紫野高校の内申と当日点|配点の比率と合格までの考え方【令和9年度】

学校別 合格対策

最終更新:2026年11月/配点・日程・倍率は京都府教育委員会・京都市教育委員会の公表資料(記事末の出典)にもとづきます。令和9年度から、京都府の公立高校入試は「前期選抜」と「後期選抜」の制度に変わります。紫野高校は京都市立の学校で、普通科のほかにアカデミア科があります。この記事は普通科の内容です。

結論:京都市立紫野高校(普通科)は、募集定員200人の50%が「独自枠」、残りが「共通枠」などで選ばれます

令和9年度の紫野高校の普通科の募集定員は200人です。このうち独自枠は50%(A方式1型85人・2型15人の計100人)で、どちらの型も報告書(内申)は135点です。面接は1型が15点、2型が30点です。

共通枠は、報告書(評定の合計・最高195点)と統一学力検査(5教科×各40点=200点)で見ます。実技4教科の評定は2倍にして数えるのが、京都府の特徴です。

令和8年度の中期選抜の倍率は1.17倍(志願者164人/中期の募集人員140人)。令和6年度の1.56倍、令和7年度の1.38倍から下がりました。ただし令和9年度からは制度が変わるため、過去の倍率は参考値です。

この記事でわかること
  • 令和9年度から変わる京都府の入試のしくみ
  • 共通枠の配点と、報告書(内申)の計算
  • 紫野高校の独自枠:A方式1型・2型の配点と面接
  • 倍率の推移(令和6〜8年度の中期選抜)
  • 令和9年度の入試日程
  • 中1〜中3の準備の進め方
  • よくある質問(6問)

紫野高校の入試の基本データ

項目内容
学校・学科京都市立紫野高等学校・全日制課程・普通科(ほかにアカデミア科)
令和9年度の募集定員普通科200人(府の募集定員一覧による)
独自枠募集定員の50%(A方式1型85人・A方式2型15人)
共通枠募集定員から、独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた人数を対象に判定
検査日統一学力検査:令和9年(2027年)2月18日(木)/面接:2月19日(金)
合格発表(前期選抜)令和9年3月5日(金)午後2時(Web出願システム)
この記事の読み方
点数や日付は、京都府教育委員会・京都市教育委員会の令和9年度の公表資料に書かれたものだけです。合格ラインは公表されていません。計算例は、仕組みを理解するための「例」で、合否の予想ではありません。

令和9年度から変わる京都府の入試のしくみ

これまでの京都府の公立高校入試は、前期選抜と中期選抜の2段階でした。令和9年度は、前期選抜と後期選抜になります。前期選抜のなかに「独自枠」と「共通枠」があり、学校の特色にあわせて選ぶ枠と、全校共通のものさしで選ぶ枠が並ぶ形です。

枠選抜の資料特徴
独自枠統一学力検査(学校が定める教科)または個別学力検査、報告書、面接・作文・活動実績報告書など学校・学科ごとに、教科・点数・方式が異なります。募集人員は原則として募集定員の50%または100%です
共通枠報告書、統一学力検査(国語・数学・英語・理科・社会)、面接(実施校のみ)全校共通の配点(検査各40点・報告書は評定の合計)で見ます。募集人員は、募集定員から独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた人数です
後期選抜報告書、学力検査(国語・数学・英語)、面接前期選抜のあと、相当の欠員がある学校で実施。学力検査は各30点の合計90点

統一学力検査は、独自枠と共通枠の両方に共通の検査内容です。全校が同じ日程・時間割で行い、前期選抜では令和9年2月18日(木)に、午前に国語・数学・英語、午後に理科・社会の順で実施します。

共通枠の配点と、報告書(内申)の計算

京都府の「報告書」は、いわゆる内申にあたります。共通枠では、中学1・2・3年生の必修教科の評定を合計して使います。実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定は2倍にします。要項には、次のとおり書かれています。

