結論:公立中学生の約66%が塾代を支出。選ぶ軸は「困りごと」と「続けやすさ」
- 文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度では、公立中学校で学習塾費を支出した家庭は約66%(当初集計65.9%、訂正版の分布で66.0%)。
- 学習塾費の全体平均は年230,385円、支払った家庭だけの平均は約34万9千円。通信教育・家庭教師費は区分が別で、公立中学校の平均は年21,248円。
- どの形態が一番よいという公的な答えはなく、お子さんの困りごとと続けやすさで決める。併用も選択肢。
- 最終的な判断はご家庭です。体験授業を2〜3か所で受け、年間の総額で比べてください。
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
📊 学習費調査が示す、公立中学生の塾の実態
公立中学校では、1年間に学習塾費を支払った家庭が約3分の2(約66%)にのぼります。
これは文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度の結果です。
2024年12月25日の公表時点の集計では65.9%、2026年1月16日公表の訂正版の分布表では「学習塾費が0円」の家庭が34.0%で、支出のある家庭は66.0%にあたります。
どちらも「3人に2人ほどが塾に通う」という同じ姿を示しています。
では、家庭教師はどうでしょうか。
同じ調査では、通信教育と家庭教師の費用は1つの区分にまとめられています。
公立中学校の通信教育・家庭教師費の平均は、年間21,248円です(全体の平均)。
学習塾費の全体の平均は年間230,385円ですから、家庭全体で見ると、塾のほうが利用も金額も大きいことがわかります。
ただし、この数字は「みんなが選んでいる」ことを示すだけで、「自分の子に合う」ことを示すものではありません。
この記事では、まず調査の数字を整理します。
そのうえで、集団塾・個別指導塾・家庭教師・通信教育の特徴を比べ、お子さんのタイプ別の判断軸をお伝えします。
最後に、併用の考え方と、今週できる行動もまとめます。
公立中学校の学習費の内訳(令和5年度)
1年間・子供1人あたりの数字です。
学習費の総額は542,450円で、学校の費用より、学校の外での学びの費用が大きいのが特徴です。
| 区分 | 金額(年額) | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 学習費総額 | 542,450円 | 100% |
| 学校教育費(授業料以外の学校の費用) | 150,761円 | 27.8% |
| 学校給食費 | 35,671円 | 6.6% |
| 学校外活動費(塾・習い事・家庭学習など) | 356,018円 | 65.6% |
出典:文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度(2024年12月25日公表、2026年1月16日訂正版)。
公立中学校の学習費総額は、当初の542,475円から542,450円へ25円だけ訂正されています。
訂正は2026年3月27日付の文部科学省の資料で確認できます。

📖 数字の読み方:「支出した割合」と「平均額」は別もの
学習費調査の数字は、「全員の平均」と「支払った人だけの平均」で大きく変わります。
ここを混ぜて読むと、費用を実際より低く、または高く見てしまいます。
公立中学校の学習塾費を例に整理します。
全体の平均は年間230,385円です。
1円以上支払った家庭だけの平均は、約34万9千円です(調査では349千円と表示されています)。
塾に通っていない家庭(0円)も平均に入れるかどうかで、約11万円の差が出ます。
| 見方 | 公立中学校の数字 | 意味 |
|---|---|---|
| 学習塾費が0円の家庭 | 34.0% | 1年間に塾の費用を払わなかった家庭 |
| 学習塾費を支払った家庭 | 66.0%(当初集計は65.9%) | 3人に2人ほど |
| 全体の平均 | 年230,385円 | 塾に通わない家庭も含めた平均 |
| 支払った家庭だけの平均 | 約34万9千円(年) | 塾に通う家庭の実際の負担の目安 |
1年を12か月で割った目安にすると、全体の平均は月に約1万9千円、支払った家庭だけの平均は月に約2万9千円です。
