更新:2026年11月/日程・募集人数・内申の基準・学納金は、品川学藝高等学校(東京都品川区豊町)が公式サイトで公表している「令和9年度(2027年度)生・入試概要」と「学納金(令和9年度予定)」のページにもとづきます(記事末の出典)。公式の表のうち、入試結果(応募者数や倍率)、合格最低点、一般入試の学力テストの配点、併願優遇や加点が基準の判定にどう使われるかの細かな運用は、確認できたページには書かれていません。そうした項目は数字を書かず、「公式サイトでは公開されていません」「募集要項・個別相談で確認」と記しています。公式の表にある曜日の表記が暦と合わない箇所が2つあり、その点も本文中に注記しました。
令和9年度(2027年度)の入試は、推薦入試が2027年1月22日(金)、一般入試が1回目2月10日(水)・2回目2月25日(木)です。普通科(eスポーツエデュケーションコース・リベラルアーツコース)と音楽科(パフォーミングアーツコース・ミュージックコース)の男女共学で、公式の表には募集人数が普通科50名・音楽科50名(男女計)と書かれています。
内申の基準は、A推薦が「9教科の合計29以上」または「5教科の合計17以上」、B推薦と併願優遇が「9教科30以上」または「5教科18以上」のどちらかです。一般入試に成績の基準はありません。実績に応じて評定の合計に最大2ポイントを加算できる加点制度と、英検3級で英語70点保証・準2級で英語100点扱いの得点換算制度があります。
令和9年度の学納金(予定)は、普通科が入学金250,000円を含めて初年度1,051,000円、音楽科が1,063,000円です。大学受験応援制度の適用を受けると、1年次は入学金250,000円のみ、2〜3年次は0円と公式に書かれています。
- 品川学藝高校の基本情報と5つのコース
- 募集人数と入試の種類(推薦・一般・併願優遇)
- 令和9年度の日程(推薦・一般1回目・一般2回目)
- 推薦入試(A推薦・B推薦)の内容と内申の基準
- 一般入試と併願優遇、英検の得点換算制度
- 内申点加点制度(最大2ポイント)
- 奨学金と大学受験応援制度
- 学納金(令和9年度予定)
- 入学手続の期間と、公立高校との並べ方
- 11月〜2月のスケジュールと科目別の準備
- 保護者が準備すること
- よくある質問(9問)
品川学藝高校の基本情報と5つのコース
品川学藝高等学校は、東京都品川区豊町2丁目16-12にある男女共学の私立高校で、学納金のページには「学校法人三浦学園」が運営していると読める記載があります。最寄りの駅は、東急大井町線の下神明駅で、公式のアクセスのページには徒歩3分と書かれています。そのほか、JR京浜東北線・りんかい線の大井町駅から徒歩10分、JR山手線・埼京線の大崎駅から徒歩12分、都営浅草線の戸越駅から徒歩12分、JR横須賀線の西大井駅から徒歩15分です。
コースは全部で5つです。普通科にeスポーツエデュケーションコースとリベラルアーツコース、音楽科にパフォーミングアーツコース(バレエ専攻・ミュージカル専攻)とミュージックコースがあります。入試の表では、普通科と音楽科で募集人数の欄が分かれ、音楽科を希望する場合は推薦・併願優遇のどちらでもオープンスクールへの参加が条件として書かれています。
| 学科 | コース | 公式に書かれている特徴 |
|---|---|---|
| 普通科 | eスポーツエデュケーション | 全日制高校として日本で初めてeスポーツを学べるコース(本校調べと注記)。慶應義塾大学環境情報学部の加藤貴昭教授と共同でカリキュラムを展開。NASEF JAPANの加盟校。ゲーミングPC70台のeスポーツルームがある |
| 普通科 | リベラルアーツ | 大学受験と教養を結ぶカリキュラム。小論文・面接対策を含む表現力の育成、一般選抜に向けた自学自習の習慣づけ。校内予備校(武田塾監修)がある |
| 音楽科 | パフォーミングアーツ(バレエ専攻) | オープンスクールへの参加が推薦・併願優遇の条件(音楽科の表記)。入試では実技がある |
| 音楽科 | パフォーミングアーツ(ミュージカル専攻) | 同上。令和8年度生の実技課題は歌唱・ダンス・演技(公式の出題方針のページ) |
| 音楽科 | ミュージック(器楽・声楽) | 同上。入試では実技がある |
