最終更新:2026年10月/数字は、学校の公式サイトと募集要項(記事末の出典)にもとづきます。説明会・入試相談の日程や細かい条件は変わることがあるので、必ず学校の最新情報で確認してください。
推薦・併願優遇のどちらも、学校説明会と個別受験相談への参加が必須です。秋のうちに説明会を予約しておきましょう。
推薦Aは3教科10以上・5教科16以上・9教科30以上のどれか1つを満たし、9教科に「1」がなければ出願できます。推薦Bは数値の基準がありません。
- 正則高校の入試の基本データ
- 推薦A・推薦Bの内申基準
- 都内の中学生が使える受け方
- 一般入試と併願優遇の基準
- プラス点・奨学金・学費
- 中3の秋からの準備の順番
正則高校の入試の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区芝公園3-1-36(普通科・男女) |
| 通学 | 日比谷線「神谷町」徒歩5分/三田線「御成門」徒歩5分/浅草線「大門」・大江戸線「赤羽橋」徒歩10分/JR「浜松町」徒歩15分 |
| 募集定員(2027年度) | 普通科160名(一般は第一回120名・第二回40名。推薦枠の人数は書かれていません) |
| 入試日 | 推薦:2027年1月22日(金)/一般第一回:2月10日(水)/一般第二回:2月12日(金) |
| 合格発表 | 推薦:1月23日(土)12時〜/一般第一回:2月11日(木)14時〜/第二回:2月13日(土)11時〜(どれも学校HPの合格発表サイト) |
| 受験料 | 20,000円(第一回と第二回の両方に出願する場合、第二回は免除) |
千代田区神田錦町にある「正則学園高校」とは別の学校です。この記事の数字は、港区芝公園の正則高校のものです。
正則高校には、特進クラスやコース制がありません。すべての生徒に進学できる学力をつけることを目標にしていて、2・3年生では希望の進路に合わせた選択授業が多くなります。放課後は「正則スタディラウンジ」でチューターに質問したり、自習したりできます。
推薦A・推薦Bの内申基準
| 区分 | 内申の基準 | 試験 |
|---|---|---|
| 推薦A | 3教科10以上 または 5教科16以上 または 9教科30以上。9教科に「1」がないこと | 作文(50分)・面接 |
| 推薦B | 推薦Aの基準に届かない人。9教科に「1」がないこと(数値の基準なし) | 適性検査(60分)・面接 |
- 推薦A・推薦Bとも、正則が第一志望(単願)の人の入試です
- 共通の条件:2027年3月に公立中学校を卒業見込みで、中学校長の推薦があること。出席状況が良好であること
- 出願書類は、写真票・中学校長の推薦書(学校の書式)・調査書(公立高校用)です
- 面接は受験生だけで受けます。推薦Bの適性検査は定規を持っていきます
推薦Bは「B推薦(併願推薦)」ではありません。学校の入試Q&Aにもはっきり書かれています。推薦Bで受けて合格したら、正則に入学することになります。
欠席の日数の基準は、要項には書かれていません。けがや病気での入院などが理由なら配慮することがある、と学校は説明しています。気になる人は説明会の相談コーナーで聞きましょう。
都内の中学生が使える受け方
正則高校の推薦・併願優遇には、住んでいる地域の限定は書かれていません。東京都の中学生も、推薦A・推薦B・併願優遇・第一志望優遇・フリーのすべてを使えます。
| 受け方 | 向いている人 | 都内生 |
|---|---|---|
| 推薦A・推薦B | 正則が第一志望(単願)の人 | 使える |
| 併願優遇 | 都立や他の私立が第一志望で、正則を押さえにする人 | 使える |
| 第一志望優遇 | 推薦で不合格だったが、正則が第一志望の人 | 使える |
| フリー | 内申の基準を気にせず、当日の試験で勝負する人 | 使える |
ただし、推薦と併願優遇の出願資格は「公立中学校を卒業見込み」と書かれています。私立や国立の中学校に通っている人は、使えるかどうかを個別受験相談で確かめてください。
一般入試と併願優遇:基準は「3教科10かつ5教科16」
一般入試は、国語・英語・数学(各50分)と面接(受験生のみ)です。配点は公表されていません。第一回(2月10日)と第二回(2月12日)があります。出願は2027年1月25日(月)〜2月3日(水)です。
- 併願優遇の基準は3教科10以上かつ5教科16以上です。「かつ」なので、両方を満たす必要があります
- 公立高校・私立高校のどちらを第一志望にしていても使えます
