群馬県の内申と併願の考え方|特色型と総合型、学校ごとの比重、志願先変更2回と私立の組み方【令和9年度】

学校別 合格対策

最終更新:2026年11月/日程と手続は、群馬県教育委員会の「令和9年度群馬県公立高等学校入学者選抜実施要項」の原文にもとづきます。学校ごとの比重は、同じ県教委が公表している「各高等学校の選抜方法等」によります(記事末の出典)。私立高校の日程や基準は、各校の募集要項で確認してください。

結論:群馬県は「前期・後期」ではなく1回の全日制課程選抜。全員が「総合型」と「特色型」の2つの型で判定されます

令和9年度の群馬県公立高校(全日制)は、出願(WEB)が1月4日(月)〜1月29日(金)、学力検査が2月16日(火)、面接等が2月17日(水)、合格発表が3月3日(水)午前10時です。志願先の変更は、2月2日・3日と2月5日〜8日に、1回ずつ、合計2回までできます。

内申(調査書)の重さは、学校の「選抜方法等」で決まります。たとえば前橋高校の総合型選抜は、学力検査81%・面接等6%・調査書14%。前橋南高校の特色型選抜①は、学力検査20%・面接等10%・調査書70%です。同じ学校でも、型によって調査書の比重が大きく変わります。

併願については、要項に私立高校との日程調整の決まりはありません。全日制・フレックス・定時制・連携型のいずれかに合格した人は、再募集に出願できません。私立の入学手続の期限と、3月3日の公立の発表を、同じカレンダーに書き込んでから志望校を決めてください。

この記事でわかること
  • 群馬県の入試の全体像と令和9年度の日程
  • 内申と併願を決める「4つの分かれ道」
  • 特色型と総合型のしくみ(受検者全員が2つの型で判定される)
  • 学校ごとの比重:学力検査・面接等・調査書(主な7校)
  • 学力検査・面接等・インタビューシート・調査書の中身
  • 志願先変更2回と倍率の見方(令和8年度の志願状況)
  • 私立高校との組み方と、追検査・再募集
  • 中1から入試までの準備カレンダーと保護者のチェックリスト

群馬県の入試の全体像と令和9年度の日程

群馬県の公立高校(全日制)は、栃木県や熊本県のように「前期」「後期」に分かれず、「全日制課程選抜」として1回で行われます。要項の原文にある令和9年度の主な日程は、次のとおりです。

事項期日(令和9年)
出願期間(志願情報登録・WEB出願)1月4日(月)〜1月29日(金)
第1回 志願先変更期間2月2日(火)、2月3日(水)
第2回 志願先変更期間2月5日(金)〜2月8日(月)
志願の辞退2月2日(火)午前9時 〜 2月15日(月)午後4時(納付済みの受検料は返還されない)
本検査 学力検査等2月16日(火)、2月17日(水)
追検査2月24日(水)
選抜結果の発表3月3日(水)午前10時(WEB出願システム)
全日制課程再募集:出願/検査(面接等)/発表3月3日(水)〜3月8日(月)/3月16日(火)/3月19日(金)

出願はすべてWEB出願システムで行います。受検料は全日制が2,200円(フレックススクールは950円)で、1月18日〜29日に電子決済またはコンビニエンスストア等で納付します。同じ期間に、インタビューシート(様式1)のPDFデータも登録します。中学校長等は、1月4日〜29日に、志願情報に誤りがないことと受検料の納付を確認し、調査書(Excelデータ)を高校長に提出します。

日程の特徴は、志願先を変えられる機会が2回あることです。出願期間の終了後すぐ(2月2日)から変更が始まるため、「出願してから、受検までに状況を見て考え直す」ことが制度として組み込まれています。ただし、変更の機会は合計2回までです。くわしくは後の章で整理します。

内申と併願を決める「4つの分かれ道」

群馬県の入試で、内申(調査書)と併願に関わる選択は、次の4つに整理できます。それぞれ、要項に決まりがあります。

分かれ道選ぶこと要項の決まり
①出願する学校・学科1校1学科(系・コース)に限る。第2志望を認める学校もある同じ高校に複数の学科があり、高校長が第2志望を認める場合は、第1志望に加えて第2志望も志願できる。フレックス・定時制・連携型の選抜に出願している人や、高校に在籍している人は出願できない
②志願先を変えるか出願後に、志願先を変更するかどうか2月2日・3日と、2月5日〜8日の、それぞれ1回ずつ。合計2回まで。中学校長等に申し出て、WEB出願システムで手続する
③インタビューシートに何を書くか面接等の参考になる資料を、1月18日〜29日に登録するインタビューシートは面接等を行うときの参考資料。学校ごとに質問項目がある学校もある(選抜方法等の一覧)
④私立・再募集をどう組み合わせるか私立の合格・入学手続と、公立の発表(3月3日)の順番要項に私立との併願の規定は見当たらない。全日制・フレックス・定時制・連携型のいずれかで合格した人は、再募集に出願できない。受検した同じ高校への再募集の出願も認められない

