最終更新:2026年11月8日|入試の日程・検査・選考・手続・費用の数字は、神奈川県教育委員会の公式ページ(令和9年度の「実施要領」「入学者の募集及び決定について」「受検案内」、令和7・8年度の志願者数・受検者数・合格者数の集計結果、過去の適性検査の問題)と、神奈川県立相模原中等教育学校の公式サイトを照合してまとめています。二次情報は使っていません。出典は記事の最後にまとめました。なお、神奈川県立平塚中等教育学校は別の学校で、この記事では扱いません(県の実施要領は2校共通です)。
神奈川県立相模原中等教育学校(相模原市南区相模大野)の令和9年度(2027年度)入学者の募集は、募集定員160名、検査は2027年2月3日(水)の適性検査(Ⅰ・Ⅱ)です。出願は、出願サイトでの手続(2026年12月21日から2027年1月4日)と、出願書類の簡易書留での郵送(1月5日〜7日の消印有効)の組み合わせです。入学検定料は2,200円、合格発表は2月10日(水)10時から合否照会サイトで行われます。
選考は、適性検査の結果と、小学校が作る調査書による総合的な選考で、上位160名が合格者になります。受検案内には、適性検査と調査書の換算比が6対1と書かれています。この学校は学区がなく、県内のどこからでも志願できます。ただし、志願できるのは、本人と保護者がともに県内に住所をもつ人などの条件を満たす場合で、志願できる県立の中等教育学校は相模原・平塚のどちらか1校のみです。
県は、志願者数・受検者数・合格者数を毎年発表しています。令和8年度は、募集定員160名に対して、志願者752名、受検者716名、合格者160名でした。この記事では、令和7・8年度の数字と、公開されている適性検査の構成(令和7・8年度)を、表にまとめます。
- 神奈川県立相模原中等教育学校の基本情報
- 令和9年度入試の日程
- 志願資格と出願の方法
- 検査当日の時程と注意
- 選考の方法(適性検査と調査書)
- 合格発表と入学手続・費用
- 入試結果(令和7・8年度)
- 適性検査の構成(令和7・8年度)
- 過去問の入手と使い方
- 対策の進め方(当サイトの見解)
- 教育目標と学びの特色
- 学校生活:行事・部活動・進路
- 説明会とアクセス
- 保護者が確認しておきたいこと
- よくある質問
神奈川県立相模原中等教育学校は、県が設置した公立の中高一貫校です。受検を考えるご家庭からは、「学区はあるのか」「適性検査とは何か」「調査書はどのくらい影響するのか」「私立と併願できるのか」といった質問が寄せられます。この学校の入学者選抜は、県が定める実施要領と受検案内にもとづいて行われ、日程・時程・検定料・入学料などが、県の公式ページで公開されています。
この記事では、確認できたことと、確認できなかったことを分けて書きます。日程・検査・手続・結果の数字は、公式ページの記載を1つずつ照合しました。民間による推定値は載せていません。当サイトの計算や読み取りには、「当サイトの計算」「当サイトの見解」と添えます。
神奈川県立相模原中等教育学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 神奈川県立相模原中等教育学校 |
| 所在地 | 〒252-0303 相模原市南区相模大野4-1-1 |
| 電話 | (042)749-1279 |
| 設置者・種別 | 神奈川県(県立)。前期課程(中学校相当の3年間)と後期課程(高等学校相当の3年間)をもつ6年制の中等教育学校 |
| 開校 | 平成21年度(2009年度)。平成25年度までは県立相模大野高等学校と併設 |
| 募集定員 | 160名(令和9年度) |
| 規模 | 全体で960名、各学年4学級(1学級は男女各40名)の全24学級。今年度は1・2年生が5学級ずつで、全26学級(学校の「学校概要」ページの記載) |
| 学期・授業時間 | 2学期制。前期課程は45分の7校時を基本とし、後期課程は100分授業を基本とする |
