最終更新:2026年11月/配点・日程・倍率は京都府教育委員会・京都市教育委員会の公表資料(記事末の出典)にもとづきます。令和9年度から、京都府の公立高校入試は「前期選抜」と「後期選抜」の制度に変わります。鴨沂高校は京都府立の学校です。
令和9年度の鴨沂高校の募集定員は240人です。このうち独自枠は50%(A方式1型96人・2型24人の計120人)で、どちらの型も報告書(内申)は135点、面接は50点です。
共通枠は、報告書(評定の合計・最高195点)と統一学力検査(5教科×各40点=200点)で見ます。実技4教科の評定は2倍にして数えるのが、京都府の特徴です。
令和8年度の中期選抜の倍率は1.23倍(志願者207人/中期の募集人員168人)。令和6年度の1.58倍、令和7年度の1.41倍から下がりました。ただし令和9年度からは制度が変わるため、過去の倍率は参考値です。
- 令和9年度から変わる京都府の入試のしくみ
- 共通枠の配点と、報告書(内申)の計算
- 鴨沂高校の独自枠:A方式1型・2型の配点と面接
- 倍率の推移(令和6〜8年度の中期選抜)
- 令和9年度の入試日程
- 中1〜中3の準備の進め方
- よくある質問(6問)
鴨沂高校の入試の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校・学科 | 京都府立鴨沂高等学校・全日制課程・普通科 |
| 令和9年度の募集定員 | 240人(府の募集定員一覧による) |
| 独自枠 | 募集定員の50%(A方式1型96人・A方式2型24人) |
| 共通枠 | 募集定員から、独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた人数を対象に判定 |
| 検査日 | 統一学力検査:令和9年(2027年)2月18日(木)/集団面接:2月19日(金) |
| 合格発表(前期選抜) | 令和9年3月5日(金)午後2時(Web出願システム) |
令和9年度から変わる京都府の入試のしくみ
これまでの京都府の公立高校入試は、前期選抜と中期選抜の2段階でした。令和9年度は、前期選抜と後期選抜になります。前期選抜のなかに「独自枠」と「共通枠」があり、学校の特色にあわせて選ぶ枠と、全校共通のものさしで選ぶ枠が並ぶ形です。
| 枠 | 選抜の資料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 独自枠 | 統一学力検査(学校が定める教科)または個別学力検査、報告書、面接・作文・活動実績報告書など | 学校・学科ごとに、教科・点数・方式が異なります。募集人員は原則として募集定員の50%または100%です |
| 共通枠 | 報告書、統一学力検査(国語・数学・英語・理科・社会)、面接(実施校のみ) | 全校共通の配点(検査各40点・報告書は評定の合計)で見ます。募集人員は、募集定員から独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた人数です |
| 後期選抜 | 報告書、学力検査(国語・数学・英語)、面接 | 前期選抜のあと、相当の欠員がある学校で実施。学力検査は各30点の合計90点 |
統一学力検査は、独自枠と共通枠の両方に共通の検査内容です。全校が同じ日程・時間割で行い、前期選抜では令和9年2月18日(木)に、午前に国語・数学・英語、午後に理科・社会の順で実施します。
共通枠の配点と、報告書(内申)の計算
京都府の「報告書」は、いわゆる内申にあたります。共通枠では、中学1・2・3年生の必修教科の評定を合計して使います。実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定は2倍にします。要項には、次のとおり書かれています。
- 報告書の第1学年・第2学年・第3学年における必修教科の評定を合計する。その際、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定は2倍する。
- 統一学力検査の配点は、各教科40点とし、それぞれの得点の合計値を求める。
| 項目 | 計算 | 満点 |
|---|---|---|
| 5教科(国・社・数・理・英)の評定 | 5段階×5教科×3学年 | 75点 |
| 実技4教科の評定(2倍) | 5段階×2倍×4教科×3学年 | 120点 |
| 報告書の合計 | 75点+120点 | 195点 |
| 統一学力検査 | 各40点×5教科 | 200点 |
| 共通枠の合計 | 195点+200点 | 395点 |