  • 報告書の第1学年・第2学年・第3学年における必修教科の評定を合計する。その際、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定は2倍する。
  • 統一学力検査の配点は、各教科40点とし、それぞれの得点の合計値を求める。
項目計算満点
5教科(国・社・数・理・英)の評定5段階×5教科×3学年75点
実技4教科の評定(2倍)5段階×2倍×4教科×3学年120点
報告書の合計75点+120点195点
統一学力検査各40点×5教科200点
共通枠の合計195点+200点395点
京都府の共通枠の配点の内訳
図2 共通枠の配点の内訳(報告書195点+統一学力検査200点)

満点でみると、報告書195点と学力検査200点は、ほぼ同じ大きさです。点数の比率だけで見れば、おおよそ1対1です。ただし、合否の決め方は、合計点の順位だけでは決まりません。

共通枠の判定のしかた(要項の(a)〜(e))

  1. 報告書の評定の合計(195点満点)と、統一学力検査の合計(200点満点)を、それぞれ高得点順に並べる。
  2. その順位が、双方とも募集人員の90%の数以内に入る人について、評定以外の記載内容や面接(実施校のみ)を資料に、総合的に判断して合格者を決める。
  3. これで合格とならなかった人の中から、報告書と学力検査の合計点が高い順に並べ、記載内容・学力検査の成績・面接を資料に総合的に判断する。
  4. 受検者数が募集人員を超えない場合は、3の方法で合格者を決める。

1次の判定では、「評定が高いだけ」「当日点が高いだけ」では、90%の枠に入りにくくなる仕組みです。どちらも一定の位置にあることが前提になります。順位の境目になる得点は公表されていません。

計算例(3人の例です。合否の予想ではありません)
例A:5教科の評定が各学年とも平均4、実技4教科も平均4なら、報告書は60+96=156点(195点の80.0%)です。
例報告書(195点満点)統一学力検査(200点満点)合計(395点満点)
例A156点(5教科 平均4・実技 平均4)=80.0%140点(各28点)=70.0%296点
例B180点(5教科 平均4・実技 平均5)=92.3%120点(各24点)=60.0%300点
例C117点(5教科 平均3・実技 平均3)=60.0%180点(各36点)=90.0%297点

3人の合計は296点・300点・297点と近い値ですが、中身は違います。共通枠の1次の判定は、報告書と学力検査の「双方」の順位を見るため、合計が同じでも、位置のバランスによって扱いが変わることがあります。

志望順位の扱い(STEP1・STEP2)

共通枠では、第1志望について順位をつけて、異なる志願先を2校(または2学科)まで志願できます。第2志望と合わせると、最大で3校3学科等まで志願できる仕組みです。全日制の第1志望の各順位の扱いは、要項では次のとおりです。

段階対象内容
STEP1第1志望第1順位の志願者募集定員から独自枠・特別入学者選抜の合格者を除いた人数の90%以内で、上の(a)〜(e)の方法で合格者を決める
STEP2STEP1で合格とならなかった人のうち、第1志望第1順位と第1順位・第2順位の志願者残りの10%を、あわせて判定する。第1順位・第2順位ともに合格範囲となる人は、第1順位校の合格者とする
第2志望欠員が出た場合欠員があれば、第2志望で合否を判定する

紫野高校を第1順位にするか、別の学校を第1順位にするかで、判定される段階が変わります。出願前に、中学校の進路面談で、志望順位のつけ方を確認します。

どこを上げると、何%動くか(算数の目安)

上げるもの点数の変化満点に占める割合
5教科の評定を、3年間とも1教科だけ1ずつ上げる報告書 +3点(195点満点)約1.5%
実技教科の評定を、3年間とも1教科だけ1ずつ上げる報告書 +6点(195点満点)約3.1%
統一学力検査を1教科だけ10点上げる学力検査 +10点(200点満点)5.0%
統一学力検査を1教科だけ40点(満点)まで上げる最大 +40点20.0%

実技教科の評定は、2倍にして数えるため、1つ上がったときの動きが5教科の2倍です。学力検査は各教科40点と小さな点数のため、1教科の取りこぼしが、全体の割合に大きく響きます。

評定の平均から、報告書の点数を見る

全教科の評定が同じ平均だった場合、報告書は「平均×39」で表せます。5教科の15(5教科×3学年)と、実技4教科の24(4教科×2倍×3学年)を足した39が、評定1あたりの重みだからです。