| アクセス | 相模大野駅から学校までの経路図が公式サイトにあります(バス・徒歩の詳細は画像のため、学校のページで確認してください) |
後期課程は、単位制の全日制です。設置の経緯について学校は、平成10年の法改正を受け、県が中高一貫教育の選択肢を広げるために設置を計画し、相模原と平塚の2校が、平成16年度策定の県立高校改革推進計画に位置づけられた、と説明しています。設置の目的は、6年間の一貫した教育を通じて、個性や創造性を伸ばし、国際社会に対応する教養や社会性、リーダーシップを備えた人材を育成することと書かれています。
令和9年度入試の日程

| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 志願説明動画の公開 | 11月上旬(令和8年11月5日付で、県・学校のホームページに掲載)。対面の志願説明会は行わない |
| 志願資格の承認申請(県外からの転居予定など) | 2026年12月7日(月)〜12月28日(月)。窓口は土日を除く。e-kanagawa電子申請は12月21日(月)まで |
| 出願サイトでの志願手続 | 2026年12月21日(月)0時〜2027年1月4日(月)24時 |
| 出願書類の郵送(簡易書留) | 2027年1月5日(火)〜1月7日(木)。期間内の消印有効。ポストへの投函は不可 |
| 検査(適性検査) | 2027年2月3日(水)。集合9:00、会場の開場は8:30 |
| 合格発表 | 2027年2月10日(水)10時から、合否照会サイト |
| 入学手続 | 2027年2月10日(水)と2月12日(金)。2月11日は手続を行わない |
| 繰上げ合格者の入学手続 | 2027年2月15日(月)と2月16日(火) |
| 検査結果(得点)の閲覧 | 2027年2月18日(木)〜3月5日(金)(土日祝を除く) |
実施要領には、入学手続の時間帯として、2月10日は午前10時〜正午と午後1時〜5時、2月12日は午前9時〜正午と午後1時〜3時と書かれています。繰上げ合格の有無は、合否照会サイトで通知され、校内の掲示やホームページへの掲載は行われません。
志願資格と出願の方法
志願資格
- 原則として、平成26年4月2日から平成27年4月1日までに生まれた人。
- 令和9年3月31日までに小学校等(義務教育学校の前期課程を含む)を卒業・修了する見込みの人(海外の学校の6年課程を修了した人などの場合の規定もあります)。
- 志願者本人と保護者(親権者または未成年後見人)が、ともに県内に住所をもつこと。県外から令和9年4月1日までに県内へ転居する予定の人などは、教育長の承認を受けることで、県内居住とみなされます。
- 日本国内の中学校に在籍中の人、受検時に日本の学齢で中学生相当の人は、志願できません(受検案内の記載)。
この学校には学区がなく、県内のどこからでも志願できます。志願できるのは、相模原と平塚のどちらか1校のみです。県内・県外を問わず、他の公立の中等教育学校や併設型中高一貫教育校の中学校との併願はできません(県のQ&Aの記載)。志願の変更や、志願手続の期間中の取り消しはできません(受検案内の記載)。
出願の流れ
入学検定料は2,200円で、免除制度があります(申請期間は2026年11月5日(木)〜12月16日(水))。納付後の返還は、原則としてできません。
県外からの転居予定などで教育長の承認が必要な場合は、承認申請書(第3号様式)に小学校長の副申などを添えて、窓口またはe-kanagawaで申請します。郵送での申請はできません。障がいのある人や、日本語指導が必要な人が、検査方法の配慮を希望する場合は、出願書類と同時に申請書を郵送する決まりです。
検査当日の時程と注意

| 時刻 | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 9:00 | 集合 | — |
| 9:15〜9:35 | 検査についての注意 | 20分 |
| 9:35〜10:20 | 適性検査Ⅰ | 45分 |
| 10:55〜11:40 | 適性検査Ⅱ | 45分 |