ここで、他県と大きく違う点があります。群馬県では、出願のときに「特色型にするか、総合型にするか」を受検者が選ぶ形ではありません。要項は、高校長が募集定員の10〜50%を「特色型」、50〜90%を「総合型」とし、全ての受検者を対象に2つの型による選抜を行うと定めています。つまり、受検者は「どちらの型で受けるか」ではなく、「2つの型の両方で見られる」ことになります。次の章で、このしくみを整理します。

群馬県の高校入試を控える中3の保護者の方へ

特色型と総合型の比重をどう見るか、志願先の変更をどう使うか、今の成績をもとに一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

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特色型と総合型のしくみ(受検者全員が2つの型で判定される)

要項の「選抜方法」の決まりを、順番に整理します。

項目要項の内容
選抜に使う資料調査書、5教科の学力検査、インタビューシートを参考として実施する面接等、高校長が定めた検査の結果など
比重の決め方高校長が、各高校のアドミッション・ポリシーに基づき、学力検査・面接等・高校長が定めた検査・調査書の各検査項目について、それぞれの比重を定める
型の割合募集定員の10〜50%を「特色型」、50〜90%を「総合型」とする
判定の順序まず受検者全員を、どちらか一方の型で判定して合格者を決める。続いて、その合格者を除いた受検者全員を、もう一方の型で判定して合格者を決める
特色型の特例特色型に限り、検査項目の比重が異なる複数の区分を設けて選抜できる
学科ごとの設定上記の選抜方法は、学校・学科等の特色に応じて、学科等ごとに設定できる

要項に書かれているのは、ここまでです。「特色型」と「総合型」それぞれで、どの検査項目をどれだけの比重で見るかは、要項本文には数字がありません。数字は、県教委が別に公表している「各高等学校の選抜方法等」の一覧にあります。この一覧では、学校ごとに、「総合型選抜」「特色型選抜①」「特色型選抜②」などの区分と、それぞれの定員に占める割合、学力検査・面接等・調査書の比重が示されています。

たとえば前橋高校は、特色型20%・総合型80%で、選抜は3段階です。一覧の説明には、総合型選抜では学力検査の結果を重視して合格者を決め、特色型選抜①では、第1次選抜の合格者以外を対象に、学力検査の結果と調査書の特別活動や部活動等の記録を重視し、特色型選抜②では、第1・第2次選抜の合格者以外を対象に、学力検査の結果と調査書の評定等を重視する、と書かれています。順番に、受検者の中から合格者が決まっていくしくみです。

他の県との違いに注意
群馬県の令和9年度の要項には、「前期選抜」「後期選抜」という区分はありません。「特色型」「総合型」は、受検者が選ぶ出願方式ではなく、高校長が定員を分けて行う選抜の型です。ほかの県の記事で見かけた「前期(特色)は出願時に選ぶ」という考え方を、そのまま当てはめないでください。

学校ごとの比重:学力検査・面接等・調査書(主な7校)

県教委の「各高等学校の選抜方法等」から、前橋・前橋南・前橋女子・高崎・高崎女子・桐生・伊勢崎の7校(いずれも普通科)の数字を並べました。「割合」は、募集定員に占める選抜区分の割合、右の3つは、その区分での検査項目の比重(%)です。四捨五入のため、合計が100%にならない場合があります。