評定の平均報告書(195点満点)満点に対する割合
3.0117点60.0%
3.5136.5点70.0%
4.0156点80.0%
4.5175.5点90.0%
5.0195点100%

195点のうち、実技4教科の評定が占めるのは120点で、約61.5%です。5教科の評定は75点で、約38.5%です。音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定が、報告書の6割以上を占める計算になります。実技教科の提出物や授業への取り組みが、そのまま点数に反映されやすい仕組みです。

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紫野高校の独自枠:A方式1型・2型の配点と面接

紫野高校の普通科は、募集定員200人の50%にあたる100人を独自枠で募集します。型は二つで、A方式1型が85人、A方式2型が15人です。府の募集要項の「前期選抜独自枠募集要項」から、配点を整理します。

型募集人員統一学力検査面接活動実績報告書報告書合計
A方式1型85人国・数・英・理・社 各40点=200点15点なし(配点がありません)135点350点
A方式2型15人国・数・英・理・社 各40点=200点30点135点135点500点

二つの型は、学力検査(200点)と報告書(135点)が同じです。違いは、A方式1型が面接15点だけを加えるのに対し、A方式2型は面接を30点にして、さらに活動実績報告書135点を加えている点です。合計は、1型が350点、2型が500点になります。

型学力検査の割合報告書の割合面接の割合活動実績報告書の割合
A方式1型57.1%38.6%4.3%配点なし
A方式2型40.0%27.0%6.0%27.0%
紫野高校の独自枠の配点の内訳
図3 紫野高校の独自枠(A方式)の配点の内訳

A方式1型で見ると、学力検査が約57%、報告書が約39%で、面接は約4%です。共通枠では報告書が全体の約49%(195点/395点)でしたので、独自枠のA方式1型は、共通枠に比べて学力検査の割合が大きい配点です。A方式2型は、学力検査が40%、報告書と活動実績報告書がそれぞれ27%で、活動の実績が学力検査の次に大きい柱になります。

なお、報告書の135点をどのように評定から出すかは、募集要項に示された範囲で確認できなかったため、この記事では書きません。学校の募集要項や説明会で確認してください。

面接:1型は集団面接15点、2型は個人面接30点

型面接の形式時間配点内容(要項より)
A方式1型集団面接15分程度15点志望動機や高校生活への意欲等を聞き取る
A方式2型個人面接5分程度30点中学校在学時の活動内容及び高校での活動への意欲と意志を聞き取る

面接の点数は、1型では合計350点の約4%、2型では合計500点の6%です。統一学力検査の1教科(40点)と比べると、1型の面接は小さく、2型の面接は1教科の4分の3にあたります。面接の評価の観点や採点基準は、公表されていません。点数の大きさにかかわらず、志望理由や高校生活への意欲を、自分の言葉で話せるようにしておくことが、準備の出発点になります。

  • 志望理由:なぜ紫野高校で学びたいのかを、学校の教育内容と結びつけて話せるようにしておく。
  • 中学校での取り組み:学習と、部活動や生徒会活動などの課外活動について、具体的な出来事を一つずつ挙げられるようにする。
  • 1型の集団面接の心がまえ:ほかの受検者の話を聞いたうえで、自分の考えを短く伝える練習をする。

求める生徒像(募集要項より)

募集要項には、紫野高校が求める生徒像として、次の項目が書かれています。1型は1〜4、2型は1〜3と、部活動に関する4番目の項目が示されています。

項目要項の内容(要約)
1自由の意味について考え、自ら判断し行動しようとする生徒
2地球や社会について好奇心を持ち、進んで学ぼうとする生徒
3多様性への関心が高く、他者と対話し協働しようとする生徒
4(1型)中学校生活を通して日々の学習に熱心に取り組んだ経験を生かし、高い目標に向かって新たな領域に挑戦し続け、高校生活においてリーダーシップを発揮しようとする生徒
4(2型)下記3つの本校強化指定部のうちいずれかで、中学校を通して同じ競技に取り組んだ経験を生かしてリーダーシップを発揮し、学習と部活動を両立することで、本校生徒の模範となろうとする生徒

