大田区の中堅校10校に合格したい|都立5校・私立5校の推薦配点・倍率・内申基準【2027年度】

大田区の高校受験 都立5校・私立5校のまとめ保護者向けコラム

最終更新:2026年10月/都立の数字は東京都教育委員会の公表資料(令和9年度実施要綱・令和8年度入試結果)、私立の数字は各校の募集要項・公式発表にもとづきます。

結論:大田区の高校受験は「都立は推薦の配点、私立は内申基準」を学校ごとに確かめるのが近道です

大田区には、ホームページで記事にしている都立5校・私立5校があります。都立は面接や作文・小論文の配点が学校ごとに大きくちがい、一般入試で学力検査をしない学校もあります。私立5校は、併願優遇の基準と受け方が学校ごとに分かれています。

このページでは、大田区にある都立5校・私立5校について、受け方・倍率・内申の基準を1ページにまとめました。気になる学校は、学校別の記事でさらにくわしく確認できます。

この記事でわかること
  • 大田区の高校 一覧(10校)
  • 大田区の都立高校(5校)
  • 大田区の私立高校(5校)
  • 都立と私立の組み合わせ方
  • 2027年度入試のスケジュール
  • よくいただくご質問

こんにちは。オンラインのプロ家庭教師、エスペランサアカデミーです。大田区の中学3年生と保護者の方から、「家から通える高校で、うちの子の内申で受けられるのはどこか」というご相談をよくいただきます。

高校の入試は、同じ地域の学校でも、受け方や見られるところが大きくちがいます。都立は推薦の配点や作文・小論文の形が学校ごとに異なり、私立は併願優遇の内申基準が学校ごとに決まっています。まずは大田区の学校を一覧で見てみましょう。

大田区の高校 一覧(10校)

学校種類入試の特徴数字(倍率など)
都立大森高校都立
普通科
推薦:調査書360・個人面接240・作文120推薦 募集32・応募34/一般 受検57・合格57
都立蒲田高校都立
普通科(エンカレッジスクール)
推薦も一般も:調査書300・面接400・作文300推薦 募集48・応募87/一般 受検95・合格95
都立美原高校都立
普通科(単位制)
推薦:調査書500・個人面接300・作文200推薦 募集40・応募57/一般 受検106・合格106
都立田園調布高校都立
普通科
推薦:調査書375・個人面接125・小論文250推薦 募集48・応募128/一般 募集188・受検274
都立雪谷高校都立
普通科
推薦:調査書300・個人面接100・小論文200推薦 募集56・応募126/一般 募集221・受検325
東京実業高校私立都内生は併願Ⅱ(2/10か12)。基準は9科25〜27くわしくは学校別記事
大森学園高校私立
共学
併願優遇:総進5科16/9科29・選抜5科19/9科32大田区・品川区の公立中生は1点加点
東京高校私立併願優遇(一般第1回2/10):3科12・5科20・9科359科に1・2があると使えません
立正大学付属立正高校私立
共学
併願優遇:5科19または9科34・欠席15日以下2026年度 実質倍率 第1回1.14・第2回1.36
日本体育大学荏原高校私立併願優遇:アドバンスト9科28・アカデミック9科33か5科19英検準2級以上でも基準を満たす扱い

出典:都立は東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」「令和8年度 入学者選抜 応募・受検状況」、私立は各校の2027年度(令和9年度)生徒募集要項など。最新の条件は学校でご確認ください。

大田区の都立高校(5校)

都立の一般入試は、学力検査700点と調査書点(内申)300点に、英語スピーキングテスト(ESAT-J)20点を加えた1020点満点です。推薦入試は、調査書点に面接と作文(小論文)などを加えて決まり、配点の割合が学校ごとにちがいます。

都立大森高校都立・普通科

推薦は720点満点で、調査書360点・個人面接240点・作文120点です。個人面接の点数は作文の2倍なので、話す練習の比重が高くなります。

令和8年度の推薦は募集32人に応募34人で、約1.1倍でした。一般は募集127人に対し、最終応募の倍率が0.50倍で、受検した57人が全員合格しています。

作文は50分・540〜600字で、話し合いが止まった場面でどう動くかを書く問題でした。体験を具体的に書く練習を、秋のうちに始めましょう。

出典:東京都教育委員会 令和9年度要綱・令和8年度入試結果

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都立蒲田高校都立・普通科(エンカレッジスクール)

