結論:国の調査に家庭教師だけの平均はない。年間総額は自分で足し算する
- 文部科学省の令和5年度「子供の学習費調査」(2024年12月25日公表)は、家庭教師を「通信教育・家庭教師費」として通信教育と一緒に数えています。
- 公立中学校の学習塾費は、全員の平均で年額230,385円、1円以上支出した家庭だけの平均で年額349千円です。
- 平均には「全員の平均」と「支出した家庭だけの平均」があり、金額が大きく違います。どちらかを確かめて読みます。
- 年間総額は、入会金・教材費・(月の授業料+管理費)×月数・講習会費を足して出し、12で割ると月額がわかります。
必ず各教育委員会・学校・公的機関の最新の公式情報で確認してください。
💡 この調査でわかること、わからないこと
家庭教師の費用の「平均」を、国の統計で一つの数字として示した資料はありません。
その代わりに、文部科学省の「子供の学習費調査」が、塾や家庭教師などにかけたお金を、項目ごとに調べています。
この記事で使うのは、令和5年度(2023年4月1日から2024年3月31日までの1年間)の調査結果です。
調査結果は2024年12月25日に公表され、2026年1月16日に訂正版の資料が掲載されています。
さらに2026年3月27日には、数値の訂正についてのお知らせも出ています。
この記事の数字は、訂正後の資料から書いています。
この調査は、保護者が子どもの学校教育と学校外活動に払ったお金を調べて、国の教育の政策づくりの基礎にするためのものです。
対象は、公立・私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校(全日制)の子どもと保護者です。
調査した学校は1,603校、対象の子どもは53,025人です。
この記事の流れ
- 調査の言葉(補助学習費、学習塾費など)の意味を知る。
- 小学校から高校までの金額を表で見る。
- 公立中学校の学習塾費を、くわしく見る。
- 「平均」の読み方で、まちがえやすい点を知る。
- 自分の家庭の年間総額を計算する方法を知る。
先に、いちばん大事な点をお伝えします。
全国の平均は、ご家庭の費用の「目安の一つ」にすぎません。
ご家庭の年間総額は、入会金、授業料、教材費、管理費などを足して、自分で計算するのが確実です。
その計算の仕方を、後半で表にして説明します。
📋 補助学習費の4つの項目は何を含むのか
補助学習費とは、学校の勉強のために、家庭が学校の外で使ったお金のことです。
文部科学省の調査では、補助学習費を「家庭内学習費」「通信教育・家庭教師費」「学習塾費」「その他」の4つに分けています。
家庭教師の費用は「通信教育・家庭教師費」に入り、塾の費用は「学習塾費」に入ります。
| 項目 | 含まれるもの(調査の定義) |
|---|---|
| 家庭内学習費 | 家庭での学習に使う物品や図書の購入費。学校と共用のものは学校教育費に入る |
| 通信教育・家庭教師費 | 家庭教師の月謝・謝礼、教材費、通信添削などの通信教育の費用 |
| 学習塾費 | 入会金、授業料(月謝)、講習会費、教材費、塾の模擬テスト代、塾への交通費など |
| その他 | 予習・復習・補習のために図書館などへ行く交通費、公開模擬テスト代など |
ここで注意したいのは、家庭教師の費用だけを取り出した数字ではないことです。
「通信教育・家庭教師費」には、通信教育の費用も一緒に入っています。
そのため、この項目の数字を、そのまま家庭教師の料金の平均として読むことはできません。
学校外活動費との関係
補助学習費に、スポーツや習い事、文化活動などの「その他の学校外活動費」を足したものが、学校外活動費です。
さらに、学校教育費と学校給食費を足したものが、学習費総額です。
数字を見るときは、今どの範囲の数字なのかを、確かめてください。
📊 小学校から高校までの金額を一覧で見る
補助学習費の平均は、公立中学校で年額271,574円、公立高校(全日制)で年額200,994円です。
令和5年度「子供の学習費調査」では、1人あたりの年額が次のようになっています。
塾や家庭教師にまったくお金を使っていない家庭も入れた、全体の平均です。
| 学校種 | 補助学習費(年額)公立 | 補助学習費(年額)私立 |
|---|---|---|
| 小学校 | 112,485円 | 366,436円 |
| 中学校 | 271,574円 | 236,986円 |
| 高等学校(全日制) | 200,994円 | 238,422円 |
