最終更新:2026年9月/芦花中の定期考査・単元テストの日付は、公表資料から確実に読み取れませんでした。学校の月行事予定・学年だよりで必ずご確認ください。
芦花中の英語の年間指導計画を見ると、成績の材料は「定期考査」「単元テスト」「ワークシート」、そして「パフォーマンステスト」です。学校だよりの9月の予定にも「単元テスト(5科)」が載っていました。
テストの回数が多いということは、1回ごとの範囲はせまいということです。単元が終わった週の週末に、その単元のワークを1周する。これを続ければ、単元テストでも定期考査でも「やり直し」から始めずにすみます。
芦花中学校は、世田谷区粕谷2丁目にある、昭和29年創立の中学校です。校名は、粕谷に住み、雑木林を愛した作家・徳冨蘆花にちなんでいます。校地はかつて葦(あし)がしげる田んぼで、校章には葦の花がえがかれています。
芦花中は、教科ごとの年間指導計画や授業の進み具合までホームページで公開しています。この記事では、その資料と学校だより、月行事予定、学校評価の報告書をもとに、家庭学習への生かし方を紹介します。
この学校以外にも当てはまる区共通の話(教科書の出版社や都立高校の一覧など)は、世田谷区の中学生向けガイドをご覧ください。
- 芦花中の成り立ちと基本データ
- 定期考査・単元テスト・パフォーマンステストで決まる評価のしくみ
- 単元テストが多い学校の、平日の勉強の回し方
- 学校の自己評価に出た「家庭学習」と「計画的に追究する力」の課題
- 公開されている年間指導計画の使い方と、高校受験の進め方
粕谷の芦花中はどんな学校か
芦花中は3学期制の中学校で、I組(あいぐみ)もあります。令和8年度は給食室と和室が新しくつくられ、体育館のエアコンの増強工事も予定されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 世田谷区粕谷2丁目22番2号 |
| 創立 | 昭和29年6月15日(開校記念日は11月4日) |
| 学期制 | 3学期制(7月17日に終業式、9月1日に始業式) |
| 生徒数・学級数 | 公表資料で確認できませんでした |
| 東京都の指定 | 東京都推進事業「デジタルを活用したこれからの学び」 |
※出典:世田谷区立芦花中学校ホームページ「基本情報」、学校だより4月号・7月号、学校日記、「R8 次年度に向けた改善方策」(いずれも公式)。
世田谷区は住所で通う中学校が決まるしくみで、学校選択制はありません。指定校変更の条件はまとめ記事で確認してください。
芦花中のテストは「定期考査」と「単元テスト」の二本立て
芦花中は、定期考査のほかに単元テストでも力をたしかめています。3年英語の年間指導計画には、成績の3つの観点ごとに、何を材料にするかが書かれています。
| 観点 | 評価の材料(3年英語) |
|---|---|
| 知識・技能 | 定期考査、単元テスト、ワークシート |
| 思考・判断・表現 | 定期考査、単元テスト、ワークシート(3学期はパフォーマンステストも) |
| 主体的に学習に取り組む態度 | パフォーマンステスト、授業観察 |
※出典:世田谷区立芦花中学校「3年_英語_年間指導計画」(公式)。ほかの教科・学年の評価の材料は、それぞれの年間指導計画で確認してください。
ここからわかるのは、定期考査だけでがんばっても、単元テストやワークシートで取りこぼすと成績に響くということです。反対に、単元テストで毎回しっかり点を取っておけば、定期考査で少し失敗しても取り返しやすくなります。
英語で話す・発表するなど、実際にやってみせる形のテストです。芦花中の3年英語では「主体的に学習に取り組む態度」の材料になっています。教科書の本文を自分の言葉で言いかえて発表する練習を、ふだんから少しずつしておきましょう。
単元テストが多い学校の、平日30分の回し方
単元テストは、範囲がせまいかわりに、次々とやってきます。「単元が終わった週に1周」をくり返すのがコツです。
答案の直し方は解き直しの記事で、テスト中に時間が足りなくなる人向けのコツは時間配分の記事で紹介しています。
芦花中の英語の年間指導計画では、単元テストも定期考査と同じ観点の評価材料です。準備なしで受けて低い点が続くと、定期考査でいくら取り返そうとしても追いつきにくくなります。前日の20分だけでも準備しましょう。
学校の自己評価に出た「家庭学習」と「計画的に追究する力」
芦花中の令和7年度の自己評価報告書には、家庭学習と学び方について、学校自身の分析が書かれています。
