松江第三中学校の定期テスト対策と高校受験|数学の「考えて書く力」を家で伸ばす【江戸川区】

数学は振り返り5分で伸ばす定期テスト対策

最終更新:2026年9月/松江第三中学校と江戸川区の公表資料(令和8年度)にもとづいて作成しています。10月以降の考査日程は、学校の月行事予定で確認してください。

結論:松江第三中の数学は「解ける」から「説明できる」へ。家では1日1問、理由を書く練習を

松江第三中の学校経営方針には、「都立高校に全員合格できる学力の育成」という目標がはっきり書かれています。

学校の公表資料によると、令和7年度の全国学力調査で数学は、知識・技能は全国に近いものの、「思考・判断・表現」で全国を大きく下回ったとされています。学校は授業の最後5分の振り返りや習熟度別の少人数学習で対策しています。家では、解いた問題のうち1日1問だけ「なぜそうなるか」を3文で書く練習を足すと、学校の取組とかみ合います。

この記事でわかること
  • 松江第三中の所在地・アクセス・生徒数と学校選択制の結果
  • 教科の並びまで公表された6月・9月の考査日程と、2週間前の進め方
  • 学校が公表した国語・数学の分析と、家でできる具体的な練習
  • 読書科・検定・部活動など学校の取組の生かし方
  • 「都立高校に全員合格」を掲げる学校での受験準備

江戸川区役所のすぐ近く、中央1丁目にあるのが松江第三中学校です。令和8年度は新入生127名を迎え、全校345名でスタートしたと、校長先生が学校サイトで紹介しています。

松江第三中の資料を読んで目を引くのは、学校が自分たちの課題を細かく数字で分析している点です。国語・数学の平均正答率だけでなく、平均正答数や、どの力が弱いのかまで公表しています。

この記事では、その分析をもとに「では家で何をすればいいのか」を具体的にまとめました。定期考査の日程と合わせて、毎日の家庭学習にそのまま使える形にしています。

松江第三中のプロフィール|区役所そばの学校の基本情報

松江第三中について、学校の公式サイトはバスでのアクセスを案内しています。基本情報は次のとおりです。

項目内容
所在地江戸川区中央1-20-1(江戸川区役所の近く)
最寄り駅・アクセス公式サイトは鉄道駅からの徒歩分の記載なし。JR新小岩駅南口から都営バスで「江戸川区役所前」下車、徒歩約3分など、バスでの行き方を案内
生徒数・学級数345名・11学級(1年4・2年3・3年4学級)※令和8年5月1日現在・通常の学級
学期制公式サイトに明記なし
学校選択制(令和8年4月入学)受入可能数30名/希望者35名/抽選なし
令和9年4月入学の受入可能数30人程度

※出典:江戸川区教育委員会「中学校 生徒・学級数現況(R8.5.1)」、江戸川区「令和8年4月入学 中学校選択制実施結果について」「令和9年度入学 通学区域外からの受入れ可能数一覧表」(いずれも公式)、松江第三中学校公式サイト「所在地・アクセス」「学校基本情報」。

令和8年4月入学では、通学区域外からの希望者35名が受入可能数30名を上回りましたが、抽選は行われませんでした。その理由は区の資料に書かれていません。区は、兄姉が在籍しているなど「指定校変更許可基準」に当たる人は抽選の対象から除かれる、と説明しています。

入学を考えている小6の保護者の方へ

令和9年4月入学の希望調査票の提出期限は9月30日、希望校の変更は10月14日までです(江戸川区の案内)。学校選択制のしくみは江戸川区の中学校まとめ記事で解説しています。

考査は日ごとの教科まで公表|6月・9月の日程とテスト前2週間

まず結論です。松江第三中は、月行事予定で考査の日ごとの教科まで公表しています。どの日に何の教科があるかがわかれば、前日に何を見直すかまで計画できます。

令和8年度の考査とテスト(公表済みの分)

日程内容対象
6月10日(水)〜12日(金)期末考査全学年
6月15日(月)到達度テスト3年
9月5日〜11日スタディウィーク全学年
9月10日(木)・11日(金)中間考査全学年
9月15日(火)到達度テスト2・3年

※出典:松江第三中学校「令和8年6月行事予定」「9月行事予定」。年間行事予定表は資料の読み取りで日付を確認しきれなかったため使っていません。10月以降の考査の日程は、学校の月行事予定で確認してください。