| 11:40〜12:00 | 諸連絡 | 20分 |
適性検査Ⅰと適性検査Ⅱのあいだ(10:20〜10:55)の過ごし方は、県の資料に書かれていません。追検査はありません。検査会場は、原則として志願校ですが、志願者数によっては別の会場になる場合があり、会場は志願先の学校から通知されます。
- 持ち物:受検票、HBまたはBの鉛筆(シャープペンシルは芯0.5mm以上)。上履き・下足入れは、相模原では不要と書かれています。
- 持ち込めないもの:携帯電話、スマートフォン、スマートウォッチ、計算・辞書機能のある電子機器、定規、下敷きなど。時計は、時刻表示のみのものに限ります。
- 交通:自家用車での送迎と、自転車の利用はできません。公共交通機関を使います。
- 遅刻:原則として受検できません。交通の遅れなどの場合は、志願先の学校に電話で連絡します。
- 体調不良など:別室での受検が必要な場合は、前日(2月2日)17時までに志願先の学校へ電話で連絡します。
- 検査の途中で退室することは、原則としてできません。問題は持ち帰ります。
選考の方法(適性検査と調査書)
県の実施要領には、中等教育学校の校長が、検査の結果と、志願者が提出した調査書(第2号様式)による総合的な選考を行い、上位160名を合格者とする、と書かれています。検査の全部または一部を受けなかった人は、選考の対象になりません。
受検案内には、適性検査の得点(a点)と調査書の得点(b点)の換算比が、a対b=6対1と書かれています。調査書は、小学校6年生の12月末までの内容を記載したもので、全教科の評定が対象です。県のQ&Aでは、2学期制の10月時点や、3学期制の2学期時点の評定ではなく、4月から12月までを対象に評価を行い、総括して記載する必要があると説明されています。
適性検査の配点は、実施要領・過去の問題の冊子のいずれにも、記載がありませんでした。したがって、この記事では、教科や大問ごとの配点は書きません。
県のQ&Aでは、適性検査について、教科ごとの学力検査ではなく、これからの社会で必要とされる幅広い教養の基礎的な力を測る検査と説明しています。
合格発表と入学手続・費用
| 課程 | 授業料などの費用(受検案内の記載) |
|---|---|
| 前期課程(中学校相当の3年間) | 授業料は不要 |
| 後期課程(高等学校相当の3年間) | 授業料は年額118,800円(令和8年4月1日現在)。高等学校等就学支援金などの制度がある |
| 共通 | 生徒会費、教材費、研修旅行積立金などがかかる(金額は記載なし) |
入試結果(令和7・8年度)
県は、志願者数・受検者数・合格者数を、報道発表で公表しています。下の表は、県立相模原中等教育学校の数字です。倍率は、県の表の競争率(受検者数÷合格者数、志願者数÷募集定員)です。

| 項目 | 令和8年度(2026年度) | 令和7年度(2025年度) |
|---|---|---|
| 募集定員 | 160人 | 160人 |
| 志願者数 | 752人 | 843人 |
| 志願者数÷募集定員 | 4.70倍 | 5.27倍 |
| 取消・欠席者数 | 36人 | (県の表に記載なし) |
| 受検者数 | 716人 | 816人 |
| 競争率(受検者数÷合格者数) | 4.48倍 | 5.10倍 |
| 合格者数 | 160人 | 160人 |
令和6年度の志願者数は、880人(志願者数÷募集定員5.50倍)と、令和7年度の発表資料に前年度の数字として載っています。令和8年度の志願者数は、令和7年度から91人少なく(当サイトの計算)、令和6年度から数えると、880人、843人、752人と、3年続けて減っています。
県の資料には、男女別の志願者数や、合格者の得点の分布は載っていません。令和9年度の志願者数は、この記事の時点では公表されていません。
平塚中等教育学校の数字は、この記事では扱いません。県の資料では、令和8年度は志願者566人、受検者547人、合格者160人と、2校が並べて公表されています。
適性検査の構成(令和7・8年度)
