結論:中学英語は「語・文字・文法」が同時に増える。止まった場所から戻れば立て直せる
- 学習指導要領では、小学校の600〜700語程度に加えて、中学校で新たに1600〜1800語程度を学ぶとされています
- 小学校の読み書きは「慣れ親しみ」の段階で、中学校で読み書きと文法が本格的に加わります
- 2026年度の全国学力調査では、過去形や未来表現など、文法の知識を使って書く・話すことが課題とされました
- 立て直しは、止まっている最初の場所を見つけるのが出発点です。やり方はご家庭の状況で変わります
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
📋 中学英語は「量」「文字」「文法」の3つが一気に増える
中学英語でつまずきやすいのは、小学校から中学校に上がるときに、覚える語の数、文字の読み書き、文法の3つが同時に増えるからです。
これは「勉強が足りない」という話ではありません。
国の決まりごとである学習指導要領を見ると、中学校で求められる量がはっきり書かれています。
この記事は、文部科学省が定める学習指導要領(外国語)と、国立教育政策研究所の「令和8年度全国学力・学習状況調査」の中学校英語の結果をもとに、つまずきが起きる仕組みと、ご家庭でできる立て直し方をまとめたものです。
数字は、公式の資料にある値だけを使っています。
「ここが原因だ」と決めつける書き方はしません。
お子さんの状況はご家庭ごとに違うため、立て直し方は一つの考え方として紹介します。
| 見るポイント | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|
| 英語の位置づけ | 3・4年は外国語活動、5・6年は教科の外国語 | 教科の外国語(3年間) |
| 中心になる力 | 聞くこと・話すこと(5・6年で読む・書くを加える) | 聞く・読む・話す[やり取り]・話す[発表]・書くの5領域 |
| 語数の決まり | 600〜700語程度 | 小学校で学んだ語に、1600〜1800語程度の新語を加える |
| 年間の授業時数 | 3・4年は35単位時間、5・6年は70単位時間 | 各学年140単位時間 |
上の表の出典は、学習指導要領(平成29年3月31日告示)と、文部科学省の「新学習指導要領全面実施に向けた小学校外国語に関する取組について」(2019年9月4日)です。
単位時間とは、授業時数を数えるときの単位です。
この次の章から、1つずつ数字を見ていきます。
🔤 学習指導要領が定める語数:小学校600〜700語、中学校で新たに1600〜1800語
中学校の英語では、小学校で習った語に加えて、新しく1600〜1800語程度を学ぶことが、学習指導要領に書かれています。
小学校の外国語(5・6年)では、外国語活動で扱った語を含めて600〜700語程度です。
文部科学省の「現行の学習指導要領(外国語・抜粋)」にある数字です。
単純に足し算をすると、中学校を卒業するまでに触れる語は、2,200語から2,500語程度になります。
600に1600を足すと2,200、700に1800を足すと2,500です。
この足し算は、この記事で行った計算です。
公式の資料にある数字は、600〜700語と1600〜1800語の2つです。
| 時期 | 学習指導要領の語数 | 授業時数(年間) |
|---|---|---|
| 小学校3・4年(外国語活動) | — | 35単位時間 |
| 小学校5・6年(外国語) | 600〜700語程度(外国語活動で扱った語を含む) | 70単位時間 |
| 中学校1〜3年(外国語) | 小学校で学んだ語に1600〜1800語程度の新語を加える | 各学年140単位時間(3年間で420単位時間) |
もう1つ大切なのが、増え方です。
2017年の改訂(平成29年改訂)の前は、中学校の語数は「1200語程度」でした。
文部科学省の「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」には、この1200語程度が、1600〜1800語程度に改められたことが書かれています。
つまり、中学校で出会う新しい語は、以前より増えています。
1回の授業で、何語くらい覚える計算になるか
中学校の授業時数は3年間で420単位時間です。
1600語を420で割ると約3.8語、1800語を420で割ると約4.3語になります。
この計算は、この記事で行ったものです。
