最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項で決まります。出願前に、東京都教育委員会のページと小平南高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。
小平南高校は、東京都立の全日制・普通科の高校です(都の応募状況の資料では、小平市の学校として載っています)。この記事では、令和9年度(2027年度)入試で、内申(調査書点)と当日の学力検査(当日点)が合否の点数にどう入るのかを、東京都教育委員会が公表した「実施要綱」「実施方法一覧」をもとに整理します。あわせて、直近3年の倍率、同じ小平市の2校との比べ方、日程、点数の積み上げ方も、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。
1020点 小平南高校の令和9年度・第一次募集の「総合得点」の満点です。学力検査700点+調査書点300点(比率7:3)+スピーキングテスト(ESAT-J)20点の合計で順位をつけます。
学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科(各100点、合計500点)を700点に換算します。調査書点は、中3の評定を「5教科は1倍、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は2倍」で数えた65点満点を、300点に換算します。
「実施方法一覧」の小平南の列には、面接・小論文(作文)・実技検査は載っていません。点数をつくるのは、学力検査・調査書点・ESAT-Jの3つです。
- 総合得点1020点の内訳(学力検査700点・調査書点300点・ESAT-J20点)
- 調査書点(内申)の計算方法と、実技4教科が2倍になる意味
- 当日点(学力検査)の換算と、1点・1段階の重さ
- 3人の例で総合得点を最後まで計算
- 直近3年(令和6〜8年度)の倍率と、同じ小平市の2校との比べ方
- 令和9年度の入試日程と、出願前の確認リスト
都立高校の入試のしくみ(先に押さえたい5点)
配点の表を読む前に、東京都立高校の共通ルールを5点だけ確認します。ここは「実施要綱」に書かれている内容です。
- 点数は「総合得点」で決まります。学力検査の得点と調査書点の合計は1000点満点で、これにスピーキングテスト(ESAT-J)の結果を点数化した20点が加わり、総合得点は1020点満点です。
- 学力検査と調査書点の比率は、全日制では原則7:3です。ただし、芸術や体育に関する学科は6:4です。学校によっては、受検者ごとに7:3と10:0の2通りで計算して高いほうを使う学校もあります。小平南の「実施方法一覧」の列は、7:3です。
- 調査書点には、評定(9教科)か、観点別学習状況の評価(27観点)のどちらか一方が使われます。評定を使う学校では、特定の教科だけ重くすることはしません。小平南は評定を使い、実技4教科が2倍という扱いです。
- 調査書は中3の成績です。調査書の評価・評定は、第3学年の第一学期と第二学期の成績を十分参考にして決まる、と実施要綱に書かれています。
- 同点のときは、学校長が必要とする資料を用いて、同順位が出ないように配慮されます。どの資料を使うかは、実施要綱では学校ごとに定めるとされています。
このうち、受検生にとって計算に影響するのは1〜3です。以降は、小平南の数字に当てはめて整理します。
配点の表|総合得点1020点の内訳(令和9年度)
次の表は、令和9年度の「実施方法一覧」にある小平南高校の第一次募集の列と、実施要綱の算出方法をもとに、満点と全体に占める割合をまとめたものです。割合は各点数を1020点で割った数字です。
| 項目 | 満点 | 全体に占める割合 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 学力検査 | 700点 | 68.6% | 5教科(各100点)の500点を、700点に換算 |
| 調査書点(内申) | 300点 | 29.4% | 中3の9教科の評定(実技4教科は2倍)65点満点を、300点に換算 |
| スピーキングテスト(ESAT-J) | 20点 | 2.0% | A=20点からF=0点まで、4点きざみ |
| 総合得点 | 1020点 | 100% | 総合得点の順に、合格者を決める |

