都立杉並高校に合格したい|推薦は約3.6倍・課題解決の作文・倍率を公式データで解説【2027年入試・杉並区】

都立杉並高校(杉並区) 推薦は約3.6倍の人気校学校別 合格対策

最終更新:2026年10月/配点・倍率・作文テーマは、東京都教育委員会の公表資料(記事末の出典)にもとづきます。令和9年度(2027年春)の細かい条件は、必ず学校の募集案内で確認してください。

結論:都立杉並高校の推薦は1000点満点。調査書が50%、当日の検査は面接と作文が250点ずつ同じ配点です

令和8年度の推薦倍率は約3.6倍、一般(第一次)は受検者÷合格者で約1.23倍でした。

推薦は「合格のチャンスを1回増やすもの」と考え、一般入試(1020点満点)を本命として5教科の当日点を上げるのが、いちばん安全な準備の仕方です。

この記事でわかること
  • 都立杉並高校の入試の基本データ
  • 推薦の配点(令和9年度)と、どこで点を取るか
  • 令和8年度の倍率(推薦・一般)
  • 実際に出た推薦作文のテーマと、家でできる対策
  • 一般入試のしくみと、保護者のかかわり方

都立杉並高校の入試の基本データ

項目内容
所在地東京都杉並区
学科普通科
一般入試の問題都の共通問題(5教科)
一般入試の配点学力検査700点+調査書300点+ESAT-J 20点=1020点
推薦の枠募集人員の20%
文化・スポーツ等の特別推薦実施する

杉並高校は杉並区成田西にある都立の普通科の高校です。学校の説明では、吹奏楽部が東京都教育委員会の部活動特別強化プロジェクト「Premier Club」の指定を受けています。また英語教育研究推進校(GE-NET EE)として、英語の習熟度別少人数授業や英検の全員受験、オンライン英会話などに取り組み、台湾を舞台にした海外修学旅行での探究学習も行っています。通学は、東京メトロ丸の内線 南阿佐ヶ谷駅から徒歩7分、JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩15分です。

推薦の配点(令和9年度):作文は250点

検査配点全体に占める割合
調査書(内申)500点50%
個人面接250点25%
作文250点25%
合計1000点100%

杉並の推薦は1000点満点で、調査書が50%、個人面接が25%、作文が25%です。

当日の検査は面接と作文が250点ずつ同じ配点です。作文で書いた「課題を解決した経験」を面接でも話せるように準備すると、両方の点が安定します。

ここがポイント
作文で書く「高校生活での考え方」は、面接でもそのまま聞かれやすい内容です。作文と面接で同じ考えを話せるように準備すると、答えにぶれがなくなります。面接の準備は推薦入試の面接対策も参考にしてください。

令和8年度の倍率:推薦と一般を並べて見る

入試募集応募・受検合格倍率
推薦64人応募 231人64人3.61倍(応募÷募集)
一般(第一次)253人最終応募 357人/受検 319人260人応募 1.41倍/受検÷合格 1.23倍

推薦は募集64人に231人が応募し、約3.6倍でした(文化・スポーツ等特別推薦を含む人数)。

一般(第一次)は、最終応募の時点で1.41倍、受検319人に対して合格260人で約1.2倍でした。推薦は3倍をこえる競争なので、推薦だけに頼らず、一般入試の5教科の準備も並行して進めておくのが安全です。

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過去の推薦作文を分析(令和8年度)

出題の要約

令和8年度は作文・50分、字数は540〜600字でした(都教委の公表資料を要約)。

  • 日本経済団体連合会のアンケートで、「学生に特に期待する能力」の1位が「課題設定・解決能力」だったことが示されました。
  • 一段落目で、これまでの生活を振り返り「目標達成のために自ら課題を発見して解決した経験」を書き、二段落目で、一段落目を踏まえて「課題設定・解決能力」を高めるためにどのような学校生活を送りたいかを書く問題でした。

この出題で見られている力

  • 自分の経験の中から「課題を見つけて、解決した」場面を選び出す力
  • 経験を「目標→課題→工夫→結果」の順で、短く筋道立てて書く力
  • 段落の指定(一段落目は経験、二段落目は高校生活)を守って書き分ける構成力

作文対策:家でできる手順

  1. 部活・委員会・学習などから「目標を立てて、うまくいかない原因を自分で見つけ、直した」経験を1つ選ぶ
  2. 一段落目は「目標→見つけた課題→自分で考えた工夫→結果」の4つを入れて300字前後で書く
  3. 二段落目は「高校で何に取り組み、どう課題を見つけて解決していくか」を、一段落目の経験とつなげて書く
  4. 50分で540〜600字に収める練習を2〜3回。段落の数と、字数の下限(540字)に届いているかを毎回確認する

書いた作文は、学校や塾の先生、家庭教師など第三者に読んでもらうと、自分では気づかない「伝わらない部分」が見つかります。

一般入試:1020点のうち、当日の学力検査が700点

一般入試(第一次募集)は、学力検査700点+調査書300点+ESAT-J(中学校英語スピーキングテスト)20点の1020点満点です。5教科とも都の共通問題です。

学力検査の比重が大きいので、中3の秋からは「苦手教科の基本問題で落とさない」ことが合格に直結します。内申の計算方法は都立高校の内申点の仕組みと計算方法で確認できます。

保護者がやりがちな、もったいない関わり方

こんな関わり方は逆効果になりやすい
  • 倍率の数字だけを見て「受かる・受からない」を決めつける
  • 作文を親が直しすぎて、本人の言葉ではなくなる(面接で話がかみ合わなくなります)
  • 推薦の準備に時間を取りすぎて、一般入試の5教科の勉強が止まる
おすすめの関わり方
本人が書いた作文を読んで、「どこが一番伝わったか」を1つだけ伝える。直すのは本人に任せ、日程の管理(説明会・出願・模試)を保護者が受け持つと、受験生は勉強に集中しやすくなります。

よくある質問

Q. 杉並高校の推薦の作文は、何字ですか?

A. 令和8年度は50分・540〜600字でした。「課題設定・解決能力」をテーマに、自分で課題を見つけて解決した経験と、高校生活でその力をどう高めるかを2段落で書く問題でした。

Q. 杉並高校と杉並総合高校は同じ学校ですか?

A. ちがう学校です。杉並高校は成田西にある普通科、杉並総合高校は下高井戸にある総合学科で、推薦の配点もちがいます。

Q. 一般入試の倍率は?

A. 令和8年度は最終応募が1.41倍、受検者÷合格者は約1.2倍でした。

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