授業1回あたり、新しい語が4語前後のペースで出てくる計算になります。
実際の教科書や授業の進み方は学校によって違いますので、「目安の数字」として見てください。
この数字が意味するのは、「授業を聞いているだけでは、語が身につく前に次の語が来る」場面があるということです。
語を覚える作業は、授業の外で、ご家庭の時間を使う場面が出てきます。

🔁 小学校英語と中学英語の「つなぎ目」にあるもの
小学校の英語は、耳と口を中心に慣れ親しむ学習で、中学校の英語は、読み書きを本格的に使う学習です。
文部科学省の「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」では、小学校の「読むこと」「書くこと」は「慣れ親しみ」とされ、「聞くこと」「話すこと」と同等の指導を求めるものではない、と説明されています。
同じ解説には、小学校の「読むこと」の目標が、「音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現の意味が分かるようにする」ことだと書かれています。
さらに、小学校の外国語科では、/ei/、/biː/、/siː/ といった文字の名称や基本的な語の発音を扱っている、とあります。
| 項目 | 小学校の外国語 | 中学校の外国語 |
|---|---|---|
| 読むこと | 音声で慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現の意味が分かる | 文章を読んで、内容や考えを捉える(5領域の一つ) |
| 書くこと | 慣れ親しむ段階(聞く・話すと同等の指導は求めない) | 語や文を正しく書き、まとまった文章も書く |
| 文法 | 基本的な文の種類(平叙文・命令文・疑問文など)を使って慣れ親しむ | 時制・相、to不定詞、動名詞、分詞、受け身、仮定法などを整理して学ぶ |
上の表の「中学校の外国語」の列は、学習指導要領の目標と言語材料をもとに、この記事で分かりやすく言いかえたものです。
小学校で英語を学んだお子さんでも、「耳では分かるが、書くとつづりが分からない」ということがあります。
これは小学校の学習が「慣れ親しみ」を中心にしているためで、お子さんの努力不足ではありません。
接続のための工夫は、学習指導要領にも書かれている
解説には、小学校で学んだ語彙や表現を、中学校の言語活動の中で、意味のある文脈の中で繰り返し触れられるように工夫することが示されています。
また、小・中学校の接続を重視する、とも書かれています。
つまり、国としても、小学校と中学校の間にある「段差」を意識していることが分かります。
文部科学省の2019年9月4日の資料には、中学1年生の最初の接続の単元の例として、アルファベットの名称を理解し、大文字と小文字を正しく書くことを目標にした授業が紹介されています。
🧱 文法は積み上がる:学習指導要領が示す文法事項
中学英語の文法は、1つの項目が次の項目の土台になる「積み上げ型」です。
そのため、どこか1か所が分からなくなると、あとの項目まで分かりにくくなることがあります。
学習指導要領(平成29年告示)の外国語には、中学校で扱う文法事項が示されています。
文部科学省の「現行の学習指導要領(外国語・抜粋)」によると、中学校で扱う主な文法事項は、次のようなものです。
文は、重文・複文、疑問文、感嘆文(基本的なもの)があります。
ほかに、代名詞、接続詞、助動詞、前置詞、時制・相、to不定詞、動名詞、分詞、受け身、仮定法(基本的なもの)などがあります。
| グループ | 学習指導要領にある項目 |
|---|---|
| 文の種類 | 重文・複文、疑問文(助動詞で始まるものなど)、感嘆文(基本的なもの) |
| 文の形(文構造) | [主語+動詞+補語]、[主語+動詞+目的語]、[主語+動詞+間接目的語+直接目的語]、[主語+動詞+目的語+補語]など |
| 動詞のまわり | 助動詞、時制・相、to不定詞、動名詞、分詞、受け身 |
| そのほか | 代名詞、接続詞、前置詞、仮定法(基本的なもの) |
2017年の改訂では、「感嘆文のうち基本的なもの」や「現在完了進行形」など数項目が追加されました。
この内容は、文部科学省の「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」に書かれています。
積み上がりのイメージ
- まず、be動詞と一般動詞で、「自分や身のまわりのこと」を言う