県は、過去3年分の適性検査の問題を、県のページで公開しています。著作権の都合で、一部が省略されている、と県のQ&Aに書かれています。省略された部分は、県政情報センターで閲覧でき、有料でコピーも取れます。下の表は、公開されている問題の構成を、当サイトが整理したものです。問題文は引用しません。
令和8年度(2026年度)
| 検査 | 問 | テーマ・分野 | 解答の形 |
|---|---|---|---|
| 適性検査Ⅰ(45分) | 問1 | 日本の電信の創業と初期の電信機(歴史・仕組み) | 会話文・説明文・図を読み、選択と数値で答える |
| 問2 | 国産大豆の収穫量の統計(資料の読み取り・計算) | 表を読み、選択で答える | |
| 問3 | 折り紙を折って切る操作(図形・面積・穴の数) | 選択と数値で答える | |
| 問4 | コンピューターによる数の並べ替えの仕組み(情報・アルゴリズム) | 選択で答える | |
| 問5 | 学年集会のレクリエーションの提案(表現・記述) | 2つの問いに、それぞれ20字以上30字以内で記述 | |
| 適性検査Ⅱ(45分) | 問1 | ピクトグラムやマークの役割と、デザインの特徴(文章読解) | 選択と、80字以上90字以内の記述 |
| 問2 | 水道の使用にかかる費用と節水機器の使用状況(資料の読み取りと計算) | 選択 | |
| 問3 | 立方体をはり合わせてできる立体の種類を数える(立体図形) | 選択 | |
| 問4 | 信号機の青の時間と、車の移動時間(速さ・時刻の計算) | 選択 |
令和7年度(2025年度)
| 検査 | 問 | テーマ・分野 | 解答の形 |
|---|---|---|---|
| 適性検査Ⅰ(45分) | 問1 | 二ヶ領用水の久地円筒分水(歴史・構造、水量の計算) | 選択と数値で答える |
| 問2 | 熱中症の予防(汗の成分、暑さ指数、水分量や温度の計算) | 選択 | |
| 問3 | 運輸会社のトラック輸送と中継地(速さ・時間・道のり) | 選択 | |
| 問4 | 動物園の校外学習の行動計画(移動時間・開始時刻の計算) | 選択 | |
| 問5 | 卒業に向けて地域や在校生のためにできる活動の提案 | 70字以上80字以内の記述 | |
| 適性検査Ⅱ(45分) | 問1 | かなの歴史とカタカナの役割(国語) | 選択と、80字以上90字以内の記述 |
| 問2 | 林業(グラフの読み取り、木の本数の計算) | 選択 | |
| 問3 | 調理実習の材料費と、投票の条件(算数) | 選択 | |
| 問4 | 立方体の面・矢印の向き・展開図・積み方の数え上げ(空間図形) | 選択 |
2年分の構成を見ると、どちらの年も、大問は、会話文と資料を読み取って考える形で、選択式の問いが中心です。記述式の問いは、適性検査Ⅰの問5と、適性検査Ⅱの問1の(2)に置かれていました(当サイトの読み取り)。令和8年度の適性検査Ⅰの問5は、令和7年度の70〜80字より短い、20字以上30字以内の記述を2問に分けた形でした。年度によって形式が変わる部分があるため、公開されている問題で、最新の形を確かめることをおすすめします。
過去問の入手と使い方
県のページで公開されている過去3年分の適性検査の問題を、まず手に入れます。市販の過去問題集としては、声の教育社から、『神奈川県立相模原・平塚 中等教育学校 2027年度用 スーパー過去問』(1冊に2校分)が出ています(税込2,750円。2026年11月8日時点の出版社サイトの表示を、当サイトの事前調査で確認したものです)。購入の前に、書店や出版社のページで、最新の版と価格を確かめてください。
対策の進め方(当サイトの見解)
ここからは、公式の資料をもとにした、当サイトの見解です。県や学校の指示、保証ではありません。
適性検査の特徴を知る
県は、適性検査を、教科ごとの学力検査ではなく、幅広い教養の基礎的な力を測る検査と説明しています。公開されている問題は、国語・算数・理科・社会・情報などの内容が、1つの大問のなかで組み合わさっています。したがって、教科ごとの知識を一つひとつ覚えるだけでなく、文章・図・表を読み取り、考えを筋道立てて説明する練習が大切になる、と考えられます。
