合格を確実にする併願校組み合わせには工夫を要します。むやみに受験校を増やす中学受験は負担になるばかり。合格を至近距離にする併願作戦とは!?
併願校をしぽりこむ
●お子さんの学力
●受験校の難易度
●教育方針
●校風
●大学進学実績
●通学時間
以上の点を考慮していくと,おのずから受験校がしぽられてくることでしょう。そして,入試日が重ならないか,入試科目が同じかといった条件を合わせて, 3~ 4校の候補にしぽります。ふつう併願校は2~3校が適当といわれています。私立の中学に入れたいばかりに,併願校数を増やすのは,すすめられません。お子さんの負担は大変なものです。ま
た逆に「ここなら大丈夫」と安心しきって、一発勝負に出るのも危険です。
第ー志望校との組み合わせ
第一志望校には,実力相応かそれ以上の学校を選ぶものです。せっかくの受験チャンスにあこがれの志望校にチャレンジするのも貴重な体験です。そこで,安全な併願校が必要となるのです。合格の可能性で,受験校を次の3タイプに分類します。
安全校……合格確率ほぼ100%
可能校……合格確率80%以上
努力校……合格確率50~80%
併願の組み合わせは,この分類を上手に使い安全校1可能校1 努力校1の計3校可能校または努力校1,安全校1の計2校のようにピックアップします。可能校,努力校ばかりを選ぶことはさけるべきです。安全校を1校受験することで,お子さんの緊張の度合いが軽減します。
●併願校を決定する際の注意
併願校を選ぶ際,お子さんの性格にも配慮したいものです。少々むりをしても偏差値の高い学校へ入れることが,プラスにはたらくお子さんもいれば学校のランクは下がっても成績の上位にいることが,励みとなるお子さんもいます。
次に,これまでの模擬試験や成績を冷静に判断することが大切です。ご両親の期待が大きすぎるとつい客観性を欠いたものになりがちです。また学力試験だけでなく,面接や調査書などを重視する学校もありますから,選抜方法を事前に確認しておきましょう。
併願の日程表を作る|試験日・合格発表・手続き締切を1枚にまとめる
併願校が決まったら、学校ごとの「試験日」「合格発表」「入学手続きの締切」を、1枚の表にまとめます。受験校の数が少なくても、日付が重なる箇所は表にしないと見落としやすくなります。
| 書き込む項目 | 確認のしかた |
|---|---|
| 試験日と試験会場 | 募集要項で、午前・午後の回数や、試験の開始時刻まで確認します。 |
| 合格発表の時刻と方法 | インターネット発表か掲示か、郵送かを確認します。 |
| 入学手続きの締切 | 合格発表から締切までの日数は学校で異なります。時刻まで書き込みます。 |
| 繰り上げ合格の連絡方法 | 電話で連絡する学校もあります。連絡が来たときの返事を、事前に家庭で決めておきます。 |
首都圏でも、東京都内の私立中学は、2027年度入試について、願書の受付が2027年1月10日以降、入学者選抜が2月1日以降と案内されています。受験する地域の日程は、学校ごとの募集要項で確認してください。
午後入試・複数回入試を使うときの考え方
同じ学校が複数回の試験を行う場合や、午後に入試を行う学校もあります。回数を増やせば合格の機会は増えますが、お子さまの体力と気持ちの負担も増えます。次の点を、日程表を見ながら話し合ってみてください。
| 考える点 | 見るところ |
|---|---|
| 体力・集中力 | 午前に試験を受けた同じ日に、午後も受けるのか。移動の時間や食事の時間も含めて無理がないか。 |
| 出題の傾向 | 同じ学校の複数回なら、出題の形式が近いことが多いため、1回分の対策が次の回にも活かせるか。 |
| 気持ちの切り替え | 1校目の結果が思わしくなかった日の翌日に、次の試験を受けられるか。 |
併願校を決めるときの確認リスト
学校選びの視点そのものを整理したい場合は、中学校の選び方|校風・共学別学・進学・費用で比べる5つの軸も参考になります。受験校の数については、併願校は何校受けるべき?受験校数の決め方で詳しく整理しています。
よくある質問
参考:東海中学校「2025年度 入学試験募集要項」「2024年度 入学試験に際してのご注意」、リセマム掲載の東京都2027年度中学入試日程。最新の日程は各校の募集要項でご確認ください。
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