漢検・数検のいずれかが準2級以上であれば、それぞれ+1の加点があります。準2級は、英検でいえば高校中級程度とされる級です。中学生が受けて合格している人も多く、中3の秋から取得を目指す場合でも、日程によってはまだ間に合います。検定の加点は都道府県や学校によってルールが違うので、一般的なルールについては、英検による加点を都道府県別にまとめた記事も参考にしてください。
📝 一般入試と併願優遇:公立・国立中卒見込みの人の使い方
一般入試は、2027年2月12日(金)に行われます。試験科目は国語・英語・数学の3教科で、それぞれ50分、合計300点満点です。英語にはリスニングが含まれます。1教科が100点満点という設定ですので、どの教科も1問の重みが大きく、1教科で大きく崩れるとほかの教科で取り返しにくい試験です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2027年2月12日(金) |
| 科目・時間 | 国語・英語・数学 各50分(英語はリスニングを含む) |
| 満点 | 300点 |
| 出願期間 | 1月25日〜2月10日 12:00 |
| 合格発表 | 2月13日 7:00 |
| 手続き期間 | 2月13日 7:00〜3月5日 12:00 |
手続きについては、入学金の分割が認められています。2月15日の23時までに30,000円を納め、残りの200,000円は3月5日の12時までに納める形です。入学金の総額が230,000円であることと合わせて、「まず3万円で席を確保し、公立高校の結果が出るまで残りの支払いを待てる」という仕組みになっています。公立高校が第一志望の人にとって、私立のすべり止めに必要な最初の出費が小さいことは、ご家庭の負担を考える上で大きな意味があります。
併願優遇の基準
一般入試には「併願優遇」の制度があります。基準は、5教科の評定合計が22以上であり、かつ9教科に「1」「2」がないこと。公立・国立中学校の卒業見込みであることが条件で、対象は進学コースと特進コースのみです。スポーツコースは対象に含まれていません。
5教科の評定合計22は、平均すると4.4です。推薦の基準(合計20以上)よりも2点高く、併願優遇は「第一志望ではない人にも門戸を開いている代わりに、内申の基準が高め」という位置づけだとわかります。都立高校との併願を考える場合は、東京の私立高校の併願優遇と内申の目安をまとめた記事に、都内の私立高校に共通する見方が整理されています。
📊 2026年度入試の結果から見る「合格までの距離」
日大豊山は偏差値を公表していません。そのため、受験生が自分の位置を知る手がかりは、学校が公表する入試結果(人数と得点)です。2026年度(令和8年度)入試の結果は次のとおりです。
| 区分 | 募集 | 志願 | 受験 | 合格 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 推薦入試 | 120名 | 238名 | 238名 | 153名 | 約1.6倍 |
| 一般入試 | 120名 | 287名 | 260名 | 148名 | 約1.8倍 |
実質倍率は、受験者数を合格者数で割った数字です。推薦は238÷153で約1.6倍、一般は260÷148で約1.8倍となります。数字の上では、受験した人の半分以上が合格しており、極端な難関ではありません。ただし、これは「基準を満たした人が受ける入試」の結果であり、基準に届かない人は最初から出願できていません。倍率の低さをそのまま「受かりやすさ」とは読めないことに注意してください。
一般入試の得点データ
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 合格者の国語の平均 | 64.6点 |
| 合格者の数学の平均 | 65.8点 |
| 合格者の英語の平均 | 77.0点 |
| 合格者の3教科合計の平均 | 207.4点(300点満点) |
| 合格者の最低合計点 | 184点 |
| 受験者全体の合計の平均 | 174.4点 |
この表から、いくつかのことが読み取れます。まず、合格者の合計の平均は207.4点、最低は184点で、受験者全体の平均(174.4点)を30点ほど上回っています。受験者の半分程度が合格するため、平均点より少し上に位置しておけば、合格に近づく入試だと考えられます。