この記事は、受験生の多くが関わる普通科の入試を中心に、音楽科にも共通する内申の基準・日程・学納金を整理します。音楽科の実技の内容は、令和9年度分が公式のページで確認できなかったため、詳しくは書いていません。令和8年度生のミュージカル専攻の課題が、出題方針のページに載っています。
募集人数と入試の種類(推薦・一般・併願優遇)
公式の入試概要の表は、左に「推薦入試」、右に「一般入試 及び 併願優遇」を並べた2列の構成です。募集人数は、表の上段に「普通科50名」「音楽科50名」(男女計)と1行で書かれています。推薦入試と一般入試のそれぞれで何名を募集するのかという内訳は、確認できた範囲では書かれていません。過去の応募者数や合格者数、倍率も、公式サイトの該当ページには出ていません。
| 入試区分 | 受験できる地域 | 他校との併願 | 内申の基準 |
|---|---|---|---|
| A推薦 | 地域の指定なし | 不可(本校のみ受験) | 9教科29以上 または 5教科17以上 |
| B推薦 | 東京・神奈川以外 | 可(公立・私立) | 9教科30以上 または 5教科18以上 |
| 一般入試 | 全地域 | — | 成績基準なし |
| 併願優遇 | 東京・神奈川 | 可(公立・私立) | 9教科30以上 または 5教科18以上 |
表のとおり、東京都や神奈川県の中学校に通う生徒は、本校を第1志望にするならA推薦、公立高校などを受けて本校を併願にするなら併願優遇、成績に自信がなくても受けたいなら一般入試、という使い分けになります。東京・神奈川以外の地域の生徒は、併願優遇ではなくB推薦(他校との併願が可)が用意されています。A推薦は、公式の表では「本校のみ受験」と書かれているため、合格した場合は本校に進学する単願の推薦と読めます(この読み方は当サイトの整理です)。
一般入試は、「全地域の生徒対象(成績基準なし)」と書かれています。成績基準がないことは、点数が足りなくても入れるという意味ではなく、出願の条件として内申の数字を求めない、という意味です。合否は、面接と学力テストの結果などで判断されると考えられますが、判定の方法や配点の割合は公式のページに書かれていません。
令和9年度の日程(推薦・一般1回目・一般2回目)
| 項目 | 推薦入試 | 一般入試 1回目 | 一般入試 2回目 |
|---|---|---|---|
| 出願期間(WEB出願) | 1月15日(金)〜1月18日(月) | 1月26日(火)〜2月5日(金) | 1月26日〜2月19日(金)※原文は「1月26日(月)」 |
| 試験日 | 2027年1月22日(金)9:00〜 | 2027年2月10日(水)9:00〜 | 2027年2月25日(木)9:00〜 |
| 合格発表 | 翌日 1月23日(土) | 翌日 2月11日(木・祝日) | 当日 2月25日(木)17時頃 |
| 入学手続 | 1月25日(月)〜1月29日(金) | 2月13日〜2月19日(金)※原文は「2月13日(金)」 | 2月27日(土)〜3月5日(金) |
| 受験料 | 普通科20,000円/音楽科25,000円 | 同左 | 同左 |

図2は、3つの日程を並べたものです。推薦入試は、試験の翌日に合格発表があり、その2日後から入学手続が始まります。一般入試は、1回目の試験の翌日(2月11日は祝日)に発表があり、2月13日から手続です。2回目は、試験の当日の17時頃に発表され、手続が2月27日から始まります。出願は、1回目が2月5日まで、2回目が2月19日までです。
品川学藝を受ける中3の保護者の方へ
今の通知表の9教科・5教科の合計が基準のどこにあるか、推薦・併願優遇・一般のどれで受けるのかを、一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
推薦入試(A推薦・B推薦)の内容と内申の基準
推薦入試の試験は、個人面接です。音楽科は、これに実技が加わります。学力テストは、公式の入試概要の推薦の欄には書かれていません。試験日は1月22日の1日だけで、A推薦もB推薦も同じ日程の表に載っています。A推薦とB推薦の違いは、他校との併願の可否と、受験できる地域、そして内申の基準の数字です。
| A推薦 | B推薦 | |
|---|---|---|