調査書も、選考の一部
受検案内には、適性検査と調査書の換算比が6対1と書かれています。調査書は、6年生の4月から12月までを対象にした評定です。日ごろの授業・テスト・提出物に、通常どおり取り組むことが、調査書の評定につながります(当サイトの見解)。
学年別の流れ
| 時期 | 進め方の目安 |
|---|---|
| 小学4年生まで | 計算の正確さ、漢字・語句、文章を読んで要点をまとめる習慣を固める時期です。身のまわりの出来事や統計に関心をもつ機会をつくります。 |
| 小学5年生 | 算数は、速さ・割合・図形の基本を固めます。理科・社会は、教科書の内容を、資料と結びつけて整理します。短い記述を書く練習を始めます。 |
| 小学6年生の夏まで | 公開されている過去問題で、構成と時間配分を知ります。調査書の対象期間(4月から12月)も意識して、学校の勉強を丁寧に進めます。 |
| 秋から検査直前 | 令和7・8年度の問題を、時間を計って解きます。記述は、字数の制限に合わせて書き直します。出願の手続(12月21日から)と、検査当日の持ち物・交通手段の確認も進めます。 |
併願の考え方
公立の中等教育学校・併設型中高一貫校どうしの併願はできません。私立中学校の入試日程との関係は、各校の募集要項で確認し、合格発表(2月10日)や入学手続(2月10日・12日)の日程と重ならないかを確かめます(当サイトの見解)。
教育目標と学びの特色
教育目標とめざす生徒像
学校の「教育目標」のページには、「人格の完成を目指し、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する。」と書かれています。めざす生徒像は、次の3つです。
- これからの国際社会に対応する幅広い教養と社会性・独創性を備える生徒
- 豊かな人間性とリーダーシップを備える生徒
- よりよい社会の構築に貢献できる生徒
相模原メソッドと3つの時期
学校の「学習活動」のページによると、授業は、3つのメソッド(① 読書・暗唱・ドリル・自由発言・自由質疑、② 発表・質疑応答・レポート、③ 探究・ディベート)を柱に進められます。6年間は、基礎期、充実期、発展期の3つの時期に分けられています。基礎期は、少人数の学級(学校のページでは1学級32名の5学級と書かれています)で、国語・数学・英語を重視して基礎を固めます。充実期は、中等教育学校の特例を使って高校の内容を先取りし、将来の進路に応じた講座も受けます。発展期は、大学と連携した講座など、さまざまな学習の機会が用意される時期です。
各教科の特色(学校のページの記載)
- 国語:前期課程で現代詩や古典(百人一首、論語など)を暗唱し、発表、討論、レポート、批評文の作成に取り組む。
- 社会:1年は地理的分野、2年は歴史的分野、3年は歴史と公民を学ぶ。資料をもとにした考察、グループワーク、討論を行う。
- 数学:中学・高校6年間の内容を体系的に組み立て、基礎期は代数と幾何に分けて並行して学ぶ。生徒の発言を中心に、対話を通して学力を定着させる。
- 理科:基礎期は、身近な事象への疑問を大切にし、基礎知識と実験・観察の技術を身につける。
- 英語:4技能をバランスよく身につけ、考えを筋道立てて英語で伝える力を養う。音声活動を中心に、ペアでの会話文の暗唱や発表の機会を多く設ける。
- 総合:基礎期は、職業人による出前授業、職業研究、農業・職業体験、探究活動を通して、主体的に考える力を身につける。
そのほか、音楽、美術、保健体育、技術・家庭の各教科についても、学校のページに説明があります。授業時数や教育課程表は、画像で掲載されているため、この記事では数字を載せません。
学校生活:行事・部活動・進路
学校行事
学校の「学校生活・学校行事」のページに、次の行事が載っています。
| 行事 | 内容(学校のページの記載) |
|---|---|