次に、科目別の差です。英語の平均が77.0点で、国語(64.6点)と数学(65.8点)より10点以上高くなっています。英語のリスニングを含む試験で、合格者が高得点を取っていることがわかります。英語が得意な受験生にとって、英語で稼げることは大きな強みです。反対に、国語と数学は平均が65点前後ですので、「基本問題を落とさない」ことが合格ラインに直結します。
🧮 内申の目安と、評定の数え方
日大豊山の推薦と併願優遇は、どちらも中学校の評定(内申)が出願の基準になります。ここで確認しておきたいのは、「内申」の数え方です。多くの私立高校の基準で使われるのは、中学3年の2学期(または前期)の5段階評定で、9教科の評定を使います。9教科とは、国語・社会・数学・理科・英語の5教科に、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科を加えたものです。
ここで注意したいのは、都立高校の入試で使う内申点と、私立高校の出願基準の数え方は異なるということです。都立の入試では、実技4教科の評定を2倍にして数える計算をします。一方、日大豊山の基準は、5教科の評定合計や、3教科の評定合計といった、「素点を足し上げるだけ」の数え方です。同じ通知表でも、使い方が違うと見える数字が変わります。東京都の内申点の計算については、東京都の内申点の計算方法で、換算の計算を確認できます。また、他の都道府県のルールとの違いを知りたい方は、都道府県別の内申計算早見表も使えます。
| 出願区分 | 5教科の評定合計 | その他の条件 |
|---|---|---|
| 推薦入試 | 20以上(または3教科合計13以上) | 9教科に1・2なし/第一志望/公立・国立中卒見込み |
| 特別推薦(学業) | 16以上(5教科または9教科の平均3.0以上) | 5教科に1・2なし/9教科に1なし |
| 併願優遇(進学・特進のみ) | 22以上 | 9教科に1・2なし/公立・国立中卒見込み |
この表を見ると、同じ学校でも、区分によって必要な内申がだいぶ違うことがわかります。たとえば5教科の評定合計が21の場合は、推薦入試の基準(20以上)は満たしますが、併願優遇の基準(22以上)には1点足りません。その場合、第一志望として推薦で受けるか、一般入試で受けるかの判断が必要になります。逆に、都立高校が第一志望で併願優遇を使いたい人は、2学期の評定をあと1点伸ばせるかどうかが分かれ道になります。
3年の2学期の通知表が出る時期は、中学校によって異なります。多くの学校では12月上旬から中旬ごろですが、早い学校は11月に渡されます。評定が確定する前から、自分の「現在の見込み」を担任の先生と話しておくと、受験校の組み方を早めに固められます。
📚 科目別の対策:国語・英語・数学を50分で解き切る
日大豊山の一般入試は、国語・英語・数学の3教科のみです。理科と社会は出題されません。そのため、3教科に学習時間を集中できる反面、「3教科のどれかが苦手」だと、そのまま合格に響きます。合格者の平均点(国語64.6点・数学65.8点・英語77.0点)をヒントに、教科別の考え方を整理します。
英語:リスニングを含めて「取れる教科」にする
英語は、合格者の平均が77.0点で、3教科の中でいちばん高い教科です。つまり、合格するためには英語で大きく失点しないことが事実上の条件になります。50分で、リスニングと読解、文法・語彙の問題を解きます。対策としては、まず中学3年間の文法と語彙を、教科書レベルで確実にすること。次に、長文は、問題文を読む前に設問を先に見て、答えの場所を探しながら読む練習をすることです。リスニングは、毎日10分でも英語音声を聞き、「聞き取れない箇所を書き取る」練習を続けると、本番での慣れが違います。英検準2級を目指して勉強することは、そのまま入試の英語対策にもなり、推薦入試では加点にもつながります。
数学:基本問題を速く、正確に
数学は、合格者の平均が65.8点です。満点を狙う入試ではなく、「基本から標準までを落とさない」試験と考えるのが現実的です。計算問題、関数、図形、確率・資料の整理といった中学数学の主要分野を、教科書と標準レベルの問題集で2周以上くり返します。1問に時間をかけすぎないことも大切で、分からない大問は一度飛ばして、取れる問題を先に確実に取る習慣を、過去問演習の中で身につけてください。答えの単位や、途中式の符号のミスで失点することも多いので、「見直しの型」を決めておくと安定します。