6月の期末考査の日ごとの教科

日教科
6月10日(水)国語・保健体育・社会
6月11日(木)数学・美術・理科
6月12日(金)音楽・英語・技術・家庭

※出典:松江第三中学校「令和8年6月行事予定」。教科は行事予定の記載順に並べています(実施の時間順かどうかは資料で確認できていません)。

6月の期末考査は、1日に主要教科と実技教科が組み合わされていました。前日の夜は「主要教科の見直し1時間+実技教科のプリント30分」という配分にすると、どちらも取りこぼしにくくなります。

実技4教科は、都立高校入試の内申点では2倍で計算されます。実技を後回しにしない考え方は実技4教科で差をつけるで詳しく書いています。

スタディウィークを軸にした2週間の進め方

9月の中間考査では、考査の直前1週間(9月5日〜11日)がスタディウィークでした。これに合わせて、家での2週間を次のように組むと無理がありません。

114日前〜8日前:提出物のワークを1周。わからない問題には印をつけ、翌日に先生に質問します。平日40分、休日1時間半が目安です。
2スタディウィーク初日:教科ごとの目標点を紙に書く。前回の点数の隣に今回の目標を書きます。数字にすると、どの教科に時間をかけるかが決まります。
3スタディウィーク中:印のついた問題だけを解き直す。1周目で×だった問題を、答えを見ずに解きます。2回続けて正解したら印を消します。
4考査前日:翌日の教科だけを見直す。日ごとの教科がわかっている強みを生かし、翌日の教科を1教科20〜30分ずつ見直します。

9月は、スタディウィークと秋季総体(9月13日〜)、合唱練習(9月17日〜)、生徒会役員選挙(9月25日)が重なる忙しい時期でした。合唱コンクールの日付は公表資料で確認できていないため、10月以降の予定は学校の月行事予定を見て、考査前2週間と行事が重ならないかを早めに確かめておきましょう。

テスト中に時間が足りなくなる場合の対策はテスト中に時間が足りない中学生へをご覧ください。

数学の「思考・判断・表現」が課題|学校の分析と家でできる練習

ここが記事の中心です。松江第三中は、令和7年度の全国学力・学習状況調査について、国語・数学それぞれの分析を公表しています。学校の公表資料の内容は次のとおりです。

教科平均正答率平均正答数学校の分析(要点)
国語53%(全国54.3%)7.4問(区立平均7.7問・全国7.6問)知識・技能の習得が不十分。思考力・判断力・表現力の育成が課題。AB層は前年度36%から59.0%に増加
数学43%(全国48.3%)6.5問(全国7.2問)知識・技能は全国に近いが、思考・判断・表現で大きく下回る。表現・対話の場面で消極的な面

※出典:松江第三中学校「令和7年度 全国学力・学習状況調査 結果分析(国語・数学)」(学校の公表資料)。当時の3年生の結果です。

数学は全国を5.3ポイント下回っています。ただし学校は、計算などの知識・技能は全国に近いと分析しています。つまり「計算はできるのに、考えて説明する問題で点を落とす」という傾向が、学校の分析から読み取れます。

学校が取り組んでいること

学校は数学で、学習目標の明示と授業最後の5分間の振り返り、習熟度別の少人数学習、単元ごとの小テスト、外部講師による授業改善の指導に取り組んでいます。国語では、授業規律の徹底、「教えて考えさせる授業」、ペア・グループワーク、漢字などの小テストの定期実施、年3回の校内研究授業を挙げています。

家でできること1:1日1問「なぜ」を3文で書く

数学の「説明する力」を家で練習する方法

その日の宿題の中から1問だけ選び、(1)何を求める問題か (2)どの考え方を使ったか (3)なぜその答えになるか、を3文でノートに書きます。時間は5分です。学校の「授業最後5分の振り返り」と同じ長さなので、習慣にしやすいはずです。書けなかった部分が、次に質問すべきところです。

家でできること2:証明は「書き写し→条件を変える」

江戸川区全体の結果でも、数学は「構想に基づく証明(条件を変えたときの証明)」の正答率が32.2%で、区が課題に挙げています(江戸川区「令和7年度 全国学力・学習状況調査 結果」より)。家では、教科書の証明を1つ選んで書き写し、次に「もし条件がこう変わったら、どこが変わるか」を自分で考えます。週2回、15分で十分です。

家でできること3:国語は漢字・語句を毎日10分

国語は、学校の分析で知識・技能の習得が課題とされています。学校の漢字小テストに合わせ、家では毎日10分、漢字と語句の意味を確認します。小テストの前日だけでなく、毎日少しずつが効きます。

保護者の方へ:「説明してみて」と聞き役になる

学校の分析には、数学で表現・対話の場面に消極的な面がある、とも書かれています。家では、お子さまが解いた問題を1問だけ「どうやって解いたか教えて」と聞いてみてください。保護者が答えを知らなくても大丈夫です。人に説明すると、自分がどこをわかっていないかに気づけます。