| 他校との併願 | 不可(本校のみ受験) | 可(公立・私立) |
| 対象地域 | 指定なし | 東京・神奈川地域以外 |
| 基準①(9教科の合計) | 29以上 | 30以上 |
| 基準②(5教科の合計) | 17以上 | 18以上 |
| 基準の読み方 | ①か②のいずれか一方を満たせばよい | ①か②のいずれか一方を満たせばよい |
| 音楽科 | オープンスクールへの参加が必要 | オープンスクールへの参加が必要 |

図1は、推薦A・推薦B・併願優遇の3つの基準を、9教科の合計と5教科の合計で並べたものです。9教科の合計は、5段階評定の9教科分で、最大45です。5教科の合計は、最大25です。A推薦の「29以上」は、9教科の平均がおよそ3.2、「17以上」は5教科の平均が3.4です。B推薦と併願優遇の「30以上」は9教科の平均がおよそ3.3、「18以上」は5教科の平均が3.6です。これらの平均は、当サイトの計算です。
ここで、どの学年のどの時点の評定を使うのかは、公式の入試概要には書かれていません。調査書は中学校が作成するもので、推薦入試は1月22日が試験日ですから、中学3年の2学期までの成績が使われると考えるのが自然ですが、これは当サイトの推測です。学年ごとの評定を足すのか、3年の評定だけなのかも含めて、募集要項と個別相談で確認が必要です。同じ疑問は、「私立高校の併願で使う内申は、中3のいつの成績か」の記事でも整理しています。
推薦入試の面接については、聞かれる内容や時間の長さは公式のページに書かれていません。一般的に推薦入試の面接で聞かれやすい項目は、志望理由、中学校生活で力を入れたこと、入学後にやりたいこと、将来の目標です(当サイトの整理で、本校の実際の質問を示すものではありません)。コースの特色(eスポーツ、リベラルアーツ、音楽)に結びつけて、自分の言葉で答えられるように準備しておくと、話が具体的になります。
一般入試と併願優遇、英検の得点換算制度
| 項目 | 一般入試・併願優遇の内容 |
|---|---|
| 面接 | 個人面接 |
| 学力テスト | マークシート方式。〈英語・国語〉または〈英語・数学〉の組み合わせで、各50分 |
| 実技 | 音楽科のみ |
| 成績基準 | 一般入試は基準なし。併願優遇は9教科30以上または5教科18以上(東京・神奈川の生徒が対象、公立・私立との併願可) |
| 試験日 | 1回目 2月10日(水)、2回目 2月25日(木)、どちらも9:00から |
| 受験料 | 普通科20,000円、音楽科25,000円 |
学力テストは、英語と、国語または数学の2教科です。公式の表には「〈英語・国語〉または〈英語・数学〉各50分」と書かれており、3教科ではなく2教科で受験できる形です。どちらの組み合わせを選べるのか、出願のときに選ぶ形なのかは、公式のページには書かれていません。得意な教科の組み合わせを選べるかどうかは、WEB出願の案内や募集要項で確認してください。各教科の配点は、公式の入試概要には書かれていません。
出題の方針は、「入試問題出題方針」のページに、令和9年度向けとして載っています。出題の範囲は、中学校学習指導要領に示されている内容です。英語は、理解と表現の両面で、コミュニケーションを図るための基礎的・基本的な能力をみます。国語は、高校生活で求められる最低限の読解力と語彙力、文学史などの基礎知識をはかる、とされています。数学は、数量・図形などの基礎・基本的な知識と理解をはかり、数学的な見方や考え方、表現力、処理能力をみる、と書かれています。
英検の得点換算制度(2026年度入試より)
| 英検の級 | 英語の得点の扱い | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 3級 | 英語70点保証 | 当日の得点が70点未満でも70点扱い |
| 準2級 | 英語100点満点扱い | 当日の得点にかかわらず満点として換算 |
この制度は、一般選抜と併願優遇で英検の資格を使えるものです。英検3級を持っていれば、当日の英語が70点を下回っても70点として扱われ、準2級を持っていれば、英語は100点満点として扱われます。準2級の欄から、英語は100点満点であることが読み取れます(当サイトの読み取りです)。英検の合格証明書をいつまでに、どの形で提出するのかは、公式のページの「詳細はこちら」の画像で案内されています。出願前に確認してください。
