最終更新:2026年10月/都立の数字は東京都教育委員会の公表資料(令和9年度実施要綱・令和8年度入試結果)、私立の数字は各校の募集要項・公式発表にもとづきます。
世田谷区には、HPで記事にしている都立6校・私立5校があります。都立は推薦の応募倍率が学校ごとに大きくちがい、私立は内申の基準の示し方や、世田谷区立中学校の在籍者への加点が学校ごとにことなります。
このページでは、世田谷区にある都立6校・私立5校について、受け方・倍率・内申の基準を1ページにまとめました。気になる学校は、学校別の記事でさらにくわしく確認できます。
- 世田谷区の高校 一覧(11校)
- 世田谷区の都立高校(6校)
- 世田谷区の私立高校(5校)
- 都立と私立の組み合わせ方
- 2027年度入試のスケジュール
- よくいただくご質問
こんにちは。オンラインのプロ家庭教師、エスペランサアカデミーです。世田谷区の中学3年生と保護者の方から、「家から通える高校で、うちの子の内申で受けられるのはどこか」というご相談をよくいただきます。
高校の入試は、同じ地域の学校でも、受け方や見られるところが大きくちがいます。都立は推薦の配点や作文・小論文の形が学校ごとに異なり、私立は併願優遇の内申基準が学校ごとに決まっています。まずは世田谷区の学校を一覧で見てみましょう。
世田谷区の高校 一覧(11校)
| 学校 | 種類 | 入試の特徴 | 数字(倍率など) |
|---|---|---|---|
| 都立千歳丘高校 | 都立 普通科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集56・応募倍率2.61倍/一般 最終応募1.30倍・受検1.24倍 |
| 都立深沢高校 | 都立 普通科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集32・応募倍率0.84倍/一般 最終応募0.63倍・受検0.55倍 |
| 都立松原高校 | 都立 普通科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集40・応募97・倍率2.43倍/一般 受検倍率1.47倍 |
| 都立芦花高校 | 都立 普通科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集56・応募倍率1.88倍/一般 最終応募1.46倍・受検1.30倍 |
| 都立桜町高校 | 都立 普通科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集64・応募倍率1.98倍/一般 最終応募1.13倍・受検1.01倍 |
| 都立世田谷総合高校 | 都立 総合学科 | 推薦:配点はくわしくは学校別記事 | 推薦 募集72・応募倍率1.93倍/一般 最終応募1.15倍・受検1.06倍 |
| 佼成学園女子高校 | 私立 女子校 | 併願優遇 進学コース 3科11・5科17・9科30(加点上限2) | くわしくは学校別記事 |
| 国士舘高校 | 私立 共学 | 推薦 選抜3科12・5科20/進学3科10・5科17・9科31 | 併願優遇 9科32以上/入試結果は公表を確認できず |
| 駒場学園高校 | 私立 共学 | 推薦5科 進学16・特進19/併願優遇5科 進学18・特進21 | 世田谷区立中の在籍者に加点あり |
| 駒澤大学高校 | 私立 共学 | 併願優遇 5科21・9科38以上/推薦 5科20・9科34以上など | 世田谷区立中の在籍者は9科に2点加点 |
| 日本大学櫻丘高校 | 私立 共学 | 推薦 9科すべて3以上・5科 総合進学20・特進22(2026年度) | 併願優遇の内申基準は確認できず |
出典:都立は東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」「令和8年度 入学者選抜 応募・受検状況」、私立は各校の2027年度(令和9年度)生徒募集要項など。最新の条件は学校でご確認ください。
世田谷区の都立高校(6校)
都立の一般入試は、学力検査700点と調査書点(内申)300点に、英語スピーキングテスト(ESAT-J)20点を加えた1020点満点です。推薦入試は、調査書点に面接と作文(小論文)などを加えて決まり、配点の割合が学校ごとにちがいます。
都立千歳丘高校都立・普通科
千歳丘高校は、全日制(学年制)の普通科です。令和8年度の募集は277人で、そのうち推薦は56人でした。
推薦の応募者は146人で、応募倍率は2.61倍でした。令和7年度は2.50倍です。一般入試は募集221人で、最終応募倍率は1.30倍、受検倍率は1.24倍でした。
推薦の配点や作文の字数は、学校別の記事で確認先を案内しています。推薦は応募が多めなので、秋のうちに面接と作文の練習を始めましょう。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
