最終更新:2026年9月/倍率は東京都教育委員会の公表資料、偏差値は民間サイトの目安です。令和9年度の募集人員は例年10月下旬ごろ公表されます。
都立世田谷総合高校は、世田谷区岡本にある単位制の総合学科です。令和8年度は推薦が応募倍率1.93倍、一般が最終応募倍率1.15倍で、どちらも前年より上がりました。
偏差値の目安は民間サイトで48〜49です。一般入試のしくみは普通科と同じで、内申と当日点の両方が要ります。「何を学びたいか」と総合学科の科目が合っているかを、説明会で確かめてから志望校に決めてください。
- 世田谷総合高校の基本データ(所在地・最寄り駅・学科・募集人員)
- 令和8年度と令和7年度の倍率と、上がった理由の考え方
- 偏差値と内申の目安、7:3の計算例
- 二子玉川駅からの通学と、世田谷区の中学生にとっての位置づけ
- 総合学科のしくみ(約100の科目から選ぶ)と特色
- 中1から中3までの時期別の対策
都立世田谷総合高校の基本データ
世田谷総合高校は、世田谷区岡本にある全日制・単位制の総合学科です。普通科のように全員がほぼ同じ科目を学ぶのではなく、自分の進路や興味に合わせて科目を選びます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 東京都立世田谷総合高等学校 |
| 所在地 | 世田谷区岡本2-9-1 |
| 最寄り駅 | 東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅 徒歩15分(バス9分) 小田急線 成城学園前駅からバス19分 |
| 学科 | 総合学科(全日制・単位制) |
| 都の指定 | 海外学校間交流推進校 |
| 募集人員(令和8年度) | 236人(うち推薦72人) |
※出典:東京都教育委員会「だから都立高」世田谷総合高等学校、同「令和8年度 募集人員」(公式)。令和9年度の募集人員は未公表です。
推薦の枠が72人と、全体の約3割あるのが特徴です。普通科の学校より推薦で入る人の割合が大きくなります。
世田谷総合高校の倍率:推薦1.93倍、一般1.15倍に上昇
世田谷総合の倍率は、令和8年度に大きく上がりました。令和7年度の一般は最終応募倍率0.98倍で、募集人員を下回っていました。令和8年度は1.15倍になり、推薦も1.33倍から1.93倍に上がっています。
| 区分 | 令和8年度 募集人員 | 令和8年度 倍率 | 令和7年度 倍率 |
|---|---|---|---|
| 推薦(応募倍率) | 72人 | 1.93倍 | 1.33倍 |
| 一般(最終応募倍率) | 164人 | 1.15倍 | 0.98倍 |
| 一般(受検倍率) | 164人 | 1.06倍 | 未確認 |
※出典:東京都教育委員会「令和8年度/令和7年度 東京都立高等学校入学者選抜 応募状況(推薦応募)」「同(最終応募状況)」「令和8年度 第一次募集・分割前期募集 受検状況」(公式)。受検倍率の一部は創英ゼミナール「令和8年度 東京都 高校入試 倍率速報」の集計(民間)。
前年の倍率が1倍を下回ると、翌年は「入りやすそう」と考える受験生が増え、倍率が上がることがあります。ここからは推測ですが、令和8年度の上昇にはその動きがあった可能性があります。令和9年度も1倍を超える前提で準備しておくのが安全です。
一般の受検倍率1.06倍は、受けた174人に対して募集が164人という数字です。不合格になった人は1割に満たない計算ですが、ゼロではありません。
令和7年度の0.98倍から、令和8年度は1.15倍になりました。1年前の数字だけで安心すると、当日の準備が足りなくなります。
世田谷総合高校の合格の目安:偏差値48〜49、換算内申37
偏差値の目安は48〜49です。偏差値は民間の模試・情報サイトによる目安です。サイトによって2〜3違うことがあります。
| 目安の種類 | 数値 | 出典(民間) |
|---|---|---|
| 偏差値 | 48 | みんなの高校情報(2026年度版) |
| 偏差値 | 49 | 家庭教師のトライ |
| 換算内申(65点満点) | 37 | 市進 高校受験情報ナビ(2027年春入試用) |
※出典:みんなの高校情報、家庭教師のトライ「東京都 高校の偏差値一覧」、市進 高校受験情報ナビ「偏差値・内申合格のめやす 東京都立高校入試」(いずれも民間)。
総合学科でも、一般入試は全日制の原則どおり「学力検査7:調査書3」です(体育や芸術の学科の6:4には当たりません)。しくみのくわしい説明は都立高校入試2027のしくみをご覧ください。
7:3の計算例(仮の点数)
| 項目 | 計算 | 点数 |
|---|---|---|
| 調査書点 | 換算内申37÷65×300 | 約171点 |
| 学力検査 | 5教科270点÷500×700 | 378点 |