学力検査と調査書点の比は、700:300、つまり7:3です。ここにESAT-Jの20点が加わるため、全体で見た学力検査の割合は約68.6%、調査書点は約29.4%になります。小平南高校では、調査書点は総合得点の約3割を占め、学力検査の点数を取る前から、その3割分は決まっていることになります。
小平南高校の「実施方法一覧」の読み方
実施方法一覧には、都立高校ごとに、推薦枠の割合、調査書の活用方法、学校設定検査の有無、学力検査の教科、評定の扱い、比率などが並んでいます。小平南の列から読み取れることを、表にします。
| 項目 | 小平南の内容(令和9年度) |
|---|---|
| 推薦に基づく選抜の枠 | 募集人員の20%(推薦枠の割合の欄) |
| 第一次募集(学力検査に基づく選抜)の教科 | 国語・数学・英語・理科・社会の5教科 |
| 評定の扱い | 学力検査を実施する5教科は1倍、実施しない4教科は2倍 |
| 学力検査:調査書点 | 7:3(学力検査700点・調査書点300点) |
| 面接・小論文(作文)・実技検査 | 第一次募集には記載なし(-) |
| スピーキングテスト(ESAT-J) | 20点 |
| 第二次募集の教科と比率 | 国語・数学・英語の3教科、6:4(学力検査600点・調査書点400点) |
調査書点(内申)の計算方法|実技4教科が2倍になる意味
東京都立高校の全日制で使う調査書点の計算は、次の3ステップです。
- 中3の9教科の評定(5段階)を用意します。
- 学力検査を行う5教科(国語・社会・数学・理科・英語)は1倍、行わない4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は2倍にして足します。満点は、5教科25点+実技4教科40点=65点です。
- 65点満点を、300点満点に換算します。
実技4教科は、教科の数では9教科の4つですが、2倍で数えるため、65点のうち40点分を占めます。つまり、評定の65点のうち、約6割(40÷65=61.5%)は実技4教科の分です。
評定の計算例(例)
| 評定の例 | 5教科の合計 | 実技4教科の合計 | 65点満点での点 | 調査書点(300点満点) |
|---|---|---|---|---|
| オール3 | 15 | 12 | 15+12×2=39 | 180.0 |
| オール4 | 20 | 16 | 20+16×2=52 | 240.0 |
| オール5 | 25 | 20 | 25+20×2=65 | 300.0 |
| 5教科は4、実技は3 | 20 | 12 | 20+12×2=44 | 203.1 |
| 5教科は3、実技は4 | 15 | 16 | 15+16×2=47 | 216.9 |
| 5教科は4、実技は5 | 20 | 20 | 20+20×2=60 | 276.9 |
上の表の数字は、評定の合計から計算した例です。実際の評定は、中学校の調査書の数字になります。
「5教科は4、実技は3」と「5教科は3、実技は4」を比べてください。どちらも、全教科が3か4かの1段階差の組み合わせで、教科の合計の差は、5教科が5点、実技4教科が4点です。でも、調査書点は203.1点と216.9点で、実技が高い後者のほうが13.8点高くなります。実技教科の評定は、同じ1段階の差でも、調査書点に大きく響きます。
1点・1段階の重さを、同じ物差しで比べる
| 動いたもの | 総合得点が動く量 | 学力検査の点に直すと |
|---|---|---|
| 学力検査 1点(500点満点のうち) | 1.4点 | 1点 |
| 学力検査 1教科が10点 | 14.0点 | 10点 |
| 5教科の評定 1教科が1段階 | 4.6点 | 3.3点分 |
| 実技4教科の評定 1教科が1段階 | 9.2点 | 6.6点分 |
| ESAT-J 1ランク(A→B など) | 4点 | 2.9点分 |

当日点(学力検査)の考え方|公式の資料でわかる範囲
学力検査は、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で、各100点、合計500点です。この500点を700点に換算して使います。つまり、合計点に1.4をかけた数が、総合得点に入る学力検査の分です。
| 5教科の合計(500点満点) | 5教科の平均点 | 総合得点に入る学力検査の分(700点満点) |
|---|---|---|
| 250点 | 50点 | 350.0点 |
| 300点 | 60点 | 420.0点 |
| 350点 | 70点 | 490.0点 |
| 400点 | 80点 | 560.0点 |
