都立目黒高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と通学【世田谷区の中学生向け】

都立目黒高校に合格したい|偏差値・倍率・内申の目安と通学【世田谷区の中学生向け】学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/倍率は令和8年度(2026年春)と令和7年度の実績です。令和9年度の募集人員は2026年9月時点で未公表です。

結論:目黒高校は「前年の倍率が低かったから」で選ぶと危ない学校です

都立目黒高校の偏差値の目安は58〜59(民間2サイト)です。令和8年度の一般入試の受検倍率は1.71倍で、前の年の1.16倍から大きく上がりました。

倍率は年によって大きく動きます。だからこそ、倍率より先に中3の2学期の評定と、共通問題5教科の得点力を固めることが大切です。10月からは、苦手教科を1つにしぼって週3回の演習を始めてください。

都立目黒高校は、目黒区祐天寺にある共学の普通科高校です。創立100年をこえる伝統校で、東急東横線の祐天寺駅から歩いて5分です。世田谷区立深沢中学校の令和6年度卒業生の進路一覧にも、校名がのっています。

この記事では、東京都教育委員会と学校の公表資料をもとに、目黒高校の倍率、合格の目安、通学、学校の特色をまとめました。都立入試の共通のルールは都立高校入試2027の記事で説明しています。

この記事でわかること
  • 目黒高校の所在地・最寄り駅・都の指定
  • 令和8年度の推薦・一般の倍率と、前年からの変化
  • 偏差値58〜59の目安と、7:3の計算例
  • 世田谷区の中学生にとっての通学のしかた
  • 中1・中2・中3それぞれが今やること

目黒高校の基本データ|祐天寺にある普通科の伝統校

まず、学校の基本を表で確認します。目黒高校は、都の「進学指導重点校」などの指定校ではありません。そのかわり、理数研究校や英語教育研究推進校などの指定を受けています。

項目内容
正式名称東京都立目黒高等学校
所在地目黒区祐天寺2-7-15
最寄り駅東急東横線「祐天寺」駅 徒歩5分
学科全日制・普通科(学年制)・共学
都の指定など理数研究校、進学指導研究校、体育健康教育推進校、英語教育研究推進校
募集人員(令和8年度)推薦48人/一般(第一次募集)189人

※出典:東京都教育委員会「だから都立高」目黒高等学校、同「令和8年度 推薦応募状況」「令和8年度 第一次募集 受検状況」、都立目黒高校公式サイト。進学指導重点校・特別推進校・推進校の一覧(令和5〜9年度の指定)には目黒高校は入っていません。

なお、女子バスケットボール部は2026年5月に、都の部活動の特別強化プロジェクト「Premier Club〈Tier 1〉」に指定されました。部活動で目黒を考えている人は、学校説明会で練習の様子も確かめましょう。

令和8年度は一般1.71倍に上昇|倍率の表と読み方

答えから言うと、令和8年度の目黒高校は、推薦も一般も前の年より倍率が上がりました。とくに一般入試の受検倍率は、1.16倍から1.71倍になっています。

区分令和8年度令和7年度
推薦(応募倍率)2.90倍(募集48・応募139)2.13倍(募集48・応募102)
一般(受検倍率)1.71倍(募集189・受検323)1.16倍(募集189・受検220)
一般(合格倍率)1.64倍(合格197)1.12倍(合格196)

※出典:令和8年度の推薦応募倍率・一般の受検倍率は東京都教育委員会の公表資料。令和7年度の数字と合格倍率(受検人員÷合格人員)は民間サイト「都立高のトリセツ」の集計。公式資料では推薦の欄で目黒の校名に「※」印がついています。

倍率の数字は「どれを見るか」で変わります

倍率には、出願したときの「応募倍率」、当日受けた人で数える「受検倍率」、合格者数で割る「合格倍率」があります。一般入試では、受検倍率1.71倍に対して合格倍率は1.64倍でした。実際に試験会場で競う相手の数は、合格倍率のほうが近いイメージです。

前の年に倍率が低いと、次の年に受ける人が増えることがあります。令和8年度の目黒は、その動きが大きく出た年と見ることもできます。ただし、これは一つの見方で、令和9年度も同じになるとは限りません。

NG:倍率だけを見て、受ける・受けないを決める

「去年は1.1倍台だったから大丈夫」「今年は高いからやめる」と、倍率だけで決めるのは危険です。倍率は出願の直前まで動きます。決める材料は、あなたの換算内申と模試の得点です。

合格ラインの考え方|偏差値58〜59と7:3の計算例

目黒高校の偏差値の目安は58〜59です。みんなの高校情報(2026年度版)が59、家庭教師のトライの一覧が58です。偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安で、サイトによって2〜3ちがうことがあります。

目安の種類数字出どころ
偏差値59みんなの高校情報(2026年度版)
偏差値58家庭教師のトライ「東京都 高校の偏差値一覧」
内申の目安公表された数字は確認できず―

※偏差値は民間の目安です。模試の種類によっても変わります。内申の目安は信頼できる数字が見つからなかったため、この記事では書いていません。

7:3の計算例(仮の数字です)

