最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項と各校の案内で決まります。出願前に、滋賀県教育委員会のページと彦根東高校の入学者選抜のページ、中学校の案内で、最新の情報をご確認ください。
彦根東高校は、滋賀県彦根市にある県立・全日制の普通科の高校です。令和9年度(2027年度)の募集定員は320人で、その内訳は「学校独自型選抜(自己推薦)16人」と「一般型選抜304人」です。この記事では、滋賀県教育委員会が公表している令和9年度の「高等学校別入学者選抜概要」と別表をもとに、彦根東高校の入試で内申(個人調査報告書)と当日点(学力検査)がどう使われるかを整理します。
滋賀県の入試は、令和8年度から、一般型選抜と学校独自型選抜の形になりました。彦根東高校は、学校独自型の枠が5%と小さい一方、その配点は個人調査報告書・活動実績報告書が500点と大きく、一般型とは重みの置き方が大きく違います。令和8年度の第一次募集の結果と、令和7年度までの旧制度の倍率を分けて、順に見ていきます。
一般型304人(95%)・学校独自型16人(5%) 一般型選抜の配点は、学力検査700点と個人調査報告書300点の合計1,000点です。学力検査の5教科は、配点の重みが同じ(1:1:1:1:1)と書かれています。
学校独自型選抜は自己推薦です。出願には、GS(グローバル・サイエンス)コースに入り、自然科学や社会科学の学びや海外研修等に意欲的に取り組む意志があることと、「3年生の9教科の評定合計が36以上」の両方が必要です。配点は、学力検査300点・個人調査報告書・活動実績報告書500点・面接(個人)200点の合計1,000点です。
令和8年度の第一次募集では、一般型の確定出願者は394人、学力検査の受検者は382人、学校独自型の受検者は51人(入学許可16人)でした。合格に必要な点数は、今回確認した県の資料には載っていないため、この記事でも目安は示していません。
- 彦根東高校(普通科)の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
- 滋賀県の一次募集のしくみ:彦根東高校を受けるときの5つの確認点
- 一般型選抜:学力検査700点と個人調査報告書300点の読み方
- 学校独自型選抜(自己推薦):GSコースの意志と評定36以上、500点の個人調査報告書等
- 令和8年度の第一次募集の結果と、彦根東高校の人数の流れ
- 県内の学校との比重の比べ方と、令和7年度までの倍率(参考)
- 令和9年度の日程と、中3の冬までの学習計画・出願前の確認リスト
彦根東高校(普通科)の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
滋賀県教育委員会は、県立高校ごとの選抜方法を「高等学校別入学者選抜概要」として公表しています。彦根東高校の全日制課程・普通科の令和9年度の内容を、そのまま表にしました。
| 項目 | 内容(県の公表資料) |
|---|---|
| 学科・課程 | 普通科(全日制課程) |
| 募集定員 | 320人 |
| 学校独自型選抜 | 5%(16人)。推薦の種類は自己推薦。学校独自検査は面接(個人) |
| 学校独自型の出願要件 | 次のa、b両方の要件を満たす者:a GS(グローバル・サイエンス)コースに入り、自然科学や社会科学の学びや海外研修等に意欲的に取り組む意志のある者、b 個人調査報告書における3年生の9教科の評定合計が36以上の者 |
| 学校独自型の配点 | 学力検査300点+個人調査報告書・活動実績報告書500点+面接(個人)200点=1,000点 |
| 一般型選抜 | 95%(304人)。学力検査700点+個人調査報告書300点=1,000点 |
| 学力検査の教科ごとの配点割合 | 国語・数学・社会・理科・英語が1:1:1:1:1 |
| 備考(県の資料) | 特記事項なし |
受検生と保護者が自分で確認できるのは、評定合計が36以上かどうか(学校独自型の出願)、GSコースへの意志を自分の言葉で説明できるか、そして、学力検査と個人調査報告書の比率です。個人調査報告書の評定を何点に直すか(どの学年を使うか、学年ごとの割合など)は、今回確認した県の要項・パンフレット・高校別概要には書かれておらず、確認できていません。GSコースの内容そのものも、今回確認した県の資料には書かれていません。出願前に、中学校の先生と、彦根東高校の入試のページで確認してください。