- 次に、過去の出来事を言うために、時制(過去形)が加わる
- その次に、未来の予定を言う表現(willなど)や、助動詞が加わる
- 続いて、to不定詞・動名詞・分詞・受け身など、動詞を「形を変えて使う」項目が加わる
- 最後に、複文や仮定法など、2つ以上の文を組み合わせる項目に進む
上のイメージは、学習指導要領に書かれた項目を、この記事で順番に並べたものです。
実際の教科書では、出てくる順番が会社によって違います。
お子さんの教科書の目次を見ながら、どこまで進んでいるかを確かめてください。
📊 2026年度の全国学力調査で見えた中学3年生の英語の課題
2026年度の全国学力・学習状況調査(2026年4月20日〜2026年5月29日実施)では、中学3年生の英語が、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能すべてをCBT(パソコン等で受ける方式)で実施されました。
結果は、IRTスコアという共通のものさしで示されています。
国立教育政策研究所の「結果(概要)」(2026年8月3日公表)では、4技能を合わせたIRTスコアの全国平均は499でした。
同じ「結果(概要)」には、技能ごとの課題が書かれています。
ここでは、そのうち文法や知識の使い方に関わる部分を紹介します。
| 技能 | できていると示された点 | 課題と示された点 |
|---|---|---|
| 聞くこと | 日常的な話題で、自分の状況から判断して、必要な情報を聞き取れている | 日常的な話題の話の概要を捉えること(正答率44.4%の問題) |
| 読むこと | 日常的な話題で、目的に応じて必要な情報を読み取れている | 社会的な話題の短い文章の要点を捉えること |
| 書くこと | — | 社会的な話題で考えとその理由を書くこと(正答率28.4%の問題)。過去の出来事を英語で書くとき、過去形などの知識を活用すること |
| 話すこと | — | 未来を表す表現(willなど)の知識を活用して話すこと。日常的な話題で、事実や考えを整理してまとまりのある内容を話すこと |
まとめると、「単語や文を知っていること」と「その知識を、自分の言いたいことに使うこと」の間に、差がある様子が分かります。
特に、過去形や未来を表す表現のような、文法の知識を『使う』場面が課題として挙げられています。
英語の力と、生活の習慣の関係
同じ年の「結果(概要)のポイント」(2026年8月3日公表)によると、学校外のSNS・動画視聴の時間が長い生徒ほど、得点が低い傾向がみられます。
英語の相関係数はマイナス0.257でした。
また、読書が好きな生徒ほど得点が高い傾向があり、英語の相関係数は0.234です。
どちらも関係の強さは弱めの数字で、原因と結果を示すものではありません。
日本語の読書が英語の点数につながる、という意味でもありません。

🔍 つまずきの場所を見つける:5つの診断ステップ
立て直しの最初の一歩は、「どこで止まっているか」を見つけることです。
止まっている場所が分からないまま長い時間を使っても、効果が出にくいことがあります。
ここでは、5つのステップで、つまずきの場所を探します。
一つの考え方として、ご家庭で5〜10分ずつ行える方法を紹介します。
- 【アルファベット】26文字の大文字と小文字を、見ないで書けるか
- 【語】教科書の巻末の単語リストから10語を選び、日本語を見て英語が書けるか
- 【音読】教科書の本文を、つまらずに声に出して読めるか
- 【型】be動詞の文と一般動詞の文を、自分で作れるか。過去形の文も作れるか
- 【読み】教科書の本文を、日本語に直さず、1文ずつ意味が分かるか
1つ目から順番に確かめます。
できなかったところが、いちばん最初のつまずきの場所です。
たとえば、3つ目の音読でつまずくなら、語の読み方が定着していない可能性があります。
4つ目で止まるなら、文の「型」の理解が弱い可能性があります。
いずれも、可能性であり、決めつけではありません。
| つまずく場所 | 見られる様子 | まず試すこと |
|---|---|---|
| アルファベット | 大文字と小文字の区別があいまい | 26文字を、四線のノートに書く練習 |
| 語・つづり | 聞けば分かるが、書けない | 10語を声に出しながら、3回書く |
| 音読 | 読むのが遅い、よく止まる | 1ページを、3回続けて読む |
| 文の型 | 語は分かるが、文が作れない | 教科書の例文を、主語だけ変えて書き写す |
