期末テストの英語の勉強法|単語・教科書本文・文法・英作文を点にする順番【中1〜中3】

2学期中間・期末テスト対策

最終更新:2026年11月 ※定期テストの出題や配点は、学校と先生によって違います。この記事は、中学英語の期末テストで点を落としやすい場面の一般的な整理です。範囲や配点は、学校の配布資料と前回の答案で確認してください。

英語の期末テストは、「単語は覚えたのに点が伸びない」「文法は習ったのに英作文が書けない」という悩みが多い教科です。英語は、単語・教科書本文・文法・英作文が、1つの答案のなかで結びつく教科なので、どこで落としているかを分けて見ないと、勉強が空回りしやすくなります。

この記事では、英語で点を落とす原因を4つの型に分け、単語・教科書本文・文法・並べかえと英作文・リスニングの順に、点にする勉強の流れを整理します。英語の例文はすべて、文法と綴りを確認したものです。文部科学省の学習指導要領に書かれている語数や文法事項も、あわせて紹介します。

結論:英語は「単語→本文→文法→英作文」の順に積むと点になる

4つの型 英語で点を落とす原因は、①単語(綴り・意味) ②文法(形の使い分け) ③本文の理解(内容・和訳) ④英作文・記述、の4つに分けると、直し方が決まります。

単語だけを覚えても、文法の形がわからなければ英作文は書けません。逆に、文法がわかっていても、本文の表現を覚えていなければ、空所補充や並べかえで止まります。

前回の答案を4つの型に分け、弱い型から順に直していくと、次のテストまでにやることが具体的になります。

この記事でわかること
  • 英語の期末テストは、どこで点が決まるのか
  • 学習指導要領が決めている語数・5つの領域・文法事項
  • 点を落とす4つの型と、答案の分け方
  • 単語の勉強法(綴り・意味・発音と、綴りのルール)
  • 教科書本文の5ステップ
  • 文法の勉強法(学習指導要領の文法事項と例文)
  • 並べかえ・英作文の手順
  • リスニングと対話文・長文読解
  • 1週間の練習の割り振り例と、当日の見直し
  • 学年別の重点と、保護者の方ができること

英語の期末テストは、どこで点が決まるのか

英語の定期テストも、学校や先生によって作りが違います。ただ、よく見られる形として、単語の綴りや意味を問う問題、教科書本文に関する問題、文法の問題、並べかえ、英作文、リスニングなどが組み合わされています。ここでは、一般的な形として整理します。実際の配点は、返却された前回の答案で確認してください。

問題の種類点の取り方のポイント落としやすい型
単語・熟語の問題綴りと意味をセットで覚える。書く練習をする① 単語
教科書本文の空所補充・内容理解本文を音読し、和訳と対応させる③ 本文
文法の問題(書きかえ・選択)時制・形の変化を、ルールごとに整理する② 文法
並べかえ主語と動詞を最初に決めてから、残りを並べる② 文法・④ 英作文
英作文・自分の考えを書く問題教科書の文を土台に、短い文を正しく書く④ 英作文
リスニング教科書付属の音声に慣れ、設問を先に読む③ 本文

テストによっては、リスニングの有無や配点が違います。英語の期末は、教科書本文と文法が中心になることが多いので、まず範囲表で、どの課(ユニット)が出るのかを確認してください。

学習指導要領が決めている語数・5つの領域・文法事項

英語の勉強の土台として、文部科学省の学習指導要領が何を決めているかを、知っておくと役に立ちます。中学校の外国語(英語)では、次のことが決まっています。

  • 語彙は、小学校で学習した語に、1600〜1800語程度の新語を加えた語が目安になっている。
  • 学習は「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」「書くこと」の五つの領域で進められる。
  • 文法事項として、代名詞、接続詞、助動詞、前置詞、時制、比較、to不定詞、動名詞、分詞の形容詞的用法、受け身、仮定法のうち基本的なもの、などが示されている。
中学英語の5つの領域と、定期テストでの出方
図1:学習指導要領の5つの領域と、定期テストで出やすい形。出典:文部科学省 中学校学習指導要領(平成29年告示)外国語。出題の対応はエスペランサアカデミーの整理
領域(学習指導要領)定期テストで出やすい形(一般的な傾向)勉強の方向
聞くことリスニング問題音声を聞き、設問を先に読む練習
読むこと教科書本文の内容理解・空所補充・和訳音読と、和訳との対応
話すこと[やり取り]対話文の空所補充・応答文を選ぶ問題決まった表現(あいさつ・依頼など)を覚える
話すこと[発表]学校によっては、授業中のスピーチや音読テスト教科書の文を声に出して練習する
書くこと英作文・並べかえ・書きかえ短い文を、正しい形で書く練習

