最終更新:2026年9月/入試の基準・科目は潤徳女子高校の2027年度生徒募集要項と公式サイト、偏差値は民間サイトの目安です。出願前に必ず最新の要項をご確認ください。
潤徳女子高校は、足立区千住にある女子校で、北千住駅西口から徒歩5分です。進学・特進・美術の3コースがあります。2027年度の募集要項では、推薦・併願優遇・一般のどの区分でも作文2題が課されます。
併願優遇の基準は、進学コースで5科16、特進コースで5科21など(3科・9科の基準もあり)。単願の推薦Aはそれぞれ低めです。今からやることは、2学期の評定を上げることと、作文を週1本書く習慣をつけることの2つです。
- 潤徳女子高校の基本データ(所在地・最寄り駅・コース)
- 入試の区分と試験の内容(推薦A・推薦B・併願優遇・一般)
- コース別の内申基準と、条件・加点
- 偏差値の目安(民間サイト2つ)
- 足立区からの通学と、区内の中学校とのつながり
- 大学合格実績と、中1〜中3の準備
潤徳女子高校の基本データ
潤徳女子高校は、足立区千住にある私立の女子校です。「活躍する現代女性の育成」を教育の目標にかかげています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 潤徳女子高等学校(私立・女子校) |
| 所在地 | 足立区千住2-11 |
| 最寄り駅 | 北千住駅 西口 徒歩5分(JR常磐線・東武スカイツリーライン・東京メトロ日比谷線・千代田線・半蔵門線(直通)・つくばエクスプレス) 京成本線 千住大橋駅 徒歩10分 |
| コース | 進学コース/特進コース/美術コース |
| 募集人員 | コース別の人数は募集要項で確認 |
※出典:潤徳女子高等学校 公式サイト(トップ、アクセス)、2027年度生徒募集要項。公式サイトではコースを Total Course/Special Course/Art Course とも表記しています。
入試の区分と試験の内容:どの区分にも作文2題
潤徳女子の入試は、推薦A・推薦B・併願優遇・一般に分かれます。推薦Bは「東京都・神奈川県以外の公立中学校に在籍している生徒」が対象なので、足立区の中学生は使えません。併願で受けるときは併願優遇です。
| 区分 | 対象 | 試験の内容(進学・特進) |
|---|---|---|
| 推薦A(単願) | 潤徳女子が第1志望 | 英・国・数(各30分)、作文2題、面接 |
| 推薦B(併願) | 都外(神奈川県をのぞく)の公立中学生 | 英・国・数(各30分)、作文2題 |
| 併願優遇 | 併願で受ける人(条件は要項で確認) | 英・国・数(各30分)、作文2題 |
| 一般 | ― | 英・国・数(各30分)、作文2題 |
※出典:潤徳女子高等学校「2027年度生徒募集要項」。美術コースは鉛筆デッサン(80分)、作文2題、面接です。試験日は、要項から第1回が1月22日(金)・23日(土)、第2回が2月10日(水)と読み取れました。どの区分がどの回かを含め、正確な日付・出願期間は要項の原本で確認してください。
倍率について:学校公式サイトでは、区分別の受験者数・合格者数の公表を確認できませんでした。この記事では倍率を書きません。まず基準を満たしているかを確認し、当日の3教科と作文で力を出せるように準備しましょう。
作文が2題あるということは、1題にかけられる時間が限られるということです(時間の配分は要項で確認してください)。練習では、1題を15分で、最初の1文に答え、次に理由、最後に自分の体験を1つ、という型で書きます。週に1本から始めて、12月からは週2本に増やすと、本番で手が止まりにくくなります。
内申の基準:進学コースは推薦A 5科15、併願優遇 5科16
潤徳女子の出願基準は、コースごとに3科・5科・9科の合計で示されています。
| コース | 区分 | 3科 | 5科 | 9科 |
|---|---|---|---|---|
| 進学 | 推薦A(単願) | 9 | 15 | 27 |
| 進学 | 推薦B・併願優遇 | 10 | 16 | 29 |
| 特進 | 推薦A(単願) | 12 | 20 | ― |
| 特進 | 推薦B・併願優遇 | 13 | 21 | ― |
※出典:潤徳女子高等学校「2027年度生徒募集要項」出願基準。美術コースの基準、3科・5科・9科のどれを満たせばよいかは、この記事では確認できませんでした。必ず要項の原本と個別相談で確認してください。
- 共通の条件:全科目の評定に「1」がないこと。3年間の欠席総数が原則20日以内。学習意欲に富み、基本的生活習慣が身についていること
- 加点の対象:英検・漢検・数検の3級以上、英検準2級以上、皆勤、生徒会(役員)・委員会、ボランティア活動、同じ部活動を3年間続けた・都道府県以上の大会出場、体験入学・クラブ体験への参加 など(何点加わるかは要項で確認)
募集要項では、体験入学やクラブ体験への参加も加点の項目に挙げられています。学校説明会だけでなく、体験のイベントの日程も早めに確認して、親子で参加しておくとよいでしょう。学校の雰囲気を本人が自分の目で見られるのも大きな利点です。