| 文法 | 過去形や未来の表現で間違える | 1つの項目だけを選び、5文ずつ書く |
お子さんに「できない」と感じさせないために、1回の確認は10分以内にすることをおすすめします。
できたところは、はっきりとほめます。
できなかったところは、「次に練習する場所が分かった」と伝えると、前向きに受け止めやすくなります。
🏠 家庭でできる立て直し方:語・音読・型・書く話す
立て直しの基本は、「量を増やす前に、小さな単位で確実にする」ことです。
学習指導要領の語数は大きな数字ですが、1日にできることは少しずつです。
一つの考え方として、4つの柱で進める方法をまとめました。
ご家庭の状況で変わりますので、無理のない範囲で取り入れてください。
1.語:1日に少しの語を、くり返す
中学校の3年間で1600〜1800語程度の新語が出てくるとはいえ、一度に覚える必要はありません。
1日に5語ほどを選び、翌日と3日後にもう一度見直す、という進め方が一つの考え方です。
覚える語は、教科書の本文に出てきたものを優先します。
教科書の語は、授業で使う機会があるため、使いながら覚えられます。
2.音読:声に出して読む
小学校では音声を中心に学び、中学校で文字が加わります。
声に出して読むことは、音と文字をつなぐ練習になります。
教科書の本文を、1日1回、声に出して読む。
慣れてきたら、お手本の音声を聞いてから読む。
これが一つのやり方です。
3.型:文の形を、まねして書く
文法は、説明を読むより、例文をまねして書くほうが身につきやすいという考え方があります。
教科書の例文を1文書き写し、主語や動詞を1つ入れかえて、新しい文を作ります。
たとえば、過去形の例文なら、「昨日」を「先週の日曜日」に変えて書いてみます。
2026年度の全国学力調査で課題として挙げられた過去形や未来表現も、この小さな練習から始められます。
4.書く・話す:1日1文を、自分の言葉で
全国学力調査では、考えとその理由を書くこと、話すことが課題として挙げられました。
ご家庭では、1日1文でよいので、「今日あったこと」や「好きなもの」を英語で書いてみます。
うまく書けなくても構いません。
間違いを直すより、まず書いたことをほめる方が続きやすいでしょう。
学習指導要領の解説にも、中学1年生から即興で話す活動に継続的に取り組ませることで、話す力を高めていく必要がある、と書かれています。
| 柱 | 1日の目安(一つの考え方) | 続ける期間の例 |
|---|---|---|
| 語 | 5語を選び、書いて声に出す(5分) | 2週間 |
| 音読 | 教科書の本文を1回読む(3分) | 2週間 |
| 型 | 例文を1文書き写し、1文作る(5分) | 2週間 |
| 書く・話す | 今日のことを1文書く(2分) | 2週間 |
上の表は、公式の基準ではなく、この記事で示した一つの目安です。
合計15分ほどの設計です。
部活動や宿題で忙しいお子さんでも、取り組みやすい長さを目指しました。
学校や塾の宿題が多い日は、半分に減らして構いません。

⚠ よくある勘違い
英語の勉強では、保護者の方もお子さんも、いくつかの思い込みにとらわれやすいところがあります。
結論として、「単語を覚えれば解決する」わけではなく、「語・音・文の型」がつながって初めて使える力になります。
| よくある勘違い | 考え方 |
|---|---|
| 小学校で英語をやっていたから、中学は楽なはず | 小学校の読み書きは「慣れ親しみ」の段階です。中学校では読み書きと文法が本格的に加わります |
| 単語を覚えれば英語はできる | 全国学力調査では、知識を使って書く・話すことが課題とされています。語を覚えたら、文で使う練習につなげます |
| つづりを間違えるのは、やる気がないから | 音で覚えていて、文字で書く経験が少ないだけかもしれません |
| 文法は、中3でまとめて勉強すればよい | 文法は積み上がる項目が多いので、前の項目が土台になります。中1・中2の内容で止まっていないかを先に確かめます |
| 英語が苦手なのは、才能がないから | 一つの項目で止まっている場合が多いです。止まっている場所を見つければ、立て直しの道すじが見えます |
特に最後の勘違いは、お子さんの自信に関わります。
「自分は英語が苦手だ」と思い込むと、勉強そのものを避けたくなります。
止まっている場所を一緒に探して、「ここまでは分かっている」とはっきり伝えることが、立て直しの出発点になります。