中学校では、公立の補助学習費が私立より多くなっています。
小学校では、私立の補助学習費が公立の3倍以上です。
学校の種類によって、お金の使い方がかなり違うことがわかります。
項目ごとの内訳(年額・学校種ごとの平均)
| 学校種 | 家庭内学習費 | 通信教育・家庭教師費 | 学習塾費 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| 公立小学校 | 13,361円 | 21,976円 | 75,194円 | 1,954円 |
| 私立小学校 | 42,251円 | 57,543円 | 259,492円 | 7,150円 |
| 公立中学校 | 12,884円 | 21,248円 | 230,385円 | 7,057円 |
| 私立中学校 | 28,802円 | 31,386円 | 168,058円 | 8,740円 |
| 公立高校(全日制) | 21,603円 | 15,666円 | 147,140円 | 16,585円 |
| 私立高校(全日制) | 28,347円 | 24,855円 | 166,867円 | 18,353円 |
この表を見ると、どの学校種でも、補助学習費の中で学習塾費がいちばん大きいことがわかります。
通信教育・家庭教師費は、それより小さい金額になっています。
ただし、これは全員の平均です。
利用している家庭だけで見ると、金額は変わります。
その見方は、あとの節で説明します。
🏫 公立中学校の学習塾費と、学年での変わり方
公立中学校の学習塾費は、全体の平均で年額230,385円です。
令和5年度「子供の学習費調査」では、学習塾費に1円以上を支出した家庭だけで平均すると、年額349千円(34万9千円)になります。
学習塾費が0円だった家庭は、公立中学校で34.0%です。
つまり、約3分の2の家庭が、何らかの学習塾費を支出しています。
| 公立中学校 | 1年生 | 2年生 | 3年生 |
|---|---|---|---|
| 補助学習費(年額) | 172,481円 | 249,354円 | 390,200円 |
| うち学習塾費(年額) | 133,647円 | 213,759円 | 341,220円 |
| うち通信教育・家庭教師費(年額) | 21,021円 | 20,606円 | 22,101円 |
| うち家庭内学習費(年額) | 14,813円 | 9,811円 | 14,014円 |
1年生から3年生にかけて、学習塾費は大きく増えています。
3年生の学習塾費は341,220円で、1年生の133,647円の約2.6倍です。
高校受験が近づくと、塾にお金を使う家庭が増え、1人あたりの金額も大きくなることが、数字から読み取れます。
一方で、通信教育・家庭教師費は、学年が上がってもほとんど変わっていません。
私立中学校と比べると
私立中学校の学習塾費は、全体の平均で年額168,058円です。
1円以上支出した家庭だけの平均は328千円で、0円の家庭は48.8%です。
私立中学校の補助学習費は、公立中学校より少ない金額になっています。
| 区分 | 学習塾費の全体平均(年額) | 学習塾費が0円の家庭 | 1円以上支出した家庭の平均(年額) |
|---|---|---|---|
| 公立中学校 | 230,385円 | 34.0% | 349千円 |
| 私立中学校 | 168,058円 | 48.8% | 328千円 |
| 公立高校(全日制) | 147,140円 | 61.4% | 381千円 |
| 私立高校(全日制) | 166,867円 | 62.4% | 444千円 |

🔍 「平均」の読み方でまちがえやすい点
平均には、「全員の平均」と「使った人だけの平均」の2種類があり、金額がまったく違います。
たとえば公立中学校の学習塾費は、全員の平均が年額230,385円で、支出した家庭だけの平均は年額349千円です。
この差は、約11万円以上になります。
どちらの数字を見ているのかを、先に確かめることが大切です。
| 見方 | 公立中学校の学習塾費 | 意味 |
|---|---|---|
| 全員の平均 | 年額230,385円 | 塾に通っていない家庭も入れて、全員で割った額 |
| 支出した家庭だけの平均 | 年額349千円 | 1円以上支出した家庭だけで割った額 |
ご家庭が「塾や家庭教師を使うことを決めている」場合は、支出した家庭だけの平均のほうが、イメージに近くなります。