これは当サイトでの割り算であり、調査が月額を示しているわけではありません。
夏期講習や冬期講習などの特別講習費も、この年額に含まれます。
学習塾費に含まれるもの
調査の定義では、学習塾費は「学習塾へ通うために支出したすべての経費」です。
入会金、授業料(月謝)、講習会費、教材費などが含まれます。
つまり、月謝の表示だけでなく、講習や教材の費用も合わせて見る必要があります。
通信教育・家庭教師費に含まれるもの
調査の定義では、家庭教師への月謝(謝礼)、教材費、通信添削などの通信教育を受けるための経費がまとめられています。
家庭教師だけを取り出した数字は、この区分には出てきません。
そのため、「家庭教師の費用は全国でいくら」と言い切れる公的な数字はここでは使えません。
家庭教師の費用は、各サービスが示す料金で比べる方法がわかりやすいです。
🧾 学習塾費の分布:塾代は家庭によって大きく違う
公立中学校の学習塾費は、0円の家庭から年40万円以上の家庭まで、大きく広がっています。
平均額だけでは、ご家庭の目安になりません。
| 年間の学習塾費 | 割合(公立中学校) |
|---|---|
| 0円 | 34.0% |
| 1円以上1万円未満 | 1.5% |
| 1万円以上5万円未満 | 3.6% |
| 5万円以上10万円未満 | 4.7% |
| 10万円以上20万円未満 | 10.1% |
| 20万円以上30万円未満 | 12.9% |
| 30万円以上40万円未満 | 10.0% |
| 40万円以上 | 23.3% |
出典:文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度(2026年1月16日公表の訂正版)の学習塾費の支出分布。
四捨五入のため、合計が100%にならない場合があります。
この表から読み取れることが3つあります。
1つめは、年40万円以上を使う家庭が23.3%と、最も大きな階層であることです。
2つめは、年20万円以上の家庭を合わせると46.2%になり、半数近くになることです(12.9%+10.0%+23.3%)。
3つめは、年10万円未満の家庭も9.8%あり(1.5%+3.6%+4.7%)、少額で利用している家庭もあることです。
公立中学校では、中学3年生の補助学習費が最も多いと、調査の概要に書かれています。
補助学習費とは、予習・復習・補習など、学校の勉強に関係する学習のための費用です。
学習塾費はその中心の項目で、高校受験が近づく時期に家庭の支出が増えることがわかります。

🏫 集団塾・個別指導塾・家庭教師・通信教育の比べ方
4つの形態は、「誰と」「どんなペースで」学ぶかが違います。
以下は形態としての一般的な特徴で、実際の内容は教室や講師、サービスによって変わります。
| 比べる点 | 集団塾 | 個別指導塾 | 家庭教師 | 通信教育 |
|---|---|---|---|---|
| 学び方 | 教室で複数人が同じ授業を受ける | 講師1人が生徒1〜数人を教える形が多い | 講師と生徒が1対1(対面またはオンライン) | 教材と添削で自分で進める |
| ペース | クラス全体の進度に合わせる | 生徒に合わせて調整しやすい | 生徒に合わせて調整しやすい | 自分で決める(やる気が必要) |
| 質問のしやすさ | 授業後などに質問する形が多い | 授業内で質問しやすい | 授業中いつでも質問できる | 添削・問い合わせの形が中心 |
| 仲間・競争 | 同じ目標の仲間がいる | 教室による | 基本的にいない | 基本的にいない |
| 通う手間 | 教室への移動が必要 | 教室への移動が必要 | 自宅やオンラインで受けられる | 移動なし |
| 向く場面 | 集団で刺激を受けたい/学校より先に進みたい | 苦手科目を補いたい/質問が苦手 | 個別に細かく見てほしい/時間の都合を合わせたい | 基礎を自分のペースで固めたい |
| 費用の特徴 | 月謝+講習費・教材費 | 月謝は授業の回数で変わる | 1回あたりの授業料×回数 | 月額が比較的低めの商品が多い |
どの形態にも長所と短所があり、「この形態が一番よい」という答えは、公的な調査からは出てきません。
大切なのは、お子さんの今の困りごとに合っているかどうかです。
費用を比べるときの注意
- 集団塾は、月謝のほかに講習会費・教材費・施設費がかかる場合があります。
- 個別指導塾は、授業の回数や科目数で月額が変わります。