満点でみると、報告書195点と学力検査200点は、ほぼ同じ大きさです。点数の比率だけで見れば、おおよそ1対1です。ただし、合否の決め方は、合計点の順位だけでは決まりません。
共通枠の判定のしかた(要項の(a)〜(e))
- 報告書の評定の合計(195点満点)と、統一学力検査の合計(200点満点)を、それぞれ高得点順に並べる。
- その順位が、双方とも募集人員の90%の数以内に入る人について、評定以外の記載内容や面接(実施校のみ)を資料に、総合的に判断して合格者を決める。
- これで合格とならなかった人の中から、報告書と学力検査の合計点が高い順に並べ、記載内容・学力検査の成績・面接を資料に総合的に判断する。
- 受検者数が募集人員を超えない場合は、3の方法で合格者を決める。
1次の判定では、「評定が高いだけ」「当日点が高いだけ」では、90%の枠に入りにくくなる仕組みです。どちらも一定の位置にあることが前提になります。順位の境目になる得点は公表されていません。
| 例 | 報告書(195点満点) | 統一学力検査(200点満点) | 合計(395点満点) |
|---|---|---|---|
| 例A | 156点(5教科 平均4・実技 平均4)=80.0% | 140点(各28点)=70.0% | 296点 |
| 例B | 180点(5教科 平均4・実技 平均5)=92.3% | 120点(各24点)=60.0% | 300点 |
| 例C | 117点(5教科 平均3・実技 平均3)=60.0% | 180点(各36点)=90.0% | 297点 |
3人の合計は296点・300点・297点と近い値ですが、中身は違います。共通枠の1次の判定は、報告書と学力検査の「双方」の順位を見るため、合計が同じでも、位置のバランスによって扱いが変わることがあります。
志望順位の扱い(STEP1・STEP2)
共通枠では、第1志望について順位をつけて、異なる志願先を2校(または2学科)まで志願できます。第2志望と合わせると、最大で3校3学科等まで志願できる仕組みです。全日制の第1志望の各順位の扱いは、要項では次のとおりです。
| 段階 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| STEP1 | 第1志望第1順位の志願者 | 募集定員から独自枠・特別入学者選抜の合格者を除いた人数の90%以内で、上の(a)〜(e)の方法で合格者を決める |
| STEP2 | STEP1で合格とならなかった人のうち、第1志望第1順位と第1順位・第2順位の志願者 | 残りの10%を、あわせて判定する。第1順位・第2順位ともに合格範囲となる人は、第1順位校の合格者とする |
| 第2志望 | 欠員が出た場合 | 欠員があれば、第2志望で合否を判定する |
鴨沂高校を第1順位にするか、別の学校を第1順位にするかで、判定される段階が変わります。出願前に、中学校の進路面談で、志望順位のつけ方を確認します。
どこを上げると、何%動くか(算数の目安)
| 上げるもの | 点数の変化 | 満点に占める割合 |
|---|---|---|
| 5教科の評定を、3年間とも1教科だけ1ずつ上げる | 報告書 +3点(195点満点) | 約1.5% |
| 実技教科の評定を、3年間とも1教科だけ1ずつ上げる | 報告書 +6点(195点満点) | 約3.1% |
| 統一学力検査を1教科だけ10点上げる | 学力検査 +10点(200点満点) | 5.0% |
| 統一学力検査を1教科だけ40点(満点)まで上げる | 最大 +40点 | 20.0% |
実技教科の評定は、2倍にして数えるため、1つ上がったときの動きが5教科の2倍です。学力検査は各教科40点と小さな点数のため、1教科の取りこぼしが、全体の割合に大きく響きます。
評定の平均から、報告書の点数を見る
全教科の評定が同じ平均だった場合、報告書は「平均×39」で表せます。5教科の15(5教科×3学年)と、実技4教科の24(4教科×2倍×3学年)を足した39が、評定1あたりの重みだからです。
| 評定の平均 | 報告書(195点満点) | 満点に対する割合 |
|---|---|---|
| 3.0 | 117点 | 60.0% |
| 3.5 | 136.5点 | 70.0% |
| 4.0 | 156点 | 80.0% |
| 4.5 | 175.5点 | 90.0% |
| 5.0 | 195点 | 100% |
