最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集要項と各校の案内で決まります。出願前に、宮城県教育委員会のページと中学校の案内で、最新の情報をご確認ください。
仙台三桜高校(宮城県仙台三桜高等学校)は、宮城県の県立・全日制の普通科の高校です。令和9年度(2027年度)の募集定員は280人です。この記事では、宮城県が公表している令和9年度の「選抜方法等」をもとに、仙台三桜高校の入試で内申(調査書の評定)と当日点(学力検査)がどう使われるかを整理します。宮城県の公立高校入試は、同じ県でも学校ごとに「共通選抜と特色選抜の募集割合」や「内申と当日点の比重」が違います。仙台三桜高校の数字を、先に表で確認しておきましょう。
共通選抜224人・特色選抜56人 募集定員280人のうち、共通選抜が80%(224人)、特色選抜が20%(56人)です。選抜の順序は、共通選抜が先、特色選抜があとと書かれています。
共通選抜は、学力検査の得点(500点満点)と調査書点(195点満点)の満点を原点とした相関図で選びます。相関図での比重は「学力検査:調査書=6:4」です。特色選抜は、調査書270点と学力検査800点の合計1,070点で見て、面接・実技・作文はありません。
合格に必要な点数や、相関図の具体的な計算式は、県は公表していません。この記事では、公表されていない点数の目安は示さず、公式の配点・人数・倍率から計算できることだけを書きます。
- 仙台三桜高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
- 宮城県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)
- 共通選抜:調査書195点・学力検査500点・比重6:4の読み方
- 特色選抜:調査書270点・学力検査800点の計算と、審査対象84人
- 仙台三桜高校の過去4年の出願倍率と、仙台市内の学校との比べ方
- 令和9年度の日程と、中3の冬の学習計画・出願前の確認リスト
仙台三桜高校の選抜方法一覧(令和9年度の公式の数字)
宮城県教育委員会は、県立高校ごとの選抜方法を「選抜方法等一覧」として公表しています。仙台三桜高校(全日制課程・普通科)の令和9年度の内容を、そのまま表にしました。
| 項目 | 内容(県の公表資料) |
|---|---|
| 学科・課程 | 普通科(全日制課程) |
| 募集定員 | 280人 |
| 選抜の順序 | 共通選抜 → 特色選抜 |
| 第2志望とすることができる学科・コース | なし |
| 共通選抜 | 募集人数224人(募集定員の80%)。学力検査:調査書の比重は6:4。学力検査点(500点満点)と調査書点(195点満点)の満点を原点とした相関図を用いて選抜する |
| 特色選抜 | 募集人数56人(募集定員の20%)。調査書270点+学力検査800点=1,070点 |
| 特色選抜の調査書 | 国語・数学・社会・英語・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭の9教科とも、全学年の評定を2.0倍にする(270点) |
| 特色選抜の学力検査 | 国語・数学・英語は得点を2.0倍、社会・理科は得点を1.0倍にする(800点) |
| 特色選抜の審査 | 学力検査点と調査書点の合計点が上位の者から、特色選抜で選抜する56人の150%の範囲(84人)を対象に審査する。合計点をもとに、調査書の記載事項(評定以外の特別活動の記録などの資料)も用いて、総合的に審査し、選抜する |
| 面接・実技・作文 | なし |
| 社会人特別選抜 | なし |
| 第二次募集の配点 | 調査書225点(国語・数学・英語は全学年の評定を1.0倍、社会・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭は2.0倍)+学力検査300点(国語・数学・英語、各100点満点)=525点 |
この表のうち、受検生と保護者が自分で計算できるのは、調査書点と、学力検査の得点を配点に直した値です。以下、順番に説明します。なお、令和8年度までの仙台三桜高校の選抜方法との比較は、手元の資料では確認できていないため、この記事では「令和9年度の内容」だけを扱います。
宮城県の公立高校入試のしくみ(先に押さえたい5点)
- 出願できるのは、1つの高校・課程・学科・コースだけです。県の要項では、第一次募集の出願は1つに限ると書かれています。複数の学科・コースがある学校だけ、同じ学校の他の学科・コースを第2志望にできる場合があります。仙台三桜高校は、第2志望とすることができる学科・コースが「なし」です。