| 450点 | 90点 | 630.0点 |
5教科は、すべて同じ100点満点で、同じ重さで合計されます。実施方法一覧の小平南の列には、教科による傾斜配点(特定の教科だけ点を重くする扱い)は載っていません。教科ごとの得意・不得意をならして、合計を伸ばすことが基本になります。
スピーキングテスト(ESAT-J)は20点|4点きざみの意味
東京都立高校の入試では、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の結果が、20点満点で総合得点に加わります。実施要綱では、結果をA=20点、B=16点、C=12点、D=8点、E=4点、F=0点として点数化します。
| ESAT-Jの評価 | 総合得点に入る点 | Aとの差 |
|---|---|---|
| A | 20点 | - |
| B | 16点 | −4点 |
| C | 12点 | −8点 |
| D | 8点 | −12点 |
| E | 4点 | −16点 |
| F | 0点 | −20点 |
1ランクの違いは4点です。学力検査に直すと約2.9点分で、5教科の1教科が3点上がることと近い大きさです。総合得点1020点のうちの20点なので割合は約2.0%ですが、点数が接近する層では、この20点の中の4点きざみが順位に関わることがあります。
なお、この記事の計算例では、ESAT-Jの結果を「C(12点)」と仮定して計算しています。実際の結果は、人によって違います。
例:3人の総合得点を、最後まで計算してみる
次の3人は、小平南高校の計算のしくみを確かめるための架空の例です。実在の生徒の数字ではありません。評定と学力検査の合計から、公式の比率で計算した値で、ESAT-JはすべてC(12点)と仮定しています。
| 例 | 評定(5教科/実技) | 65点満点 | 調査書点 | 5教科の合計 | 学力検査の分 | 総合得点(1020点満点) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 評定型 | 22/18 | 58 | 267.7 | 300 | 420.0 | 267.7+420.0+12=699.7 |
| バランス型 | 18/15 | 48 | 221.5 | 360 | 504.0 | 221.5+504.0+12=737.5 |
| 当日点型 | 15/13 | 41 | 189.2 | 420 | 588.0 | 189.2+588.0+12=789.2 |
同じ総合得点になる組み合わせ|評定ごとの必要な学力検査
総合得点を750点にしたいとき、評定の合計ごとに、学力検査の合計が何点必要になるかを計算した表です(ESAT-JはC・12点と仮定)。750点は計算を見やすくするための例で、合格の目安ではありません。
| 評定の例 | 65点満点 | 調査書点 | 総合得点750に必要な学力検査(500点満点) | 5教科の平均点 |
|---|---|---|---|---|
| オール3 | 39 | 180.0 | 399点 | 80点 |
| 5教科3・実技4 | 47 | 216.9 | 372点 | 74点 |
| オール4 | 52 | 240.0 | 356点 | 71点 |
| 5教科4・実技5 | 60 | 276.9 | 329点 | 66点 |
| オール5 | 65 | 300.0 | 313点 | 63点 |
評定が高いほど、必要な学力検査の点は下がります。逆に、評定が低めの人は、当日の5教科でその分を積み上げる計算になります。評定は中3の2学期までの成績がもとになるため、動かせる幅は限られてきます。残りの期間でどちらを動かす余地が大きいかを、自分の数字で確かめることが大切です。
評定と学力検査の組み合わせ早見表
評定(調査書点)と5教科の合計点の組み合わせごとに、総合得点がどうなるかを一覧にしました。ESAT-JはC(12点)と仮定した計算で、数字は公式の比率から出した計算値です。自分の評定と、模試や定期テストの5教科の合計に近い欄を探すと、いまの位置を数字で確かめられます。
| 評定の例\5教科の合計 | 300点(平均60点) | 350点(平均70点) | 400点(平均80点) | 450点(平均90点) |
|---|---|---|---|---|
| オール3 | 612.0 | 682.0 | 752.0 | 822.0 |
| オール4 | 672.0 | 742.0 | 812.0 | 882.0 |