「話すこと」は、紙のテストには出にくいですが、授業内の活動や、パフォーマンステストとして評価される場合があります。内申とのつながりは、通知表の見方の記事で確認できます。

点を落とす4つの型と、答案の分け方

返却された答案の間違いを、4つの型に分けてみてください。間違えた問題を解き直しながら、「なぜ間違えたか」を考えます。「英語が苦手」とひとまとめにせず、型を決めるのが大切です。

英語で点を落とす4つの型と直し方
図2:英語で点を落とす4つの型と、直し方の方向。エスペランサアカデミー作成
型間違え方の例直し方の方向
① 単語綴りの1文字違い/意味は知っているが書けない書いて覚える。ミスした単語だけの小さな表をつくる
② 文法三単現のsを忘れる/過去形の形を間違える/be動詞と一般動詞を混ぜるルールごとに、例文を3つ書いて整理する
③ 本文本文の内容を思い出せない/和訳が曖昧音読+和訳の対応を作り、空所補充の形で練習する
④ 英作文日本語は思いつくが、英語の語順にならない教科書の文を土台に、主語と動詞から書く
型の分け方の例(例です)
答案に「She study English every day.」と書いてあったとします。主語が3人称単数(She)で現在の文なので、動詞に三単現のsがつき、study は y を i に変えて es をつけます。正しくは「She studies English every day.」です。この間違いは、②文法に当たります。一方、「studies」を「studys」と書いた場合は、y を i に変えるルールを知らない、または単語の綴りの覚え方の問題として、①単語にも関わります。

単語の勉強法(綴り・意味・発音と、綴りのルール)

英単語は、見て意味がわかることと、書けることとは別の力です。定期テストでは、日本語から英語を書く問題が出ることが多く、綴りの正確さが点に直結します。覚えるときは、意味・綴り・発音の3つを、セットにします。

  1. 日本語を見て、英語を口に出す(発音と意味を結ぶ)。
  2. 声に出しながら、ノートに3回書く(綴りを手に覚えさせる)。
  3. 翌日、日本語だけを見て、英語を書く。
  4. 間違えた単語だけ、小さな表に書き写し、2日おきに見直す。

覚え方は、英単語の覚え方や、期末テストの暗記のやり方でも詳しく説明しています。ここでは、英語の綴りに関するルールを整理します。ルールを知っていると、覚える量が減ります。

ルール例注意点
三単現のsは、s・esのつけ方があるplay→plays/watch→watches/study→studies/go→goesy→iesは、子音字+yのとき
複数形book→books/box→boxes/city→cities/child→children不規則な複数形は、1つずつ覚える
ing形make→making/run→running/swim→swimmingeを取る/最後の子音を重ねる
過去形(規則)play→played/study→studied/stop→stoppedy→ied/子音を重ねる
過去形(不規則)go→went/see→saw/eat→ate/buy→bought教科書巻末の表で確認する
比較tall→taller/big→bigger/happy→happier長い語は more を使う(例:more interesting)
単語テストの前日にやること
新しい単語を追加するより、間違いやすい単語を3回書き直すほうが、点に結びつきやすいです。「意味はわかるのに書けない」単語は、日本語を見て英語を書く練習を、声に出しながら行ってください。

教科書本文の5ステップ

定期テストの英語は、教科書本文からの出題が多い教科です。本文を丸ごと暗記するのではなく、次の5つのステップで、意味と形を結びつけます。

  1. 音読:教科書付属の音声を聞き、意味を意識しながら、声に出して読む。
  2. 和訳:1文ずつ、意味を確認する。単語・熟語・文法の説明を、本文の横に書き込む。
  3. 確認:英文を隠し、日本語を見て、英語が言えるか、書けるかを試す。
  4. 空所補充:本文のコピーに、自分で空所をつくり、穴埋めする。
  5. 解き直し:ワークや学校の確認プリントを、間違えた問題だけ、日をあけて解く。