一般入試は、当日の学力検査700点と調査書点300点の合計1000点に、ESAT-Jの20点を足して合否が決まります。くわしい計算方法は都立高校の内申点の計算の記事を見てください。

例として、換算内申が52(65点満点)の人を考えます。調査書点は52÷65×300で240点です。当日の5教科が合計350点なら、350÷500×700で490点です。合わせて730点に、ESAT-Jの点が加わります。これは計算のしかたを示すための仮の数字で、合格点ではありません。

POINT:内申が1つ上がると、当日の点はどれくらい楽になるか

換算内申が1上がると、調査書点は約4.6点上がります。当日点になおすと、5教科で約3.3点ぶんです。実技4教科は2倍で計算されるので、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定を1つ上げると、その2倍の効果があります。

東横線で通う高校|世田谷区の中学生から見た目黒高校

目黒高校の最寄りは東急東横線の祐天寺駅です。世田谷区の中学生にとっては、区のとなりにある都立高校の一つです。世田谷区立深沢中学校の令和6年度の卒業生進路一覧に、目黒高校の名前がのっています(人数は公表されていません)。

世田谷区の東部・南部の中学校の中には、公式のアクセス案内に東横線の駅がのっている学校があります。たとえば東深沢中学校は、東急東横線・大井町線の「自由が丘」駅を最寄りの一つとしています。自由が丘と祐天寺は、同じ東横線の駅です。通学の時間は、実際の経路で確かめてください。

世田谷区の中学校ごとの定期テストや内申の話は、世田谷区の中学生の高校受験まとめにまとめています。深沢中・東深沢中の人は、深沢中学校の記事や東深沢中学校の記事もあわせて読んでください。

くらべて考えたい学校

偏差値が近い都立や、世田谷区の中学生がよく名前を出す学校とくらべると、目黒の位置がわかりやすくなります。都立駒場高校、都立三田高校、都立狛江高校の記事も参考にしてください。

土曜授業と7時間授業|目黒高校の学び方と進路

目黒高校の特色は、授業の時間をしっかり取っていることです。学校の公式サイトによると、年間18回の土曜授業があり、月曜日と水曜日は7時間目まで授業があります。

  • 2年生は数学・英語で習熟度別の授業、3年生は進路に合わせた選択科目
  • 校内に自習室が複数あり、駿台予備校のe-ラーニングを導入
  • 理数教育:科学部を中心に、大学の先生や専門機関の指導を受けたフィールドワークや研究
  • 英語:ネイティブの講師が2名常駐し、4技能の英語教育(だから都立高)
  • iPadを一人1台配布。1年生からキャリア教育(大学の模擬授業・進学説明会)
  • 約9割の生徒が部活動に参加。運動系13・文化系11の部(学校サイト)

進路について、東京都教育委員会の「だから都立高」には、8〜9割の生徒が現役で大学に進学し、国公立大や難関私大の合格者は約3割と書かれています。大学ごとの合格者数は、学校サイトの「進路状況」に画像で公開されています。この記事では数字を読み取れなかったため、大学名と人数はのせていません。学校説明会で最新の資料を受け取ってください。

中1から中3まで|目黒高校を目指す時期別の準備

目黒高校を目指すなら、中1・中2は内申、中3は当日点に力を入れます。都立の調査書は中3の成績で決まりますが、中3でいきなり評定を上げるのは簡単ではありません。

中1・中2:テストの点と提出物で「4」を増やす

定期テストの2週間前から、毎日1時間は問題集を解く時間をとりましょう。提出物は期限の3日前に終わらせるのが目安です。実技4教科は2倍で計算されるので、実技の授業もノートと作品をていねいに仕上げてください。内申点の上げ方も参考になります。

中3:9月から2月までの計画

時期やること
9〜10月2学期の中間・期末テストに集中。平日2時間、休日5時間の勉強時間を目安にする
11月ESAT-Jを受ける。都立の共通問題の過去問を1年分、時間を計って解く
12月調査書の評定が決まる時期。私立の併願校を決め、個別相談の結果を確認する
1月共通問題の過去問を5年分以上。国語の作文と数学の証明で部分点を取る練習
2月私立入試のあと、都立の一般入試(学力検査)へ。新しい問題集は増やさない

※入試の日程は都立高校入試2027の記事でご確認ください。

保護者の方へ:併願校は12月までに決めましょう

倍率が大きく動く学校を第一志望にするときは、確実に進学できる私立の併願校が大切です。東京の私立の併願優遇の記事で、しくみと時期を確認してください。

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まとめ

  • 都立目黒高校は祐天寺駅から徒歩5分、創立100年をこえる普通科の伝統校
  • 令和8年度の一般入試の受検倍率は1.71倍(前年1.16倍)、推薦の応募倍率は2.90倍(前年2.13倍)
  • 偏差値の目安は58〜59(民間2サイト)。内申の目安は公表された数字なし
  • 土曜授業・週2日の7時間授業、自習室、iPad一人1台など学習の時間が多い
  • 倍率より、中3の2学期の評定と共通問題の得点力を先に固める
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