195点のうち、実技4教科の評定が占めるのは120点で、約61.5%です。5教科の評定は75点で、約38.5%です。音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定が、報告書の6割以上を占める計算になります。実技教科の提出物や授業への取り組みが、そのまま点数に反映されやすい仕組みです。
鴨沂高校の独自枠:A方式1型・2型の配点と面接
鴨沂高校の普通科は、募集定員240人の50%にあたる120人を独自枠で募集します。型は二つで、A方式1型が96人、A方式2型が24人です。府の募集要項の「前期選抜独自枠募集要項」から、配点を整理します。
| 型 | 募集人員 | 統一学力検査 | 面接 | 活動実績報告書 | 報告書 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A方式1型 | 96人 | 国・数・英・理・社 各40点=200点 | 50点 | なし(配点がありません) | 135点 | 385点 |
| A方式2型 | 24人 | 国・数・英・理・社 各30点=150点 | 50点 | 50点 | 135点 | 385点 |
二つの型は、合計がどちらも385点です。違いは、A方式1型が学力検査に200点を配分しているのに対し、A方式2型は学力検査を150点に減らし、その分を活動実績報告書の50点にあてている点です。
| 型 | 学力検査の割合 | 報告書の割合 | 面接の割合 | 活動実績報告書の割合 |
|---|---|---|---|---|
| A方式1型 | 51.9% | 35.1% | 13.0% | 配点なし |
| A方式2型 | 39.0% | 35.1% | 13.0% | 13.0% |

A方式1型で比べると、報告書135点は学力検査200点の約3分の2にあたります。共通枠では報告書が全体の約49%(195点/395点)でしたので、独自枠のA方式1型は、共通枠に比べて報告書の割合が小さく(約35%)、学力検査と面接の割合が大きい配点です。なお、報告書の135点をどのように評定から出すかは、募集要項に示された範囲で確認できなかったため、この記事では書きません。学校の募集要項や説明会で確認してください。
面接は50点:学力検査1教科より大きい配点
独自枠の面接は集団面接で、時間は10分程度、配点は50点です。要項には「面接者からの質問に口頭で答える」「本校で学ぶ意欲や教育内容への関心、自分の考えを適切に伝える表現力をみる」と書かれています。
面接の50点は、統一学力検査の1教科(A方式1型で40点、2型で30点)より大きい点数です。合計385点に占める割合は約13%です。面接の評価の観点や採点基準は、公表されていません。数字の大きさは、日ごろから自分の考えを言葉にしておく練習の目安として受け止めてください。
- 志望理由:なぜ鴨沂高校で学びたいのかを、学校の教育内容と結びつけて話せるようにしておく。
- 中学校での取り組み:学習と、部活動や生徒会活動などの課外活動の両方について、具体的な出来事を一つずつ挙げられるようにする。
- 集団面接の心がまえ:ほかの受検者の話を聞いたうえで、自分の考えを短く伝える練習をする。
求める生徒像(募集要項より)
募集要項には、鴨沂高校が求める生徒像として、中学校での学習・学校生活に意欲的に取り組み、入学後も高い向上心を持ち本校で学ぶ意欲のある生徒であり、さらに次の二つに当てはまる生徒、と書かれています。
| 項目 | 要項の内容(要約) |
|---|---|
| 1 | 自分の将来について明確な目標を持ち、その実現のために、「学習活動」と「部活動や生徒会活動などの課外活動」とを両立できる生徒 |
| 2 | 高校生活を送るのにふさわしいけじめのある行動に努め、充実した学校生活を送ることのできる生徒 |
この二つの項目は、面接や活動実績報告書で、どのように伝えるかを考えるときの手がかりになります。点数にどう反映されるかは公表されていませんので、あくまで、自分の中学校生活を振り返る観点として使います。
A方式2型の活動実績報告書(50点)には何を書くか
A方式2型では、報告書とは別に、活動実績報告書(様式Bの3)を提出します。要項には、中学校在学中の特別活動やボランティア活動などでの実績を記載すること、また、高等学校において取り組みたい活動の欄に、具体的な部活動、生徒会活動、文化的活動(京都文化等)を明記すること、と書かれています。
| 欄 | 書く内容(要項より) |
|---|---|
| 高等学校において取り組みたい活動 | 具体的な部活動、生徒会活動、文化的活動(京都文化等)を明記する |
| 中学校在学中の実績 | 特別活動やボランティア活動等での実績を記載する |