滋賀県の一次募集のしくみ:彦根東高校を受けるときの5つの確認点
彦根東高校の数字を読む前に、県の要項とパンフレットに書かれている共通のしくみを、5つにまとめます。
- 一次募集で受けられるのは1校です。学校独自型選抜と一般型選抜は、同じ学校で受けます。
- 受検生は全員が、5教科の学力検査を受けます。学校独自型選抜に出願する人は、学力検査に加えて、彦根東高校では面接(個人)の学校独自検査も受けます。
- 判定は、学校独自型選抜が先です。学校独自型で入学許可が得られなかった人は、一般型選抜で専願の人といっしょに、もう一度判定されます。
- 一般型の募集人数は、「募集定員から学校独自型の入学許可予定者を除いた人数」です。令和9年度の「304人」は、独自型の許可が16人に満たなければ増えることがあります。
- 出願変更は1人1回で、手数料は1つの選抜で2,200円、2つ(併願)で4,400円です。出願変更の期間は、令和9年は2月10日〜2月17日12時です。
自己推薦と中学校長推薦は、どちらか一方だけです
学校によっては、自己推薦と中学校長推薦の両方を実施します。その場合、志願者はどちらか一方にだけ出願できます。彦根東高校(普通科)は、自己推薦だけを実施しているので、この選択はありません。自己推薦は「志願者自身が推薦者」で、県のパンフレットでは、作成する書類として「活動実績報告書」があげられています。
| 専願(一般型のみ) | 併願(学校独自型+一般型) | |
|---|---|---|
| 出願する選抜 | 一般型選抜だけ | 同じ学校の学校独自型選抜と一般型選抜の両方 |
| 受ける検査 | 学力検査(5教科) | 学力検査(5教科)+面接(個人) |
| 判定の流れ | 一般型選抜で判定 | 学校独自型で先に判定。許可が得られなければ、一般型で再び判定 |
| 手数料 | 2,200円 | 4,400円 |
彦根東高校を目指す中3の保護者の方へ
評定36の見通しと、活動実績の整理、5教科の学習計画を、今の成績をもとに一緒に確認します。保護者の方だけのご相談もできます。
一般型選抜:学力検査700点と個人調査報告書300点の読み方
彦根東高校の一般型選抜は、学力検査700点と個人調査報告書300点の合計1,000点で判定します。学力検査が70%、個人調査報告書が30%です。県内の普通科の中では、700:300は、石山・東大津・大津・玉川・河瀬などと同じ比率で、守山や膳所の800:200よりも個人調査報告書の割合が少し高めです(比較表は後半にあります)。
学力検査の700点は、1教科140点にあたります
学力検査は、国語・数学・社会・理科・英語の5教科で、1教科100点(合計500点)を標準としています。彦根東高校は、5教科の配点の重みが同じ(1:1:1:1:1)と書かれているので、700点満点に直すと、1教科あたり140点(素点1点が1.4倍)にあたります。この「1.4倍」は、県の資料の配点と配点割合からのエスペランサアカデミーの整理です。
| 素点(100点満点) | 一般型の配点 | 学校独自型の配点 | |
|---|---|---|---|
| 1教科の満点 | 100点 | 140点(1.4倍) | 60点(0.6倍) |
| 5教科の合計 | 500点 | 700点 | 300点 |
| 素点が10点上がると | 10点 | 14点 | 6点 |
学校独自型の学力検査は300点で、5教科の重みが同じなら、1教科60点(素点1点が0.6倍)にあたります。一般型の140点と比べると、素点1点の重さが半分以下です。学校独自型は、学力検査の重みを下げて、個人調査報告書・活動実績報告書と面接で見る配点になっています。
得点率で自分の位置を見る
比率の違いは、「満点に対して何割とれたか(得点率)」で見るとわかりやすくなります。一般型では、学力検査の得点率が10ポイント上がると70点、個人調査報告書の得点率が10ポイント上がると30点、合計点が動きます。