学校(普通科)型の割合選抜の区分区分の割合学力検査面接等調査書
前橋高校特色型20%/総合型80%総合型選抜80%81%6%14%
特色型選抜①15%73%5%22%
特色型選抜②5%59%5%35%
前橋南高校特色型25%/総合型75%総合型選抜75%80%10%10%
特色型選抜①10%20%10%70%
特色型選抜②15%40%10%50%
前橋女子高校特色型25%/総合型75%総合型選抜75%75%5%20%
特色型選抜25%43%6%51%
高崎高校特色型20%/総合型80%総合型選抜80%78%6%16%
特色型選抜①10%58%7%35%
特色型選抜②10%41%6%52%
高崎女子高校特色型25%/総合型75%総合型選抜75%75%5%20%
特色型選抜25%52%5%43%
桐生高校特色型25%/総合型75%総合型選抜75%82%5%13%
特色型選抜①15%45%5%50%
特色型選抜②10%30%10%60%
伊勢崎高校特色型20%/総合型80%総合型選抜80%79%6%16%
特色型選抜20%31%6%63%

この表から、次のことが読み取れます(当サイトの整理です)。

  • 総合型選抜は、学力検査の比重が高い:7校とも、総合型選抜の学力検査は75〜82%で、調査書は10〜20%です(前橋南10%、桐生13%、前橋14%、高崎・伊勢崎16%、前橋女子・高崎女子20%)。
  • 特色型選抜は、調査書の比重が高い:特色型の区分では、調査書が22〜70%と大きくなります。前橋南高校の特色型選抜①は70%、前橋南の②は50%、桐生の②は60%、伊勢崎の特色型は63%です。
  • 面接等の比重は小さい:7校とも、面接等は5〜10%の範囲です。面接等だけで合否が決まる形ではありませんが、ほかの項目で同じくらいの得点の受検者がいる場合には、差になる可能性があります(当サイトの考え方です)。
  • 同じ学校でも区分によって、見られる項目が違う:前橋高校は、総合型選抜では調査書14%、特色型選抜②では調査書35%。受検者は、2つの型の両方で見られます。
前橋南高校の総合型選抜と特色型選抜①の比重
図1 前橋南高校(普通科)の検査項目の比重(総合型選抜と特色型選抜①)
計算例:調査書の達成率が20ポイント違うと、総合点にどれくらい響くか(比重を総合点の割合とみなした当サイトの計算)
総合点を100としたとき、調査書の比重が14%の前橋高校(総合型選抜)で、調査書の達成率が80%の人と60%の人がいると、総合点の差は 14×0.2=2.8 ポイントです。調査書の比重が70%の前橋南高校(特色型選抜①)では、同じ20ポイントの差が 70×0.2=14.0 ポイントになります。比重が違うと、同じ「内申の差」でも、合否への響き方が5倍違います。ただし、実際の点数の計算方法(評定をどう点にするか)は、一覧からは分かりません。志望校の資料で確認してください。

一覧では、前橋南高校(普通科)の特色型選抜①は、学力検査20%・面接等10%・調査書70%と、調査書が学力検査の3.5倍の比重です。これは、「評定を積み上げてきた人が、学力検査で少し苦戦しても、評定で評価される」しくみと考えられます。いっぽう同じ前橋南でも、総合型選抜(定員の75%)は学力検査80%で、学力検査の得点が中心です。内申の準備と学力検査の準備の、両方に意味がある学校といえます。

総合型選抜での調査書の比重(主な7校)
図3 総合型選抜での調査書の比重(主な7校の普通科)

一覧の見方と、確認のしかた

「各高等学校の選抜方法等」は、1つの学校につき1〜2ページで、募集学科・人員、選抜方法、検査項目、アドミッション・ポリシー、検査当日の日程、提出書類、インタビューシートの項目などがまとまっています。志望校が決まったら、まず、この一覧で、次の4点を確認してください。

  1. 型の割合(特色型○%・総合型○%)と、選抜の区分の数。
  2. 区分ごとの、学力検査・面接等・調査書の比重。
  3. 面接等の形式(個人面接、集団面接、英語面接、パーソナル・プレゼンテーション)と、学校独自の検査(実技検査・作文・小論文)の有無。
  4. インタビューシートに、学校独自の質問項目があるかどうか。

インタビューシートの質問項目は、学校によって違います。たとえば前橋南高校は「勉強以外で主体的に頑張った実績(中学校時代の部活動や地域クラブチーム、ボランティア活動など)」、高崎北高校は「本校に入学後、学業以外で特に力を入れて取り組みたいこと」と、一覧に書かれています。質問項目がない学校もあるため、あらためて志望校の欄を確認してください。

学力検査・面接等・インタビューシート・調査書の中身

学力検査:5教科、各100点(傾斜配点の学校あり)