| 蒼碧祭(体育部門) | 赤・青・緑・黄の4団に分かれて、競技や応援合戦で競う |
| 蒼碧祭(文化部門) | 学習成果の展示、部活動や有志のステージ発表、クラスの企画・販売など |
| 芸術祭(合唱部門) | 例年12月に開催。クラスや学年単位で合唱を披露する |
| 芸術祭(展示部門) | 平面・立体・映像の3部門で、個人の自由制作と共同制作の作品を展示する |
| オリエンテーション合宿 | 入学後すぐに実施。学習法講座や地理巡検、クラスの仲間づくり |
| 農業・職業体験(2年) | 農業など1次産業や、さまざまな職業を体験する |
| イングリッシュキャンプ(3年) | 福島県の施設で3泊4日、会話をすべて英語で行う研修 |
| 海外交流研修(4年) | 希望者が参加し、実践的な英語力と国際的な視野を養う |
| 研修旅行(5年) | 3年のときに生徒自身が目的地や計画を決め、5年のときに実施する |
学校のページには、学習発表会などで、160人全員が主役になれる場を設ける、とも書かれています。
部活動(令和8年度)
学校の「部活動」のページには、令和8年度の部の名称と部員数が載っています。体育系は12部、文化系は8部です。
| 区分 | 部の名称(前期課程生/後期課程生の人数) |
|---|---|
| 体育系 | 剣道部(10/11)、サッカー部(17/21)、卓球部(37/18)、テニス部(50/41)、バスケットボール部(32/20)、バドミントン部(43/18)、バレーボール部(17/7)、ハンドボール部(16/33)、野球部(28/13)、陸上競技部(32/23)、柔道部(10/5)、ダンス部(23/22) |
| 文化系 | クラシックギター部(59/46)、コーラス部(7/3)、茶道部(19/21)、吹奏楽部(29/36)、美術部(14/11)、料理部(27/24)、イラスト文芸部(10/12)、英語部(34/10) |
野球部は、前期課程は軟式、後期課程は硬式と書かれています。各部の説明は、ページにはありません。
進路の指導
学校の「進路」のページには、キャリア教育として、総合的な学習の時間やLHRを通じた体験活動と探究活動が書かれています。1年は職業人講話と「働く」ワークショップ、2年は農業・職業体験、3・4年は学部学科研究、3年は大学訪問があり、全学年でキャリア講演会(研究者や起業家などの講演)があります。探究活動は、1〜3年は理科の授業、4〜6年は「かながわ次世代教養」を総合的な探究の時間として位置づけています。
今回確認した学校のページには、大学別の合格者数など、進路の実績の数字は載っていませんでした。進路の実績は、学校の「進路状況」のページや説明会で確認してください。
沿革の主なできごと
| 年月日 | できごと |
|---|---|
| 2008年11月1日 | 神奈川県立相模原中等教育学校が設置される |
| 2009年4月1日 | 開校 |
| 2009年4月6日 | 第1回入学式。第1期生160名(男女各80名)が入学 |
説明会とアクセス
令和9年度は、対面形式の志願説明会は実施されません(学校の「志願説明会」ページの記載)。かわりに、志願者向けの説明動画(令和8年11月5日付)と、受検案内が、県と学校のホームページに載っています。学校説明会は、2026年7月に、平塚が7月28日、相模原が7月31日に行われました(県の実施要領の記載)。
所在地は、相模原市南区相模大野4-1-1で、最寄りは相模大野駅です。電話は(042)749-1279です。経路図は、学校の「アクセス」ページにあります。検査当日は、公共交通機関を使います。
保護者が確認しておきたいこと
この記事は、2026年11月8日時点の、県と学校の公式サイトの記載をもとにしています。日程や金額は変わることがあります。最終的には、県が発行する最新の実施要領・受検案内と、学校の公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q.令和9年度(2027年度)の検査はいつですか