| 学力検査(700満点) | 個人調査報告書(300満点) | 合計(1,000満点) | |
|---|---|---|---|
| 得点率6割 | 420点 | 180点 | 600点 |
| 得点率7割 | 490点 | 210点 | 700点 |
| 得点率8割 | 560点 | 240点 | 800点 |
| 得点率9割 | 630点 | 270点 | 900点 |

仮の計算:学力検査が強い人と、個人調査報告書が強い人
次の表は、しくみを理解するための仮の計算です。個人調査報告書の点数のつけ方は確認できていないため、「満点に対して何割とれたか」で考えています。実在の生徒の数字ではありません。
| 生徒(仮) | 学力検査の得点率 | 個人調査報告書の得点率 | 合計(700:300) | 合計(500:500の学校なら) |
|---|---|---|---|---|
| Jさん | 8割 | 7割 | 770点(560+210) | 750点 |
| Kさん | 6割 | 9割 | 690点(420+270) | 750点 |
| Lさん | 7割 | 8割 | 730点(490+240) | 750点 |
学力検査が強いJさんは、700:300の彦根東高校で、同じ合計の750点の学校より有利になります。Kさんは、個人調査報告書の得点率が高いので、500:500の学校のほうが合計が高くなります。彦根東高校の一般型は、学力検査を中心にしながら、個人調査報告書の300点も、合計の3割として入る配点です。
「評定が1上がる」と「素点が何点上がる」は、どちらが大きいか(仮定つき)
個人調査報告書の300点が、評定合計(9教科・45点満点)に比例して決まる、と仮定した場合の目安です。この仮定は、県の資料には書かれていないため、当サイトの仮の置き方です。
| 仮定 | 評定合計が1上がると | 学力検査の素点に直すと |
|---|---|---|
| 個人調査報告書300点が評定合計45点に比例 | 300÷45=約6.7点 | 6.7÷1.4=約4.8点(5教科の素点の合計で約5点) |
この仮定で見ると、評定合計が1つ上がることは、5教科の素点の合計がおよそ5点上がることと同じ重さです。ただし、仮定が実際のしくみと同じかどうかは確認できていないため、数字は「考え方の例」として受け取ってください。
学校独自型選抜(自己推薦):GSコースの意志と評定36以上、500点の個人調査報告書等
彦根東高校の学校独自型選抜は、募集が5%(16人)で、自己推薦のみです。県の資料の出願要件は、「a、b両方の要件を満たす者」と書かれています。一般型の配点とは違い、条件を満たす人だけが出願できる、小さな枠です。
| 要件 | 内容(県の資料) | 確認するもの |
|---|---|---|
| a | GS(グローバル・サイエンス)コースに入り、自然科学や社会科学の学びや海外研修等に意欲的に取り組む意志のある者 | 志望の理由を、自分の言葉で説明できるか。コースの内容は、学校のページで確認 |
| b | 個人調査報告書における3年生の9教科の評定合計が36以上の者 | 2学期の評定。中学校で合計を確認 |
評定合計36は、どのくらいの成績か
9教科の評定の合計は、すべて5なら45です。36というのは、平均すると4.0にあたります。評定の組み合わせで見ると、次のようになります。
| 評定の組み合わせ(9教科) | 合計 | 要件b「36以上」 |
|---|---|---|
| 4が9教科 | 36 | 満たす |
| 5が2教科・4が6教科・3が1教科 | 37 | 満たす |
| 5が1教科・4が7教科・3が1教科 | 36 | 満たす |
| 5が1教科・4が6教科・3が2教科 | 35 | 満たさない |
| 4が8教科・3が1教科 | 35 | 満たさない |
| 5が9教科 | 45 | 満たす |
配点:学力検査300点・個人調査報告書・活動実績報告書500点・面接(個人)200点
| 検査等 | 配点 | 合計に占める割合 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 学力検査 | 300点 | 30% | 国語・数学・社会・理科・英語(重みは同じ。1教科60点相当) |