- 家庭教師は、1回あたりの料金と月の回数の掛け算で決まります。
- 通信教育は、月額のほかに教材の追加購入がないかを確かめます。
どの形態でも、「年間の総額」で比べると、後から驚かずに済みます。
入会金、月謝、講習費、教材費をすべて足して、12か月で見る方法がおすすめです。
🧭 判断軸その1:まず「困りごと」を1つに絞る
家庭教師か塾かを選ぶ前に、お子さんの困りごとを1つに絞ると、選ぶ形態が自然に見えてきます。
困りごとは次の4つのどれに近いかを考えてみてください。
| 困りごと | 状態の例 | 考えやすい形態 |
|---|---|---|
| 授業のペースが合わない | 学校の授業が速すぎる、または物足りない | 個別指導塾・家庭教師 |
| わからない所がどこかわからない | 質問の仕方がわからない | 個別指導塾・家庭教師 |
| 勉強の習慣がない | 家だと机に向かえない | 自習室のある塾・決まった時間のある授業 |
| 入試の情報や競争が足りない | 志望校の情報がほしい、模試を受けたい | 集団塾・志望校対策のある個別の授業 |
上の表は一つの考え方であり、ご家庭の状況で変わります。
困りごとが2つ以上ある場合は、いちばん大きいものから考えます。
お子さん本人に聞く3つの質問
- 「授業でいちばん困るのはどんなとき?」
- 「人が多い教室と、先生と1対1なら、どちらが話しやすい?」
- 「週に何日、何時間なら無理なく続けられそう?」
本人の答えを聞くと、通い始めてからの続けやすさが変わります。
親が決めた形態でも、本人が納得していると、授業への姿勢が違ってきます。
👧 判断軸その2:お子さんのタイプ別の考え方
お子さんのタイプによって、合いやすい学び方は変わります。
ただし、タイプは固定ではなく、時期によっても変わります。
以下は目安であり、お子さんを決めつけるためのものではありません。
| お子さんのタイプ | 合いやすい学び方 | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 周りに刺激されると頑張れる | 集団塾 | クラスの人数、進度、質問のしやすさ |
| 人前で質問するのが苦手 | 個別指導塾・家庭教師 | 講師との相性、授業内の質問時間 |
| 苦手科目が1〜2科目に集中している | 個別指導塾・家庭教師 | 科目ごとの対応、回数の増減のしやすさ |
| 部活動などで曜日や時間が不規則 | 家庭教師・オンライン授業・通信教育 | 振替ルール、時間の調整のしやすさ |
| 自分で計画を立てて進められる | 通信教育・必要な科目だけ個別 | 進み具合の確認方法 |
| 学校の授業に遅れがあり、基礎からやり直したい | 個別指導塾・家庭教師 | 戻る範囲を柔軟に決められるか |
| 志望校が決まっていて、対策の情報がほしい | 集団塾・志望校別の授業がある所 | 志望校対策の内容と回数 |
同じ学年でも、教科ごとにタイプが違うことがあります。
たとえば、数学は集団で、英語は個別で、というように分ける考え方もあります。
保護者のご事情も判断軸に入れる
送り迎えの時間、ご家庭の費用、きょうだいの状況も大切な条件です。
遠い教室に通うと、移動の時間が学習時間を削ることがあります。
オンラインの授業なら移動がなく、帰宅が遅くなる心配も少なくなります。
どちらがよいかは、ご家庭の状況で変わります。
🔁 併用の考え方:集団塾+家庭教師、塾+通信教育など
塾と家庭教師は、どちらか一方を選ぶ必要はありません。
目的を分けて併用する家庭もあります。
併用するときは「何をどちらに任せるか」を先に決めると、時間も費用も無駄になりにくくなります。
| 併用の組み合わせ | 役割の分け方の例 | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 集団塾+家庭教師 | 集団塾で全体の進度と入試情報、家庭教師で苦手科目の穴埋め | 宿題が重ならないよう、全体の時間を管理する |
| 集団塾+通信教育 | 塾で主要科目、通信教育で基礎の反復 | 本人が自分で進められるかを確かめる |
| 個別指導塾+家庭教師 | 基本はどちらか一方でも足りることが多い | 目的が重なるなら、一本化を検討する |
| 学校+家庭教師だけ | 定期テスト対策と苦手の補強に絞る | 入試情報は学校や教育委員会の資料で自分たちで集める |