A.2027年2月3日(水)に、適性検査Ⅰ(9:35〜10:20)と適性検査Ⅱ(10:55〜11:40)が行われます。集合は9:00です。追検査はありません。
Q.募集定員は
A.160名です。県立平塚中等教育学校も160名で、それぞれ別に募集します。
Q.学区はありますか
A.ありません。県内のどこからでも志願できます。ただし、本人と保護者がともに県内に住所をもつことなどの条件があります。
Q.私立中学校との併願はできますか
A.公立の中等教育学校・併設型中高一貫校どうしの併願はできませんが、私立中学校との併願については、今回確認した県の資料に記載を確認できませんでした。各私立校の募集要項で確認してください(日程が重ならないかも確認します)。
Q.出願の期間と方法は
A.出願サイトの手続は2026年12月21日0時から2027年1月4日24時まで。書類は、1月5日から7日の消印有効で、簡易書留で郵送します。
Q.入学検定料はいくらですか
A.2,200円です。免除制度があります(申請期間は2026年11月5日から12月16日)。
Q.選考はどう行われますか
A.適性検査の結果と調査書による総合的な選考で、上位160名が合格します。受検案内には、適性検査と調査書の換算比が6対1と書かれています。
Q.適性検査とは、どんな検査ですか
A.県は、教科ごとの学力検査ではなく、幅広い教養の基礎的な力を測る検査と説明しています。公開されている問題は、会話文と資料を読み取る形が中心です。
Q.合格発表はいつ、どこで見ますか
A.2027年2月10日(水)10時から、合否照会サイトで確認します。校内掲示やホームページへの掲載はありません。
Q.入学料と授業料は
A.入学料は5,650円です。前期課程(中学校相当)の授業料は不要で、後期課程(高校相当)は年額118,800円(令和8年4月1日現在)です。
Q.令和8年度の倍率は
A.志願者752人、受検者716人、合格者160人で、競争率(受検者数÷合格者数)は4.48倍でした(県の発表)。
Q.過去問は入手できますか
A.県のページで、過去3年分の適性検査の問題が公開されています(一部は著作権の都合で省略)。市販の過去問題集もあります。
出典
- 神奈川県 令和9年度 神奈川県立中等教育学校 入学者選抜 実施要領(県公式)
- 神奈川県 令和9年度 受検案内(県公式)
- 神奈川県 令和9年度 神奈川県立中等教育学校入学者の募集及び決定について(要綱)(県公式)
- 神奈川県 中等教育学校入学者選抜 よくあるお問合せ(県公式)
- 神奈川県 令和8年度 志願者数集計結果(県公式)
- 神奈川県 令和8年度 受検者数集計結果(県公式)
- 神奈川県 令和8年度 合格者数集計結果(県公式)
- 神奈川県 令和7年度 志願者数集計結果(県公式)
- 神奈川県 令和8年度 適性検査Ⅰ(県公式)
- 神奈川県 令和8年度 適性検査Ⅱ(県公式)
- 神奈川県 令和7年度 適性検査Ⅰ(県公式)
- 神奈川県 令和7年度 適性検査Ⅱ(県公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 学校概要(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 教育目標(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 沿革(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 学習活動(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 学校生活・学校行事(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 部活動(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 進路(学校公式)
- 神奈川県立相模原中等教育学校 入学者の募集及び決定(学校公式)