併願優遇は、東京・神奈川の生徒を対象に、9教科30以上または5教科18以上で使える制度です。ほかの高校(公立・私立のどちらでも可)との併願ができます。一般入試の欄に並んでいるため、試験は一般入試と同じ日程で受けると読めます(当サイトの整理です)。併願優遇を使うと、どのように合否の判定が優遇されるのかは、公式のページには書かれていません。個別相談会や、中学校の先生を通じた入試相談で確認してください。
内申点加点制度(最大2ポイント)
公式の入試概要には、「内申点加点制度」があります。「中学校生活での実績を評定合計に加算できます」と書かれていて、条件に当てはまる場合に、内申点へ最大2ポイントが加点されます。「9教科」「5教科」のいずれも最大2ポイントを加点でき、「重複加点可」と注記されています。
| 加点 | 条件(公式の記載) |
|---|---|
| 2ポイント | 英検・漢検・数検・P検の準2級以上/生徒会長としての活動実績 |
| 1ポイント | 英検・漢検・数検・P検の3級以上/3年間皆勤/生徒会役員・各種委員長・部活動の部長/保護者または兄弟姉妹が三浦学園の卒業生 |
| そのほか | 上記以外の実績も、内容により加点の対象となる場合がある。個別相談会などで相談 |
1ポイントの条件の末尾に、「保護者または兄弟姉妹が三浦学園の卒業生」とあります。「三浦学園」は、学納金のページに「学校法人三浦学園創立120周記念事業」と書かれている学校法人の名前です。奨学金の名前も「三浦学園奨学金制度」で、本校の学校法人の名前と一致します。つまり、品川学藝の卒業生に限らず、三浦学園が設置するほかの学校の卒業生も対象に含まれる書き方だと読めます(当サイトの読み取りで、対象となる範囲は個別相談で確認してください)。
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奨学金と大学受験応援制度
公式の入試概要には、「三浦学園奨学金制度」が、全ての入試区分を対象に書かれています。4つの制度があり、大学受験応援制度とそのほかの奨学金は併用できると注記されています。
| 制度 | 対象・条件(公式の記載) | 内容 |
|---|---|---|
| ①大学受験応援制度 | 全国どこにお住まいでも申請可能。単願・併願の受験条件なし(学納金のページ) | 学費の負担を軽減(詳しくは次の表) |
| ②成績特待 | 9教科36以上 または 5教科20以上 | 入学金25万円免除+品川学藝アドバンス(校内予備校)の受講料無料 |
| ③実技特待 | 実技実績を学園が認めた生徒 | 入学金25万円免除 |
| ④OB・OG特待 | 卒業生子女および弟妹、在校生の弟妹、本校併設の幼稚園・保育園の卒園生 | 入学金25万円免除 |
成績特待の基準は、9教科36以上、または5教科20以上です。9教科36は、平均が4.0、5教科20も、平均が4.0にあたります(当サイトの計算)。推薦・併願優遇の基準(29〜30、17〜18)よりも高い数字ですから、推薦や一般で合格したうえで、さらに特待の基準を満たす、という二段構えと読めます。この基準を、いつの時点の成績で判定するのか、入試区分によって違いがあるのかは、公式の表には書かれていません。
大学受験応援制度の申請条件と受付期間
| 項目 | 公式の記載(学納金のページ) |
|---|---|
| 受付期間 | 令和8年5月〜令和8年12月 |
| 所得制限 | 本年度は設けない |
| 申請資格 | 大学進学を進路希望の一つとして考えていること、かつ次のいずれかを満たすこと |
| 条件A | 英検3級以上を取得している |
| 条件B | 本校指定の模試を受験している(Vもぎ、神奈川全県模試、北辰テスト等) |
| 条件C | 直近の評定が、9教科27以上または5教科15以上 |
| そのほか | 採用決定後に出願するか検討できる。入学金・修学旅行積立金・諸費等は別途必要 |
この制度の受付期間は、令和8年(2026年)5月から12月までです。今から出願する中学3年生にとっては、12月までの間に申請を済ませるかどうかを決める時期にあたります。公式のページには、「採用決定後に出願するか検討可能」とあります。つまり、制度の選定を受けたあとで、入試に出願するかどうかを判断できる仕組みです。申請書は、学納金のページの「大学受験応援制度申請書」から入手できるとされています。
