プロ家庭教師が作成・監修 エスペランサアカデミー
中3英語の2学期期末テストまで、あと1週間。受け身や現在完了、関係代名詞と、高校入試でも出る重要な文法が続く時期です。出題されやすい単元と、7日間の進め方をプロ家庭教師がまとめました。
2学期期末テスト全体の範囲の考え方と4週間の進め方は、2学期期末テストのまとめにまとめています。この記事は、その中の「中3英語」を直前1週間で仕上げるための計画です。
結論:中3英語は「文の形を理解して、短い文で書ける」ことを目標にしてください
受け身・現在完了・関係代名詞は、どれも「形」に決まりがあるので、型を覚えると得点しやすくなります。
直前1週間は、新しい問題集を足さず、学校のワークと教科書の本文に絞って仕上げます。
中3英語で出題されやすい単元
2学期の中3英語では、次の内容が範囲に入る学校が多いです。学校によって、扱う順番は違います。
| 単元 | よく問われること | 点を落としやすいところ |
|---|---|---|
| 受け身 | be動詞 + 過去分詞(+ by 〜)で「〜される」を表す | 過去分詞の形を間違える。be動詞を忘れる |
| 現在完了 | have + 過去分詞で「継続」「経験」「完了」を表す。for と since の使い分け | 3つの意味の見分け。since と for の使い分け |
| 分詞の後置修飾・関係代名詞(学校による) | 名詞のあとから説明を加える。who・which・that の使い分け | 関係代名詞のあとの語順。人と物で使い分ける |
| 長文読解・英作文 | 指示語の内容、本文の内容に合う文を選ぶ、自分の考えを書く | 指示語の指す内容を誤る。英作文で文法ミスをする |
ポイント:単元の順番は学校で違います
単元を学ぶ順番や、テスト範囲に入る単元は、学校・教科書によって違います。まず学校から配られたテスト範囲表で確認してください。この記事の単元は「多くの学校で2学期に学ぶ内容」の目安です。
直前1週間の勉強計画(7日間)
1日30分〜1時間を目安にした計画です。部活動などで時間が取れない日は、その日の内容を前後の日に移して構いません。

7日前範囲と単語リストを作る
テスト範囲表を見て、範囲の教科書ページと覚える単語を書き出します。提出物の期限も確認します。
6日前過去分詞と単語の練習
不規則動詞の過去分詞を、見て、声に出して、隠して書く順で練習します。受け身と現在完了の両方で使います。
5日前受け身の練習
「be動詞 + 過去分詞」の形で、能動の文を受け身に書き換える練習をします。by 〜 が必要か、省略してよいかも確認します。
4日前現在完了の3つの意味
「継続」「経験」「完了」の例文を3つずつ書きます。継続の for と since の使い分けも確認します。
3日前関係代名詞と長文読解
who・which・that の例文を書きます。教科書の長文を音読して、指示語が指す内容に線を引いて読みます。
2日前間違えた問題と英作文
印をつけた問題を解き直します。英作文は、教科書の例文をまねて、自分の文を3つ作ります。
前日単語と本文の最終確認
新しい問題には手を出しません。間違えた単語リストと、本文の音読を1回ずつ行い、早めに寝ます。
中3英語で多いミスと防ぎ方
中3英語では、文法の形が複雑になる分、細かいミスで点を落とします。
| ミスの種類 | よくある例 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 過去分詞の形 | be taken を be took と書く | 不規則動詞の表を見て、原形・過去形・過去分詞を声に出して練習する |
| 現在完了の意味の取り違え | 「経験」の文を「継続」と訳す | ever・never・before があれば「経験」、for・since があれば「継続」と見分ける |
| 関係代名詞の使い分け | 人にも物にも which を使う | 先行詞が人なら who、物なら which と決めておく |
| 語順の乱れ | 関係代名詞のあとを、疑問文の語順にする | 関係代名詞のあとは、ふつうの文の語順(主語 + 動詞)と覚える |
中3英語の勉強のやり方
受け身と現在完了は、過去分詞を最初に固める
どちらも「過去分詞」を使います。
不規則動詞の表を、毎日5個ずつ声に出して覚えると、2つの単元がまとめて楽になります。
現在完了は、3つの意味を目印で見分ける
形が同じなので、意味は目印の語で見分けます。
ever・never・once は経験、for・since は継続、just・already は完了と、例文ごと覚えましょう。
長文は、指示語と接続詞に注目する
this・it・they が何を指すかを、線で結びながら読みます。
But・So・Because などの接続詞に丸をつけると、話の流れがつかみやすくなります。
直前チェックリスト
☑ 不規則動詞の過去分詞を、日本語から書ける
☑ 受け身の文を、能動の文から書き換えられる
☑ 現在完了の3つの意味を、目印で見分けられる
☑ 関係代名詞を、人と物で使い分けられる
☑ 教科書の長文の指示語の内容を言える
テスト前日と当日の過ごし方
前日は、新しい問題を増やさず、間違えた単語リストと本文の音読だけにします。
当日の朝は、受け身と現在完了の例文を1つずつ見直します。
学校によって、リスニングが含まれることがあります。その場合は、前日と当日の朝に、教科書の音声を聞いておくと耳が慣れます。
よくあるご質問
Q. 現在完了が、どうしても理解できません。
A. 最初は、「今の状態に、過去からつながっている」という感覚をつかむのがコツです。経験・継続・完了の例文を3つずつ声に出して読み、日本語訳とセットで覚えてください。
Q. 長文読解が時間内に終わりません。
A. まず問題文を読み、何を聞かれているかを確認してから本文に戻ると、探す手間が減ります。分からない単語で止まらず、前後の意味から推測して進めましょう。
Q. ワークは何周すればいいですか?
A. 1周目は全問、2周目は間違えた問題だけが目安です。直前1週間は2周目が中心です。
Q. 期末テストの勉強は、入試にも役立ちますか?
A. 受け身や現在完了などは、高校入試でも出題されることの多い内容です。期末テストで解き直した問題は、入試用のノートに集めておくと、あとの復習に使えます。
まとめ
この記事のまとめ
直前1週間は、単語・教科書の本文・文法を毎日少しずつ回す。
受け身・現在完了・関係代名詞を、型で覚える。
過去分詞の形、現在完了の意味、語順は、見直しでチェックする。