都立深沢高校都立・普通科
深沢高校は、全日制(単位制)の普通科で、共学です。令和8年度の募集は156人で、そのうち推薦は32人でした。
推薦は32人の枠に27人が応募し、応募倍率は0.84倍でした。令和7年度は1.75倍だったので、大きく下がっています。一般入試は募集130人で、最終応募倍率は0.63倍、受検倍率は0.55倍でした。
一般入試では、学力検査と調査書点を7対3で合わせた点と、学力検査だけの点の両方を出し、高いほうを使う方式をとっています。くわしくは学校別の記事を見てください。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
都立松原高校都立・普通科
松原高校は、全日制(学年制)の普通科です。令和8年度の募集は196人で、そのうち推薦は40人、一般は156人でした。
推薦は40人の枠に97人が応募し、応募倍率は2.43倍でした。令和7年度は2.28倍です。一般入試は、最終応募倍率が1.58倍、受検倍率が1.47倍で、受検者は229人でした。
一般入試は、学力検査7に対して調査書3の割合で、ESAT-Jの点が加わります。推薦も一般も1倍を超えているので、早めに準備を始めましょう。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
都立芦花高校都立・普通科
芦花高校は、全日制(単位制)の普通科で、共学です。令和8年度の募集は276人で、そのうち推薦は56人、一般は220人でした。
推薦の応募倍率は1.88倍で、令和7年度の2.89倍から下がりました。一般入試の最終応募倍率は1.46倍で、令和7年度の2.02倍より低くなっています。受検倍率は1.30倍でした。
倍率は年によって動くので、令和9年度の募集人員が発表されたら、あわせて確認しましょう。推薦をねらう人は、1月に向けて作文と面接の練習を進めます。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
都立桜町高校都立・普通科
桜町高校は、全日制(学年制)の普通科です。令和8年度の募集は316人で、そのうち推薦は64人、一般は252人でした。
推薦の応募倍率は1.98倍で、令和7年度は2.42倍でした。一般入試の最終応募倍率は1.13倍、受検倍率は1.01倍で、受検者は255人でした。
一般入試は、学力検査700点・調査書点300点に、ESAT-Jの20点が加わります。音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定が2倍になるので、実技教科も大切です。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
都立世田谷総合高校都立・総合学科
世田谷総合高校は、全日制(単位制)の総合学科です。約100の科目から選べると紹介されています。令和8年度の募集は236人で、そのうち推薦は72人でした。
推薦の応募倍率は1.93倍で、令和7年度の1.33倍より上がりました。一般入試は募集164人で、最終応募倍率は1.15倍、受検倍率は1.06倍、受検者は174人でした。
推薦の配点は学校ごとにことなります。学校別の記事で確認先を案内しているので、見ておきましょう。
出典:東京都教育委員会 令和8年度入試結果
世田谷区で、お子さんの内申に合う学校を一緒に整理しませんか
今の通知表と模試の結果から、都立の換算内申と、受けられそうな私立の併願優遇を一緒に確認します。オンラインで全国対応、相談は無料です。
世田谷区の私立高校(5校)
私立は、推薦(単願)と、都立などと併願できる「併願優遇」が中心です。どちらも中3の2学期の内申が基準に届いているかで受けられるかが決まり、12月の入試相談で確認します。
佼成学園女子高校私立・女子校
佼成学園女子高校は、女子校です。コースは、スーパーグローバル・留学・特進・進学の4つです。都内の中学生は、B推薦(併願推薦)が使えません。
一般入試は2月10日と12日です。併願優遇は、進学コースで3科11以上、5科17以上、9科30以上のどれかが基準です。特進と留学は3科12・5科20・9科36、スーパーグローバルは3科13・5科21です。
9科に1がないことと、3年次の欠席が10日以内であることも条件です。入試相談は郵送で、2026年12月15日から17日必着が目安です。入試結果の数字は、公表を確認できていません。
出典:佼成学園女子高校 2027年度 高校入試要項
国士舘高校私立・共学
国士舘高校は共学で、普通科の選抜クラスと進学クラスがあります。募集は男女130名で、推薦は2027年1月22日、一般と併願優遇は2月10日と11日です。
推薦の基準は、選抜クラスが3科12以上または5科20以上です。進学クラスは、3科10以上、5科17以上、9科31以上のどれかです。併願優遇は9科32以上で、個別相談での確認も必要です。