エンカレッジスクールで、一般入試でも学力検査を行いません。推薦も一般も、調査書300点・個人面接400点・作文300点の1000点満点で選びます。

調査書点は評定ではなく、観点別学習状況の評価で点数にします。令和8年度の推薦は募集48人に応募87人で、約1.8倍でした。一般は募集109人に受検95人です。

配点の中心は面接です。自己PRを2分ほどで話す練習と、中学校での部活動や特別活動の経験を整理しておくことが準備になります。

出典:東京都教育委員会 令和9年度要綱・令和8年度入試結果

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都立美原高校都立・普通科(単位制)

単位制の普通科で、推薦は調査書500点・個人面接300点・作文200点の1000点満点です。調査書の割合が半分を占めます。

令和8年度の推薦は募集40人に応募57人で、約1.4倍でした。一般は募集156人に対し、最終応募の倍率が0.74倍で、受検した106人が全員合格しています。

作文は50分・500〜600字で、クラスの話し合いの進め方を書く問題でした。日ごろの内申を落とさないことが、いちばんの準備です。

出典:東京都教育委員会 令和9年度要綱・令和8年度入試結果

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都立田園調布高校都立・普通科

推薦は750点満点で、調査書375点・個人面接125点・小論文250点です。検査は作文でなく小論文で、資料を読み取って書く形です。

令和8年度の推薦は募集48人に応募128人で、約2.7倍でした。一般は募集188人に受検274人で、191人が合格しています。

小論文は小問1が125〜150字、小問2が500〜600字です。短くまとめる力と長く書く力の両方を、時間を計って練習しましょう。

出典:東京都教育委員会 令和9年度要綱・令和8年度入試結果

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都立雪谷高校都立・普通科

推薦は600点満点で、調査書300点・個人面接100点・小論文200点です。面接の点数は小さく、調査書と小論文で全体の大部分が決まります。

令和8年度の推薦は募集56人に応募126人で、約2.3倍でした。一般は募集221人に受検325人で、224人が合格しています。

小論文は小問1が100字、小問2が400〜500字です。グラフやアンケートの読み取りを、短い文章にまとめる練習が役に立ちます。

出典:東京都教育委員会 令和9年度要綱・令和8年度入試結果

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大田区で、お子さんの内申に合う学校を一緒に整理しませんか

今の通知表と模試の結果から、都立の換算内申と、受けられそうな私立の併願優遇を一緒に確認します。オンラインで全国対応、相談は無料です。

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大田区の私立高校(5校)

私立は、推薦(単願)と、都立などと併願できる「併願優遇」が中心です。どちらも中3の2学期の内申が基準に届いているかで受けられるかが決まり、12月の入試相談で確認します。

東京実業高校私立

西蒲田にある学校で、普通科・機械科・電気科に8つのコースがあります。東京都の中学生が使える併願優遇は「併願Ⅱ」です。

2月10日か12日に、国語・数学・英語の3科を受けます。面接はありません。

基準は9科で見ます。総合進学コースⅡ類とビジネスコースは9科27、機械システムと電気システムは9科25が目安です。コースごとに数字がちがうので、志望コースを先に決めましょう。