国語:漢字・語句と、記述の力を両立させる
国語は、合格者の平均が64.6点で、3教科でいちばん低い教科です。得点が伸びにくい教科だからこそ、漢字・語句・文法といった「点になりやすい部分」を確実に取ることが、差をつけるポイントです。長文読解では、問題文の接続語や指示語に印をつけながら読み、設問の根拠となる部分を本文から探す練習をします。記述がある場合は、本文の言葉を使って、設問の問いに答える形に整える練習が効果的です。出題の形式は年度によって変わる可能性があるので、直近の過去問で確認してください。
🗓️ 今からの学習スケジュール:10月から入試当日まで
今は2026年10月です。推薦入試の出願は1月15日、試験は1月22日で、一般入試は2月12日です。逆算すると、残りの期間は、推薦なら約3か月、一般なら約3か月半です。時期を3つに分けて、やることを決めておきましょう。
| 時期 | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 10月〜11月 | 学校説明会・個別相談への参加/3教科の基礎の総復習/英検などの受験計画 | 志望校の条件を確かめ、苦手を洗い出す |
| 12月 | 2学期の評定の確認/併願校の組み合わせの決定/過去問を1回 | 出願基準に届くかの見極め |
| 1月 | 推薦は1月15日に出願、22日に受験/一般は1月25日から出願開始/過去問を2〜3回 | 時間配分と見直しの型を固める |
| 2月 | 2月12日の一般入試/公立高校の出願・受験に向けた最終調整 | 得点の安定化と体調管理 |
10月と11月のうちにやっておきたいのは、学校の説明会や個別相談への参加です。日程や申し込みの方法は年によって変わるため、学校の公式サイトの案内を見て、早めに予約してください。説明会では、コース別の違い、日大への進学の仕組み、部活動と勉強の両立について、直接質問することができます。
12月は、2学期の評定が確定する時期です。ここで自分の評定が基準(推薦:5教科合計20以上、併願優遇:同22以上)に届くかどうかを確認し、推薦で受けるか、併願優遇で受けるか、一般入試で受けるかの方針を決めます。同時に、公立高校との併願のスケジュールも組み立てます。公立高校の日程については、都立高校入試2027の日程記事が参考になります。
💴 学費と費用の見方
学費は、入学時にまとまってかかる費用と、毎年かかる費用に分けて考えます。次の金額は、学校が公表している「2025年度第1学年」の金額です。2027年度に入学する人の金額は、募集要項で必ず再確認してください。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 230,000円 |
| 授業料 | 480,000円 |
| 施設設備資金 | 192,000円 |
| その他 | 20,500円 |
| 預り金等 | 147,400円 |
入学金、授業料、施設設備資金、その他の4項目を足すと922,500円になります。預り金等の147,400円は別の項目として示されており、その内訳と納める時期は、募集要項と入学手続きの案内で確認してください。なお、検定料は推薦入試で25,000円です。一般入試の検定料は募集要項で確認してください。
このほかに、特待生奨学金として、授業料1年分を対象とする制度があります。対象になる人の基準や選考の方法は、年度によって変わることがあるため、募集要項で確認してください。費用面で気になる場合は、説明会や個別相談で確認してください。
🎓 進学実績と日大付属校のしくみ
日大豊山は、日本大学の直属の付属校として、日大への進学実績が中心になる学校です。2025年度の卒業生は467名で、そのうち現役で大学に進学した人は434名(93%)でした。日本大学への進学者は325名で、卒業生全体の69.6%にあたります。
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 卒業生 | 467名 |
| 現役進学者 | 434名(93%) |