検定3級以上で、内申に1点の加点があります。入試結果の数字は、学校の公式サイトでは確認できていません。
出典:国士舘高校 2027年度 生徒募集要項
駒場学園高校私立・共学
駒場学園高校は共学で、アカデミック・特別進学・国際・進学・部活動強化の5コースがあります。推薦は1月22日、併願優遇と一般は2月10日と11日です。
5教科の基準は、進学コースが推薦16以上、併願優遇18以上です。特別進学は推薦19以上、併願優遇21以上です。アカデミックは推薦22以上、併願優遇23以上です。国際は英語4以上も必要です。
世田谷区立中学校の在籍者は、推薦で5教科に1点、併願優遇で5教科に2点の加点があります。ただし、推薦のアカデミックと部活動強化は対象外です。
出典:駒場学園高校 2027年度 入試要項
駒澤大学高校私立・共学
駒澤大学高校は共学です。2027年度の募集は、推薦が男女250名、一般と併願優遇が男女250名です。推薦は1月22日、一般は2月10日、併願優遇は2月13日です。
併願優遇の基準は、5教科21以上かつ9教科38以上です。推薦は基準が3つあり、たとえば基準1は5教科20以上かつ9教科34以上です。評定は、都立高校に出す成績と同じものを見ます。
世田谷区立中学校の在籍者は、9教科の評定合計に2点を加点できます。併願優遇にも同じ加点があるかは、確認できていません。
出典:駒澤大学高校 2027年度 入試要項
日本大学櫻丘高校私立・共学
日本大学櫻丘高校は共学で、特別進学と総合進学の2つのクラスがあります。2026年度の募集は、推薦220名、一般230名です。
2026年度の推薦は、9教科すべて3以上が条件です。5教科の合計は、総合進学が20以上、特別進学が22以上でした。推薦の試験は面接のみで、1月22日に行われました。
併願優遇の内申基準は、公式サイトでは確認できていません。2027年度の基準も確認できていないので、最新の募集要項を見てください。
出典:日本大学櫻丘高校 公式サイト(2026年度募集要項・推薦出願基準)
都立と私立の組み合わせ方
世田谷区の受験で多いのは、都立を第一志望にして、私立を併願優遇で確保する形です。まず12月に決まる内申で受けられる私立を押さえ、そのうえで都立の志望校を決めると、最後まで落ち着いて当日の勉強に集中できます。
都立の推薦は、受ければチャンスが1回増えます。ただし倍率が高くなりやすいので、一般入試の勉強を止めないことが前提です。併願優遇のしくみは東京の私立高校の併願優遇とはでくわしく説明しています。
2027年度入試のスケジュール
| 時期 | できごと | やること |
|---|---|---|
| 10月〜11月 | 2学期の中間・期末テスト | 内申を決めるテスト。提出物も含めて全力で |
| 11月22日 | 英語スピーキングテスト(ESAT-J) | 都立を受ける人は受験。結果は20点満点で加わる |
| 12月 | 三者面談・私立の入試相談 | 内申が確定し、併願校を決める |
| 1月26日・27日 | 都立の推薦入試 | 合格発表は2月2日 |
| 1月29日〜2月4日 | 都立一般入試の出願 | 志望校をここで最終決定 |
| 2月10日ごろ〜 | 私立の一般入試(併願優遇) | 学校ごとに日程がちがう |
| 2月21日 | 都立一般入試の学力検査 | 5教科 |
| 3月1日 | 都立一般入試の合格発表 | 私立の手続き期限も確認しておく |
出典:東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」。私立の日程は各校の募集要項でご確認ください。
10月から入試までの具体的な進め方は中堅の都立・私立高校に合格したい中3へにまとめています。
ほかの区の高校もまとめています
よくいただくご質問
Q. 世田谷区の都立で、推薦の応募倍率が高かったのはどこですか?
A. 令和8年度の推薦の応募倍率は、千歳丘高校が2.61倍、松原高校が2.43倍、桜町高校が1.98倍、世田谷総合高校が1.93倍、芦花高校が1.88倍でした。深沢高校は0.84倍です。
Q. 世田谷区立中学校に通っていると、加点がある私立はありますか?
A. 駒場学園高校は、推薦で5教科に1点、併願優遇で5教科に2点の加点があります。駒澤大学高校は、9教科の評定合計に2点を加点できます。条件はコースによってことなるので、募集要項で確認してください。
Q. オンラインの家庭教師でも受験対策はできますか?
A. できます。画面で同じ問題を見ながら説明し、書いた答案もその場で確認します。部活のあとの夜の時間でも受けられます。初回体験授業(60分)は無料です。
Q. 10月からでも間に合いますか?
A. 間に合います。2学期の内申と、教科書レベルの問題を確実に取れるかで決まる部分が大きいからです。やることを増やすより、順番をしぼることが大切です。