- 中学校を通して併願優遇を願い出ること、出席状況が良好であることが条件です
- 併願優遇で受ける人が都立高校の推薦入試に合格したときは、正則に出願しなくてもかまいません
- 第一志望優遇は、推薦で不合格だった人の学科試験に加点があります(点数は書かれていません)
推薦Aの「または」と、併願優遇の「かつ」を取り違えやすいので注意しましょう。たとえば5教科が16あっても、3教科が9だと併願優遇の基準には届きません。
第一回の募集は120名、第二回は40名です。第一回と第二回の両方に出願すると、第二回の受験料は免除されます。推薦で不合格になった人が一般入試を受け直すときも、受験料はかかりません。一般入試の入学手続きは2月15日(月)〜3月2日(火)、入学金は250,000円です。
内申の基準がない「フリー」で受ける人向けには、2027年1月23日(土)に説明会があります。フリーは内申の基準がないぶん当日の試験が大切なので、過去問で時間配分を練習しておきましょう。
正則の推薦・併願優遇の基準に、今の内申で届くか不安ではありませんか
3教科・5教科・9教科の内申から、推薦Aか、併願優遇か、どの受け方がいちばん合っているかを一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
プラス点・奨学金・学費
推薦・併願優遇には「プラス点」があります。学校の入試Q&Aでは、生徒会の経験、部活動や委員会を3年間続けたこと、検定の取得、皆勤・精勤が対象になる場合がある、と書かれています。何点になるかは要項に載っておらず、学校説明会で説明されます。
成績による特待生制度は、公式サイトと要項には見当たりませんでした。そのかわり、家計の状況に応じて給付される「経済援助奨学金」があります。兄弟姉妹が同時に入学すると入学金が半額になる制度もあります。
| 学費(2026年度実績) | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 250,000円 |
| 授業料(年額) | 468,000円 |
| 年間合計(入学金は別) | 初年度928,400円/2年次から926,200円 |
出典:正則高等学校「2027年度 生徒募集要項」の学費等(2026年度実績)。2027年度の金額ではありません。このほかにタブレット端末代がかかります。
大学の合格実績は、学校の表の「2025年度」の列で日本大30人、東洋大26人、専修大18人などです(既卒を含む人数)。2026年3月の卒業生は、87.4%が4年制大学に進みました。
合格に向けた準備の順番
中1・中2:「1」を作らず、3教科を守る
- 推薦A・推薦Bとも、9教科に「1」があると出願できません。副教科も提出物を落とさない
- 併願優遇は3教科(国・英・数)10以上が必須です。国・英・数の評定を優先して上げる
- 部活動・委員会の3年間継続や検定は、プラス点の対象になる場合があります
中3:秋から入試まで
- 10〜12月:学校説明会に参加し、そのあとの個別受験相談で内申と受け方を確認する(予約制)
- 12月:中学校の先生と相談し、推薦か併願優遇かを決める
- 1月:推薦Aは作文、推薦Bは適性検査と面接の練習。一般は国・英・数を50分で解き切る練習
- 2月:一般第一回(2/10)・第二回(2/12)の日程と、都立入試との組み合わせを確認する
保護者がやりがちな、もったいない関わり方
- 「推薦Bなら他の高校と併願できる」と思い込む(推薦Bも第一志望の入試です)
- 説明会や個別受験相談に行かないまま、推薦や併願優遇で出願しようとする(参加が必須です)
- 「5教科16あるから併願優遇は大丈夫」と考え、3教科の評定を確認しない(3教科10かつ5教科16が必要です)
よくある質問
Q. 正則高校の推薦Bは併願できますか?
A. できません。推薦A・推薦Bとも正則が第一志望の入試です。学校の入試Q&Aにも、推薦Bはいわゆる併願推薦ではないと書かれています。併願で受けたい人は、一般入試の併願優遇を使います。
Q. プラス点は何点つきますか?
A. 要項には点数が載っていません。生徒会・部活動の3年間継続・検定・皆勤などが対象になる場合があり、くわしくは学校説明会で説明されます。
Q. 入試の倍率や合格最低点は公表されていますか?
A. 公式サイトでは、入試結果(倍率・合格最低点)の公表ページは見つかりませんでした。一般入試の配点も公表されていません。
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