足立学園高校に合格したい|偏差値・内申基準・入試区分と北千住からの通学

足立学園高校に合格したい|偏差値・内申基準・入試区分と北千住からの通学学校別 合格対策

最終更新:2026年9月/入試の区分・基準・日程は足立学園高等学校の「2027年度 高校生徒募集要項」、偏差値は民間サイトの目安です。出願前に必ず最新の要項を確認してください。

結論:足立区の公立中から受けるなら、道は「A推薦」か「併願優遇」の2つです

足立学園高校は、北千住駅東口から徒歩1分の私立男子校です。要項ではB推薦(併願)は東京都の公立中学生は対象外とされています。そのため区立中の生徒は、第一志望ならA推薦(1月22日)、都立と併願するなら一般の併願優遇(2月10日または12日)を選びます。

どちらも基準は3年の5科の評定合計で、探究23・文理20・総合18です。偏差値の目安はコースで52〜65と大きく開きます。今やることは、2学期の定期テストで5科を1つでも上げることと、9科に「1」を作らないことです。

この記事でわかること
  • 足立学園高校の基本データ(場所・コース・募集人員)
  • 区立中の生徒が使える入試区分と、使えない区分
  • 3コースの出願基準(5科)と、欠席・評定の条件
  • 倍率が公表されていないときの考え方
  • コース別の偏差値の目安(民間サイト2つ)
  • 北千住からの通学と、区内の中学校とのつながり
  • 学びの特色・大学合格実績と、学年別の準備

足立学園高校はどんな学校か|千住にある3コースの男子校

足立学園高校は、足立区千住旭町にある私立の男子校です。高校には探究・文理・総合の3コースがあり、同じ学園に足立学園中学校もあります。

項目内容
正式名称足立学園高等学校(私立・男子校)
所在地足立区千住旭町40-24
最寄り駅北千住駅 東口から約70m・徒歩1分
京成関屋駅から徒歩7分
コース探究コース/文理コース/総合コース
募集人員(2027年度)推薦:探究20・文理20・総合40
一般:探究20・文理20・総合40
生徒数(2026年)高校1,077名(中学607名)

※出典:足立学園 公式サイト(アクセス、学園基本情報)、「2027年度 高校生徒募集要項」。

募集人員は推薦と一般で同じ数に分かれています。3コースのうち総合コースの枠がいちばん大きく、推薦・一般とも40人です。探究と文理は、それぞれ20人ずつです。

北千住駅は、いくつもの路線が集まる駅です。その駅から歩いてすぐなので、区内の多くの駅から通いやすい場所にあります(くわしくは後の「通学」の章で)。

区立中の生徒が選べる入試は「A推薦」と「併願優遇」

足立区の公立中学校に通う人が使う入試は、主にA推薦(単願)と一般の併願優遇です。B推薦は、要項で「東京都・神奈川県の公立中学校に在籍している受験生は対象外」とされています。

区分試験日合格発表試験の内容
A推薦(単願)2027年1月22日1月23日適性検査(国・数・英)、面接、調査書
一般(併願優遇)2月10日または12日試験の翌日学力テスト(国・数・英)、面接、調査書
B推薦(併願)2月10日または12日試験の翌日東京都の公立中学生は対象外

※出典:足立学園高等学校「2027年度 高校生徒募集要項」。国・数・英は各50分・100点で、英語にはリスニングがあります。受験料は25,000円です。

A推薦(単願):足立学園が第一志望の人

A推薦は、合格したら必ず入学する「単願」の入試です。1月22日に試験があり、翌23日に発表、1月27日15時が手続きの締め切りです。都内の公立中学生は、中学校の先生を通じた入試相談が前提になります。

一般の併願優遇:都立が第一志望の人

都立高校を第一志望にする人は、一般入試の併願優遇を使います。試験日は2月10日が必須で、12日も選べます。手続きの締め切りは2月17日15時ですが、公立の併願の場合は、公立の合格発表日の正午まで延ばせると要項に書かれています。

ほかに、スポーツ推薦(単願)、志(自己推薦・単願)、成績特待(併願)などの区分もあります。志(自己推薦)は、要項で「B推薦を受験できない生徒のためのもの」と説明されています。部活や活動実績で受けたい人は、説明会で対象や条件を確認してください。

注意:「推薦」という言葉だけで判断しない

私立の「推薦」には、単願のものと併願できるものがあります。足立学園では、都内の公立中学生が使える推薦はA推薦(単願)です。都立と併願したいのにA推薦で出願すると、都立を受けられなくなります。区分の名前ではなく、単願か併願かで選んでください。