| 個人調査報告書・活動実績報告書 | 500点 | 50% | 個人調査報告書と、自己推薦の活動実績報告書 |
| 面接(個人) | 200点 | 20% | 学校独自検査として実施 |
学校独自型は、個人調査報告書・活動実績報告書が500点で、合計の半分を占めます。一般型の個人調査報告書300点(30%)と比べると、比率で20ポイント高い配点です。一方、学力検査は一般型の700点(70%)から、300点(30%)に下がります。県の資料には、学校独自型選抜では「学力検査結果、学校独自検査結果、個人調査報告書等を資料とする」と書かれています。
同じ人が、一般型と学校独自型で受けたら(仮の計算)
学力検査・個人調査報告書・面接の得点率が同じ人でも、配点の違いで、合計が変わります。次の表は、仮の2人の生徒で、2つの選抜の合計を計算したものです。実在の生徒の数字ではありません。また、実際の判定は、2つの選抜の定員や、判定の順番によって決まり、合計点どうしを単純に比べるものではありません。
| 生徒(仮) | 学力検査 | 個人調査報告書等 | 面接 | 一般型の合計(700+300) | 学校独自型の合計(300+500+200) |
|---|---|---|---|---|---|
| Mさん | 得点率8割 | 8割 | 7割 | 800点(560+240) | 780点(240+400+140) |
| Nさん | 得点率6割 | 9.5割 | 8割 | 705点(420+285) | 815点(180+475+160) |
学力検査の得点率が高いMさんは、一般型の配点のほうが合計が高くなります。個人調査報告書の得点率が高いNさんは、学校独自型の配点のほうが合計が高くなります。ただし、学校独自型では、学力検査の300点を取らなければ、合計の3割を失います。学校独自型に出願できる条件を満たしていても、一般型の学力検査の対策を中心に置くことは変わりません。
面接(個人)の準備の考え方
面接は個人(受検生が1人ずつ受ける形)と書かれています。評価の観点や質問の内容、時間は、今回確認した資料には書かれていないため、確認できていません。準備としては、次の3つを、1分で話せるようにしておくと役立ちます。
- GSコースで学びたいこと(自然科学や社会科学のうち、関心のある分野と、そのきっかけ)
- 海外研修などに意欲的に取り組む意志(どんな経験をしたいか、そのために中学校で取り組んだこと)
- 中学校でがんばったこと(部活動・生徒会・委員会・学習など)。活動実績報告書に書く内容と、そろえておく
個人面接では、質問に対して、結論から短く答える練習が役立ちます。内容を暗記して読み上げるよりも、自分の言葉で話すほうが、質問が変わったときに対応できます。面接の練習は、1回30分程度を週に2〜3回で十分です。学力検査の勉強が止まってしまうと、一般型でも学校独自型でも、合計点が伸びません。
令和8年度の第一次募集の結果と、彦根東高校の人数の流れ
滋賀県教育委員会は、一次募集の出願者数、受検者数、入学許可予定者数を学校ごとに公表しています。令和8年度の彦根東高校(普通科)の数字を、表にしました。令和8年度の選抜も、一般型選抜と学校独自型選抜を行う同じしくみです。
| 募集人数 | 出願者数(2/5) | 確定出願者数(2/13) | 学力検査の受検者数 | 学校独自検査の受検者数 | 確定募集人数 | 入学許可予定者数 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 学校独自型(自己推薦) | 16人 | 54人 | 51人 | (全員が学力検査を受検) | 51人 | 16人 | 16人 |
| 一般型 | (304人) | 441人 | 394人 | 382人 | ― | 304人 | 304人 |
学校独自型:51人が受検して、16人が入学許可
学校独自型選抜(自己推薦)は、募集16人に対して、確定出願者が51人、学校独自検査の受検者が51人でした。受検者数÷募集人数は約3.19倍(エスペランサアカデミーの計算)です。入学許可予定者は16人で、残りの35人は、一般型選抜で、専願の人といっしょに再び判定されました。