- 合否は「共通選抜」と「特色選抜」の2つの方法で決まります。県の要項では、「共通選抜と特色選抜の2つの選抜方法により行う」とされています。募集割合と選抜の順序は、学校ごとに「選抜方法等一覧」で決まっています。
- 学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各100点満点です。第一次募集の学力検査は、令和9年3月3日(水)です。追試験は3月9日(火)です。
- 調査書点は、評定を使って計算します。共通選抜では、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科の評定を2倍にして、国語・数学・社会・英語・理科の評定と合計します。満点は195点です。
- 合格発表は令和9年3月15日(月)です。第一次募集で定員に満たない場合は、第二次募集が行われます。
ここで押さえたいのは、「調査書点」と「学力検査の得点」を、選抜の方法ごとに違う形で使っていることです。仙台三桜高校では、共通選抜は相関図、特色選抜は合計点と、見方が変わります。
調査書点(共通選抜)の計算:195点満点
宮城県の共通選抜の調査書点は、調査書の「各教科の学習の記録」にある評定を使います。国語・数学・社会・英語・理科の5教科は、評定をそのまま、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科は、評定を2倍にして合計します。195点満点は、5段階の評定を3学年分(5教科+実技4教科の2倍で13教科分×3学年×5点)足した数字です。つまり、中1・中2・中3の3学年分の評定が入ります。9教科×3学年で27個の評定があり、その中の12個(実技4教科×3学年)が2倍になります。
| 評定のパターン(3学年とも) | 5教科の評定合計 | 実技4教科の評定合計 | 調査書点(195点満点) |
|---|---|---|---|
| オール3 | 45点 | 36点(2倍で72点) | 117点 |
| オール4 | 60点 | 48点(2倍で96点) | 156点 |
| オール5 | 75点 | 60点(2倍で120点) | 195点 |
たとえば、5教科がすべて4、実技4教科がすべて3の人は、60+36×2=132点です。5教科がすべて3、実技4教科がすべて5の人は、45+60×2=165点で、5教科が4の人より高くなります。5教科の評定が1つ上がると調査書点は1点、実技4教科の評定が1つ上がると調査書点は2点上がります。実技の評定が、点数の上では5教科の2倍の重さで入るということです。
学力検査の得点:5教科500点
学力検査は、5教科とも100点満点で、合計500点満点です。共通選抜では、各教科の得点がそのまま合計されます。5教科が同じ重さなので、苦手な教科を1つ放置すると、その分が合計から引かれます。特色選抜では、仙台三桜高校の場合は国語・数学・英語が2倍になり、重さが変わります(後で詳しく説明します)。
共通選抜:調査書195点・学力検査500点・比重6:4の読み方
共通選抜は、仙台三桜高校の募集定員280人のうち224人(80%)を選ぶ選抜です。県の要項では、高等学校長は、調査書点と学力検査点の満点を原点とした相関図を用いて選抜すると定められています。調査書点と学力検査点の両方が、満点により近い人を上位として、上位の人から審査し、共通選抜の募集人数分を選びます。
「比重6:4」は、どちらを重く見る意味か
相関図での比重は、各高校が学校・学科ごとに、次の5つの組み合わせから選ぶと、県の要項にあります。
| 県の要項での分類 | 調査書:学力検査 | 仙台三桜高校 |
|---|---|---|
| 調査書重視 | 7:3 | ― |
| 調査書重視 | 6:4 | ― |
| 同等 | 5:5 | ― |
| 学力検査重視 | 4:6 | 該当(学校の表記は「学力検査:調査書=6:4」) |
| 学力検査重視 | 3:7 | ― |
仙台三桜高校の選抜方法等一覧では、「学力検査:調査書」の順に「6:4」と書かれています。県の要項の表は「調査書:学力検査」の順なので、並べ替えると4:6にあたります。県の要項の分類では、これは「学力検査重視」です。つまり、仙台三桜高校の共通選抜は、当日の学力検査のほうを、やや重く見る設定です。
得点率で自分の位置を見る
