開進第二中学校の定期テスト対策と高校受験|学力調査で見えた「説明する力」【練馬区】

伸びしろは3つの設問定期テスト対策

最終更新:2026年9月/行事や考査の日程は変わることがあります。最新の予定は学校の配布物と行事予定でご確認ください。

結論:開進二中は「解ける」の先にある「説明できる」で差がつきます

開進第二中の3年生は、令和8年度の全国学力・学習状況調査で国語・数学・英語とも東京都と全国の平均正答率を上回りました。基礎の力はしっかりある学校です。

そのうえで学校は、「理由を説明する」「助言をもとに文章を直す」「気持ちの変化をとらえる」設問を伸びしろに挙げています。家では、答えのあとに「なぜ」を一言書く練習を足すのがいちばんの近道です。

開進第二中は、練馬駅から歩いて8分ほどの学校です。区の学校選択制度では、令和8年度入学で通学区域外から108人が希望しました。開進地区の4校の中で、抽選の予定が出たのは開進第二中だけです。

人気がある学校だからこそ、「まわりもできる子が多い」と感じる生徒もいるでしょう。この記事では、学校が自分で公表している学力調査の分析を読みとき、家でどう伸ばすかを具体的に書きました。

練馬区の中学校に共通する情報(教科書、学校選択制度のしくみ、都立高校の一覧、内申の計算)は、練馬区の中学生向けガイドにまとめています。

この記事でわかること
  • 開進第二中の規模と、学校選択制度での人気の数字
  • 9月の中間考査が終わった今、何をすればよいか
  • 全国学力調査で学校が挙げた「強み」と「伸びしろ」
  • 伸びしろの3つの設問を、家で伸ばす具体的な方法
  • 学校の「反転学習」を家庭学習に生かすコツと、高校受験までの流れ

数字で見る開進第二中

開進第二中は、各学年4学級、全体で約390人の学校です。区の統計と学校のホームページで、数字がほぼ一致しています。

項目内容
所在地練馬区練馬2-27-28
最寄り駅練馬駅から徒歩8分/豊島園駅から徒歩6分(学校ホームページの記載)
生徒数・学級数1年125人・2年135人・3年133人/計393人・12学級(令和8年5月1日現在)
学期制3学期制(学校日記に「2学期の定期テスト」の記載)
学校選択(令和8年度入学)区域外の受入可能人数35人/希望者108人/抽選予定あり
学校選択(令和9年度入学)受入れ可能人数35人

※出典:練馬区「区立中学校の在籍者数(学校別・学年別の生徒数・学級数)一覧」(令和8年5月1日現在)、練馬区「令和8年度入学 学校選択制度の希望状況・抽選の有無」(令和7年11月14日公表、10月17日締切時点の希望者数)、練馬区「受け入れ可能人数と当選者数(令和9年度)」、練馬区立開進第二中学校ホームページ(いずれも公式)。学校ホームページでは令和8年9月11日現在で計396名です。

令和8年度入学の希望者108人は、受入可能人数35人の約3倍です。区は、希望校に兄姉が在籍している児童は抽選から除く、と案内しています。令和9年度入学の申込み締切は10月16日です。制度のくわしい流れはまとめ記事をご覧ください。

また開進第二中には、昭和46年に開設された難聴学級があります。長い歴史をもつ学級が同じ校舎にある学校です。

中間考査が終わった今週こそ、次の点数が決まる

開進第二中の2学期中間考査は、9月24日(木)と25日(金)の2日間でした。返ってきた答案をどう使うかで、次の期末考査の点数が変わります。

学校の日記には、「定期テストごとに」生徒が振り返りを書いている様子が紹介されています。学校で書く振り返りを、家でも1回だけ見直すと効果が上がります。

1答案が返った日:まちがえた問題に印をつけ、「知らなかった」「時間が足りなかった」「うっかり」の3つに分けます。10分で終わります。
2その週の土日:「知らなかった」問題だけ、教科書とワークで解き直します。1教科20分が目安です。
31週間後:同じ問題をもう一度解きます。ここで解ければ、期末考査でも取れる問題になります。

解き直しのくわしい手順は、「解き直し」で次に伸びる方法にまとめています。

保護者の方へ:点数より「振り返りの中身」を見る

答案が返ってきたら、点数を聞く前に「どの問題をまちがえた?」と聞いてみてください。学校で書いた振り返りを見せてもらうのも良い方法です。「次はこうする」が書けていれば十分です。期末考査の日程は、学校の行事予定で早めに確認しておきましょう。

全国学力調査が示す「強み」と「伸びしろ」

開進第二中は、令和8年4月の全国学力・学習状況調査(3年生)の結果を、学校のホームページで公表しています。3教科とも平均正答率は東京都・全国を上回っていますが、一部の設問では下回りました。

教科よくできた設問(本校/都/全国)伸びしろの設問(本校/都/全国)
国語
平均72%
「読むこと」72.3%/64.2%/59.7%読み手の助言をふまえて、文章のよい点や改善点を見いだす 44.9%/48.8%/45.0%
数学
平均68%
「図形」71.4%/56.9%/48.7%
証明問題 78.0%/57.2%/46.1%
2つの度数分布多角形から傾向を読み取り、理由を説明する 37.3%(本校)
英語条件に合う情報を読み取る 86.7%/69.4%/63.8%
交流会でしたいことと理由を書く 76.7%/54.0%/44.0%
物語全体を通した登場人物の気持ちの変化 45.8%/53.2%/49.0%
必要な情報の聞き取り 75.5%/80.7%/78.5%