一般型:学力検査を受けた382人のうち、一般型で判定されたのは366人
学力検査は、一次募集の受検生全員が受けます。令和8年度の学力検査の受検者数は382人です。このうち、学校独自型で入学許可を得た16人を除いた366人が、一般型で判定された人数にあたります(エスペランサアカデミーの計算。学校独自型の許可者は全員が学力検査も受けているため)。一般型の確定募集人数は304人で、入学許可予定者は304人でした。
| 見方 | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| 確定出願者数÷募集人数(一般型) | 394÷304 | 約1.30倍 |
| 学力検査の受検者数÷募集人数(一般型) | 382÷304 | 約1.26倍 |
| 一般型で判定された人数÷募集人数 | (382−16)÷304=366÷304 | 約1.20倍 |
| 学校独自型の受検者数÷募集人数 | 51÷16 | 約3.19倍 |

3つの倍率は、数え方が違うだけで、同じ年度のことを表しています。倍率は、合格に必要な点数や順位を示すものではありません。令和9年度の出願者数は、令和9年2月の出願後に公表されます。
出願変更で、一般型の人数は441人から394人に減りました
一般型の出願者数は、2月5日の時点で441人、2月13日の確定で394人でした。出願変更の期間に、出願先の学校や学科を変えた人がいるため、差の47人が減っています。学校独自型は、54人から51人に変わりました。出願者数は、出願変更のあとで変わるため、最初の出願者数だけで、受検を決めるのは避けてください。令和9年度も、出願のあとに出願変更の期間があります(2月10日〜2月17日12時)。

県内の学校との比重の比べ方と、令和7年度までの倍率(参考)
一般型の「学力検査:個人調査報告書」の比較(令和9年度)
県が公表している令和9年度の別表1から、普通科の一般型の配点を並べました。学校ごとに、学力検査と個人調査報告書の比率が違うことがわかります。
| 高校(一般型) | 学力検査 | 個人調査報告書 | 比率 |
|---|---|---|---|
| 膳所(普通科) | 800点 | 200点 | 80:20 |
| 守山(普通科) | 800点 | 200点 | 80:20 |
| 東大津(普通科) | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 石山(普通科) | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 大津(普通科) | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 玉川(普通科) | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 彦根東(普通科) ←この記事の学校 | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 河瀬(普通科) | 700点 | 300点 | 70:30 |
| 栗東(普通科) | 500点 | 500点 | 50:50 |
| 堅田(普通科) | 500点 | 500点 | 50:50 |
| 北大津(普通科) | 500点 | 500点 | 50:50 |
この表の11校の中で、彦根東高校と同じ700:300なのは、石山・東大津・大津・玉川・河瀬の5校です。800:200は守山と膳所、500:500は栗東・堅田・北大津です。比率だけで学校の難しさは決まりませんが、同じ得点率でも、学校によって合計点が変わる点は、志望校選びで知っておきたい事実です。同じ700:300の石山高校の考え方は石山高校の内申と当日点、800:200の守山高校は守山高校の内申と当日点、500:500の栗東高校は栗東高校の内申と当日点で整理しています。
学校独自型の「学力検査の比重」の比較
学校独自型の配点も、学校ごとに違います。この記事を含む4校の学校独自型の配点を並べました(県の別表1・高校別概要より)。
| 高校(普通科) | 学校独自型の枠 | 学力検査 | 個人調査報告書等 | 学校独自検査 |