| 5教科4・実技5 | 708.9 | 778.9 | 848.9 | 918.9 |
| オール5 | 732.0 | 802.0 | 872.0 | 942.0 |
縦に読むと、評定が1つ上の欄に移るごとに、総合得点が数十点動くことがわかります。たとえば、5教科の合計が350点のとき、オール3とオール4の差は約60点です。横に読むと、5教科の合計が50点(平均10点)上がるごとに、総合得点は70点動きます。この表から言えるのは、評定の差は学力検査の約43点分(60点÷1.4)に相当することです。評定を動かせる期間は限られますが、5教科の力は直前まで積み上げられる、という見方もできます。
倍率と応募人員のうごき(令和6〜8年度)
東京都教育委員会は、第一次募集の「最終応募状況」を公表しています。小平南高校(普通科)の、募集人員・最終応募人員・最終応募倍率は次のとおりです。
| 年度 | 募集人員 | 最終応募人員 | 最終応募倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 221人 | 363人 | 1.64倍 |
| 令和7年度 | 221人 | 287人 | 1.30倍 |
| 令和8年度 | 221人 | 317人 | 1.43倍 |

3年間の倍率は、1.64倍、1.30倍、1.43倍です。募集人員は3年とも221人で、応募人員が363人、287人、317人と動きました。令和6年度から令和7年度にかけて76人減り、令和8年度は30人増えています。
倍率は「最終応募人員÷募集人員」で、都の資料に載っている数字です。令和9年度の応募人員は、願書受付のあとに都が公表する資料で確認してください。
同じ小平市の2校と並べてみる
都の資料には、小平市にある都立の普通科(コース・単位制以外)として、小平・小平西・小平南の3校が載っています。3校の最終応募倍率を並べます。
| 学校 | 令和6年度(応募/募集) | 令和7年度 | 令和8年度 |
|---|---|---|---|
| 小平高校 | 1.40倍(264人/189人) | 1.41倍(222人/157人) | 1.50倍(235人/157人) |
| 小平西高校 | 1.41倍(313人/222人) | 1.20倍(266人/222人) | 1.15倍(256人/222人) |
| 小平南高校 | 1.64倍(363人/221人) | 1.30倍(287人/221人) | 1.43倍(317人/221人) |
3年間とも、小平南の倍率は小平西より高く、令和6年度の1.64倍は、小平(1.40倍)・小平西(1.41倍)より0.2ポイント以上高い数字でした。令和8年度は、小平が1.50倍、小平南が1.43倍、小平西が1.15倍です。倍率の差が、そのまま入りやすさの差とは限りません。合格の線は、各校の応募者の点数の分布で決まり、都は公表していないためです。
令和9年度の入試日程
東京都教育委員会の「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程について」から、学力検査に基づく選抜(第一次募集)と第二次募集の日程を整理します。
| 区分 | 内容 | 日程(令和9年) |
|---|---|---|
| 第一次募集 | 志願者情報の入力期間 | 令和8年12月18日(金)〜令和9年2月4日(木)午後5時 |
| 第一次募集 | 書類の提出期間 | 1月29日(金)〜2月4日(木) |
| 第一次募集 | 学力検査 | 2月21日(日) |
| 第一次募集 | 合格発表 | 3月1日(月) |
| 全日制第二次募集 | 出願受付 | 3月4日(木) |
| 全日制第二次募集 | 学力検査等 | 3月9日(火) |
| 全日制第二次募集 | 合格発表 | 3月12日(金) |
インフルエンザ等で受検できなかった人への追検査は、第二次募集の日程で実施されます。推薦に基づく選抜の日程と、志願変更の取扱いは、募集要項と中学校の案内で確認してください。
日程の全体像は都立高校入試2027の日程に、志願変更の考え方は公立高校の志願変更の期間と考え方にまとめています。
第二次募集のしくみ|教科が3つ、比率が6:4になるとき
東京都の都立高校には、第一次募集で欠員が出た学校が、欠員を補充するために行う「第二次募集」があります。令和9年度は、出願受付が3月4日(木)、学力検査等が3月9日(火)、合格発表が3月12日(金)です。第二次募集は、第一次募集で欠員が出なければ行われません。実施の有無は、第一次募集の結果が出たあとに、都が公表します。