相関図の計算式は分かりませんが、自分の「調査書点÷195」と「学力検査の得点÷500」を並べると、どちらが相対的に弱いかを確認できます。次の3人の例は、読み方を示すための仮の数字です。実在の受検生の数字ではなく、合否の予想でもありません。
| 調査書点(195満点) | 調査書点の得点率 | 学力検査(500満点) | 学力検査の得点率 | |
|---|---|---|---|---|
| Aさん | 156点(オール4) | 80.0% | 350点(平均70点) | 70.0% |
| Bさん | 117点(オール3) | 60.0% | 400点(平均80点) | 80.0% |
| Cさん | 165点(5教科3・実技5) | 84.6% | 300点(平均60点) | 60.0% |
仙台三桜高校のように学力検査を重く見る設定では、Bさんのように評定が低めでも当日点が高い人は、相関図の上で有利な位置になる可能性があります。逆に、Cさんのように評定が高くても当日点が低めの人は、当日点を上げる課題が見えます。ただし、「どのくらいの位置なら合格か」は公表されていません。実際の合格の境目は、毎年の志願者の分布で変わるので、中学校の進路面談で確認してください。
比重が学力検査寄りだからといって、評定を気にしなくてよいわけではありません。調査書点は、相関図の横軸(または縦軸)の位置を決める、2つのうちの1つです。両方の満点に近いほど上位になるので、片方だけが低いと、その分だけ位置が下がります。
- 評定は、中1から中3までの全学年の評定が入るので、中1・中2の評定はすでに決まっています。これから動かせるのは、中3の評定です。
- 実技4教科の評定は2倍で入ります。提出物・実技の課題・小テストなど、日々の積み重ねが評定に響きます。
- 学力検査は5教科とも100点満点です。どの教科も同じ重さで、共通選抜では国語・数学・英語を特別に重くはしません。

特色選抜:調査書270点・学力検査800点の計算と、審査対象84人
特色選抜は、仙台三桜高校の募集定員のうち56人(20%)を選ぶ選抜です。共通選抜と違って、調査書点も学力検査点も、各高校が教科ごとの倍率を決めて、点数を計算します。仙台三桜高校の倍率は、次のとおりです。
| 項目 | 教科 | 倍率 | 配点(満点) |
|---|---|---|---|
| 調査書 | 国語・数学・社会・英語・理科 | 全学年の評定を2.0倍 | (9教科合計で270点) |
| 調査書 | 音楽・美術・保健体育・技術家庭 | 全学年の評定を2.0倍 | (同上) |
| 学力検査 | 国語・数学・英語 | 得点を2.0倍 | 各200点(3教科で600点) |
| 学力検査 | 社会・理科 | 得点を1.0倍 | 各100点(2教科で200点) |
| 合計 | 調査書270点+学力検査800点=1,070点 |
この表から読み取れることは、3つあります。1つ目は、調査書の9教科がすべて同じ2.0倍で、共通選抜のように実技4教科だけが重い形ではないことです。2つ目は、学力検査では国語・数学・英語の3教科の配点が、社会・理科の2倍になることです。3つ目は、調査書270点より、学力検査800点のほうが、合計の中で大きいことです。
県が公表している仙台三桜高校のアドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)にも、日々の授業に真摯に取り組み、特に国語・数学・英語の成績に秀でている生徒、という書き方があります。特色選抜で国語・数学・英語が2倍になることと、方向が合っています。ただし、アドミッション・ポリシーは学校の求める生徒像であり、点数の計算式ではありません。
特色選抜の点数の動かし方
特色選抜では、教科によって、1点の重さが違います。次の表は、県の公表した倍率から計算した、1つ上がったときの動きです。
| 動かすもの | 合計点の動き |
|---|---|
| 評定を1つ上げる(1教科・1学年分。どの教科でも) | +2点 |
| 国語・数学・英語のどれかで、学力検査を1点上げる | +2点 |
| 国語・数学・英語のどれかで、学力検査を10点上げる | +20点 |
| 社会・理科のどちらかで、学力検査を1点上げる | +1点 |
| 社会・理科のどちらかで、学力検査を10点上げる | +10点 |
国語・数学・英語は、3教科とも10点上げると60点動きます。社会・理科は、2教科とも10点上げて20点です。同じ時間を使うなら、国語・数学・英語の底上げが、特色選抜の合計点には大きく響きます。一方で、共通選抜では5教科が同じ重さなので、5教科全体の底上げが必要です。どちらの方法でも対象になる仙台三桜高校のような学校では、まず5教科の基礎を固めたうえで、国語・数学・英語を伸ばす、という順番が考えやすいでしょう。