逆に、「使うかどうかをこれから考える」場合は、全員の平均は、あくまで全体の様子を知るための数字です。
調査の限界も知っておく
- 調査は、無作為に選ばれた学校の、一部の子どもと保護者が対象です。
- 回答した割合は、公立中学校で49.1%、公立高校(全日制)で34.9%です。
- 都市部か地方か、世帯の収入がいくらかによって、学校外活動費は変わると、文部科学省の資料にも書かれています。
- 地域の人口規模が大きいほど、また世帯の年間収入が多いほど、学校外活動費は多い傾向があると書かれています。
つまり、全国の平均は、「どの家庭にもあてはまる額」ではありません。
ご家庭の予算を決めるときは、平均を目安の一つにとどめて、実際の見積もりを取ることをおすすめします。
平均を使うときの3つのコツ
- 学校の種類(公立か私立か)と学年を、ご家庭に合わせて選ぶ。
- 「全員の平均」か「支出した家庭だけの平均」かを確かめる。
- 調査の期間(2023年4月1日から2024年3月31日まで)と、今の料金は違う可能性があると考える。
調査の数字は、過去1年間の実際の支出をまとめたものです。
今の料金表とは、同じ金額とは限りません。
数字は、考えるきっかけとして使い、最後は現在の見積もりで決めてください。
💻 通信教育・家庭教師費の実際のようす
通信教育・家庭教師費を支出している家庭は、中学校で3割弱、高校で2割前後です。
令和5年度「子供の学習費調査」では、この費用が0円の家庭は、公立中学校で72.7%、私立中学校で71.1%です。
公立高校(全日制)では81.1%、私立高校(全日制)では78.9%が0円です。
1円以上支出した家庭だけの平均は、次の表のとおりです。
| 区分 | 0円の家庭 | 1円以上支出した家庭の平均(年額) | 全員の平均(年額) |
|---|---|---|---|
| 公立小学校 | 61.4% | 57千円 | 21,976円 |
| 私立小学校 | 49.2% | 113千円 | 57,543円 |
| 公立中学校 | 72.7% | 78千円 | 21,248円 |
| 私立中学校 | 71.1% | 109千円 | 31,386円 |
| 公立高校(全日制) | 81.1% | 83千円 | 15,666円 |
| 私立高校(全日制) | 78.9% | 118千円 | 24,855円 |
この項目には、通信教育も入っています。
そのため、家庭教師だけを使った場合の費用が、この表の金額になるとは限りません。
家庭教師の料金は、先生のタイプ、授業の時間、回数、地域などで大きく変わります。
実際の費用は、必ずそれぞれのサービスの見積もりで確かめてください。
学習塾費と並べて見る
同じ公立中学校で比べると、学習塾費の全員平均は年額230,385円、通信教育・家庭教師費の全員平均は年額21,248円です。
学習塾費のほうが、約11倍です。
家庭教師や通信教育は、塾より利用する家庭の割合が少ないぶん、全員の平均は小さくなっています。

🧮 年間総額の出し方:項目を表にして足し算する
年間総額は、「初めにかかるお金」「毎月かかるお金」「年に数回かかるお金」を分けて、足し算すると出せます。
文部科学省の調査でも、学習塾費に入会金、授業料、講習会費、教材費などを含めて数えています。
ご家庭でも、同じ考え方で計算するとよいでしょう。
| 費用の種類 | いつかかるか | 計算の仕方 |
|---|---|---|
| 入会金 | 入るとき1回 | 金額そのまま |
| 授業料(月謝) | 毎月 | 月額×通う月数(12か月など) |
| 家庭教師の場合の授業料 | 授業のたび | 1回の料金×1か月の回数×通う月数 |
| 教材費 | 入るときや年度の初め | 金額そのまま、または年額 |
| 管理費・システム利用料 | 毎月または毎年 | 月額×12か月、または年額 |
| 講習会費(夏期・冬期など) | 年に数回 | 1回の金額×回数 |
| 模試・テスト代 | 年に数回 | 1回の金額×回数 |
| 交通費 | 通うたび | 1回の交通費×通う回数(オンラインは不要) |
計算式
年間総額 = 入会金 + 教材費 + (月の授業料+月の管理費)×通う月数 + 講習会費 + 模試代 + 交通費
この式に、見積もりの数字を一つずつ入れていきます。
月あたりの額は、年間総額を12で割ると出ます。
計算の手順(ステップ)
- 見積もりをもらい、費用の種類を表に書き写す。
- 「初めだけ」「毎月」「年に数回」に分ける。
- 通う月数を決める(たとえば12か月)。