学力検査は、県教育委員会が作成した、国語・数学・英語(リスニングを含む)・社会・理科の5教科です。配点は、各教科100点が基本で、学校・学科によっては傾斜配点を行う場合があります。検査時間は1教科50分、実施日は2月16日(火)です。5教科の問題は県で共通のため、どの学校を志望しても、まず5教科を広く得点できる準備が土台になります。

傾斜配点がある学校では、同じ点数でも、教科によって総合点への影響が違います。志望校が決まったら、傾斜の有無を一覧で確認し、配点の大きい教科を優先して仕上げる計画を立てると効率的です。

面接等:集団・個人・英語面接・パーソナル・プレゼンテーション

面接等は、2月17日(水)に行われます。形式は、集団面接、個人面接、英語面接、パーソナル・プレゼンテーションのうちから、高校長が定めます。パーソナル・プレゼンテーションとは、あらかじめ高校が示したテーマについて、口頭発表や簡単な実技などで自己表現を行う検査です。高校長が必要と認めた場合は、実技検査、作文、小論文のうちから、高校長が定めた検査も行います。面接等の時刻は、受検者ごとに違う学校があります。

面接等の準備は、インタビューシートの内容と合わせて進めると効率的です。シートに書いたことは、面接で聞かれる可能性が高いため、「何に取り組んだか」「どんな壁があったか」「どう乗り越えたか」「高校でどう生かしたいか」の4点を、短い言葉で説明できるようにしておきます。

調査書:第1〜第3学年の記録、第3学年は12月末まで

調査書は、中学校の指導要録にしたがって作成されます。各教科の学習の記録には、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の観点別学習状況と、評定が記入されます。要項の「調査書の作成について」には、次の決まりがあります。

項目要項の決まり
第1学年・第2学年観点別学習状況と評定は、指導要録に記載されたものを転記する(観点別は、Aを○とし、BとCは空欄)
第3学年観点別学習状況と評定は、12月末までの状況を総合して評価したものを記入する
評定すべての生徒について5段階(5・4・3・2・1)で記入する
道徳「特別の教科 道徳」の評価は記載しない
部活動・学校外の活動・取得資格「参考となる諸事項等の記録」に記載する

ここから分かるのは、調査書には中学1年から3年までの記録が載り、第3学年の評定は12月末までの状況で決まることです。中学3年の2学期(12月まで)の頑張りは、そのまま調査書に反映されます。ただし、調査書の「どの学年の評定を、どれだけの比重で点数にするか」は、要項や一覧からは分かりません。志望校の資料や、中学校の先生への確認が必要です。

志願先変更2回と倍率の見方(令和8年度の志願状況)

志願先の変更は、2月2日・3日の第1回と、2月5日〜8日の第2回に、それぞれ1回ずつできます。志願先を変更しようとする人は、中学校長等に申し出て、WEB出願システムで新たな志願情報を登録します。県立高校間の変更や、同じ学校で学科を変える場合、2回目の変更で受検料が納付済みの場合は、WEB出願システム上の納付データで代えます。県立高校と市立高校・学校組合立高校との間などの変更では、設置者が定める受検料を新たに納付します。

県教委は、志願状況を、出願期間の終了後と、志願先変更のあとに公表しています。令和8年度は、第1回志願先変更後が2月5日(木)17時、第2回志願先変更後が2月12日(木)17時でした。令和8年度の第2回志願先変更後の数字から、普通科の主な学校の倍率を並べます。

学校(学科)募集定員志願者数倍率
前橋(普通・男)2803141.12倍
前橋南(普通)2002091.05倍
前橋西(普通)1601380.86倍
前橋女子(普通・女)2802941.05倍
前橋東(総合)2002171.09倍
高崎(普通・男)2803541.26倍
高崎東(普通)1601440.90倍
高崎北(普通)2402511.05倍
高崎女子(普通・女)2802981.06倍
桐生(普通)2402721.13倍
伊勢崎(普通)2803441.23倍
全日制・フレックススクールの合計11,15310,7450.96倍
倍率の読み方の注意
表の数字は、令和8年度の「第2回志願先変更後」の志願状況(2月12日17時公表)で、学力検査の受検者数や合格者数ではありません。倍率は、志願者数÷募集定員です。令和9年度の募集定員と志願状況は、まだ公表されていません。倍率が1倍を下回る学校でも、選抜は、調査書、学力検査、面接等などの結果を資料にした判定で行われます。「定員割れなら全員合格」とは、要項のどこにも書かれていません。
群馬県の令和8年度の主な普通科の倍率
図2 令和8年度の主な普通科の倍率(第2回志願先変更後・志願者数÷募集定員)