注意:計算ドリルを増やすだけでは点は伸びにくい

学校の分析では、知識・技能は全国に近い水準です。計算練習を増やすより、考え方を言葉にする練習を足した方が、今の課題に合っています。

読書科・検定・剣道部|松江第三中の取組を学力につなげる

松江第三中には、学力づくりに使える取組がそろっています。学校の資料にあるものを、家庭学習とつなげる方法を紹介します。

取組内容(学校の公表資料より)家庭での生かし方
教えて考えさせる授業学校経営方針に掲げる授業スタイル授業で教わった例題を、その日のうちに自分で解き直す
読書科・ミニ図書館各階にミニ図書館。図書館の蔵書は14,000冊超週に1冊借りて、国語の語彙を増やす
数学検定・英語検定9月の行事予定に記載検定日を目標に、1か月前から過去問
ALT・小中連携ALTの来校、小学生の体験授業英語は教科書本文の音読を毎日5分
放課後補習学校経営方針で家庭学習とともに充実小テストで落とした単元をその週に持っていく

※出典:松江第三中学校「令和8年度 学校経営方針」「教育目標」「学校基本情報」「9月行事予定」。

学校はこのほか、講演・PPT発表・SST(ソーシャルスキルトレーニング)の授業でコミュニケーション力を育てること、スクールカウンセラー(3名)やエンカレッジルームで心と体の健康を支えることも掲げています。

部活動と実績

部活動は運動部7(バスケットボール、女子バレーボール、剣道、サッカー、陸上、ソフトテニス、合気道)と文化部4(吹奏楽、美術、文芸、パソコン)です。

剣道部は令和7年度に区夏季大会で男子個人・男子団体優勝、都会長杯本選に進出しました。令和8年度も区ジュニア大会準優勝などの成績を残しています。陸上部は令和7年度の都大会で女子走高跳第2位、男子砲丸投第3位でした。

大会前は練習が増え、考査前と重なることもあります。大会の日程がわかった時点で、考査2週間前のワーク1周目を前倒しにしておくのが、両立のコツです。

「都立高校に全員合格」を掲げる学校での受験準備

松江第三中は、学校経営方針で「都立高校に全員合格できる学力の育成」を掲げ、全国・区の学力調査の活用や放課後補習・家庭学習の充実を進めています。学校の目標と家庭の目標をそろえると、お子さまも動きやすくなります。都立入試のしくみは都立高校入試2027の日程と仕組み、内申の計算は都立高校の内申点の仕組みと計算方法をご覧ください。

学年・時期やること
中1考査の前日に翌日の教科だけを見直す習慣。数学は1日1問「なぜ」を書く
中29月の到達度テストで苦手単元を確認。証明は書き写しから始める
中3 9月〜10月到達度テスト(9月15日)の結果で弱い単元を2つに絞る
中3 11月22日にESAT-J。考査がある場合は2週間前から準備
中3 12月〜2月過去問は記述・説明の問題から直す。都立の学力検査は2月21日

※出典:学校行事は松江第三中学校の月行事予定、ESAT-J(11月22日)・学力検査(2月21日)は東京都教育委員会の公表資料より。

近くの都立高校としては、江戸川区松島2丁目の都立江戸川高校(JR新小岩駅から徒歩15分)があります(都立江戸川高校に合格したい)。区内・周辺の都立高校はまとめ記事で一覧にしています。定期考査で何点を取れば内申が上がるかは定期テストで何点取れば内申は上がる?が参考になります。

考えて書く力は、1対1の対話で伸ばせます

「計算はできるのに、文章題や証明で点が取れない」。これは、答えを出す練習はしていても、考えを言葉にする練習が足りないときによく起こります。1対1の授業なら、お子さまが説明する時間を十分にとれます。

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。江戸川区の受験に強い講師が在籍し、江戸川区の中学生の定期テスト・高校受験を指導してきた経験をもとに、考査の日程と学校の課題に合わせて計画を立てます。オンラインなので、中央・松江をはじめ江戸川区のどこからでも受講できます。

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まとめ|松江第三中で点数を伸ばすポイント

  • 学校経営方針に「都立高校に全員合格できる学力の育成」を明記
  • 6月・9月の考査は日ごとの教科まで公表。前日は翌日の教科に絞って見直す
  • 学校の公表資料では、令和7年度の数学は43%。思考・判断・表現が課題
  • 家では1日1問「なぜ」を3文で書く、証明は書き写しから条件を変えて考える
  • 10月以降の考査日程は月行事予定で確認し、行事や大会と重ならないか早めにチェック
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