| 項目(令和7年度) | 結果 |
|---|---|
| 考えたり話し合ったりする機会がある(生徒) | 94ポイント |
| ICTを利用した分かりやすい授業(生徒) | 89ポイント |
| 自ら計画的に追究し解決する | 73ポイント(課題とされている項目) |
| 家庭で宿題やeラーニングで学習している | 72ポイント(昨年度より12ポイント向上) |
※出典:世田谷区立芦花中学校「R7 自己評価報告書」(学校の公表資料より)。ポイントは肯定的な回答の割合です。
学校は、家庭学習の数字が上がったことを認めつつ、「なお改善の余地がある」としています。また、「自ら計画的に追究し解決する」力を、今後の重点にあげています。授業では、東京都の「デジタルを活用したこれからの学び」の指定を生かし、「問いと振り返り」や「個に応じた指導」を大切にするとしています。
家庭でできること:週の予定を「自分で」立てる
計画的に学ぶ力は、家庭でも育てられます。日曜日の夜に5分だけ、次の1週間の「単元テスト」「提出物」「部活」を紙に書き出し、どの日に何をやるかを自分で決める。うまくいかなかった週は、翌週の計画を少しだけ変えます。この「計画→ふり返り→修正」が、学校の言う「計画的に追究する力」の練習になります。
保護者が予定を決めてしまうと、子どもは「言われたからやる」になりがちです。子どもが立てた計画を見て、「この日は部活で遅いけど大丈夫?」と一言だけ聞くくらいがちょうどよい関わり方です。
公開されている年間指導計画と「授業進捗状況」を家で使う
芦花中は、1〜3年の国語・社会・数学・理科・英語の年間指導計画、各学年の年間学習計画表、そして1学期の授業進捗状況をホームページで公開しています。これを使わない手はありません。
- 先取りの目安に:年間指導計画で「来月に習う単元」を確認し、教科書のそのページを一度読んでおくと、授業がわかりやすくなります。
- 単元テストの予告として:いつごろ何の単元が終わるかがわかるので、単元テストのおおよその時期を予想できます。
- 休んだときの確認に:授業進捗状況を見れば、どこまで進んだかがわかります。休んだ日の分は、その週のうちにワークで補いましょう。
夏期課題サポート教室と、英語の国際交流
芦花中では、7月22日から夏期課題サポート教室が始まりました。長い休みの課題でつまずいたときに頼れる場です。9月17日には、英語の授業でインドネシアとフィリピンの学校とオンラインでつなぐ国際交流も行われました。7月には防災キャンプもあり、生徒が育てたじゃがいもで「芦花中防災カレー」を作っています。英語の少人数授業が「個別最適な学び」に役立っていることも、自己評価報告書に書かれています。
芦花中から高校受験へ:同じ粕谷に都立芦花高校
芦花中の3年生は、6月24日に第1回進路説明会がありました。学校の近く、同じ粕谷(3丁目)には都立芦花高校があります。区内・周辺の都立高校の一覧はまとめ記事に、入試の日程としくみは都立高校入試2027の記事にまとめました。
| 学年・時期 | やること |
|---|---|
| 中1 | 単元が終わった週に1周する習慣をつける。日曜夜の5分計画を始める |
| 中2 | 単元テストの答案をファイルにとじ、定期考査前の予想問題として使う |
| 中3・秋 | 2学期の単元テストと定期考査で評定を固める。志望校の候補を3つにしぼる |
| 中3・冬 | 都立の過去問を時間を計って解く。単元テストで間違えた単元を最後にもう一度 |
※学習量と時期は目安です。提出物やワークシートと内申の関係は提出物の記事で説明しています。
エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。世田谷区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。単元テストや定期考査の答案を見ながら、1週間の学習計画を一緒に立てます。無理な勧誘はありません。
まとめ:芦花中で毎回のテストを力にするために
- 芦花中は粕谷の3学期制の中学校。校名は徳冨蘆花に、校章は葦の花にちなむ
- 評価の材料は定期考査・単元テスト・ワークシート、英語ではパフォーマンステストも
- 単元が終わった週に1周、単元テストの前日は付せんの問題だけ
- 自己評価では家庭学習が72ポイント。日曜夜の5分で1週間の計画を自分で立てる
- 公開されている年間指導計画と授業進捗状況で、先取りと休んだ日の確認を