配点は50点で、合計385点の約13%です。この欄は、学力検査の点数だけでは表せない取り組みを伝える場所です。活動の事実を、時期・内容・役割がわかるように整理しておくことが前提になります。
検査日の時間割(独自枠)
| 日付 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 2月18日(木) | 8:45 集合 | 統一学力検査の会場へ集合 |
| 9:20〜10:00 | 国語(40分) | |
| 10:20〜11:00 | 数学(40分) | |
| 11:20〜11:50 | 英語(筆記・30分) | |
| 12:00〜12:10 | 英語(リスニング・10分) | |
| 13:05〜13:45 | 理科(40分) | |
| 14:05〜14:45 | 社会(40分) | |
| 2月19日(金) | 8:45 集合/9:20〜 | 集団面接 |
持参品は、筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、鉛筆削り)、受検票、昼食(弁当・初日のみ)、上履き(下履きを入れる袋)と書かれています。英語は、筆記30分のあとにリスニング10分があります。国語・数学・理科・社会が各40分ですので、時間を測った練習を重ねておきます。
合格者の決定
要項には、独自枠の合格者の決定について、A方式1型は「報告書、学力検査の成績、面接の結果を資料として選抜を行い、総合的に判断して合格者を決定する」、A方式2型は、これに活動実績報告書が加わる、と書かれています。独自枠で合格にならなかった人が共通枠にも志願している場合は、共通枠の方法で選抜を受けます。
鴨沂高校の倍率・志願者数の推移(令和6〜8年度)
令和8年度までの京都府の入試は、前期選抜等と中期選抜でした。次の数字は、京都府教育委員会の「中期選抜に係る志願者数」の資料にある、中期選抜の志願者数と倍率です。倍率は、中期選抜の志願者数÷中期選抜の募集人員で、募集定員から前期選抜等の合格者を除いた人数が分母です。
| 年度 | 募集定員 | 前期選抜等の合格者数 | 中期の募集人員 | 中期の志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 240人 | 72人 | 168人 | 265人 | 1.58倍 |
| 令和7年度 | 240人 | 72人 | 168人 | 237人 | 1.41倍 |
| 令和8年度 | 240人 | 72人 | 168人 | 207人 | 1.23倍 |

鴨沂高校の志願者数は、令和6年度の265人から、令和7年度の237人、令和8年度の207人へと、2年間で58人減りました。倍率も1.58倍、1.41倍、1.23倍と下がっています。ただし、1倍を超えている点は3年間変わりません。令和9年度は、前期選抜のなかに独自枠と共通枠があり、後期選抜の位置づけも変わるため、同じ倍率の計算にはなりません。この表は、人気の目安として見てください。
京都市内の普通科の倍率を並べてみる
京都府教育委員会の資料にある、令和8年度の中期選抜の志願状況から、京都市内の主な府立・市立の普通科を並べます。倍率は中期選抜の志願者数÷中期選抜の募集人員で、令和7年度の倍率も同じ資料にあります。
| 学校(普通科) | 令和8年度の志願者数 | 令和8年度の倍率 | 令和7年度の倍率 |
|---|---|---|---|
| 日吉ケ丘 | 216人 | 1.29倍 | 1.32倍 |
| 鴨沂 | 207人 | 1.23倍 | 1.41倍 |
| 洛北 | 135人 | 1.21倍 | 0.99倍 |
| 山城 | 268人 | 1.20倍 | 1.10倍 |
| 紫野 | 164人 | 1.17倍 | 1.38倍 |
| 鳥羽 | 125人 | 1.12倍 | 0.89倍 |
| 北稜 | 160人 | 0.95倍 | 0.91倍 |
| 洛東 | 125人 | 0.74倍 | 0.93倍 |
鴨沂高校の令和8年度の志願者数207人は、この表の中では山城(268人)、日吉ケ丘(216人)に次ぐ規模です。倍率は令和7年度の1.41倍から1.23倍に下がっていますが、京都市内の普通科の中では高い側にあります。令和9年度は制度が変わるため、この並びがそのまま続くとは限りません。
令和9年度の入試日程
| 項目 | 日付 | メモ |
|---|---|---|
| 志願者情報の入力 | 令和8年12月8日(火)9:00〜12月14日(月)17:00 | Web出願システム |
| 出願情報の入力 | 令和9年1月12日(火)9:00〜1月18日(月)17:00 | 確認・訂正は1月25日(月)まで |