- 式にあてはめて足し算する。
- 12で割って、月あたりの額を出す。
🧪 シミュレーションの考え方(仮の数字で練習)
実際の料金は、サービスごとに違います。
ここでは、計算の練習のために、仮の数字を使います。
実在する塾や家庭教師の料金ではありません。
例A:集団の塾に12か月通う場合(仮の数字)
| 費用 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 入会金 | 1回 | 22,000円 |
| 授業料 | 25,000円×12か月 | 300,000円 |
| 教材費 | 1回 | 12,000円 |
| 管理費 | 1,100円×12か月 | 13,200円 |
| 夏期講習 | 1回 | 60,000円 |
| 冬期講習 | 1回 | 40,000円 |
| 年間総額 | 足し算 | 447,200円 |
この仮の例では、年間総額は447,200円です。
12で割ると、月あたり約37,267円です。
月謝の25,000円だけを見ていると、実際の月あたりの額との差に気づけません。
例B:家庭教師に週1回、12か月お願いする場合(仮の数字)
| 費用 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 入会金 | なし(仮) | 0円 |
| 授業料 | 1回7,000円×月4回×12か月 | 336,000円 |
| 教材費 | 1回 | 10,000円 |
| 年間総額 | 足し算 | 346,000円 |
この仮の例では、年間総額は346,000円で、月あたり約28,833円です。
月4回は、週1回の授業を目安にした数え方です。
月によっては5週ある月もあるので、契約のときに「月の回数の決め方」を確認してください。
2つの例の差を見るときは、料金だけでなく、授業の時間、先生の質、1対1か集団かといった中身も合わせて考えます。
安い高いだけでは、比べにくいからです。
🎒 目的別に、どの形が合うかを考える
費用の形を選ぶときは、金額より先に「何のために使うか」を決めると、迷いにくくなります。
ここでは、一つの考え方として、目的ごとの見方を表にしました。
どれが正しいという答えはなく、ご家庭の状況で変わります。
| 目的 | 考え方の例 | 費用で確認すること |
|---|---|---|
| 学校の授業についていきたい | つまずいた単元を、ていねいに戻って学べる形を探す | 1回あたりの時間と、月の回数 |
| 定期テストの点数を整えたい | テスト前に集中して使える形を探す | テスト前だけの追加授業が別料金か |
| 苦手な1教科だけ補いたい | 科目を絞れる形を探す | 科目ごとに料金が変わるか |
| 入試対策をしたい | 志望校に合わせた学習計画を立ててくれる形を探す | 講習会費や模試代が別かどうか |
| 部活動と両立したい | 時間の融通がきく形を探す | 振替や変更のきまり |
目的が決まると、見積もりで確認する項目も決まります。
たとえば、定期テスト対策が目的なら、テスト前の追加授業の費用が大切です。
入試対策が目的なら、講習会費や模試代を含めた年間総額が大切になります。
お子さんと一緒に決める
費用の話は、保護者の方だけで決めてしまいがちです。
けれども、実際に続けるのはお子さんです。
お子さんが「ここなら続けられそう」と思えるかどうかも、大切な判断材料です。
体験授業や無料相談を使って、お子さんの反応を見てから決める方法があります。
- 授業のあと、お子さんが「わかった」と言えるか。
- 先生と話しやすいか。
- 自宅で受けるなら、集中できる場所があるか。
- 続けるために、家庭でどんな手伝いが必要か。
こうした点は、料金表には書かれていません。
数字と、お子さんの様子の両方を見て決めることが、後悔の少ない選び方につながります。
⚠ 見積もりで見落としやすい費用
見落としやすいのは、「月謝以外の費用」と「契約の期間」です。
月謝が同じでも、入会金や教材費、管理費の有無で、年間総額は変わります。
| 見落としやすい点 | 確認の仕方 |
|---|---|
| 入会金・登録料 | 入るときに必ずかかるか、キャンペーンの条件はあるか |
| 教材費 | 購入が必須か、学年が上がると追加でかかるか |
| 管理費・システム利用料 | 毎月か毎年か、金額はいくらか |
| 講習会費 | 月謝に含まれるか、別に必要か |
| 月の授業回数 | 4回で固定か、月によって変わるか |