実施方法一覧の小平南高校の列を見ると、第二次募集の学力検査は国語・数学・英語の3教科で、学力検査と調査書点の比率は6:4です。点数は、学力検査が600点、調査書点が400点です。第一次募集とは、教科の数も比率も違います。
| 第一次募集 | 第二次募集 | |
|---|---|---|
| 学力検査の教科 | 国語・数学・英語・理科・社会(5教科) | 国語・数学・英語(3教科) |
| 学力検査の満点 | 700点(500点を換算) | 600点(300点を換算) |
| 調査書点の満点 | 300点 | 400点 |
| 比率 | 7:3 | 6:4 |
| 評定の扱い | 5教科1倍・実技4教科2倍 | 同じ |
第二次募集の調査書点は、評定65点満点を400点に換算する形になります。評定の1段階は、5教科の教科で約6.2点、実技4教科の教科で約12.3点(400÷65と、その2倍)です。これは、第一次募集の約4.6点・約9.2点より大きい数字です。第二次募集になると、評定の重みが相対的に上がることが、公式の比率からわかります。
ただし、第二次募集は第一次募集で欠員が出た学校だけが行うもので、実施されるかどうかは事前にはわかりません。第一次募集の準備を中心に進め、第二次募集は「こういう仕組みがある」と知っておく、という位置づけで十分です。
学校説明会・見学で確認したいこと
数字の確認とあわせて、学校の公式の案内で次の点を見ておくと、志望校の判断がしやすくなります(東京都が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です)。
- 令和9年度の募集人員と、推薦に基づく選抜の枠の人数
- 学校設定の検査や面接の有無(小平南の第一次募集の列には記載がありません)
- 通学の経路と時間。毎日の通学の負担は、3年間続きます
- 部活動と授業の時間の使い方。入学後の学習の進め方
- 進路指導の考え方と、卒業生の進学先の公表のされ方
- 文化祭や体験授業など、受検前に学校の雰囲気を知る機会
時期ごとの進め方|公式の日程から逆算する
ここからは、公式の日程をもとにした学習の進め方の考え方です(県の決まりではなく、エスペランサアカデミーの整理です)。
| 時期 | 公式の日程・決まり | 考えること |
|---|---|---|
| 11月〜12月 | 調査書は第3学年の第一・第二学期の成績を十分参考にして決まる | 二学期の期末テストと提出物。実技教科の評定も、総合得点では1段階が約9.2点分 |
| 12月 | 志願者情報の入力が12月18日から始まる | 三者面談で、志望校と、併願する私立の見通しを確認する |
| 1月 | 書類の提出は1月29日から | 調査書・志願書類の内容を中学校と確認する。過去問を時間を測って解く |
| 2月上旬 | 入力・書類提出は2月4日まで | 5教科の弱点単元を絞る。ESAT-Jの準備も並行する |
| 2月21日 | 学力検査 | 前日までに持ち物・集合時間を確認する |
| 3月1日 | 合格発表 | 第二次募集(3月4日出願)の可能性も、事前に家庭で確認しておく |
当日点の積み上げ方|5教科500点の使い方
小平南高校の学力検査は、5教科に傾斜配点がなく、すべて同じ100点満点です。苦手教科を1つ放置すると、その分が合計から引かれます。反対に、苦手教科を10点上げることは、得意教科を10点上げることと、同じ価値を持ちます。
| 現在の水準(例) | 合計500点中 | 底上げの考え方 |
|---|---|---|
| 5教科とも平均60点 | 300点 | 苦手教科から10点ずつ上げると、合計は50点、総合得点は70点上がる |
| 平均70点 | 350点 | 記述問題・長文の失点を見直す。計算ミスの型を分類する |
| 平均80点 | 400点 | ケアレスミスと、後半の大問の取りこぼしを減らす |
都の公式の資料にある範囲で言えるのは、「合計点に1.4をかけたものが総合得点に入る」ことと、「教科による重みの違いがない」ことです。教科ごとの出題形式の細かい傾向は、東京都の過去の学力検査の問題で確認してください。
調査書点(評定)を伸ばすために見直したいこと
- 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
- 定期テストで失点した単元の解き直し。次のテストの点につながります。
- 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の提出課題や実技テスト。調査書点では2倍で数えられます。