※出典:練馬区立開進第二中学校「令和8年度全国学力・学習状況調査まとめ」(学校の公表資料より)。数学の「データの傾向の説明」の設問は、都・全国の数値を確認できなかったため本校の数値のみ記載しています。

表を見ると、図形や証明、英語の「条件に合う情報を読み取る」力は、都の平均を大きく上回っています。一方で伸びしろは、自分の考えを根拠つきで説明する、人の助言を受けて直す、話の流れ全体をつかむ、という「一歩先」の力に集まっています。

学校も今後の授業改善として、「説明の根拠を明確にする」「対話と推敲の活動を充実させる」「振り返りを次の学習につなげる」ことを挙げています。家庭では、この方向に合わせて少しだけ練習を足すのが効果的です。

3つの伸びしろを、家で伸ばす方法

どれも、特別な問題集がなくても始められます。ふだんのワークや教科書に「一言の説明」を足すのが基本です。

数学:グラフを見たら「だから何が言える?」を1文で書く

37.3%だった設問は、2つのグラフをくらべて傾向を読み、理由を説明するものでした。答えの数値が出せても、説明が書けないと点になりません。

  • 何を:ワークの資料の活用・データの単元の問題
  • どうやって:答えのあとに「〜なので、〜と言える」の形で1文を書く
  • どれだけ:週3問。月・水・金の10分ずつ

文字式を使った説明の設問も50.0%でした。「偶数は2n」のように、何を文字で表したかを最初に書くくせをつけましょう。

国語:作文は「直す時間」までを1セットにする

44.9%だった設問は、書いた文章に人から助言をもらい、よい点や直す点を見つけるものです。書いて終わりにしないことが大切です。

POINT:家族を「読み手」にする

作文や意見文の宿題が出たら、家族に読んでもらい「わかりにくい所を1つ」だけ言ってもらいます。そのあと、自分で1か所を書き直します。1回15分ほどです。定期考査の記述問題や、高校入試の作文にもそのまま役立ちます。

英語:物語は「気持ちの線」を引きながら読む

情報を探して読む力はとても高い一方、物語全体の気持ちの変化は45.8%でした。教科書の物語文では、気持ちを表す語(happy、sad、surprised など)に線を引き、場面ごとに日本語で一言メモします。

聞き取りは75.5%で、都や全国より少し低めでした。教科書の音声を1日5分、文字を見ずに聞いてから本文で確かめる練習がおすすめです。

注意:「平均より上だから大丈夫」と思わない

学校全体の平均が高くても、一人ひとりの得意・不得意はちがいます。特に都立高校の入試では、記述や英作文で部分点を積み上げる力が必要です。「解けたのに説明が書けない」問題を、定期考査のうちに減らしておきましょう。

「反転学習」と評価の説明を、家庭学習に生かす

開進第二中の令和8年度の学校経営計画には、「各教科で、単元を通して反転学習を行う内容を明確にし、家庭学習と結び付ける」と書かれています。反転学習とは、家で先に内容にふれ、授業では考えたり話し合ったりする学び方です。

つまり開進二中では、家での予習がそのまま授業の理解につながります。次のように、予習を「短く・毎回」続けましょう。

  • 授業の前日:教科書の次のページを読み、わからない言葉に丸をつける(5分)
  • 授業の日の夜:丸をつけた言葉がわかったかを確かめる(5分)
  • 週末:1週間分の丸を見返し、まだわからない所を先生に聞くメモを作る(10分)

また計画には、評価の資料や方法の精度を高め、「保護者への事前説明を充分に行う」とあります。通知表の成績は、テストだけでなく提出物や授業での取り組みも見て決まります。説明の機会があれば、何が評価されるのかを確かめておくと安心です。提出物の考え方は提出物は内申にどれくらい効く?で解説しています。

学校はタブレットを使う授業にも力を入れています。家でも端末の課題を後回しにせず、その日のうちに終わらせるのが基本です。

高校受験までの学年別ロードマップ

都立入試のしくみは都立高校入試2027の日程と仕組み、内申の計算は内申点の計算方法にまとめています。ここでは、開進二中の強みと伸びしろに合わせた進め方を示します。

時期やること
中1・中2反転学習の予習を習慣にする。数学は答えのあとに「理由を1文」、国語は作文を1回書き直す
中3・10月中間考査の解き直しを終える。志望校の候補を3校ほど書き出す
中3・11月〜12月2学期の期末考査で内申を固める。私立の併願先を決める
中3・1月〜2月都立の過去問を時間を計って解く。記述と英作文は必ず人に見てもらう

※学習量・時期は目安です。考査の日程は学校の行事予定でご確認ください。

学校の近くの都立高校には、練馬高校(練馬区春日町)や、豊島高校(豊島区千早)があります。区内・周辺の都立高校の一覧と目安はまとめ記事で紹介しています。私立との組み合わせは東京の私立の併願優遇も参考にしてください。

「説明する力」を、答案から一緒に伸ばします

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。練馬区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。解けた問題の「理由の書き方」まで、1問ずつ一緒に確かめます。無理な勧誘はありません。

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まとめ:開進二中で一歩先へ進むために

  • 開進第二中は生徒約390人・12学級。令和8年度入学では区域外から108人が希望した
  • 2学期中間考査は9月24日・25日。答案は「知らなかった」問題から解き直す
  • 令和8年度の全国学力調査では、国語72%・数学68%と都・全国を上回った(学校の公表資料より)
  • 伸びしろは「データの傾向の説明」「助言をふまえた推敲」「気持ちの変化」の設問
  • 家では、答えのあとに理由を1文書く・作文を1回直す・予習を5分だけ続ける
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