特色選抜の計算例
次の3つは、評定と学力検査の得点を決めて、特色選抜の合計点を計算した例です。仮の数字で、実在の受検生ではありません。合否の予想でもありません。
| 例 | 調査書点(270満点) | 国数英(600満点) | 社理(200満点) | 学力検査合計(800満点) | 合計(1,070満点) |
|---|---|---|---|---|---|
| 例1:評定オール3、5教科とも60点 | 162点(27個×3×2.0) | 360点 | 120点 | 480点 | 642点(60.0%) |
| 例2:評定オール4、5教科とも70点 | 216点(27個×4×2.0) | 420点 | 140点 | 560点 | 776点(72.5%) |
| 例3:評定オール5、5教科とも80点 | 270点(27個×5×2.0) | 480点 | 160点 | 640点 | 910点(85.0%) |
たとえば例2は、評定オール4なので27個×4×2.0=216点です。学力検査は、国語・数学・英語が70点×2.0×3教科=420点、社会・理科が70点×1.0×2教科=140点で、合計560点です。調査書点と合わせて776点になります。1,070点満点に対する割合は72.5%です。
例1と例3を比べると、評定が2つ分(オール3からオール5)上がって、調査書点が108点動いています。学力検査は、平均点が20点上がって、国語・数学・英語が360点→480点、社会・理科が120点→160点で、合計が160点動いています。点数の動きを数字で見ておくと、学習のどこに時間を使うかを考えやすくなります。
審査の対象になる人は、56人の150%(84人)
仙台三桜高校の特色選抜の審査は、学力検査点と調査書点の合計点が上位の人から、特色選抜の募集人数56人の150%の範囲(84人)を対象に行う、と書かれています。県の要項では、特色選抜の審査対象者は「合計点上位の者から、各高校が定めた範囲内の者」とされ、範囲は募集人数の120%から200%の間で、5%きざみで設定されます。仙台三桜高校は、150%です。
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 特色選抜の募集人数 | 56人 |
| 審査の対象になる範囲(56人の150%) | 84人 |
| 募集人数をこえて審査される人数(84人-56人) | 28人 |
84人の中から、合計点をもとに、調査書の記載事項(評定以外の特別活動の記録などの資料)も使って、総合的に56人を選びます。合計点が上位であれば自動的に合格する、という書き方ではなく、調査書の特別活動の記録なども審査の材料になる、という書き方です。

第二次募集の配点(参考)
第一次募集で合格者が募集定員に満たない場合に、第二次募集が行われます。県の要項では、第二次募集では、高等学校長が、調査書のみの審査、または調査書に第二次募集の学力検査・面接・作文のいずれかを合わせた審査を行えると書かれています。
仙台三桜高校の選抜方法等一覧には、第二次募集の配点が載っています。調査書225点(国語・数学・英語は全学年の評定を1.0倍、社会・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭は全学年の評定を2.0倍)と、学力検査300点(国語・数学・英語、各100点満点)の合計525点です。上記の配点をもとに、総合的に審査し、選抜する、と書かれています。第二次募集が行われるかどうかは、第一次募集の結果によるため、事前には分かりません。第二次募集の日程は、事務日程で、出願手続が3月16日(火)から3月18日(木)午前11時まで、学力検査等が3月19日(金)と書かれています。
仙台三桜高校の過去4年の出願倍率と、仙台市内の学校との比べ方
宮城県教育委員会は、毎年2月に「第一次募集 学校・学科別出願状況」を公表しています。出願の前に行われる「出願希望調査」の結果と、実際の出願の結果の両方が載っています。令和6年度と令和8年度の資料から、仙台三桜高校(普通科)の数字を整理します。令和5年度と令和7年度は、翌年度の資料の比較欄にある倍率です。
| 年度 | 募集定員 | 第一次募集の出願者数 | 第一次募集の出願倍率 | 出願希望調査の倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和5年度 | ― | ― | 1.35倍(令和6年度資料の比較欄) | 1.23倍 |