学納金(令和9年度予定)
| 項目 | 普通科(リベラルアーツ・eスポーツ) | 音楽科(バレエ・ミュージカル・ミュージック) |
|---|---|---|
| 入学金 | 250,000円 | 250,000円 |
| 授業料(年額) | 468,000円 | 480,000円 |
| 施設維持費(年額) | 204,000円 | 204,000円 |
| 教材費(年額) | 57,000円 | 57,000円 |
| 教育充実費(年額) | 72,000円 | 72,000円 |
| 合計 | 1,051,000円 | 1,063,000円 |

図3は、普通科の学納金の内訳です。授業料が468,000円で大きな割合を占め、入学金250,000円、施設維持費204,000円と続きます。普通科の合計1,051,000円は、入学金を含む初年度の金額です。音楽科は、授業料が480,000円で、合計が1,063,000円です。公式の学納金のページは、「令和9年度予定」と書かれています。予定の金額ですので、変更の可能性があります。
国・東京都の授業料の支援制度については、大学受験応援制度のところに「国・東京都の無償化制度:授業料を支援」と書かれています。この制度が、どの世帯にどのくらい適用されるのかは、世帯の状況によって違います。就学支援金や東京都の助成金の金額・条件は、毎年度見直されるため、東京都や文部科学省の新しい案内で確認が必要です。入学金・修学旅行積立金・諸費等は、学納金の合計には含まれず、別途必要と公式に書かれています。
| 大学受験応援制度の適用者(全コース共通) | 1年次 | 2〜3年次 |
|---|---|---|
| 入学金 | 250,000円 | 0円 |
| 授業料・施設維持費・教材費・教育充実費 | 0円 | 0円 |
| 合計 | 250,000円 | 0円 |
公式の学納金のページには、制度の適用者の学費の見通しが表になっています。1年次は入学金の250,000円だけ、2〜3年次は0円です。3年間で約240万円の学費負担の軽減になると、公式に書かれています。負担が軽減される仕組みは、国・東京都の無償化制度が授業料を支え、本校独自の支援が施設維持費・教材費・教育充実費を支える、と説明されています。
入学手続の期間と、公立高校との並べ方
入学手続の期間は、推薦入試が1月25日(月)〜29日(金)、一般入試が1回目2月13日〜19日、2回目2月27日(土)〜3月5日(金)です。一般入試の欄には、「併願受験者は延納可能」と注記されています。延納できる期間の終わりの日付や、延納のために必要な手続は、確認できた範囲では書かれていません。ここは、募集要項や個別相談で確認が必要です。
公立高校との日程を並べてみます。東京都立高校の令和9年度の一次募集・全日制の学力検査は2月21日(日)、合格発表は3月1日(月)です(東京都教育委員会の令和9年度の日程。出典を参照)。この日程を、本校の一般入試の手続期間に当てはめると、次の表のようになります。
| 確認すること | 品川学藝(令和9年度) | 都立高校の日程に当てはめた見方 |
|---|---|---|
| 一般1回目の手続 | 2月13日〜19日 | 都立の学力検査(2月21日)より前に終わる期間。併願で受ける場合は延納の扱いを確認 |
| 一般2回目の試験・発表 | 2月25日(試験・当日17時頃に発表) | 都立の学力検査の4日後、合格発表(3月1日)の前に結果が出る |
| 一般2回目の手続 | 2月27日〜3月5日 | 都立の合格発表(3月1日)が、この期間の途中にある |
| 併願の延納 | 「併願受験者は延納可能」と注記 | 延納の期限は書かれていないため、募集要項で確認 |
上の表の右の列は、当サイトが日程を並べた見方で、学校が示したものではありません。1回目の手続(2月13日〜19日)は、都立の試験日より前ですから、併願優遇で合格した場合は、延納の扱いを確認したうえで、手続の期間を過ごすことになります。2回目の手続(2月27日〜3月5日)は、都立の合格発表(3月1日)の日をまたぎます。ただし、手続の期間のどの日までに何を納めるのかは、公式のページには書かれていませんので、募集要項で確認してください。