✅ 保護者のためのチェックリスト
ご家庭で、お子さんの英語の様子を見るときのチェックリストです。
当てはまる数が多いほど、つまずきの場所を見つけやすくなります。
ただし、診断ではなく目安です。
- アルファベットの大文字と小文字を、見ないで書けない
- 教科書の本文を音読するとき、よく止まる
- 単語を見れば分かるが、書くとつづりを間違える
- be動詞と一般動詞を、使い分けられない
- 過去形の文を、自分で作れない
- 「どこが分からないのか分からない」と言う
- 英語のテストで、書く問題を白紙にすることが多い
- 英語の宿題を、後回しにしがちである
チェックがついた項目が多くても、焦る必要はありません。
ついた項目のうち、いちばん上のものから1つだけ取り組みます。
1つずつ解決していくのが、遠回りに見えて続けやすい方法です。
学校の授業に付いていけない状態が長く続いて、お子さんが登校を嫌がる、元気がないといった様子が見られるときは、学校の先生やスクールカウンセラーに相談してください。
この記事は医療や心理の助言ではありません。
📝 今週やること:まず3つだけ
この記事を読み終えたら、今週のうちに次の3つだけ行ってみてください。
全部できなくても構いません。
1つでも、お子さんの英語を前に進める一歩になります。
- 【今日】お子さんと一緒に、教科書の目次を開いて、「どこまで分かる?」と聞く。分からなくなった最初の場所に、付せんを貼る
- 【今週の平日】診断ステップの1〜3(アルファベット・語・音読)を、1日10分以内で行う。できなかったところを、ノートに書き出す
- 【今週末】1つの項目だけを選んで、教科書の例文を5文、書き写す。書き終えたら、お子さんをほめる
学習指導要領が定める1600〜1800語という数字は、中学校の3年間を通した量です。
1日に直せば、ほんの少しの積み重ねです。
お子さんのペースに合わせて、止まっている場所から、もう一度進みはじめてください。
❓ よくあるご質問
中学校の英語では、何語くらい覚える必要がありますか?
学習指導要領(平成29年告示)では、小学校で学んだ語(600〜700語程度)に、新たに1600〜1800語程度を加えた語を扱うとされています。単純に足すと2,200〜2,500語程度です
小学校で英語を習ったのに、なぜ中学校でつまずくのですか?
小学校の「読むこと」「書くこと」は、慣れ親しむ段階だからです。中学校の解説にも、聞く・話すと同等の指導を求めるものではないと書かれています。中学校では、読み書きと文法が本格的に加わります
中学校の英語の授業時数は、どのくらいですか?
学校教育法施行規則の別表第二にもとづく標準授業時数で、外国語は各学年140単位時間です。3年間で420単位時間になります
文法は、どの項目から立て直せばよいですか?
一つの考え方として、お子さんの教科書で分からなくなった最初の項目まで戻ります。文法は積み上がる項目が多いので、前の項目が土台になります。診断ステップで確かめてみてください
2026年度の全国学力調査で、中学3年生の英語はどのような結果でしたか?
4技能を合わせたIRTスコアの全国平均は499でした。書くことでは、社会的な話題で考えとその理由を書く問題の正答率が28.4%でした。国立教育政策研究所の「結果(概要)」(2026年8月3日公表)に示されています
英語の勉強時間は、1日どのくらいが目安ですか?
目安はご家庭ごとに違います。一つの考え方として、語・音読・型・書くことを合わせて15分ほどから始め、慣れたら少しずつ増やします。学校や塾の宿題を優先してください
家庭でどうしても教えられないときは、どうすればよいですか?
学校の先生に、どの項目が弱いかを聞くのも一つの方法です。外部の力を借りる場合は、お子さんの止まっている場所を確かめてくれるところを選ぶと、立て直しが進みやすくなります
📚 参考にした公的資料
- 文部科学省「現行の学習指導要領(外国語・抜粋)」(学習指導要領 平成29年3月告示)
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編」
- 文部科学省 初等中等教育局「新学習指導要領全面実施に向けた小学校外国語に関する取組について」(2019年9月4日)
- 文部科学省「中学校標準授業時数」学校教育法施行規則 別表第二
- 国立教育政策研究所「令和8年度全国学力・学習状況調査 結果(概要)」「結果(概要)のポイント」(2026年8月3日公表)