| 令和6年度 | 280人 | 378人 | 1.35倍 | 1.23倍(345人) |
| 令和7年度 | ― | ― | 1.52倍(令和8年度資料の比較欄) | 1.48倍 |
| 令和8年度 | 280人 | 378人 | 1.35倍 | 1.52倍(426人) |

4年間の出願倍率は、1.35倍、1.35倍、1.52倍、1.35倍と動きました。令和6年度と令和8年度は、出願者数が同じ378人で、倍率も同じ1.35倍です。令和7年度は、1.52倍と、4年の中で高め数字でした(令和7年度の出願者数と募集定員は、手元の資料では確認できていません)。
出願希望調査と、実際の出願の違い
宮城県では、出願の前に「出願希望調査」(令和9年度は12月10日から1月11日まで)があり、結果が公表されます。この数字と、実際の出願(2月)の数字は、同じではありません。
| 年度 | 出願希望調査 | 第一次募集の出願 | 動き |
|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 345人(1.23倍) | 378人(1.35倍) | 33人増える |
| 令和8年度 | 426人(1.52倍) | 378人(1.35倍) | 48人減る |
令和6年度は、希望調査より実際の出願が33人増えました。令和8年度は、希望調査より実際の出願が48人減りました。希望調査の倍率を見て、志望校を変えた人がいた可能性はありますが、県の資料は理由を示していません。理由は推測せず、数字の違いだけを示します。出願希望調査の数字は、出願の直前まで志望校を迷っている人の参考になりますが、最終の倍率とは違うことがある、と覚えておきましょう。
仙台市内の県立普通科との比べ方(令和8年度)
令和8年度の出願状況から、仙台市内の県立高校の普通科の倍率を並べます。第一次募集の出願倍率と、出願希望調査の倍率です。学校の優劣を示す表ではなく、倍率の動き方を見るための表です。
| 学校(普通科) | 募集定員 | 第一次募集の出願倍率 | 出願希望調査の倍率 |
|---|---|---|---|
| 仙台第一 | 320人 | 1.41倍(452人) | 1.77倍(565人) |
| 仙台二華 | 240人 | 1.12倍(268人) | 0.94倍(226人) |
| 仙台三桜高校 | 280人 | 1.35倍(378人) | 1.52倍(426人) |
| 仙台向山 | 160人 | 1.28倍(204人) | 1.16倍(186人) |
| 仙台南 | 280人 | 1.38倍(385人) | 1.74倍(486人) |
| 仙台西 | 240人 | 0.94倍(225人) | 0.90倍(215人) |
| 仙台東 | 200人 | 1.26倍(251人) | 1.13倍(225人) |
希望調査から実際の出願にかけて、倍率が大きく下がった学校(仙台第一、仙台南、仙台三桜など)と、上がった学校(仙台二華、仙台向山、仙台東など)があります。同じ年に、同じ仙台市内で、希望調査の数字が実際の出願にそのままつながらなかったことが分かります。倍率を理由に志望校を決めるときは、この動きがあることを知っておいてください。
同じ仙台地区の高校の記事も、あわせて読むと比べやすくなります。仙台第二高校に受かるには、仙台東高校に合格したいでは、それぞれの学校の入試のしくみと倍率を整理しています。
令和9年度の日程と、出願前の確認リスト
宮城県の令和9年度の第一次募集の主な日程は、次のとおりです。県の事務日程と、選抜方針・日程に書かれた日付です。
| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 出願希望調査(志願者のウェブ入力) | 令和8年12月10日(木)〜令和9年1月11日(月) |
| 出願希望調査(中学校長の確認登録) | 1月12日(火)〜1月14日(木)正午 |
| 出願希望調査の結果の公表 | 1月20日(水) |
| 出願(ウェブ出願システム) | 2月9日(火)〜2月16日(火)午前11時 |
| 入学者選抜手数料(全日制課程) | 2,200円(一度納付すると返還されない) |
| 出願先の変更(特例措置のみ) | 申請は2月17日(水)〜2月25日(木) |
| 第一次募集の学力検査 | 3月3日(水) |
| 追試験 | 3月9日(火) |
| 合格発表 | 3月15日(月) |
| 第二次募集の出願 | 3月16日(火)〜3月18日(木)午前11時 |