| 解約のきまり | いつまでに申し出るか、返金や日割りはあるか |
| 税込か税抜か | 表示されている金額に消費税が含まれるか |
| 交通費 | 通う場合の往復の交通費や、オンラインの通信環境の準備 |
これらは、契約の前に質問すれば、ほとんどのサービスが答えてくれます。
口頭だけでなく、書面やメールで残してもらうと、あとで確認しやすくなります。
よくある勘違い
- 「月謝だけを足せば年間総額になる」は、勘違いです。入会金や講習会費も足します。
- 「全国の平均より安ければ安心」とは限りません。サービスの内容が違うからです。
- 「通信教育・家庭教師費の平均が、家庭教師の料金の平均」とは言えません。通信教育も含まれます。
📝 今週やること(3つだけ)
見積もりを集めたら、次の表でチェックしてみてください。
2つ以上のサービスを同じ形で比べると、違いが見えやすくなります。
| チェック項目 | できていますか |
|---|---|
| 入会金、授業料、教材費、管理費をすべて書き出した | はい/いいえ |
| 講習会費が必要かどうかを確かめた | はい/いいえ |
| 年間総額と、月あたりの額を計算した | はい/いいえ |
| 通う月数(契約の期間)を確かめた | はい/いいえ |
| 解約するときのきまりを確かめた | はい/いいえ |
| 税込か税抜かを確かめた | はい/いいえ |
| 体験授業や無料相談を受けた | はい/いいえ |
| 家計の中で、学習費に使える年間の上限を決めた | はい/いいえ |
全部に「はい」がつかなくても大丈夫です。
「いいえ」の項目が、次に確かめることのリストになります。
最後の一歩
今週やることは、「項目表を作る」「見積もりを取る」「年間総額を出す」の3つです。
- 項目表を作る:この記事の「年間総額の出し方」の表を、紙やメモアプリに写します。
- 見積もりを2つ取る:塾や家庭教師に、入会金・授業料・教材費・管理費・講習会費を含めた見積もりをお願いします。
- 年間総額と月あたりの額を計算する:式にあてはめて、12か月分の合計を出します。
そのうえで、家計の中でいくらまで使えるかと、見比べてみてください。
数字で比べられるようになると、気持ちも落ち着いて選べます。
迷うときは、お子さんの希望と、学習の目標を、もう一度話し合ってみてください。
❓ よくあるご質問
家庭教師の費用の全国平均は、国の調査でわかりますか?
文部科学省の「子供の学習費調査」には「通信教育・家庭教師費」という項目があります。ただし通信教育も含まれるため、家庭教師だけの平均額は示されていません。
公立中学校の学習塾費は、年にいくらですか?
令和5年度「子供の学習費調査」では、全員の平均が年額230,385円です。1円以上支出した家庭だけの平均は、年額349千円です。
学習塾費が0円の家庭はどれくらいですか?
公立中学校で34.0%、私立中学校で48.8%、公立高校(全日制)で61.4%、私立高校(全日制)で62.4%です。
学習塾費にはどんな費用が入りますか?
文部科学省の定義では、入会金、授業料(月謝)、講習会費、教材費、塾の模擬テスト代、塾への交通費などです。
中学3年生になると、塾代はどれくらい増えますか?
公立中学校の学習塾費は、1年生が年額133,647円、3年生が年額341,220円です。3年生は1年生の約2.6倍です。
年間総額はどう計算すればよいですか?
入会金+教材費+(月の授業料+月の管理費)×通う月数+講習会費などを足します。12で割ると、月あたりの額が出ます。
令和5年度の調査はいつ公表されましたか?
2024年12月25日に公表されました。その後、2026年1月16日に訂正版の資料が掲載されています。
全国の平均より高いと、高すぎるということですか?
そうとは言えません。平均は塾に通っていない家庭も含みます。サービスの中身やご家庭の目標で、適した金額は変わります。
📚 参考にした公的資料
- 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査結果のポイント」(2024年12月25日公表、2026年1月16日訂正版掲載)
- 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」調査の概要・調査結果の概要(2026年1月16日掲載)
- 文部科学省「子供の学習費調査(令和3年度・令和5年度)の公表数値等の訂正」(2026年3月27日)