| 統一学力検査 | 令和9年2月18日(木) | 独自枠・共通枠とも。国語・数学・英語・理科・社会 |
| 学校個別検査 | 原則2月19日(金) | 鴨沂高校の独自枠は、2月19日(金)に集団面接(集合は午前8時45分) |
| 追検査 | 統一学力検査2月24日(水)/学校個別検査 原則2月25日(木) | やむを得ない理由で受検できなかった人が対象 |
| 前期選抜の合格発表 | 3月5日(金)午後2時 | Web出願システム。後期選抜を行う学校もこの日に発表されます |
| 後期選抜 | 出願3月10日(水)9:00〜3月11日(木)12:00/検査3月16日(火)/発表3月18日(木)午後2時 | 欠員のある学校で実施 |
共通枠で他校も志願する場合、2月18日(木)は昼食の持参が必要です。持ち物や集合時間は、鴨沂高校の募集要項と受検票で確認してください。
追検査と特別入学者選抜
やむを得ない理由で統一学力検査や学校個別検査を受けられなかった人は、届け出たうえで追検査を受けることができます。令和9年度の追検査は、統一学力検査が2月24日(水)、学校個別検査が原則2月25日(木)です。
前期選抜のなかには、特別入学者選抜(海外勤務者帰国子女、中国帰国孤児子女、社会人、長期欠席者、全国部活動の各選抜)もあります。共通枠の判定の対象になる人数は、募集定員から独自枠と特別入学者選抜の合格者を除いた数ですので、枠の仕組みとして知っておくとよいでしょう。
後期選抜は、前期選抜と特別入学者選抜のあと、相当の欠員が生じている場合に実施されることがあります。実施校は3月5日に発表されます。出願の対象や手続は、要項と中学校の案内で確認してください。
中1〜中3の準備の進め方
京都府の報告書は、中1・中2・中3の3年間の評定の合計です。中3だけでは決まりません。また、実技4教科が2倍になるので、副教科の評定が全体に与える影響も小さくありません。
| 時期 | 報告書(内申)に向けて | 統一学力検査に向けて |
|---|---|---|
| 中1・中2 | 定期テストと提出物を安定させる。実技4教科は、実技・提出物を丁寧に。 | 基礎計算と英語の基本文をそろえる。 |
| 中3の1学期 | 評定の最終年なので、定期テストの対策を最優先。 | 5教科の復習計画を立てる。 |
| 中3の夏 | 2学期の評定の見通しを立て、弱い教科を絞る。 | 各40点の5教科を、まんべんなく得点できるよう弱点単元を復習。 |
| 中3の2学期〜冬 | 実技4教科の最後の評価まで手を抜かない。 | 過去問と統一学力検査の形式(国数理社は各40分)に慣れる。 |
| 出願前(1月) | 報告書の最終確認を、中学校の進路面談で行う。 | 独自枠を受ける場合は、面接など学校個別検査の準備も。 |
保護者の方が確認しておくこと
- お子さんの3年間の評定を教科別に並べ、実技4教科(2倍)がいくつあるかを確認する。
- 学力検査5教科のうち、取りこぼしが多い教科はどれか。
- 独自枠のA方式1型・2型のうち、どちらの型がお子さんに合うか(2型は活動実績報告書の準備が必要)。
- 面接(独自枠では50点)に向けて、自分の言葉で話す練習の機会があるか。
- 出願情報の入力(令和9年1月12日〜18日)と、検査日(2月18日・19日)を、家庭のカレンダーに入れる。
- 中学校の進路面談の日程と、報告書の最終確認の時期。
独自枠・共通枠のどちらで受けるか
- 独自枠のA方式1型は、5教科の学力検査(200点)・報告書(135点)・面接(50点)の組み合わせです。学力検査の割合が大きい型です。
- A方式2型は、学力検査を150点に減らし、活動実績報告書50点を加えた型です。活動の記録を整理できる人に向きます。
- 共通枠は、報告書と学力検査のバランスが問われます。評定と当日点の両方を、一定の位置まで上げておくことが前提です。
- 両方に出願する場合は、独自枠で合格にならなかったとき、共通枠で選抜される、という要項の規定を確認します。
よくある質問
まとめ:報告書と統一学力検査の両方を、3年間かけて積み上げる
鴨沂高校の前期選抜は、募集定員240人の50%が独自枠、残りの枠が共通枠などです。共通枠は報告書195点と統一学力検査200点で、双方の順位が重視されます。独自枠はA方式1型・2型とも合計385点で、報告書135点・面接50点を含みます。
日程は、出願情報の入力が1月12日から18日、検査が2月18日・19日、前期の発表が3月5日です。まず、お子さんの3年間の評定の合計と、5教科の得点の目安を並べて見ることから始めてください。