出願基準は5科23・20・18|倍率より先に確かめる数字

足立学園の出願基準は、3年の5科(英・国・数・理・社)の評定合計です。A推薦と併願優遇で、コースごとの数字は同じです。

コース5科の基準偏差値の目安
探究23以上62〜65
文理20以上59〜62
総合18以上52〜56

※出典:足立学園高等学校「2027年度 高校生徒募集要項」、高校受験情報サイト「スタディ」(同じ値を確認)。偏差値は民間サイトの目安で、次の章でくわしく説明します。

基準の数字のほかに、次の条件があります。

  • 9科に「1」がないこと(どの区分にも共通)
  • 3年間の欠席が20日以内であること
  • 区分によっては5科に「2」がないことも条件です。どの区分に付くかは資料によって書き方がちがうため、必ず要項で確かめてください

A推薦では、英検・漢検・数検などの検定や特別活動で、5科に2点まで(特別活動は1点まで)の加点があります。対象になる級や、併願優遇での加点の扱いは、要項の表で確認しましょう。

POINT:評定の「1」と欠席日数は、3年分で見られる

5科の合計は3年の成績ですが、欠席は3年間の合計です。「1」がないことも条件です。中1・中2の人は、体育や美術・音楽・技術家庭でも提出物を必ず出すこと。欠席が多くなりそうなときは早めに担任の先生に相談すること。この2つで、基準に届かないリスクを減らせます。

倍率は公表されていません

足立学園の公式サイトでは、区分ごとの受験者数や合格者数を確認できませんでした。高校受験情報サイトの入試結果の欄も「準備中」でした。そのため、この記事では倍率を書きません。

A推薦や併願優遇では、基準を満たしているかどうかが出願の入口です。倍率の数字を探すより、自分の5科の合計が、どのコースの基準に届いているかを先に確かめるほうが役に立ちます。

偏差値の目安|探究62〜65・文理59〜62・総合52〜56

偏差値の目安はコースごとに大きくちがい、探究と総合では約10の差があります。民間サイト2つの数字を並べます。

コースみんなの高校情報個別指導塾WAM(単願/併願)目安の幅
探究6362/6562〜65
文理6159/6259〜62
総合5652/5552〜56

※偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安です(みんなの高校情報は2026年度版、個別指導塾WAMは年度表記なし)。サイトによって2〜3ちがいます。別のサイトでは旧コース名とみられる「文理55・普通52」という数字もあり、コース名の対応には注意が必要です。

WAMでは、同じコースでも併願の数字が単願より3高くなっています。都立の併願先として受ける人は、高いほうの数字を目標にしておくと安心です。

当日の試験の考え方

A推薦の適性検査も、併願優遇の学力テストも、国・数・英の3教科です。各50分・100点で、英語にはリスニングがあります。基準を満たしていても、当日の試験と面接はあります。

  • 英語:リスニングがあるので、11月からは週3回、1回15分でも音声を聞く習慣をつける
  • 数学:計算・方程式・関数の基本問題を落とさない。1日20分の計算練習を入試まで続ける
  • 国語:50分で読み切る練習。過去問は時間を計って解き、見直しの時間を5分残す
  • 面接:志望理由と、中学で力を入れたことを1分で話せるようにしておく

都立を第一志望にする人は、都立の入試のしくみを都立高校入試2027の仕組みで確認しておきましょう。足立区の都立高校では、都立江北高校や都立足立高校の記事もあります。

千住の男子校として|区内の駅から乗り換えなしで通えるか

北千住駅には、JR常磐線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス・東京メトロ日比谷線・千代田線が乗り入れています。そのため区内の多くの駅から、乗り換えなしで北千住まで来られます。

路線区内の駅の例北千住まで
東武スカイツリーライン竹ノ塚・西新井・梅島・五反野乗り換えなし
つくばエクスプレス六町・青井乗り換えなし
東京メトロ千代田線・JR常磐線(各駅停車)綾瀬乗り換えなし

※路線の事実にもとづく整理です。所要時間は時刻や列車の種類で変わるため、ここでは書いていません。学校の場所と駅からの距離は足立学園 公式サイト「アクセス」によります。

北千住駅の東口から約70mなので、雨の日でも駅からの移動はほとんどありません。京成線の京成関屋駅からは徒歩7分です。

区立中学校30校のうち7校が主な進学先に挙げる

足立区の「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」では、区立中学校30校のうち7校が、主な進学先の一覧に足立学園を挙げていました。第七中・第九中・花畑中・第十一中・青井中・東綾瀬中・第十四中です。人数ではなく、一覧に載っている中学校の数です。

区全体の受験の流れは足立区の中学生の定期テスト対策と高校受験ガイドにまとめています。足立学園を主な進学先に挙げている中学校の例として、第九中、東綾瀬中、第十四中の記事もあわせてどうぞ。