併用で気をつけたいのは、学習時間の総量です。
中学生は、学校の授業、部活動、睡眠の時間があり、勉強に使える時間には限りがあります。
授業を増やしても、復習の時間がなければ、力になりにくくなります。
併用する前の3つの確認
- 今の習い事や塾で、すでに足りていることは何か。
- 足りない部分は、時間の不足か、教え方の不一致か。
- 増やす授業の分、自習や復習の時間を確保できるか。
費用面では、年間の合計を出して、ご家庭の無理のない範囲かを確認してください。
公立中学校で年40万円以上を学習塾費に使う家庭が23.3%ある一方、10万円未満の家庭も9.8%あります。
「平均に合わせる」必要はなく、ご家庭の方針で決めてよい部分です。
⚠️ よくある勘違い
塾や家庭教師を選ぶときに、よく見られる勘違いを整理します。
一つずつ確認すると、後悔の少ない選び方に近づきます。
| よくある勘違い | 実際には |
|---|---|
| みんな塾に通っているから、通わないと遅れる | 公立中学校でも約34%(0円の家庭34.0%)は学習塾費を使っていません。通う・通わないは家庭の選択です。 |
| 塾代の平均は月1万9千円だから、その程度で収まる | 全体の平均は塾に通わない家庭を含みます。支払った家庭だけの平均は、年約34万9千円です。 |
| 家庭教師は塾より必ず高い(または安い) | 料金は回数や時間で決まり、比べ方で変わります。年間の総額で比べてください。 |
| 料金が高いほど成績が上がる | 費用と成果の関係を示す公的な調査結果は、ここでは使えません。成果は保証されません。 |
| 通わせれば本人は勉強するようになる | 本人の納得と、復習の時間がないと、授業を受けるだけになりがちです。 |
| 体験授業を受けなくても大丈夫 | 相性は授業を受けてみないとわかりにくい部分があります。複数の体験授業で比べる方法があります。 |
上の表の「実際には」は、公的な数字で言えることと、一般的な考え方を分けて書いています。
数字で言えること以外は、ご家庭の状況で変わります。
✅ 体験授業・見学で確かめるチェックリスト
体験授業や見学は、形態を問わず必ず確かめたいことがあります。
次の項目を、メモを持って確認してください。
| 確認する項目 | 確認のしかた |
|---|---|
| 授業の進め方 | 1回の授業で何をするか、宿題はどのくらいか、聞く |
| 講師・先生との相性 | お子さんが質問しやすそうだったか、本人に聞く |
| 料金の総額 | 月謝、入会金、教材費、講習費を合計して、年額で出してもらう |
| 回数や時間の変更 | テスト前に増やせるか、部活動の都合で振り替えられるか |
| 連絡と報告 | 保護者への報告の頻度と方法を聞く |
| やめるときのルール | 解約の手続きと、返金の有無を契約前に確認する |
| 受験の情報 | 志望校の情報を、どのように扱うかを聞く |
契約前には、書面で料金とルールを確認してください。
わからない点を口頭だけで済ませず、メモや書面に残すと安心です。
体験授業のあと、お子さんに聞くこと
- 授業はわかりやすかったか。
- また受けたいと思うか。
- 質問はしやすかったか。
- 続けられそうな曜日と時間はどこか。
お子さんの答えと、保護者の見た印象を合わせて判断します。
2つ以上の候補で体験を受けると、比べやすくなります。
📅 時期で変わる考え方:中1・中2・中3のちがい
学年によって、塾や家庭教師に期待することは変わります。
同じ家庭でも、中1と中3では、選ぶ基準が違ってくることがあります。
文部科学省の調査では、公立中学校の補助学習費は中学3年生が最も多いと書かれています。
補助学習費は、予習・復習・補習など、学校の勉強に関係する学習のための費用です。
高校入試が近づくと、学習のための支出が増える傾向があると読み取れます。
| 学年 | よくある課題 | 考えやすい方向 |
|---|---|---|
| 中学1年生 | 小学校との勉強の違い、英語と数学のつまずき | 基礎を固める。学習の習慣づくりを優先する |
| 中学2年生 | 部活動との両立、定期テストの点数の波 | 苦手科目を絞って補う。調査書に関わる定期テスト対策 |
| 中学3年生 | 志望校選び、入試対策、時間の不足 | 入試までの週数を数えて、優先順位をつける |
中学3年生の秋からの動き方は、別の記事で都県ごとの日程を表にしています。