| 日本大学への進学 | 325名(69.6%) |
| 他大学への進学 | 109名 |
| 早慶上理 | 33名(早稲田5・慶應6・上智8・東京理科14) |
| GMARCH | 48名 |
卒業生の約7割が日本大学へ進み、残りの約3割は他大学を受験しています。他大学のなかには、早稲田・慶應・上智・東京理科の「早慶上理」に33名、GMARCHに48名が進んだという実績があります。付属校でありながら、外部の大学を目指す生徒も一定数いる学校です。
一般に、日大の付属校から日本大学に進むときは、校内の成績や、基礎学力を測る試験などの結果をもとに、学部・学科が決まる仕組みです。ただし、2027年度の入学生に対する具体的な運用(試験の名称、成績の使い方、他大学受験との関係)は、学校の説明会や公式の案内で確認してください。進路を考える上でいちばん大事なのは、「日大に行くのか、外部の大学を受験するのか」を、入学後もじっくり考えられる環境かどうかです。
🚉 学校生活・アクセス・部活動
通学は、東京メトロ有楽町線の護国寺駅から徒歩すぐです。有楽町線は、池袋や飯田橋、永田町、有楽町などを通り、埼玉県の和光市方面とも結ばれています。通学の途中で乗り換えがあるかどうか、朝の混雑時間はどのくらいかを、一度実際に試してみることをおすすめします。入学後は毎日の移動になるため、所要時間と乗り換えの回数は、学校選びで見落としやすい大切な項目です。
部活動では、水泳部が令和8年度のインターハイ男子総合で優勝しています。スポーツコースの設置もあり、運動部が盛んな学校です。部活動に入る場合は、練習の日数と、定期テスト前の活動の扱いを、説明会で確認しておきましょう。
なお、学校は創設70周年を迎えたとしています。中学から進学した生徒と、高校から入学した生徒がおおむね半々という構成は、高校からの入学者にとって、なじみやすい環境を考える材料になります。
🤔 日大豊山が向いている人、他の選択肢も考えたい人
向いている可能性が高い人
- 日本大学への進学を、有力な選択肢のひとつとして考えている人
- 男子校の環境で、部活動や学校行事に打ち込みたい人
- 3教科(国語・英語・数学)の入試で力を発揮しやすい人
- 都立高校との併願で、手続き期限の長い私立を確保したい人
- 英検・漢検・数検の準2級以上を持っている人(推薦の加点に使える)
別の選択肢も比べたほうがよい人
- 共学の環境を希望している人(日大豊山は男子校です)
- 理科・社会を含む5教科で得点を取りたい人(日大豊山の一般入試は3教科です)
- 内申の5教科合計が20に届かず、併願優遇の基準(22)も満たせない人
- 通学時間が長くなりすぎる地域に住んでいる人(護国寺駅までの所要時間を確認してください)
文京・豊島エリアにある私立高校の入試の違いは、文京・豊島エリアの私立高校の比較記事でも整理しています。複数の学校を並べて、通学時間、入試の科目、費用、進学実績を見比べると、自分に合う学校が見えてきます。
⚠️ よくある失敗と、併願の組み方
失敗例1:基準だけ見て、出願資格の細部を見落とす
「5教科合計20以上」と聞くと、それだけを確かめて安心してしまう人がいます。しかし、推薦には「9教科に1・2がないこと」「本校が第一志望であること」「公立・国立中学校の卒業見込みであること」といった条件が重なっています。中学校の種類(私立中学の在籍など)によって出願資格が変わるため、出願前に学校へ問い合わせて確認しましょう。
失敗例2:英語の対策を後回しにする
合格者の英語の平均は77.0点と高く、リスニングも含まれます。英語は短期間で伸びにくい教科です。10月から毎日の音声学習を取り入れて、12月までに「聞き取れる」状態を作っておくと、1月以降の過去問演習で時間を使えます。
失敗例3:手続きの期限と公立の発表日を混同する
一般入試の手続き期間は、2月13日7時から3月5日12時までです。この期限の最終日が、公立高校の合格発表の前か後かによって、お金の払い方や判断のタイミングが変わります。入学金は、2月15日23時までに30,000円、3月5日12時までに残りの200,000円を納める形です。分割の期限を間違えると、せっかく取った合格が無効になるおそれがあります。保護者の方と、日付をカレンダーに書き込んでおきましょう。
併願の組み方の考え方