志共育と探究総合|足立学園の学びと大学合格実績

足立学園は、男子校としての教育と「志」を育てる教育を前に出している学校です。公式サイト「特徴ある教育」では、次のような取り組みが紹介されています。

  • 志共育:教育再生実行連絡協議会や松下政経塾と連携。自分の志を、SDGsの17の目標のどれかに結びつけて考える
  • 探究総合(高校):課題探究と進路探究に取り組む
  • 男子校としての教育:足立区や助産師の協力による特別授業など
  • ICT:Microsoft Showcase School の認定校
  • 海外プログラム:オーストラリア・アフリカ・ラオスでのプログラム、ターム留学、オックスフォード・ケンブリッジへの大学特別留学制度
大学の区分合格者数(令和8年度)
国公立大学20名(筑波4、東京海洋2、埼玉1、電気通信1ほか)
早稲田・慶應義塾・上智・東京理科21名(東京理科13、早稲田4、慶應義塾3、上智1)
学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政87名
日本・東洋・駒澤・専修107名
成蹊・成城・明治学院・獨協・國學院・武蔵55名
関西・関西学院・同志社・立命館26名

※出典:足立学園 公式サイト「大学合格実績」(令和8年度)。卒業者291名、合格者総数636名(うち現役593名)。合格者数で、進学者数ではありません。中学から入った生徒と高校から入った生徒を分けた数字かどうかは、公式ページでは確認できませんでした。

合格者数は1人が何校も合格すると重ねて数えます。卒業者291名に対して合格者総数が636名なのはそのためです。進路を考えるときは、説明会で「コースごとの進学先」も聞いてみると、入学後の姿がつかみやすくなります。

保護者の方へ:男子校を選ぶかどうかは、本人と一緒に見学で決めて

男子校かどうかは、偏差値や基準の表からはわからない学校の空気に関わります。学校説明会や見学の機会に本人が校舎を歩き、授業や部活の様子を見てから決めると、入学後の「思っていたのとちがう」を防げます。説明会の日程は学校公式サイトの入試情報ページで確認してください。

足立学園に向けて、中1から中3の2月まで

中1・中2:5科の評定と「1を作らない」

  • 基準は5科。英・国・数・理・社の定期テストは、2週間前からワークを2周してから受ける
  • 実技4教科も「1」は不可。提出物は締め切りの前日までに出す
  • 欠席は3年間で20日以内。体調をくずしたときの休み方も、家族で意識しておく
  • 英検・漢検・数検はA推薦の加点の対象。中2のうちに3級まで取っておくと、中3の秋に余裕ができる
  • 内申の上げ方は高校受験の内申点の上げ方を参考に

中3:9月から2月までの計画

時期やること
9〜10月学校説明会・見学に参加。2学期の定期テストで5科を1つでも上げる。検定の受験を申し込む
11月5科の見込みから、A推薦か併願優遇か、どのコースにするかを家族で決める
12月中学校の先生と相談し、基準に届いているかを確認する
1月A推薦の人は1月22日の適性検査。併願優遇の人は1月25〜31日に出願
2月併願優遇の人は2月10日(12日も選択可)の学力テスト。その後は都立の対策に集中

※日程は足立学園高等学校「2027年度 高校生徒募集要項」によります。A推薦の出願は1月15〜18日です(出願はいずれも15時締切)。

中3の秋からの勉強の配分は中3秋の学習計画、併願優遇のしくみ全体は東京の私立の併願優遇、学校との相談で何を聞くかは私立高校の個別相談会で何を聞くかにまとめています。併願校を何校にするか迷ったら併願校は何校受けるべきかもどうぞ。

足立区から受ける私立の比べ方

足立区の中学生がよく受ける私立には、東京成徳大学高校、岩倉高校、潤徳女子高校などもあります。基準が5科か3科か9科か、共学か別学か、通学に乗り換えがあるかを並べて比べると、自分に合う学校が見えてきます。

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まとめ

  • 足立学園高校は足立区千住旭町の私立男子校。北千住駅東口から徒歩1分
  • 東京都の公立中学生はB推薦の対象外。A推薦(単願・1月22日)か併願優遇(2月10日または12日)を使う
  • 基準は3年の5科で探究23・文理20・総合18。9科に「1」なし、3年間の欠席20日以内
  • 偏差値の目安は探究62〜65、文理59〜62、総合52〜56(民間サイト)。倍率は未公表
  • 試験は国・数・英(各50分、英語はリスニングあり)と面接
  • 区立中学校30校のうち7校が主な進学先に挙げる。令和8年度は国公立20名などの合格実績
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