第一中学校の定期テスト対策と高校受験|千住河原町の一中で数学の記述を伸ばす【足立区】

数学の記述であと1問定期テスト対策

最終更新:2026年9月/定期考査の日付は公表資料から読み取れませんでした。考査日は学校の年間行事予定(配布用)で必ずご確認ください。

結論:一中の次の一歩は「図形」と「説明する問題」です

足立区が公表した令和7年度の学力調査で、第一中は国語・数学のすべての区分で足立区の平均を上回りました。数学の「数と式」は東京都の平均も上回っています。

一方で、数学の「図形」と「思考・判断・表現」は、東京都の平均にあと少し届いていません。証明の型を覚え、答えの理由を1行で書く練習を週3回入れると、定期テストでも入試でも点につながります。

第一中は、京成線の千住大橋駅から歩いて2分の場所にある学校です。昭和22年に開校し、令和9年度に創立80周年を迎える予定です。校章には、千住の五色桜がえがかれています。

この記事では、区と学校が公表している資料をもとに、第一中に通う中学生が「いつ・何を・どれだけ」勉強すればよいかを具体的に書きました。学校の取組を生かしながら、家で足せることに絞っています。

教科書の出版社や学校選択制のしくみなど、足立区の中学校に共通する情報は足立区の中学生向けガイドにまとめています。

この記事でわかること
  • 第一中の規模と、学校選択制の応募の状況
  • 2学期制の1年の流れと、修学旅行・職場体験が入る時期
  • 区の学力調査から見える、第一中の強みと伸びしろ
  • フォーサイト手帳とAIドリルを家庭学習に生かす方法
  • 学年ごとの高校受験への進め方

千住大橋駅そばの第一中、基本データ

第一中は、1学年3〜4学級の中規模の学校です。特別支援学級とSSR(スモールステップルーム)も置かれています。

項目内容
所在地足立区千住河原町4-7
最寄り駅京成線「千住大橋駅」徒歩2分/「北千住駅」徒歩15分
生徒数・学級数1年116人(4学級)/2年87人(3学級)/3年134人(4学級)/計337人・11学級(令和8年5月1日現在・通常学級)
学期制2学期制(前期・後期)
学校選択制(令和8年4月入学)受入可能人数130人/応募195人(学区域内172人・学区域外23人)
学校選択制(令和9年4月入学)受入可能人数130人

※出典:足立区「第一中学校」施設案内、足立区「中学校別生徒・学級数(令和8年5月1日現在)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」、足立区「区立小・中学校の入学式・卒業式、始業式・終業式・修了式、長期休業の日程」(いずれも公式)。

令和8年4月入学では、受入可能人数130人に対して195人が応募しました。応募の多くは学区域内(172人)からです。区の「令和9年度 受入可能人数一覧表」では、令和8年度の入学者数は116人と公表されています(応募数との差の理由は公表されていません)。学校選択制の日程やしくみはまとめ記事で確認してください。

学年ごとの人数にも差があります。いまの2年生は87人・3学級で、ほかの学年より少なめです。人数が少ない学年は、先生に質問しやすい反面、テストの順位が1問で大きく動きます。小さなミスを減らす工夫が、そのまま内申に響きます。

前期は行事が集中。一中の1年間の流れ

足立区の中学校は、前期と後期に分かれる2学期制です。第一中の前期は、5月に修学旅行、6月に職場体験と大きな行事が続きます。行事の前後にテスト勉強の時間を確保できるかが分かれ目です。

時期(令和8年度)行事
5月25日(月)〜27日(水)3年 修学旅行(京都・奈良)
6月24日(水)〜26日(金)2年 職場体験(3日間)
7月21日(火)〜夏休み。サマースクールと三者面談(8月下旬に後半のサマースクール)
10月9日(金)前期終業式
10月13日(火)後期始業式
令和9年3月19日(金)卒業式

※出典:足立区立第一中学校「学校長ブログ」(修学旅行・職場体験・サマースクールの記事)、足立区「区立小・中学校の入学式・卒業式、始業式・終業式・修了式、長期休業の日程」(公式)。定期考査の日付と学習発表会の日付は、公表資料から確認できませんでした。

9月下旬には、学習発表会に向けて声楽家の先生による授業がありました。これからの時期は、発表の練習とテスト勉強が重なりやすくなります。

テストの2週間前から逆算する3ステップ

1範囲が出た日:手帳に考査日を書き、そこから2週間を逆算します。行事や部活の大会の日には、先に斜線を引きます。
2最初の1週間:ワークを1周します。平日は1日2教科、1教科30分が目安です。わからない問題には印だけつけて先へ進みます。
3残りの1週間:印のついた問題だけを解き直します。数学は図形の問題を毎日2問、答えの理由を書くところまで練習します。

2学期制の成績のつき方は、前期期末テストの記事でくわしく説明しています。前期の成績は10月9日の前期終業式で区切られます。

区の学力調査で見る一中の強みと、あと少しの分野

足立区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。第一中の令和7年度の結果は、国語・数学のすべての区分で区平均を上回りました。ここでは、東京都の平均と比べた数学の結果を見てみます。

数学の区分第一中足立区東京都(公立)
数と式52.841.749.1
図形46.145.451.4
関数52.846.452.4
データの活用63.359.763.1
思考・判断・表現44.939.045.4