本文の表現は、並べかえや英作文の部品にもなります。たとえば、教科書に「I want to go to the library.」という文が出てきたら、want to+動詞の形を、そのまま使い回せます。

本文の表現を英作文に使う例(例です)
「私は図書館に行きたいです。」→ I want to go to the library. 「私は図書館で本を読みたいです。」→ I want to read books in the library. want to の形は同じで、動詞と場所だけが変わります。本文の文を、主語や名詞を入れかえて作りかえる練習は、英作文の土台になります。

英語の失点の型が、自分ではわからないとき

前回の答案をもとに、単語・文法・本文・英作文のどこで点を落としているかを一緒に整理し、次のテストまでの練習の順番を決めます。保護者の方だけのご相談もできます。

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文法の勉強法(学習指導要領の文法事項と例文)

学習指導要領には、中学校で扱う文法事項が示されています。どの学年で、どの順で学ぶかは、教科書の会社によって違いますが、中学3年間で次のような内容を学びます。定期テストの文法の勉強は、「形」「使う場面」「間違えやすい点」の3つを、セットで整理するとわかりやすくなります。

文法事項形と例文間違えやすい点
現在形・過去形I play tennis. / I played tennis yesterday.過去形の形(規則・不規則)
現在進行形・過去進行形I am studying now. / I was studying at that time.be動詞と ing 形の組み合わせ
未来表現I am going to visit Kyoto. / I will help you.be going to と will の使い分け
助動詞You can use this room. / You must wash your hands.助動詞のあとは動詞の原形
to不定詞I have a lot of homework to do today.名詞・形容詞・副詞の使い方の区別
動名詞She enjoys playing the piano.enjoyのあとは to ではなく ing
比較Tom is taller than Ken. / This bag is bigger than that one.比較級の語尾と more の使い分け
受け身English is spoken in many countries.be動詞+過去分詞の形
現在完了I have lived in Tokyo for five years. / Have you ever been to Kyoto?継続・経験・完了の意味の区別
分詞の形容詞的用法The boy playing soccer is my brother.名詞の前か後か
関係代名詞(主格・目的格)This is the book that I bought yesterday. / The girl who is singing is my sister.どの語が先行詞か
仮定法のうち基本的なものIf I were you, I would study harder.were を使う形

この表は、学習指導要領に示された文法事項から、定期テストで見ることが多いものを選び、例文をつけたものです。表のすべてを一度に覚える必要はありません。範囲表に出てくる単元の行だけを、自分のノートに書き写して使います。

文法の勉強のやり方

  1. 教科書の文法のまとめを、自分の言葉でノートに書く。
  2. 例文を3つ、日本語を見て英語に直して書く。
  3. 間違えた形だけを、ミスの表に写す(例:「三単現のs」「過去形の形」)。
  4. ワークで同じ型の問題を、日をあけて解き直す。
書きかえの例(例です)
「He plays soccer.」を過去の文にすると「He played soccer.」、疑問文にすると「Does he play soccer?」、否定文にすると「He does not play soccer.」です。疑問文・否定文では、doesを使うので、動詞は原形(play)に戻ります。三単現のsが残っていないかを、見直すのがポイントです。
よくある取り違え
be動詞と一般動詞を同じ文に入れてしまう(×I am play tennis.)、助動詞のあとに過去形や三単現を使ってしまう(×He can plays tennis.)、などは、テストでの典型的なミスです。書いたあとで、「動詞は1つだけか」「助動詞のあとは原形か」を確認する習慣をつけてください。

不規則動詞は、形のグループで覚える

過去形と過去分詞が不規則に変わる動詞は、1つずつ丸暗記すると負担が大きくなります。変わり方のグループに分けると、覚える順番が整理できます。現在完了や受け身で過去分詞を使うため、過去形と過去分詞をセットで覚えるのがポイントです。