これらの項目は、面接や活動実績報告書で、どのように伝えるかを考えるときの手がかりになります。点数にどう反映されるかは公表されていませんので、あくまで、自分の中学校生活を振り返る観点として使います。

A方式2型の活動実績報告書(135点)と、強化指定部

A方式2型は、報告書とは別に、活動実績報告書(様式Bの3)を提出します。要項には、本校の「求める生徒像」で示した部活動のうち、参加し積極的に取り組むことを希望する部活動名を、活動実績報告書の「高等学校において取り組みたい活動」欄に明記すること、希望する部活動に関連する内容(顕著な実績等)を記載すること、と書かれています。

項目要項の内容
本校の強化指定部(2型)ソフトテニス(男女)・バスケットボール(女)・体操(男)
活動実績報告書に明記すること参加し積極的に取り組むことを希望する部活動名(「高等学校において取り組みたい活動」欄)
活動実績報告書に記載すること希望する部活動に関連する内容(顕著な実績等)
配点活動実績報告書135点(合計500点の27.0%)

2型は、指定された3つの部活動のうち、中学校を通して同じ競技に取り組んできた人が対象になる型です。部活動の経験がない場合や、ほかの競技に取り組んできた場合は、1型(または共通枠)を中心に考えることになります。出願の条件の細かい部分は、募集要項で確認してください。

検査日の時間割(独自枠)

日付時間内容
2月18日(木)8:45 集合統一学力検査の会場へ集合
9:20〜10:00国語(40分)
10:20〜11:00数学(40分)
11:20〜11:50英語(筆記・30分)
12:00〜12:10英語(リスニング・10分)
13:05〜13:45理科(40分)
14:05〜14:45社会(40分)
2月19日(金)9:30 集合/9:50〜A方式1型:集団面接(終了後順次帰宅)
2月19日(金)13:30 集合/13:45〜A方式2型:個人面接(終了後順次帰宅)

持参品として、筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、鉛筆削り)、受検票、昼食(弁当)が書かれています。昼食が必要なのは2月18日(木)だけです。英語は、筆記30分のあとにリスニング10分があります。国語・数学・理科・社会が各40分ですので、時間を測った練習を重ねておきます。

合格者の決定

要項には、独自枠の合格者の決定について、各検査項目の得点をもとに、総合的に判断して合格者を決定する、と書かれています。独自枠で合格にならなかった人が共通枠にも志願している場合は、共通枠の方法で選抜を受けます。

独自枠と共通枠は、併願できます
共通枠の志願先は、第1志望について順位をつけて、異なる志願先を2校(または2学科)までといった決まりがあります。詳しくは要項で確認してください。

アカデミア科は、別の学科です

紫野高校には、普通科のほかにアカデミア科があります。府の募集要項の一覧では、アカデミア科の募集は独自枠のみ(募集定員に対する割合100%、A方式80人)です。この記事の配点や倍率の説明は普通科についてで、アカデミア科の検査項目は、それぞれの募集要項で確認してください。

紫野高校の倍率・志願者数の推移(令和6〜8年度)

令和8年度までの京都府の入試は、前期選抜等と中期選抜でした。次の数字は、京都府教育委員会の「中期選抜に係る志願者数」の資料にある、中期選抜の志願者数と倍率です。倍率は、中期選抜の志願者数÷中期選抜の募集人員で、募集定員から前期選抜等の合格者を除いた人数が分母です。

年度募集定員前期選抜等の合格者数中期の募集人員中期の志願者数倍率
令和6年度200人60人140人219人1.56倍
令和7年度200人60人140人193人1.38倍
令和8年度200人60人140人164人1.17倍
紫野高校の中期選抜の倍率のうごき(令和6〜8年度)
図1 紫野高校の倍率のうごき(令和6〜8年度・中期選抜の志願者数÷中期の募集人員)

紫野高校の志願者数は、令和6年度の219人から、令和7年度の193人、令和8年度の164人へと、2年間で55人減りました。倍率も1.56倍、1.38倍、1.17倍と下がり続けています。ただし、1倍を超えている点は3年間変わりません。令和9年度は、前期選抜のなかに独自枠と共通枠があり、後期選抜の位置づけも変わるため、同じ倍率の計算にはなりません。この表は、人気の目安として見てください。