都立高校が第一志望の場合、私立の併願は「手続きの期限と、入学金の払い方」「入試の日程が重ならないこと」「通学の現実性」の3つで選びます。日大豊山は、一般入試が2月12日、手続きの期限が3月5日12時です。入学金の分割払いが可能で、第一志望の公立の結果を待ちやすい仕組みになっています。一方で、同じ時期に他の私立と併願する場合は、入学金や手続き期限が重ならない組み合わせを、あらかじめ表にしておくと安心です。東京の私立高校の併願の見方はこちらの記事に詳しくまとめています。
🤝 志望校対策の相談:日大豊山を目指すあなたへ
エスペランサアカデミーは、オンラインのプロ家庭教師による個別指導です。日大豊山のように、3教科の入試で、内申の基準が出願の条件になる学校では、「入試までに何をどの順番でやるか」を決めることが、合否を分ける大きな要素になります。
- 模試や学校のテストの答案から、国語・英語・数学のつまずきを特定します
- 推薦・併願優遇・一般のどの入試が現実的か、評定と得点から一緒に整理します
- 残りの日数から逆算して、週ごとの学習計画をつくります
- 英語のリスニングや、国語の記述など、独学で進めにくい部分を補います
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Q. 入試の日程はいつですか。
A. 2027年度は、推薦入試が出願1月15日(窓口のみ)・試験1月22日・合格発表1月23日です。一般入試は出願が1月25日から2月10日12時まで、試験が2月12日、合格発表が2月13日の朝7時です。
Q. 2027年度の募集人員は何名ですか。
A. 全日制普通科で男子120名です。ただし、推薦入試の合格者と、併設の日本大学豊山中学校からの進学者は、この120名に含まれていません。
Q. 女子も受験できますか。
A. 日本大学豊山高校は男子校です。2027年度の募集も男子が対象です。
Q. 推薦入試の基準を教えてください。
A. 5教科の評定合計が20以上、または3教科の評定合計が13以上で、9教科に1・2がないことが基準です。公立・国立中学校の卒業見込みで、本校を第一志望とする人が対象です。英検・漢検・数検の準2級以上で、それぞれ+1の加点があります。
Q. 併願優遇の基準は何ですか。
A. 5教科の評定合計が22以上で、9教科に1・2がないことが基準です。公立・国立中学校の卒業見込みの人が対象で、対象コースは進学コースと特進コースです。細かい条件は募集要項で確認してください。
Q. 一般入試の科目と配点は。
A. 国語・英語・数学の3教科で、各50分、合計300点です。英語にはリスニングが含まれます。
Q. 2026年度入試の倍率はどのくらいでしたか。
A. 推薦入試は募集120名に対して志願238名、合格153名で、実質倍率は約1.6倍でした。一般入試は募集120名に対して志願287名、受験260名、合格148名で、実質倍率は約1.8倍でした。
Q. 一般入試の合格者の得点は。
A. 2026年度の一般入試では、合格者の3教科合計の平均が207.4点、最低が184点でした(300点満点)。科目別の合格者平均は、国語64.6点、数学65.8点、英語77.0点です。
Q. 入学手続きの期限はいつまでですか。
A. 推薦入試は1月23日7時から1月25日23時までです。一般入試は2月13日7時から3月5日12時までで、入学金は2月15日23時までに30,000円、残りの200,000円を3月5日12時までに納める形です。
Q. 日本大学への進学者はどのくらいですか。
A. 2025年度の卒業生467名のうち、日本大学への進学は325名(69.6%)でした。他大学への進学は109名で、早慶上理に33名、GMARCHに48名が進んでいます。
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日大豊山高校まで、いま何点足りないか
ご存じですか?
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志望校が決まっている今こそ、そこから逆算した対策がいちばん効きます。
・答案を見て、つまずいている単元まで戻って指摘します
・残り期間から逆算した学習計画をその場でご提案します
・診断だけのご利用でも構いません。