グループ動詞の例(原形-過去形-過去分詞)覚え方のコツ
3つとも同じ形cut-cut-cut/put-put-put/read-read-readread は綴りが同じで、過去形・過去分詞の発音が変わる
過去形と過去分詞が同じbuy-bought-bought/bring-brought-brought/teach-taught-taught/make-made-made/have-had-had/find-found-found/tell-told-toldought や aught の形をまとめて覚える
3つとも違うgo-went-gone/see-saw-seen/eat-ate-eaten/write-wrote-written/take-took-taken/speak-spoke-spoken過去分詞が en で終わるものが多い
原形と過去分詞が同じcome-came-come/run-ran-run/become-became-become原形と過去分詞が同じなので、過去形だけ覚える

覚えるときは、動詞の表を見るだけでなく、「過去の文」と「現在完了の文」で1回ずつ使います。たとえば go なら、I went to the park yesterday. と I have never gone there. のように、形が変わる場所を意識して書きます。(go の過去分詞は、経験を表す文では been を使うこともあるので、教科書の例文で使い方を確認してください。)

音読テストや暗唱がある場合の準備

学校によっては、教科書本文の音読や暗唱が、定期テストと別に評価されることがあります。この場合は、紙のテストの勉強とは別に、声に出す練習の時間をとります。準備のしかたは、次のとおりです。

  1. 教科書付属の音声を聞いて、区切る場所と強く読む語を確認する。
  2. 1文ずつ区切って練習し、慣れたら段落単位でつなげる。
  3. スマートフォンなどで自分の音読を録音して聞き、読み間違いや詰まる箇所を確認する。
  4. 暗唱の場合は、最初の1語だけ見て続きを言う練習から始め、最後は何も見ずに言う。

音読の練習は、単語の綴りや、文の形を体で覚える助けにもなります。音読で何度も口にした文は、並べかえや英作文で、語順が自然に出てくることがあります。

並べかえ・英作文の手順

並べかえと英作文は、英語のなかで点を落としやすい問題のひとつです。やり方を決めておくと、慌てずに取り組めます。

並べかえの手順

  1. 日本語の意味を確認する。
  2. 主語(だれが)と動詞(どうする)を、最初に決める。
  3. 動詞のあとに続く形(目的語・前置詞・to不定詞など)を決める。
  4. 残った語を、場所・時間の順で並べる。
  5. 並べ終わったら、日本語に直して、意味が合うか確かめる。
並べかえの例(例です)
日本語:私は昨日、友達と図書館に行きました。 語:(went / I / the library / my friend / yesterday / with / to) まず主語と動詞を決めて I went。次に「どこへ」を to the library。「だれと」を with my friend。最後に「いつ」を yesterday。答えは I went to the library with my friend yesterday. です。

英作文の手順

英作文は、難しい表現を使おうとせず、短い文を正しく書くことが、点につながります。学校のテストでは、文法と綴りの正確さ、条件(語数・使う語)を満たしているかが見られます。

  1. 日本語で、言いたいことを短い文に分ける。
  2. 主語と動詞を決める。
  3. 教科書の文を土台に、名詞や場所を入れかえる。
  4. 書いたあとで、三単現のs、過去形、冠詞(a / the)、ピリオドと大文字を確認する。
英作文の例(例です)
「私の趣味は、本を読むことです。」→ My hobby is reading books. または I like reading books. 「私は先週の日曜日に、家族と買い物に行きました。」→ I went shopping with my family last Sunday. 日本語をそのまま訳そうとせず、教科書にある型(My hobby is 〜. / I like 〜ing. / I went 〜 with 〜.)に当てはめて書くと、文法のミスが減ります。
見直す項目チェックの内容
文の始まりと終わり最初は大文字か。最後にピリオド・クエスチョンマークがあるか
主語と動詞動詞は1つか。三単現のsはつけたか。過去の文で過去形か
語順主語→動詞→目的語→場所→時間の順になっているか
綴り間違いやすい単語(studies, library, yesterday など)を確認したか
条件指定された語数・使う語・テーマを満たしているか