令和6年度の前期選抜等の合格者数について
令和6年度の「前期選抜等の合格者数」60人は、府教委・市教委の資料の昨年度欄にその項目がないため、募集定員200人と中期の募集人員140人の差で求めた値です。令和7・8年度は資料に記載されている値です。

京都市内の普通科の倍率を並べてみる

京都府教育委員会の資料にある、令和8年度の中期選抜の志願状況から、京都市内の主な府立・市立の普通科を並べます。倍率は中期選抜の志願者数÷中期選抜の募集人員で、令和7年度の倍率も同じ資料にあります。

学校(普通科)令和8年度の志願者数令和8年度の倍率令和7年度の倍率
日吉ケ丘216人1.29倍1.32倍
鴨沂207人1.23倍1.41倍
洛北135人1.21倍0.99倍
山城268人1.20倍1.10倍
紫野164人1.17倍1.38倍
鳥羽125人1.12倍0.89倍
北稜160人0.95倍0.91倍
洛東125人0.74倍0.93倍

紫野高校の令和8年度の志願者数164人は、この表の中では山城(268人)、日吉ケ丘(216人)、鴨沂(207人)に次ぐ4番目の規模です。倍率は令和7年度の1.38倍から1.17倍に下がっています。令和9年度は制度が変わるため、この並びがそのまま続くとは限りません。

令和9年度の入試日程

項目日付メモ
志願者情報の入力令和8年12月8日(火)9:00〜12月14日(月)17:00Web出願システム
出願情報の入力令和9年1月12日(火)9:00〜1月18日(月)17:00確認・訂正は1月25日(月)まで
統一学力検査令和9年2月18日(木)独自枠・共通枠とも。国語・数学・英語・理科・社会
学校個別検査原則2月19日(金)紫野高校の独自枠は、2月19日(金)に面接(A方式1型は集団面接で集合9時30分、2型は個人面接で集合13時30分)
追検査統一学力検査2月24日(水)/学校個別検査 原則2月25日(木)やむを得ない理由で受検できなかった人が対象
前期選抜の合格発表3月5日(金)午後2時Web出願システム。後期選抜を行う学校もこの日に発表されます
後期選抜出願3月10日(水)9:00〜3月11日(木)12:00/検査3月16日(火)/発表3月18日(木)午後2時欠員のある学校で実施

共通枠で他校も志願する場合、2月18日(木)は昼食の持参が必要です。持ち物や集合時間は、紫野高校の募集要項と受検票で確認してください。

追検査と特別入学者選抜

やむを得ない理由で統一学力検査や学校個別検査を受けられなかった人は、届け出たうえで追検査を受けることができます。令和9年度の追検査は、統一学力検査が2月24日(水)、学校個別検査が原則2月25日(木)です。

前期選抜のなかには、特別入学者選抜(海外勤務者帰国子女、中国帰国孤児子女、社会人、長期欠席者、全国部活動の各選抜)もあります。共通枠の判定の対象になる人数は、募集定員から独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた数ですので、枠の仕組みとして知っておくとよいでしょう。

後期選抜は、前期選抜と特別入学者選抜のあと、相当の欠員が生じている場合に実施されることがあります。実施校は3月5日に発表されます。出願の対象や手続は、要項と中学校の案内で確認してください。

中1〜中3の準備の進め方

京都府の報告書は、中1・中2・中3の3年間の評定の合計です。中3だけでは決まりません。また、実技4教科が2倍になるので、副教科の評定が全体に与える影響も小さくありません。

時期報告書(内申)に向けて統一学力検査に向けて
中1・中2定期テストと提出物を安定させる。実技4教科は、実技・提出物を丁寧に。基礎計算と英語の基本文をそろえる。
中3の1学期評定の最終年なので、定期テストの対策を最優先。5教科の復習計画を立てる。
中3の夏2学期の評定の見通しを立て、弱い教科を絞る。各40点の5教科を、まんべんなく得点できるよう弱点単元を復習。
中3の2学期〜冬実技4教科の最後の評価まで手を抜かない。過去問と統一学力検査の形式(国数理社は各40分)に慣れる。
出願前(1月)報告書の最終確認を、中学校の進路面談で行う。独自枠を受ける場合は、面接など学校個別検査の準備も。