東京・神奈川の公立高校を第1志望にする生徒が、本校の併願優遇を使うときの考え方は、当サイトの「東京の私立高校の併願優遇と内申」や「関東の私立と公立の併願の組み立て方」で整理しています。また、公立の結果が出る前に私立の手続の期限が来る場合の考え方は、「内申点が足りないときの併願校」の記事も参考にしてください。
11月〜2月のスケジュールと科目別の準備
| 時期 | やること |
|---|---|
| 11月 | オープンスクール(11月14日・28日)の予約を確認する。通知表で、9教科と5教科の合計を計算し、基準と見比べる。単願か併願かを考え始める |
| 12月上旬 | オープンスクール(12月5日)に参加する。大学受験応援制度の受付は12月まで。担任の先生と、受験校と出願方法を相談する |
| 12月(期末テスト) | 苦手教科の点を上げ、提出物の抜けをなくす。調査書の依頼時期を、中学校に確認する |
| 1月15日〜18日 | 推薦入試のWEB出願(1月18日まで) |
| 1月22日 | 推薦入試(個人面接。音楽科は実技)。合格発表は翌日の1月23日 |
| 1月26日〜2月5日 | 一般入試1回目のWEB出願(1月26日〜2月5日)。2回目は2月19日までの出願 |
| 2月10日 | 一般入試1回目(9:00〜)。合格発表は翌日の2月11日 |
| 2月25日 | 一般入試2回目(9:00〜)。合格発表は当日17時頃 |
| 2月27日〜3月5日 | 2回目の入学手続 |
英語・国語・数学の準備
一般入試・併願優遇の学力テストは、英語と、国語または数学の2教科(各50分)です。11月から1月にかけては、まず英語の基礎を固めます。英語は、教科書の本文を音読し、単語と文法を確認したうえで、長文を読む練習に進みます。出題方針に「コミュニケーションを図るための基礎的・基本的な能力」とあるため、難問を解くより、基本の文を正確に読み、書く力が土台になります。英検3級や準2級に挑戦している場合は、その勉強が、そのまま英語の準備になります。
国語は、出題方針に「高校生活で求められる最低限の読解力と語彙力、文学史などの基礎知識」とあります。文章を読んで、筆者の主張や登場人物の気持ちを捉える練習のほか、漢字や語句、文学史の基本事項を、毎日少しずつ覚えていきます。マークシート方式ですので、選択肢を比べて、本文に書かれていることと照らして選ぶ練習が役に立ちます。数学は、数量や図形の基礎・基本的な知識と、考え方・表現力をみるとされていますので、教科書の例題と、基本の応用問題を、途中の式を書きながら解き直します。
学校の公式サイトの「入試問題出題方針」のページには、2026年の英語・国語・数学の入試問題と解答が載っています(令和8年度入試分の過去問)。令和9年度の入試問題ではありませんが、問題の形式や量、解答の書き方の練習に使えます。解く前に、時間を50分に区切って、解答用紙の形式に慣れておきましょう。問題を載せているページの利用の条件は、公式のページで確認してください。
面接の準備
推薦入試と一般入試のどちらにも、個人面接があります。面接は、入学の意思と、コースへの関心を確かめる場です。志望理由は、コースの特色と結びつけて話せるようにします。eスポーツエデュケーションコースなら、「ゲームを教育につなぐ」という学びに、どう興味を持ったのか、リベラルアーツコースなら、小論文や自学自習の学びで、何を身につけたいのか、を自分の経験と一緒に整理します。面接の練習は、中学校の先生や家族に聞き役をお願いすると、話の分かりにくい部分に気づけます。
調査書の評定を守る2学期の動き
推薦入試・併願優遇では、中学3年の評定が基準の判定に使われると考えられます(当サイトの推測)。12月の期末テストで評定を守り、提出物の期限と、授業中の取り組みを、終わりまで丁寧に続けます。基準ぎりぎりの人は、5教科の評定を1つ上げるだけで、5教科の合計が1増えます。5教科で基準に届きにくい人は、9教科の合計(実技教科を含む)で基準を満たせる可能性もあります。通知表が出たら、9教科と5教科の両方で合計を計算しましょう。
オープンスクールと入試相談、コースの特色の確かめ方