全体では、令和8年度の全日制・フレックススクールは、募集11,153人に対して志願10,745人で、倍率は0.96倍でした。しかし、高崎の1.26倍、伊勢崎の1.23倍のように、学校によって大きく違います。群馬県では、志願先を2回まで変更できるため、第1回の変更後の志願状況の公表を見て、第2回の変更に動く家庭もあると考えられます(公表の日は、その年度の県の案内で確認してください)。変更するかどうかは、倍率の数字だけでなく、志望校の調査書・学力検査の比重と、お子さんの得意不得意を合わせて、中学校の先生と相談して決めてください。

私立高校との組み方と、追検査・再募集

群馬県の要項には、私立高校との併願について、日程調整の決まりは書かれていません。私立高校の入試日程、合格の発表日、入学手続の期限は、各校の募集要項で決まります。公立の合格発表が3月3日(水)であることを前提に、私立の入学手続の期限が、それより前か後かを、先に確認しておく必要があります。私立の日程や基準は、当サイトの既存の記事(群馬県の私立高校入試2027、群馬県の私立高校を比べる)で整理しています。

組み方の例考え方確認する項目
公立を第1志望、私立を併願(入学手続は公立の発表後にできる私立)公立の結果を見てから進路を決められる私立の入学手続の期限が、3月3日(公立の発表日)より後か
公立を第1志望、私立で先に合格をもらう受験の不安を減らして公立に集中できる私立の入学手続の期限と、公立の合格発表の前後関係
出願後に倍率を見て、志願先を変更する2回の変更の機会を使い、倍率と比重を見直す志望校の比重(選抜方法等)、受検料の扱い、変更の期間(2月2日・3日、5日〜8日)

全日制課程の再募集は、全日制課程選抜と連携型選抜の結果発表後に、学校全体(全日制課程)で5人以上の欠員がある場合に実施されます。令和9年度は、出願(WEB)が3月3日(水)正午から3月8日(月)午後4時まで、検査(面接等)が3月16日(火)、結果の発表が3月19日(金)です。再募集の出願では、インタビューシートの提出は不要です。

要項は、全日制・フレックススクール・定時制課程・連携型のいずれかの選抜で、どこかの高校に合格している人の出願を認めていません。また、全日制課程選抜(または連携型選抜)を受検した同じ高校への出願も認められません。

追検査は、2月24日(水)に行われます。対象は、出願した選抜の検査当日に、通常の受検も別室での受検もできなかった人のうち、学校保健安全法第19条で出席停止が定められている感染症への感染、その疑われる症状、その他本人の責に帰さない合理的な事由のいずれかに当たる人です。追検査を希望する人は、2月17日(水)午前9時までに、中学校長等を通じて志願先の高校長に意思を伝えます。申請書類などの詳細は、要項の「追検査」の項で確認してください。

中1から入試までの準備カレンダーと保護者のチェックリスト

時期準備の例理由
中1・中2定期テストの勉強法を固める。提出物と授業中の取り組みを安定させる調査書には第1学年から第3学年までの記録が載る。評定は日々の積み重ね
中3の1学期・夏休み5教科の中1・中2の範囲の穴を埋める。志望校の候補を3校ほどに絞る学力検査は5教科・各100点。県共通の問題で、苦手教科の穴は後になるほど埋めにくい
中3の2学期(10月〜12月)志望校の「各高等学校の選抜方法等」で比重を確認。12月末までの評定を意識して、定期テストと提出物を整える第3学年の評定は12月末までの状況で決まる
1月上旬〜中旬出願する学校・学科を決める。インタビューシートの内容を整理する出願は1月4日〜29日。シートは1月18日〜29日に登録
2月上旬志願状況の公表を確認し、志願先変更の要否を相談する変更は2月2日・3日と2月5日〜8日の各1回、合計2回まで
2月中旬2月16日の学力検査に向けて、5教科を通しで解く。2月17日の面接等の練習をする学力検査と面接等は連日
3月3月3日の発表と、私立の入学手続の期限を確認する再募集は、合格した人は出願できず、受検した同じ高校にも出願できない