保護者の方が確認しておくこと

  • お子さんの3年間の評定を教科別に並べ、実技4教科(2倍)がいくつあるかを確認する。
  • 学力検査5教科のうち、取りこぼしが多い教科はどれか。
  • 独自枠のA方式1型・2型のうち、どちらの型がお子さんに合うか(2型は強化指定部3種目での活動経験と、活動実績報告書の準備が前提)。
  • 面接(独自枠)に向けて、自分の言葉で話す練習の機会があるか。
  • 出願情報の入力(令和9年1月12日〜18日)と、検査日(2月18日・19日)を、家庭のカレンダーに入れる。
  • 中学校の進路面談の日程と、報告書の最終確認の時期。

独自枠・共通枠のどちらで受けるか

  • 独自枠のA方式1型は、5教科の学力検査(200点)・報告書(135点)・面接(15点)の組み合わせです。学力検査の割合が大きく、面接の配点は小さい型です。
  • A方式2型は、強化指定部3種目での活動経験を前提に、面接30点と活動実績報告書135点を加えた型です。活動の記録を整理できる人に向きます。
  • 共通枠は、報告書と学力検査のバランスが問われます。評定と当日点の両方を、一定の位置まで上げておくことが前提です。
  • 両方に出願する場合は、独自枠で合格にならなかったとき、共通枠で選抜される、という要項の規定を確認します。

よくある質問

Q. 紫野高校の内申と当日点の比率は、何対何ですか。
共通枠は、報告書195点と統一学力検査200点で、点数の比率はほぼ1対1です。独自枠は、A方式1型で学力検査約57%・報告書約39%・面接約4%、A方式2型で学力検査40%・報告書27%・面接6%・活動実績報告書27%です。
Q. 内申は何年生の評定が使われますか。
共通枠では、中学1年生・2年生・3年生の必修教科の評定の合計を使います。音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は評定を2倍にするため、実技教科の評定も合計点に大きく関わります。
Q. 独自枠の面接は、どのように行われますか。
A方式1型は、2月19日(金)の集団面接で、15分程度、配点は15点です。A方式2型は、同日午後の個人面接で、5分程度、配点は30点です。1型は志望動機や高校生活への意欲等を、2型は中学校在学時の活動内容及び高校での活動への意欲と意志を聞き取る、と要項に書かれています。
Q. 合格最低点は公表されていますか。
公表されていません。共通枠の判定は、報告書と学力検査の双方の順位が募集人員の90%以内にあるかどうかを見る方法で、順位の境目になる得点は示されていません。
Q. 独自枠と共通枠は、両方に出願できますか。
できます。独自枠で合格にならなかった人が共通枠にも志願している場合は、共通枠の方法で選抜を受けます。共通枠の志願先の数や順位のつけ方には決まりがありますので、要項で確認してください。
Q. 令和9年度の倍率は、いつ分かりますか。
出願情報の入力は令和9年1月12日(火)〜1月18日(月)、前期選抜の検査は2月18日・19日です。志願状況は、府教委・市教委の発表で確認します。過去の倍率は中期選抜の数字で、参考値にとどまります。
Q. 後期選抜は、誰でも受けられますか。
後期選抜は、前期選抜のあとに相当の欠員が生じた場合に、実施校で行われます。実施校は3月5日に発表され、出願は3月10日(水)〜11日(木)、学力検査は3月16日(火)、合格発表は3月18日(木)午後2時です。

まとめ:報告書と統一学力検査の両方を、3年間かけて積み上げる

紫野高校の前期選抜は、募集定員200人の50%が独自枠、残りの枠が共通枠などです。共通枠は報告書195点と統一学力検査200点で、双方の順位が重視されます。独自枠は、A方式1型が合計350点、2型が合計500点で、報告書は135点です。面接は1型が15点、2型が30点で、2型には活動実績報告書135点が加わります。

日程は、出願情報の入力が1月12日から18日、検査が2月18日・19日、前期の発表が3月5日です。まず、お子さんの3年間の評定の合計と、5教科の得点の目安を並べて見ることから始めてください。

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