入試日までの週数から逆算する方法は、塾でも家庭教師でも、使える考え方です。
時期ごとに見直すとよいこと
- 学年が上がるときに、今の学び方が合っているかを話し合う。
- 定期テストの結果を見て、科目ごとに必要な時間を見直す。
- 入試の学年は、志望校が決まった時点で、授業の内容を入試向けに変える。
- 学び方を変えるときは、前のやり方で効果があった点も一緒に残す。
途中で形態を変えることも、よくあります。
たとえば、中2までは集団塾に通い、中3で苦手科目だけ家庭教師を足す、という組み合わせです。
変えたくなったときは、お子さんに理由を聞いたうえで決めてください。
学年が変わる前の親子の話し合い
学年が変わる春や、新学期の前は、学び方を見直しやすい時期です。
今の塾や家庭教師を続けるかどうかを、お子さんの感想を聞いて決めます。
続ける理由と、変える理由を、紙に書き出すと整理しやすくなります。
費用の総額も、年の初めに見直すと、年間の見通しが立てやすくなります。
📝 今週やること:5つのステップ
ここまでの内容を、今週の行動に落とし込みます。
1つずつ、無理のない順番で進めてください。
- お子さんの困りごとを1つに絞って、紙に書く(所要10分)。
- ご家庭で使える年間の予算の上限を決める(家計の都合で決めます)。
- 候補を2〜3つ選び、年間の総額を出してもらう。
- 体験授業を2か所以上で受け、お子さんに感想を聞く。
- 併用する場合は、役割と時間の割り振りを紙に書いて、家族で確認する。
決めたあとも、2〜3か月に一度、続ける・変えるを見直す機会を作ると安心です。
お子さんの状況は、学年や時期によって変わります。
なお、この記事の数字は、文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度の公表資料に基づいています。
最新の数字は、文部科学省のウェブサイトで確認してください。
❓ よくあるご質問
公立中学校で塾に通う家庭は何割ですか?
文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度では、公立中学校で学習塾費を支出した家庭は約66%です。2024年12月25日公表の集計では65.9%、2026年1月16日の訂正版の分布表では学習塾費0円が34.0%で、支出ありは66.0%にあたります。
公立中学校の学習塾費の平均はいくらですか?
全体の平均は年間230,385円です。学習塾費を支払った家庭だけの平均は、約34万9千円(年間)になります。
家庭教師の費用は調査でわかりますか?
同じ調査では、通信教育と家庭教師の費用は1つの区分で、公立中学校の平均は年間21,248円です(全体の平均)。家庭教師だけの金額は分けて示されません。
家庭教師と塾は、併用してもよいですか?
併用する家庭もあります。集団塾で入試の情報と進度、家庭教師で苦手科目、というように役割を分けると、無駄が少なくなります。学習時間の総量には注意してください。
個別指導塾と家庭教師は、どこが違いますか?
個別指導塾は教室に通い、講師が生徒1〜数人を教える形が多く、家庭教師は講師と生徒が1対1の形が一般的です。実際の内容は教室やサービスで違うため、体験授業で確かめてください。
中3の秋から始めても遅くありませんか?
時期によって、できることとできないことがあります。入試までの週数を数えて、優先順位を決める方法が一つの考え方です。ご家庭の状況で変わります。
費用が高いほど成績は上がりますか?
費用と成績の関係を示す公的な数字は、この調査にはありません。成果は誰にも保証できません。お子さんに合うかどうかで選んでください。
体験授業は何か所で受けるのがよいですか?
2〜3か所で受けると比べやすくなります。料金の総額、質問のしやすさ、振替のルールを同じ観点でメモしてください。
📚 参考にした公的資料
- 文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度 調査結果のポイント(2024年12月25日公表、2026年1月16日訂正版)
- 文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度 調査結果の概要・支出分布(2026年1月16日公表)
- 文部科学省「子供の学習費調査(令和3年度・令和5年度)の公表数値等の訂正」(2026年3月27日)