| 第二次募集の学力検査等 | 3月19日(金) |
仙台三桜高校は、面接・実技・作文がないので、第一次募集の検査は、3月3日(水)の学力検査1日で終わります。面接等がある学校では、3月3日のあと、または3月4日に面接等が行われます。出願後に出願先を変えられるのは、県内での一家転住などの特例措置だけで、一般の出願変更はありません。出願の前の準備が大切です。
冬までの学習計画の考え方
仙台三桜高校の共通選抜は学力検査を重く見る設定で、特色選抜は国語・数学・英語が2倍です。どちらの方法でも、学力検査の得点が大きな材料になります。中3の12月から3月までの動き方を、表にまとめました。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 12月(出願希望調査の入力) | 2学期の定期テストの見直し。5教科の失点の原因を整理する。希望調査に志望校を入力する | 評定は全学年が入るため、中3の評定を上げる余地を、中学校の先生と確認する |
| 1月(希望調査の結果が出る前後) | 過去問で5教科の時間配分を確認する。国語・数学・英語の基礎問題の取りこぼしを減らす | 国語・数学・英語は、共通でも特色でも点数に響く。基礎の失点を先に潰す |
| 2月上旬(出願の前) | 志望校と、私立との併願を最終確認する。中学校の進路面談で、調査書点の見込みを聞く | 出願は1校のみで、出願後の変更は特例だけ。迷いを残さない |
| 2月中旬〜3月2日 | 社会・理科の暗記の最終確認。国語・数学・英語は、ミスの傾向の確認 | 社会・理科は、特色選抜では1.0倍。ただし共通選抜では同じ100点なので、手を抜かない |
| 3月3日(学力検査) | 5教科の検査。体調管理と持ち物の確認 | 追試験は3月9日。やむを得ない事由の場合だけ |
出願前の確認リスト
- 志望校の「選抜方法等一覧」で、共通選抜・特色選抜の募集割合、比重、倍率を、自分の目で確認した。
- 中3の評定の見込みを、中学校の先生に聞いた(調査書点は中1・中2の評定も入る)。
- 5教科の得点を、共通選抜用(各100点)と、特色選抜用(国数英2倍)の2通りで計算してみた。
- 私立高校の併願(出願日程・併願の条件)を、各校の募集要項で確認した。
- 出願は2月9日から2月16日午前11時まで。ウェブ出願の準備(保護者のメール・決済方法)を済ませた。
私立高校との組み合わせは、宮城県の内申と併願の考え方で、出願の決まりと一緒に整理しています。私立の日程は、宮城県の私立高校入試2027と、各校の募集要項で確認してください。
よくいただくご質問
まとめ
- 仙台三桜高校は、募集定員280人のうち、共通選抜が224人(80%)、特色選抜が56人(20%)。選抜の順序は共通選抜が先です。
- 共通選抜は、学力検査500点と調査書195点の相関図で選ぶ。比重は「学力検査:調査書=6:4」で、県の分類では学力検査重視。
- 特色選抜は、調査書270点+学力検査800点=1,070点。国語・数学・英語は学力検査で2倍。面接・実技・作文はなく、合計点が上位の84人(56人の150%)を対象に審査する。
- 出願倍率は、令和5〜8年度で1.35倍、1.35倍、1.52倍、1.35倍。出願希望調査の倍率と最終の倍率は違うことがある。
- 合格に必要な点数や、相関図の計算式は公表されていない。評定の見込みは、中学校の進路面談で確認する。
出典(公式資料)
- 宮城県教育委員会「令和9年度高校入試関係」ページ
- 同「令和9年度『選抜方法等一覧』」ページ(仙台三桜高校の選抜方法等)
- 宮城県仙台三桜高等学校の選抜方法等(令和9年度・PDF)
- 令和9年度宮城県公立高等学校入学者選抜要項(PDF)
- 令和9年度宮城県立高等学校入学者選抜方針及び日程等について(PDF)
- 令和9年度宮城県立高等学校入学者選抜事務日程(PDF)
- 令和8年度宮城県公立高等学校入学者選抜 第一次募集 学校・学科別出願状況(令和8年2月13日・PDF)
- 令和6年度宮城県公立高等学校入学者選抜 第一次募集 学校・学科別出願状況(令和6年2月16日・PDF)
この記事の数字は、宮城県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが整理・計算したものです。計算例は、公式の配点から計算した仮の例で、実在の生徒の数字ではありません。合格最低点や相関図の計算式は公表されていないため、目安を示していません。令和8年度までの選抜方法との比較は確認できていません。最新の情報は、宮城県教育委員会と中学校の案内でご確認ください。