指示文と採点の読み方

英作文や書きかえの問題では、問題文の指示が、そのまま採点の条件になっていることが多いです。次の点を、書き始める前に確認しておくと、減点を防ぎやすくなります。

  • 語数の指定(「5語以上」「10語程度」など):ピリオドやコンマを語数に入れるかどうかは、先生の説明を確認する。
  • 使う語や表現の指定:指定された語を、指定どおりの形で使う。
  • 主語や時制の指定:「過去の文にしなさい」などの指示を見落とさない。
  • 文の数の指定:「2文で書きなさい」のときは、1文で終えない。
  • 解答らん:らんの大きさは、書く量の目安になる。

部分点があるかどうかは、先生や学校によって違います。ただ、白紙にせず、わかる部分まで書くことは、たいていの場合、損にはなりません。主語と動詞が正しく書けていれば、文法の観点で評価される場合があります。

リスニングと対話文・長文読解

リスニング

リスニングの有無や配点は、学校によって違います。実施される場合は、教科書付属の音声と、同じ形式のワークが、練習の中心になります。次の3つの手順で、聞き方を整えます。

  1. 音声が始まる前に、設問と選択肢を読み、何を聞き取るかを決める。
  2. 1回目は、全体の内容をつかむ。2回目は、設問に関わる部分に集中する。
  3. 聞き取れなかった箇所は、スクリプト(音声の文字起こし)で確認し、もう一度聞く。

音声を聞くときは、数字・日付・時間・場所など、答えになりやすい情報にメモを取る習慣をつけます。スクリプトを見ながら声に出して読む練習は、「聞くこと」と「読むこと」の両方に役立ちます。

対話文と長文読解

対話文の問題は、あいさつ・依頼・提案・応答など、決まった表現を覚えていると解きやすくなります。教科書の対話に出てきた表現を、シーン別(買い物・道案内・電話・誘い)にまとめておくと便利です。

長文読解では、初めて見る文が出ることもあります。その場合は、設問を先に読み、本文のどこを探せばよいかを決めてから読みます。段落の最初の文は、その段落の話題になっていることが多いので、先に目を通すと、全体の流れをつかみやすくなります。

1週間の練習の割り振り例と、当日の見直し

次の表は、英語の練習を、4つの型に合わせて割り振った例です。時間は、部活や塾の予定に合わせて調整してください。

日中心の練習(例)時間の目安(例)
1日目答案の分析表をつくり、①単語の間違いを書き出して3回書く40分
2日目教科書本文の音読と和訳(ステップ1〜2)40分
3日目本文の確認と空所補充(ステップ3〜4)40分
4日目文法のまとめを書き、例文を3つずつ書く40分
5日目並べかえ・英作文。教科書の文を土台に、5問書く40分
6日目ワークの間違えた問題と、単語を解き直す50分
7日目範囲表に沿って、通しで1回分を時間を計って解く。リスニングも練習50分

1週間前からの日割りは、期末テスト1週間前の5教科日割りで、5教科のなかでの位置づけを確認できます。

当日の解く順番と見直し

英語のテストでは、リスニングが最初にある学校があります。そのあとは、単語や文法の基本問題から解き、並べかえや英作文には、時間を残しておくのが、落ち着いて進めやすい方法です。

見直しでは、次の順番で確認します。①綴りのミス(単語・本文からの空所補充)、②三単現のs・過去形、③文の最初の大文字と最後のピリオド、④並べかえの語順。見直しの詳しい方法は、期末テストのケアレスミスを減らす見直し術で説明しています。

学年別の重点と、保護者の方ができること

学年ごとの重点は、教科書の会社によっても違いますが、一般的な傾向として、次のように整理できます。

学年重点よくあるつまずき
中1単語の綴りと、be動詞・一般動詞の使い分けアルファベットの書き方、三単現のs
中2過去形・未来表現・不定詞・比較過去形の不規則変化、比較級・最上級の形
中3受け身・現在完了・関係代名詞など、複雑な文の形文の形が長くなると、主語と動詞が見えなくなる