※出典:足立区教育委員会「令和7年度全国学力・学習状況調査 各校調査結果(中学校)」(公式)。数値は平均正答率(%)。令和7年4月に当時の中学3年生が受けた結果で、いまの在校生の成績ではありません。区分によっては問題数が3〜6問と少なく、1問で数字が大きく動きます。

計算や文字式の「数と式」は、東京都の平均を3ポイント以上上回っています。一方で「図形」は、区平均とほぼ同じで、東京都の平均より5ポイントほど低い結果でした。理由を説明する「思考・判断・表現」も、東京都の平均にわずかに届いていません。

国語は、「言葉の特徴や使い方」が54.0で、東京都の平均51.7を上回りました。「書くこと」55.2と「読むこと」64.4は、東京都の平均(56.5・65.0)にあと少しです。ここからは推測ですが、計算や知識は得意で、長い文を読んで理由を書く問題で差がつきやすい傾向がうかがえます。

図形は「証明の型」を声に出して覚える

図形の証明は、書く順番が決まっています。「仮定→根拠→結論」の型を、教科書の例題で覚えます。週3回、1回15分、例題の証明を見ないで書き、合同条件の言い方まで確認します。中1は作図と角度、中2は合同の証明、中3は相似と三平方の定理が中心です。

「なぜそうなるか」を1行で書く習慣

POINT:答えの横に「理由メモ」を1行

ワークの答え合わせのとき、正解した問題にも「なぜこの式になるか」を1行で書きます。たとえば「底辺と高さが同じだから面積が等しい」のように短くてかまいません。1日3問で十分です。説明する問題は、この1行が書けるかどうかで点が決まります。

NG:得意な計算ばかり練習する

計算問題は解けると気持ちがよいので、ついそればかり練習しがちです。第一中の生徒が伸ばしたいのは、図形と説明の問題です。計算は1日5問にしぼり、残りの時間を図形に回しましょう。

フォーサイト手帳とAIドリルを家で使いこなす

第一中は、学習習慣を身につけるためにフォーサイト手帳を取り入れています。1人1台の端末では、AIドリルやレポート作成、発表にも取り組んでいます。学校の道具をそのまま家庭学習の軸にするのが、いちばんむだがありません。

  • 手帳:毎晩寝る前に5分、その日やった勉強を書きます。テスト2週間前は、1日ごとに「何を何ページ」まで書き込みます
  • AIドリル:平日は1日10分。間違えた単元が出たら、その単元の教科書の例題に戻ります
  • 週末:日曜の夜に手帳を見返し、できなかった予定を次の週に1つだけ移します

※出典:足立区立第一中学校「第一中学校の活動・取り組み」(公式)。

保護者の方へ:手帳は「点検」より「一言」

手帳を毎日チェックされると、子どもは書くのがいやになりがちです。週に1回、日曜の夜だけ見せてもらい、「今週はここまでできたね」と一言かけてください。空白の日があっても責めず、次の週に1つ増やせれば十分です。

第一中の図書館では、本を紹介し合うビブリオバトルも行われています。本の内容を短くまとめて話す練習は、国語の「書くこと」にそのまま役立ちます。

職場体験や校内ハローワークを、志望校選びにつなぐ

第一中はキャリア教育に力を入れています。全学年のキャリア講演会、2年生の3日間の職場体験、1・2年生の「校内ハローワーク」があります。体験した仕事から「どんな高校で何を学ぶか」を考えると、志望校選びに芯ができます。

  • 1年生:校内ハローワークで気になった仕事を3つ書き出す
  • 2年生:職場体験のあと、その仕事につながる学科(普通科・商業科・工業科など)を調べる
  • 3年生:学校説明会に行く前に、体験から考えた「高校で学びたいこと」を1行で書いておく

9月には、早稲田大学の留学生サークルによる国際理解の授業もありました。英語で話す体験のあとは、教科書本文の音読を1日1回入れて、話す力を定着させましょう。

中1から中3まで、一中生の受験の段取り

都立高校の入試は、内申点と当日の学力検査などで決まります。しくみは都立高校入試2027の記事、内申の計算は内申点の計算方法で説明しています。ここでは、第一中の行事の流れに合わせた動き方をまとめます。

学年・時期やること
中1手帳で「毎日の勉強を書く」習慣を作る。図形は作図と角度を確実に
中2・6月まで職場体験の前にテスト勉強を前倒し。合同の証明の型を覚える
中2・後期体験をもとに、気になる学科や高校を3校調べる
中3・5月まで修学旅行の前後はワーク1周を先に終わらせておく
中3・夏サマースクールで苦手単元を1つ決めて集中。図形と説明問題を毎日
中3・後期後期の定期考査で内申を固め、志望校を決める。1月からは過去問を時間を計って解く

※学習量は目安です。考査日程は学校の年間行事予定でご確認ください。

中3の秋からの具体的な計画は、中3秋の学習計画を参考にしてください。足立区内と周辺の都立高校は、まとめ記事で一覧にしています。

図形と記述の「あと1問」を一緒に取りにいきます

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まとめ:第一中で成績を上げるために

  • 第一中は生徒337人・11学級。令和8年4月入学は受入可能130人に195人が応募
  • 2学期制。前期は5月の修学旅行、6月の職場体験があり、10月9日に前期終業式
  • 区の学力調査(令和7年度)では、全区分で区平均を上回った
  • 伸びしろは数学の「図形」と「思考・判断・表現」。証明の型と理由メモを週3回
  • フォーサイト手帳とAIドリルを家庭学習の軸にし、職場体験を志望校選びにつなげる
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