公式の「受験生参加イベント」のページには、2026年度のオープンスクールが、11月14日(土)13:00〜(オープンスクール4)、11月28日(土)13:00〜(オープンスクール5)、12月5日(土)13:00〜(オープンスクール6)と書かれています。10月24日(土)13:00〜の説明会は、すでに終わっています。全てのイベントは申込制です。音楽科(推薦・併願優遇)を希望する場合は、オープンスクールへの参加が条件として書かれていますので、日程を早めに確認してください。
公式サイトには、「入試相談用紙」のページもあります。中学校の先生を通じて、併願優遇などの入試相談をする様式と考えられます(当サイトの推測です)。来校するときは、アクセスのページに、最寄りの下神明駅を使うこと、車での来場は遠慮してほしいことが書かれています。
| 確認したいこと | 聞き方の例 |
|---|---|
| 内申の基準の判定 | 9教科・5教科の評定は、3年の何学期の成績を使いますか。学年ごとの評定を足しますか |
| 加点の扱い | 加点後の数字は、基準の判定にそのまま使えますか。資格はいつまでに取った分が対象ですか |
| 併願優遇 | 優遇の内容は、合否のどの段階に働きますか。都立と併願する場合の延納の期限はいつですか |
| 一般入試 | 英語と国語、英語と数学は、出願のときに選べますか。各教科の配点はどうなっていますか |
| 学費 | 入学金・授業料のほかに、修学旅行積立金や諸費はいくらですか。就学支援金は、どの時期に反映されますか |
| 大学受験応援制度 | 申請の方法と期限、採用の連絡の時期、採用後の出願の流れを教えてください |
保護者が準備すること
書類・手続
- 出願は、すべてWEB出願です(推薦は1月15日〜18日、一般1回目は1月26日〜2月5日、2回目は1月26日〜2月19日)。
- 調査書は中学校が作成します。依頼の時期は、12月の面談で確認します。
- 英検などの資格の合格証明書は、加点や得点換算を使う場合に必要になる可能性があります。提出方法は募集要項で確認します。
- 音楽科を希望する場合は、オープンスクールへの参加と、実技の準備が必要です。
お金
- 受験料:普通科20,000円、音楽科25,000円。
- 入学金250,000円と、年額の授業料・施設維持費・教材費・教育充実費(令和9年度予定)。普通科の合計は1,051,000円、音楽科は1,063,000円です。
- 入学金・修学旅行積立金・諸費等は、別途必要と公式に書かれています。
- 大学受験応援制度などの奨学金の申請の有無を、12月までに家族で話し合っておきます。
日程
- 推薦入試:試験は1月22日、合格発表は1月23日、入学手続は1月25日〜29日。
- 一般入試1回目:試験は2月10日、合格発表は2月11日、入学手続は2月13日〜19日。
- 一般入試2回目:試験は2月25日、合格発表は当日17時頃、入学手続は2月27日〜3月5日。
- 公立高校の日程は、都や県の教育委員会の発表で確認します(東京都立の学力検査は2月21日、発表は3月1日)。
よくある質問
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まとめ:基準の数字を自分の通知表に当てはめ、確認が必要な項目を分けて進める
品川学藝高校の令和9年度入試は、推薦が1月22日、一般が2月10日(1回目)と2月25日(2回目)です。内申の基準は、A推薦が9教科29以上または5教科17以上、B推薦と併願優遇が9教科30以上または5教科18以上で、一般入試に基準はありません。実績による最大2ポイントの加点、英検3級・準2級の得点換算、成績特待(9教科36以上または5教科20以上)、大学受験応援制度があり、学納金は普通科が初年度1,051,000円(予定)です。
一方で、入試結果(倍率・合格最低点)、学力テストの配点、加点や併願優遇が合否の判定にどう働くのか、延納の期限は、確認できた公式のページには書かれていません。これからの進め方は、次の3つです。まず、通知表で9教科と5教科の合計を計算し、基準と見比べます。つぎに、オープンスクール(11月14日・28日、12月5日)や中学校を通じた入試相談で、確認が必要な項目を学校に聞きます。そして、都立などの公立高校の日程と並べ、手続の期限を整理します。