中3の2学期期末については、中3英語 2学期期末 直前1週間の勉強計画も参考にしてください。

保護者の方ができること

  • 答案が返ってきたら、点数だけでなく、どの型の間違いかを一緒に見る。
  • 単語テストの練習では、日本語を読み上げ、英語を書かせる役を引き受ける(英語が得意でなくても、答え合わせはできる)。
  • 音読を聞き、「ここは、どういう意味?」と、本文の意味を聞いてみる。
  • 勉強時間の長さではなく、ミスの表やノートに何が書かれているかを見る。
  • 全体のサポートの考え方は、期末テストのサポートのしかたも参考にする。

テストが返ってきたあとの英語の直し方

英語は、返却後の直しの質が、次のテストの点に影響します。点数を見て終わりにせず、間違えた問題を、次の順番で整理します。

  1. 間違えた問題に、4つの型(①単語 ②文法 ③本文 ④英作文)の番号を書く。
  2. 正しい答えを、赤ペンで写すだけで終わらせず、なぜその形になるのかを一言で書く(例:「主語がHeなので、三単現のs」)。
  3. 間違えた単語は、小さな表に写し、2日おきに見直す。
  4. 同じ型の問題を、ワークから2問選んで解き直す。
  5. 次のテストの1週間前に、この直しノートを読み返す。

直しの詳しい手順は、テストが返ってきたあとの見直し方の記事にまとめています。英語は、同じ型のミスを繰り返しやすい教科なので、直しノートに型の番号が並ぶと、自分の弱点が見えてきます。

よくある質問

Q. 単語は覚えているのに、テストで書けません。
見て意味がわかる力と、書ける力は別です。日本語を見て英語を書く練習を、声に出しながら行い、翌日に確認する流れを作ってください。間違えた単語だけを、小さな表に写して、2日おきに見直すのも効果があります。
Q. 文法は授業で聞くとわかるのに、問題になると間違えます。
わかることと、自分で形を作れることは別です。例文を3つ、日本語を見て英語に直して書く練習が、定着につながります。間違えた形は、ミスの表に写して、日をあけて解き直してください。
Q. 教科書本文は、全部暗記しないといけませんか?
全文を丸暗記する必要はありません。音読と和訳で、意味と形をつなぎ、空所補充で確認する流れで、表現の多くは身につきます。学校によっては、本文の暗唱や書き取りがテストに出ることがあるので、先生の指示を確認してください。
Q. 英作文が苦手で、白紙になってしまいます。
難しい文を書こうとせず、教科書の型に当てはめて、短い文を書くことから始めます。主語と動詞だけでも書くと、部分点がつく場合があります。白紙にしないことが、第一歩です。
Q. リスニングは、どう練習すればよいですか?
教科書付属の音声と、スクリプトを使います。聞く前に設問を読み、聞いたあとにスクリプトで確認し、もう一度聞いて、声に出して読みます。1日10分でも、毎日続けるほうが、効果が出やすいです。
Q. 中1でも、この記事の内容は使えますか?
使えます。単語・本文・文法・英作文は、どの学年でも出題されます。中1は、特に綴りと、三単現のs、be動詞と一般動詞の区別を、丁寧に練習してください。
Q. 塾や家庭教師なしでも、自分でできますか?
型の分析と、本文・単語の練習は、自分でも始められます。ただ、英作文の添削や、自分では気づけない文法のミスは、見てもらうと近道になることがあります。
Q. テスト前日は、何をすればよいですか?
新しいことを増やすより、間違いやすい単語と、ミスの表を見直すことをおすすめします。本文の音読を1回行い、睡眠時間を確保してください。前日の過ごし方は、定期テストの前日にやることでも説明しています。

まとめ

  • 英語の点は、単語・文法・本文・英作文の4つの型に分けると、直し方が決まる。
  • 学習指導要領では、新語1600〜1800語程度、5つの領域、文法事項が示されている。
  • 単語は書いて覚え、綴りのルールで覚える量を減らす。
  • 教科書本文は、音読・和訳・確認・空所補充・解き直しの5ステップで回す。
  • 並べかえと英作文は、主語と動詞を最初に決め、教科書の型を使い回す。

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出典(公式資料)

※語数・領域・文法事項は、文部科学省の学習指導要領の記述に基づきます。学ぶ順番は教科書の会社によって違います。英語の例文は、この記事のために作成した例です。

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