- 中3の二学期までの成績が、調査書の参考になります。先生に評価の観点を早めに確認する。
よくある勘違い4つ
- 「内申が低いと、当日点では取り返せない」:7:3の計算では、学力検査が約7割を占めます。学力検査を10点上げると総合得点は14点動きます。ただし、合格の線は公表されていないため、取り返せるかどうかの判断はできません。
- 「実技教科は主要教科より軽い」:小平南高校の計算では、実技4教科の評定は2倍で数えられ、調査書点の約6割を占めます。
- 「ESAT-Jは受けるだけでよい」:結果はA〜Fの6段階で、総合得点に0〜20点が加わります。
- 「倍率が下がれば入りやすい」:倍率は応募人員の比で、合格に必要な総合得点とは別の数字です。
保護者の方が、家庭でできること
- 評定の合計を、毎学期、親子で一緒に計算してみる(5教科は1倍、実技4教科は2倍)。
- 定期テストの結果を、教科ごとの表にして見える形にする。
- 過去問は、時間を測って解ける環境を整える。
- 併願する私立の手続きの期限を、早めにカレンダーに書き込む。
内申の計算の基本は東京都立高校の内申点の計算方法、実技教科の考え方は都立の実技教科が2倍で計算される理由と対策で説明しています。私立との組み合わせは内申が中間の人の都立と私立の併願も参考にしてください。
出願前の確認リスト
| 確認すること | 確認する先 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 令和9年度の募集人員 | 募集要項(東京都教育委員会)、学校の案内 | 秋〜冬 |
| 評定の合計(5教科・実技4教科) | 学校の調査書の見込み、三者面談 | 12月 |
| ESAT-Jの結果 | 結果通知 | 結果が出たあと |
| 志願者情報の入力の手順 | 中学校の進路指導 | 12月18日から |
| 書類の提出日 | 募集要項、中学校 | 1月29日〜2月4日 |
| 受検当日の持ち物と集合時間 | 受検票、学校の案内 | 2月上旬 |
| 併願する私立の日程と手続き | 私立高校の募集要項 | 12月〜1月 |
このリストは、東京都が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。手続きの正式な内容は、募集要項と中学校の案内で確認してください。
まとめ|小平南高校の内申と当日点
- 小平南高校の第一次募集は、学力検査700点+調査書点300点(7:3)+ESAT-J20点=1020点満点。
- 調査書点は、中3の評定を5教科1倍・実技4教科2倍で65点満点にして、300点に換算。
- 実技4教科の評定は、1教科1段階で総合得点が約9.2点動く。学力検査の約6.6点分。
- 学力検査は5教科500点を700点に換算。1点が1.4点、傾斜配点は載っていない。
- ESAT-Jは、A〜Fで20〜0点。1ランク4点。
- 合格最低点は公表されていない。倍率は令和6年度1.64倍、7年度1.30倍、8年度1.43倍。
- 学力検査は令和9年2月21日、合格発表は3月1日。募集人員は募集要項で確認。
よくいただくご質問
出典(公式資料)
- 東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程について」
- 東京都「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜 実施要綱」(PDF)
- 同「入学者選抜 実施方法一覧」(PDF・各校の配点と検査)
- 東京都「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜について」発表資料
- 東京都教育委員会「令和8年度 都立高等学校入学者選抜応募状況(最終応募状況)」
- 同「令和7年度 応募状況(最終応募状況)」
- 同「令和6年度 応募状況(最終応募状況)」
この記事の数字は、東京都・東京都教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが計算・整理したものです。計算例は、評定と学力検査の合計から公式の比率で計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。最新の情報は、東京都教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。