|---|---|---|---|---|
| 守山 | 10%(20人)中学校長推薦 | 500点 | 400点 | 面接(集団)100点 |
| 石山 | 10%(32人)自己推薦 | 500点 | 400点(活動実績報告書を含む) | 小論文100点 |
| 栗東 | 50%(60人) | 250点 | 650点 | 面接100点 |
| 彦根東 ←この記事の学校 | 5%(16人)自己推薦 | 300点 | 500点(活動実績報告書を含む) | 面接(個人)200点 |
4校の中で、学校独自型の学力検査の配点が300点と小さいのは、彦根東の学力検査300点と、栗東の250点です。彦根東は、枠が5%(16人)と小さく、面接(個人)が200点と、ほかの学校の100点より大きい配点です。同じ「学校独自型」でも、学校ごとに求める力が違うので、志望校の学校独自型の配点は、自分で確認してください。
令和7年度までの旧制度の倍率(参考)
滋賀県の入試は、令和8年度から「一般型選抜」と「学校独自型選抜」の形になりました。令和7年度までは、推薦・特色などの選抜と、一般選抜が別々に行われる旧制度でした。次の数字は、旧制度の一般選抜(学力検査)の確定出願倍率です。令和8年度以降の倍率と、そのまま比べることはできません。参考として載せています。
| 年度(旧制度) | 一般選抜の学力検査定員 | 確定出願者数 | 確定出願倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | (確認できていません) | (確認できていません) | 1.15倍(令和7年度の資料の「前年度」欄) |
| 令和7年度 | 224人(定員320人から、先に行う選抜の許可人数96人を除いた人数) | 274人 | 1.22倍 |
令和7年度の県の資料で「確定出願倍率の高い科(主なもの)」として挙げられたのは、大津・普通科1.69倍、石山・普通科1.53倍、大津・家庭科学科1.44倍、膳所1.38倍、草津東1.31倍で、彦根東は、その一覧には載っていません。彦根東の確定出願倍率は、令和6年度の1.15倍から令和7年度の1.22倍へ、わずかに上がりました。
同じ県立の普通科は、長浜北高校、草津高校の記事でも整理しています。難関校の対策は滋賀県の難関公立高校対策、県の入試のしくみの全体は滋賀県立高校入試2027の日程と仕組みで確認できます。
令和9年度の日程と、中3の冬までの学習計画・出願前の確認リスト
| 内容 | 日程(滋賀県教育委員会の公表) |
|---|---|
| 出願準備(志願者基本情報の確認・入力) | 令和8年12月16日(水)〜令和9年1月26日(火) |
| 一次募集 出願(Web出願) | 令和9年1月28日(木)9:00〜2月9日(火)12:00 |
| 出願変更(1人1回) | 2月10日(水)9:00〜2月17日(水)12:00 |
| 入学考査手数料の納付 | 2月17日(水)13:00〜2月22日(月)12:00(1つの選抜で2,200円、2つ(併願)で4,400円) |
| 受検票の印刷 | 2月25日(木)9:00〜3月2日(火) |
| 学力検査(5教科) | 3月3日(水)9:00〜(国語9:25、数学10:35、社会11:45、理科13:20、英語14:30の開始。英語は聞き取りテストを含む) |
| 学校独自検査 | 3月4日(木)9:00〜(内容と時間割は各校) |
| 追検査 | 学力検査 3月7日(日)10:00〜、学校独自検査 3月8日(月)9:00〜(申請は3月5日(金)の原則午後3時まで) |
| 一次募集 入学許可予定者の発表 | 3月11日(木)9:00(Web出願システム) |
| 二次募集 出願/検査/発表 | 3月12日(金)9:00〜3月15日(月)12:00/3月17日(水)14:00〜/3月19日(金)9:00(二次募集では学校独自型選抜は行われません) |
日程は、滋賀県教育委員会の「令和9年度滋賀県立高等学校入学者選抜要項」「入学者選抜日程」「パンフレット」によります。出願はWeb出願システムで行い、出願の前に、中学校が志願者基本情報を一括登録します。
時期ごとの学習計画の考え方