評定を上げる中3の2学期の動き方

評定は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から評価されます。テストの点だけでなく、提出物や授業中の取り組みも、評価の材料になります。2学期の定期テストの前には、提出物の期限と未提出がないかを確認する、授業ノートを1教科ずつ見直して分からない箇所を先生に質問する、テスト範囲の問題集を2周する、の3つを軸に動くと、評定に結びつきやすくなります。評価の基準は学校ごとに違うため、先生に「評定を上げるために、何を見ていますか」と聞いておくのも有効です。

とくに、特色型の比重が大きい学校(前橋南・桐生・伊勢崎など)を志望する場合は、第3学年の評定が12月末までで確定することを意識して、10月〜12月の定期テストと提出物を、最優先に整えてください。逆に、総合型選抜で学力検査の比重が大きい学校でも、評定が低い教科を放置すると、特色型での評価に影響が出ます。苦手教科を1つ選び、毎日15分でも、決まった時間に取り組む習慣を作ってください。

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保護者のためのチェックリスト

  1. 志望校の「各高等学校の選抜方法等」を、県教委のページで確認した(原文のページを開いた)。
  2. 志望校の、特色型と総合型の割合、各区分の学力検査・面接等・調査書の比重を確認した。
  3. インタビューシートに、学校独自の質問項目があるか確認し、書く内容を整理した。
  4. 志願先の変更は合計2回までで、期間が2月2日・3日と2月5日〜8日であることを、家族で共有した。
  5. 私立の日程と入学手続の期限を、3月3日の公立の発表日と同じカレンダーに書き込んだ。
  6. 再募集には、合格した人は出願できないことを理解した。

よくある質問(7問)

Q. 特色型と総合型は、出願のときに選ぶのですか。
選びません。要項では、高校長が募集定員の10〜50%を特色型、50〜90%を総合型とし、全ての受検者を対象に2つの型による選抜を行うと定めています。まず、どちらか一方の型で全員を判定して合格者を決め、続いて、その合格者を除いた受検者全員を、もう一方の型で判定します。
Q. 志願先の変更は、何回できますか。
合計2回までです。第1回は2月2日(火)・3日(水)、第2回は2月5日(金)〜8日(月)で、それぞれ1回ずつ行えます。中学校長等に申し出て、WEB出願システムで手続します。
Q. 調査書は、どの学年の評定が使われますか。
調査書には、第1学年から第3学年までの評定と観点別学習状況が記載されます。第3学年は12月末までの状況です。ただし、選抜で、どの学年の評定をどう点数にするかは、要項や選抜方法等の一覧には書かれていません。志望校の資料や中学校の先生に確認してください。
Q. 調査書の比重が小さい総合型選抜なら、内申は気にしなくてよいですか。
そうとは限りません。受検者は、2つの型の両方で判定されます。総合型選抜では調査書の比重が小さくても、特色型の区分では調査書の比重が大きくなる学校があります。両方の型を見て、準備する必要があります。
Q. 私立高校と公立高校は、併願できますか。
群馬県の要項には、私立との併願を制限する決まりは書かれていません。私立の入学手続の期限は各校の募集要項で確認し、公立の合格発表(3月3日)との前後関係を確認してください。
Q. 倍率が1倍を下回る学校は、誰でも合格できますか。
要項には、そのような決まりはありません。令和8年度の全日制・フレックスの合計倍率は0.96倍でしたが、高崎は1.26倍、伊勢崎は1.23倍でした。選抜は、調査書、学力検査、面接等などを資料にした判定で行われます。
Q. インタビューシートは、点数になりますか。
要項では、インタビューシートは「面接等」を行うときの参考資料とされています。面接等の比重は、学校ごとの選抜方法等で5〜10%程度(主な7校の場合)です。質問項目は学校によって違うため、志望校の一覧を確認してください。

まとめ:志望校の「選抜方法等」を先に見て、日程表を一枚にまとめる

群馬県の令和9年度の公立高校入試は、出願が1月4日〜29日、学力検査が2月16日、面接等が2月17日、合格発表が3月3日です。志願先の変更は2月2日・3日と2月5日〜8日の合計2回まで。受検者は、特色型と総合型の2つの型の両方で判定されます。

調査書の重さは、学校と型によって大きく違います。主な7校の例では、総合型選抜の調査書は10〜20%、特色型の区分では22〜70%でした。まずは、お子さんの志望校の「各高等学校の選抜方法等」を、県教委のページで確認し、私立の日程と同じカレンダーに書き込むところから始めてください。評定の換算方法は志望校の資料で確認し、分からないところは、中学校の先生に相談してください。

出典(公式資料)

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