出典:東京実業高校 2027年度 生徒募集要項

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大森学園高校私立・共学

大森西にある私立で、都立大森高校とは別の学校です。併願優遇は一般入試の第1回・第2回で使え、国語・英語・数学と面接があります。

基準は、総進コースが5科16または9科29、選抜コースが5科19または9科32です。大田区・品川区の公立中学校に通う人は、1点の加点があります。

東京都の中学生は一般の併願優遇を使います。「推薦Ⅱ」は千葉県・埼玉県の中学生向けなので、募集要項で自分の区分を確かめましょう。

出典:大森学園高校 2027年度 入試の公表資料

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東京高校私立

鵜の木にある私立で、入学時のコース分けはなく、2年生から5つの類型に分かれます。

併願優遇は一般入試第1回(2月10日)だけで使えます。基準は、3科12・5科20・9科35のうち、どれか1つを満たすことです。

9科に「1」や「2」があると、この制度は使えません。苦手教科の評定を2学期のうちに引き上げておくことが、いちばん大切な準備です。

出典:東京高校 2027年度 入試の公表資料

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立正大学付属立正高校私立・共学

西馬込にある立正大学の附属校で、杉並区の東京立正高校とは別の学校です。名前が似ているので、資料を見るときは所在地を確かめましょう。

併願優遇の基準は5科19または9科34です。条件として、3年間の欠席が15日以下で、全教科に「1」がないことが求められます。

2026年度の一般入試の実質倍率は、第1回が1.14倍、第2回が1.36倍でした。出席の状況も基準に入るので、早めに自分の欠席日数を確認しましょう。

出典:立正大学付属立正高校 2027年度 入試の公表資料

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日本体育大学荏原高校私立

池上にあり、アカデミック・アドバンスト・スポーツの3コースがあります。

併願優遇の基準は、アドバンストが9科28、アカデミックが9科33または5科19です。英検準2級以上を持っている場合も、基準を満たす扱いになります。

英検の級を持っているかどうかで、選べる道が広がります。持っていない人は、2学期の内申を上げる方向で準備を進めましょう。

出典:日本体育大学荏原高校 2027年度 入試の公表資料

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都立と私立の組み合わせ方

大田区の受験で多いのは、都立を第一志望にして、私立を併願優遇で確保する形です。まず12月に決まる内申で受けられる私立を押さえ、そのうえで都立の志望校を決めると、最後まで落ち着いて当日の勉強に集中できます。

都立の推薦は、受ければチャンスが1回増えます。ただし倍率が高くなりやすいので、一般入試の勉強を止めないことが前提です。併願優遇のしくみは東京の私立高校の併願優遇とはでくわしく説明しています。

保護者の方へ
「どこを受けるか」は、内申が決まる12月に一気に決まります。今のうちに、気になる学校の基準を一覧で控えておき、三者面談で先生に聞くことをメモしておくと安心です。

2027年度入試のスケジュール

時期できごとやること
10月〜11月2学期の中間・期末テスト内申を決めるテスト。提出物も含めて全力で
11月22日英語スピーキングテスト(ESAT-J)都立を受ける人は受験。結果は20点満点で加わる
12月三者面談・私立の入試相談内申が確定し、併願校を決める
1月26日・27日都立の推薦入試合格発表は2月2日
1月29日〜2月4日都立一般入試の出願志望校をここで最終決定
2月10日ごろ〜私立の一般入試(併願優遇)学校ごとに日程がちがう
2月21日都立一般入試の学力検査5教科
3月1日都立一般入試の合格発表私立の手続き期限も確認しておく

出典:東京都教育委員会「令和9年度 東京都立高等学校入学者選抜実施要綱」。私立の日程は各校の募集要項でご確認ください。

10月から入試までの具体的な進め方は中堅の都立・私立高校に合格したい中3へにまとめています。

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よくいただくご質問

Q. 大田区の都立で、推薦の倍率が高いのはどこですか?

A. 令和8年度の推薦では、都立田園調布高校が募集48人に応募128人で約2.7倍、雪谷高校が募集56人に応募126人で約2.3倍でした。蒲田高校は約1.8倍です。倍率は毎年変わるので、目安として見てください。

Q. 大田区で、一般入試に学力検査がない都立高校はありますか?

A. 都立蒲田高校はエンカレッジスクールで、一般入試でも学力検査を行いません。調査書300点・個人面接400点・作文300点で選びます。ほかの4校は、多くの都立と同じく学力検査があります。

Q. オンラインの家庭教師でも受験対策はできますか?

A. できます。画面で同じ問題を見ながら説明し、書いた答案もその場で確認します。部活のあとの夜の時間でも受けられます。初回体験授業(60分)は無料です。

Q. 10月からでも間に合いますか?

A. 間に合います。2学期の内申と、教科書レベルの問題を確実に取れるかで決まる部分が大きいからです。やることを増やすより、順番をしぼることが大切です。

大田区の高校受験、今からの順番を一緒に決めましょう

通知表と模試の結果をもとに、内申・併願校・当日点の3つをどう組み立てるかを、体験授業でお伝えします。

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