合格の目安:偏差値は42〜52(コースで差がある)
民間サイトの偏差値を2つ並べます。コースの名前がサイトによって少しちがいます。
| サイト | 掲載されている偏差値 |
|---|---|
| みんなの高校情報(2026年度版) | 特進 52/美術 47/進学 45 |
| 家庭教師のトライ(年度表記なし) | 特別進学 50、福祉進学 49、総合進学・福祉進学 43、美術デザイン 42 など |
※偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安です。サイトによって2〜3ちがいます。トライは現在とちがうコース名で掲載されているため、コースとの対応は目安です。進学コースはおおむね43〜45、特進コースは50〜52が目安です。
当日の学科試験は英・国・数の3教科で、各30分です。短い時間で解くので、計算・漢字・英単語のような基本問題を速く正確に解ける力が点数に直結します。
足立区内の女子校として:通学と区立中からの受験
潤徳女子は北千住駅の西口から徒歩5分です。北千住にはJR常磐線、東武スカイツリーライン、東京メトロ日比谷線・千代田線、つくばエクスプレスが乗り入れています。区内のこれらの路線の駅からなら、乗り換えなしで北千住に着きます。
足立区の「中学校 学校情報データブック(令和8年度)」では、区立中学校30校のうち8校が主な進学先の一覧に潤徳女子を挙げていました(人数ではなく、一覧に載っている中学校の数です)。
区内の中学校ごとの話は足立区の中学生の定期テスト対策と高校受験ガイドにまとめています。潤徳女子を主な進学先に挙げている中学校の例として、第十三中、花保中、六月中の記事もあわせてどうぞ。
同じ北千住駅の近くには、男子校の足立学園高校もあります。女子の高校選び全体は女子の難関高校受験も参考になります。
潤徳女子の特色と大学合格実績
潤徳女子の特徴の1つは美術コースがあることです。合格実績にも、美術系の大学の名前が並びます。
| 年度 | 主な合格実績(公式) |
|---|---|
| 2026年度 | 東洋大15、日本大9、女子美術大9、目白大8、東京工芸大8 |
| 2025年度 | 共立女子大13、女子美術大11、日本女子大11、東洋大10 |
| 国公立大学 | 東京藝術大学(3年連続で各1名)、埼玉県立大学(2026年度3名) |
※出典:潤徳女子高等学校 公式サイト「大学合格実績」。合格者数で、進学者数ではありません。
東京藝術大学に3年続けて合格者がいることは、美術コースを考えている人にとって参考になる数字です。美術コースの入試には鉛筆デッサン(80分)があるので、美術コースを考えるなら、デッサンの練習は早めに(中3ならすぐに)始めておくと安心です。
作文と内申を軸にした、学年ごとの進め方
中1・中2:評定に「1」を作らない、書く習慣をつける
- 潤徳女子は「全科目の評定に1がない」ことが条件。実技4教科の提出物と実技テストも大切にする
- 英検・漢検・数検の3級以上は加点の対象。中2までに1つ取っておくと安心
- 月に2回、200字くらいで「最近考えたこと」を書く。作文2題の練習の土台になる
- 内申の上げ方は高校受験の内申点の上げ方を参考に
中3:9月から2月までの計画
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9〜10月 | 学校説明会・体験入学に参加。コースを考える。2学期の定期テストで評定を上げる |
| 11月 | 推薦A(単願)か併願優遇かを家族で決める。作文を週1本 |
| 12月 | 評定を確認し、学校の個別相談などで基準を満たしているか確かめる。作文を週2本に |
| 1月 | 第1回(1月22日・23日)の試験。推薦Aは3教科・作文2題・面接 |
| 2月 | 第2回(2月10日)の試験。3教科の演習と作文を続け、都立入試にそなえる |
※試験日は潤徳女子高等学校「2027年度生徒募集要項」によります。受ける区分がどちらの回かは要項で確認してください。個別相談の時期と方法は学校説明会で確認してください。
併願優遇のしくみ全体は東京の私立の併願優遇、個別相談での聞き方は私立高校の個別相談会で何を聞くかをご覧ください。
足立区の受験に強い講師が在籍しています。作文の型づくりから、30分の3教科試験の解き方、推薦Aの面接練習まで、オンラインで一緒に準備します。無理な勧誘は一切ありません。
まとめ
- 潤徳女子高校は足立区千住の女子校。北千住駅西口から徒歩5分。進学・特進・美術の3コース
- 推薦Bは東京都・神奈川県以外の中学生が対象。足立区からは推薦A(単願)か併願優遇
- 併願優遇の基準は進学5科16(3科10・9科29)、特進5科21(3科13)。推薦Aは少し低い
- 全科目に1がないこと、3年間の欠席が原則20日以内が条件。検定・皆勤・体験参加などの加点あり
- どの区分でも英・国・数(各30分)と作文2題。偏差値の目安は42〜52(民間サイト)
- 区立中学校30校のうち8校が主な進学先に挙げる。東京藝術大学への合格者も