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 11〜12月 | 2学期の定期テストと提出物/学校独自型を考える人は、GSコースで学びたいことと、活動実績の整理 | 自己推薦の要件bは3年生の評定。2学期の評定が決まったら、36の見通しを先生と確認する |
| 冬休み | 県の過去問(学力検査)を、5教科通しで1回解く | 1教科140点の重み。5教科のどれで落としたかを、知識・読みちがい・時間切れに分ける |
| 1月 | 出願準備(志願者基本情報の確認)/過去問を週1回/学校独自型の人は面接の練習 | 学校独自型は、活動実績報告書の準備が必要。早めに中学校の先生に相談する |
| 2月 | 出願変更の期間(〜2月17日)/本番と同じ時間割で解く日をつくる | 学力検査は9時25分に国語から始まる。生活リズムも本番に合わせる |
| 3月 | 新しい問題集は増やさず、まちがいノートを回す/3月3日・4日の検査 | 3月3日は5教科、3月4日は学校独自検査(面接(個人)。学校独自型に出願した人) |
出願前の確認リスト
- 3年生の9教科の評定合計は、いくつか(自己推薦の要件bは36以上)
- GSコースに入って学ぶ意志を、自分の言葉で説明できるか。活動実績報告書に書く内容はあるか
- 専願(一般型のみ)か、併願(学校独自型+一般型)か
- 出願変更は1人1回。出願後に変えられる期間は2月10日〜2月17日12時
- 私立高校の入試日程と、入学手続の期限(私立の募集要項で確認)
私立高校との組み合わせは、滋賀の私立高校の記事も参考にしてください。併願で使う内申が、中3のいつの成績かは、私立高校の併願で使う内申は中3のいつの成績?で整理しています。12月の三者面談で聞くことは、三者面談12月に聞くことにまとめています。
彦根東高校を目指す中3の保護者の方へ
一般型の学力検査700点を軸に、評定36の見通しと、活動実績の整理、5教科の学習計画を一緒に確認します。保護者の方だけのご相談もできます。
よくいただくご質問
まとめ
- 彦根東高校(普通科)は、募集定員320人。学校独自型(自己推薦)が16人(5%)、一般型が304人(95%)。
- 一般型は、学力検査700点+個人調査報告書300点=1,000点。5教科の配点の重みは同じ(1:1:1:1:1)。
- 学校独自型は、学力検査300点+個人調査報告書・活動実績報告書500点+面接(個人)200点=1,000点。出願要件は、GSコースに入って学ぶ意志と、3年生の評定合計36以上の両方。
- 令和8年度の一次募集は、一般型の確定出願394人・学力検査の受検者382人・入学許可304人。学校独自型は受検51人・入学許可16人。
- 令和9年度の日程は、出願1月28日〜2月9日、学力検査3月3日、学校独自検査3月4日、発表3月11日。
- 合格に必要な点数と、個人調査報告書の点数のつけ方は、今回確認した資料に載っていないため、出願前に中学校と学校のページで確認する。
出典(公式資料)
- 滋賀県教育委員会「滋賀県立高等学校入学者選抜」ページ(令和9年度・令和8年度の資料一覧)
- 令和9年度滋賀県立高等学校入学者選抜要項(表紙〜24ページ・PDF)
- 令和9年度 高等学校別入学者選抜概要〔26〜84ページ〕(PDF)
- 令和9年度 [別表1]高等学校別入学者選抜一覧表(PDF)
- 令和9年度 滋賀県立高等学校入学者選抜パンフレット(PDF)
- 令和9年度 入学者選抜日程(PDF)
- 令和8年度 一次募集に係る公表資料(3月9日・入学許可予定者数まで・PDF)
- 令和7年度 一般選抜学力検査に関する確定出願状況(訂正版・PDF)
この記事の数字は、滋賀県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが整理・計算したものです。計算例は、公式の配点から計算した仮の例で、実在の生徒の数字ではありません。合格最低点や、個人調査報告書の点数のつけ方は、確認できていないため、目安を示していません。令和7年度までの旧制度の倍率は参考で、令和8年度以降と同じ基準ではありません。最新の情報は、滋賀県教育委員会と中学校の案内でご確認ください。