| 合計(ESAT-Jを除く) | 171+378 | 約549点 |
※仮の点数による計算例です。合格点を示すものではありません。換算内申の計算は都立高校の内申点の計算で説明しています。
推薦は募集人員の約3割(72人)です。内申が目安を上回っている人は、推薦も選択肢になります。推薦の配点は学校ごとに違い、この記事の調査では確認できなかったので、学校説明会や募集要項で必ず確かめてください。
二子玉川駅から通う世田谷総合高校:世田谷区の中学生にとっての位置づけ
世田谷総合高校の最寄りは、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅です。駅から歩くと15分、バスなら9分です。瀬田中や砧南中は、二子玉川駅が最寄りの一つになっています。所要時間は公式の数字がないため書きません。
世田谷区の深沢中学校の令和6年度卒業生の進路一覧に、世田谷総合高校の名前が載っています。区内で総合学科を考えるときの候補になる学校です。
深沢中、瀬田中、砧南中の記事で、学校ごとの定期テスト・内申の話を書いています。区全体は世田谷区の中学生の受験対策にまとめています。
普通科と比べたい場合は、近い偏差値帯の都立桜町高校(偏差値の目安49〜50)や都立千歳丘高校(同43)の記事も参考にしてください。
世田谷総合高校の特色:約100の科目から選ぶ総合学科
世田谷総合の一番の特色は、約100の科目から自分で選んで学べることです。「だから都立高」では「約100個の科目から選ぶことができるため、自分の進路に合わせた教科を履修できます」と紹介されています。
- 施設:陶芸の部屋、溶接の実習室、ロボットに関する部屋など、専門的な設備がある
- 国際交流:海外の学校との交流を行っている(都の海外学校間交流推進校)
- 部活動:ダンス部は「全国大会常連」と紹介されている。ほかにバスケットボール、弓道、吹奏楽、調理など
※出典:東京都教育委員会「だから都立高」世田谷総合高等学校(公式)。
大学の合格実績は、この記事の調査では確認できませんでした。学校の「進路状況」のページには、専門学校・就職の進路一覧の資料が公開されています。大学への進学状況は、学校説明会で直接聞くのが確実です。
科目を自分で選ぶので、1年生のうちから「将来どんなことをしたいか」を考える場面が多くなります。まだ進路が決まっていないお子さまにとっては、いろいろな分野に触れながら考えられる学校とも言えます。説明会では、大学進学を考える生徒がどんな科目を選んでいるかを聞いてみてください。
世田谷総合高校をめざす学年別・時期別の対策
中1・中2:内申と「興味のあること」を育てる
換算内申の目安は37です。5教科の合計が16、実技4教科の合計が11(2倍して22)で37になります。5教科のうち1つを「4」にするか、実技の「2」をなくすことが近道です。
- 定期テストの前に、学校のワークを最低2回解く
- 実技教科の作品・レポートは期限内に丁寧に出す
- 部活や委員会、興味のある分野の活動を続ける(推薦の面接や作文の材料になる)
くわしくは高校受験の内申点の上げ方と実技4教科で差をつけるにまとめています。
中3:9月から2月までの計画
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9〜10月 | 学校説明会に行き、総合学科の科目と進路を確かめる。2学期の定期テストで内申を上げる |
| 11月 | ESAT-Jを受ける。推薦を受けるか決め、私立の併願校の個別相談へ |
| 12月 | 三者面談で受験校を決める。推薦の作文・面接の準備を始める |
| 1月 | 推薦を受ける場合は面接で「総合学科で何を学びたいか」を話す練習。一般の過去問も続ける |
| 2月 | 一般の過去問の間違い直し。基本問題を落とさない練習をくり返す |
※日程の正確な日付は都立高校入試2027でご確認ください。
推薦の面接の準備は推薦入試の面接対策、私立の併願校は東京の私立の併願優遇が参考になります。
世田谷総合高校をめざす世田谷区の中学生へ
総合学科の推薦では、「この学校で何を学びたいか」を自分の言葉で話せるかが大切です。エスペランサアカデミーは完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。内申と当日点の対策に加えて、志望理由の整理も一緒に行います。
まとめ
- 世田谷総合高校は世田谷区岡本の単位制の総合学科。最寄りは二子玉川駅(徒歩15分・バス9分)
- 令和8年度は推薦の応募倍率1.93倍、一般は最終応募倍率1.15倍・受検倍率1.06倍
- 令和7年度は推薦1.33倍、一般の最終応募倍率0.98倍で、令和8年度に上昇
- 偏差値の目安は48〜49、換算内申の目安は37(いずれも民間の目安)
- 約100の科目から選べる。推薦の枠が72人と大きい


