最終更新:2026年11月 ※令和9年度の細かい決まりは、募集案内で決まります。出願前に、埼玉県教育委員会のページと川口東高校の公式サイトで、最新の情報をご確認ください。
川口東高校は、埼玉県川口市にある県立の全日制・普通科の高校です。この記事では、令和9年度(2027年度)入試で、内申(調査書)と当日の学力検査(当日点)が合否の点数にどう入るのかを、埼玉県教育委員会が公表した「選抜実施内容」をもとに整理します。あわせて、直近3年の志願状況、入試日程、中1から中3までの評定をどう積み上げるかも、公式の数字から計算できる範囲でまとめました。
1030点 川口東高校の令和9年度・特色選抜(第1次選抜)の満点です。学力検査500点+調査書500点+面接30点の合計で順位をつけます。学力検査と調査書の満点が同じ500点で、第1次選抜では内申と当日点が同じ重さで扱われます。
調査書は、中1・中2・中3の評定を「1:2:3」の比率で数えます(基本点は270点満点)。中1の成績も入ること、中3の成績がいちばん重く入ることが、この学校の特徴です。
選抜は2段階です。募集人員の80%を第1次選抜、残りの20%を第2次選抜で選びます。第2次選抜は学力検査500点+調査書345点+面接45点の890点満点で、学力検査の割合が少し高くなります。
- 特色選抜の第1次・第2次の配点(1030点・890点)
- 調査書の基本点(学年間比率1:2:3)の計算と、中1〜中3の重さ
- 当日点(学力検査500点)と面接(集団面接)の位置づけ
- 内申と当日点を組み合わせて考える3つの例
- 直近3年(令和6〜8年度)の倍率・志願者数と、志願先変更で動く数
- 令和9年度の入試日程と、時期別・学年別の進め方
埼玉県の入試のしくみ(先に押さえたい5点)
配点を読む前に、埼玉県の公立高校入試の共通ルールを5点だけ確認します。ここは県の「概要一覧表の見方」と日程の資料に書かれている内容です。
- 選抜の種類は「特色選抜」と「共通選抜」です。学校・学科ごとに、特色選抜のみ、共通選抜のみ、両方を行う、のどれかが決まっています。川口東高校(普通科)は、県の一覧で「特色選抜のみで選抜を実施する学科」に載っています。
- 特色選抜は2段階です。最初に募集人員の60〜80%を第1次選抜で入学許可候補者とし、残りを第2次選抜で決めます。川口東高校の割合は、第1次が80%、第2次が20%です。
- 学力検査は5教科・各100点・合計500点が基本です。学校によっては、3教科を上限に150点または200点の傾斜配点をかけたり、学校選択問題を使ったりします。川口東高校は、傾斜配点も学校選択問題も実施しません。
- 調査書は「学年間の比率」で数えます。各学年の評定の合計に、学校が決めた比率(1以上の整数・合計10まで)をかけて足し、調査書の基本点とします。川口東高校は中1:中2:中3=1:2:3です。
- 面接は全ての学校で行います。日程では、学力検査の翌日に面接が実施されます。川口東高校は集団面接で、点数は第1次が30点、第2次が45点です。
このうち、受検生が点数を動かせるのは、2(調査書)と3(学力検査)です。ここからは川口東高校の数字に当てはめていきます。
配点の表|特色選抜の第1次と第2次(令和9年度)
次の表は、県が公表した川口東高校の「選抜実施内容(特色)」と「概要一覧」の数字をまとめたものです。割合は、各点数をその選抜の満点(第1次1030点、第2次890点)で割った数字です。
| 項目 | 第1次選抜(募集人員の80%) | 第2次選抜(残りの20%) |
|---|---|---|
| 学力検査(5教科) | 500点(48.5%) | 500点(56.2%) |
| 調査書 | 500点(48.5%) | 345点(38.8%) |
| 面接(集団面接) | 30点(2.9%) | 45点(5.1%) |
| 特色検査(実技・作文) | 実施しない | 実施しない |
| 満点の合計 | 1030点 | 890点 |
| 調査書の学年間比率(基本点) | 中1:中2:中3=1:2:3(基本点270) | 同左(基本点270) |

この表から読み取れることは3つあります。第1に、第1次選抜では学力検査と調査書の満点がどちらも500点で、割合は約48.5%ずつです。内申と当日点が、満点の上では同じ重さです。第2に、面接は第1次で約2.9%、第2次で約5.1%と小さい割合です。第3に、第2次選抜では調査書が345点に下がるため、学力検査の割合が約56.2%に上がります。
第1次選抜と第2次選抜の関係
川口東高校は、令和9年度は特色選抜(第1次選抜・第2次選抜)だけで入学者を選ぶ学校として、県の資料に載っています。募集人員の80%を第1次選抜で、残りの20%を第2次選抜で決める、という2段階です。
- 第1次選抜の資料は、学力検査(500点)・調査書(500点)・面接(30点)です。
- 第2次選抜の資料も、学力検査(500点)・調査書(345点)・面接(45点)の3つです。特色検査は、どちらの段階でも実施しません。
- 令和8年度の募集人員は280人(入学許可予定者数278人)でした。この人数で単純に計算すると、80%は224人、20%は約56人ですが、令和9年度の募集人員は、募集案内で確認してください。
- 第1次と第2次の細かい手順(どの順位の人がどちらで選ばれるかなど)は、県の実施要項と募集案内に記載されます。本記事は、概要一覧にある配点の範囲で整理しています。
なお、概要一覧の「その他」の欄には、川口東高校は外国人特別選抜を実施する、と書かれています。一般の志願者の配点とは別の枠の話ですので、本記事では扱いません。
川口東高校を目指す中3の保護者の方へ
中1からの評定の見通しと、これからの5教科の学習計画を、今の成績をもとに一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。
調査書の基本点|中1:中2:中3=1:2:3の計算
埼玉県の調査書は、学年ごとの評定の合計に、学校が決めた比率をかけて足し合わせます。川口東高校の比率は、中1が1、中2が2、中3が3です。評定は9教科(国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭・外国語)の5段階で、1学年の合計は最大45です。
- 中1の9教科の評定を足す(最大45)。そのまま1倍します。
- 中2の9教科の評定を足し、2倍します(最大90)。
- 中3の9教科の評定を足し、3倍します(最大135)。
- 1〜3を足したものが基本点です(最大45+90+135=270)。
県の概要一覧に「270」とある基本点は、この式の満点と一致します。川口東高校では、中1の評定も合否に使われます。中1の成績は、あとから変えることはできませんが、「中1の評定が決まっている」という前提で、中2・中3でどこまで積み上げるかを考えることになります。
基本点の計算例(例)
| 中1の合計 | 中2の合計 | 中3の合計 | 基本点(270点満点) | 満点に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 27 | 30 | 33 | 27+30×2+33×3=186 | 68.9% |
| 30 | 33 | 36 | 30+33×2+36×3=204 | 75.6% |
| 33 | 36 | 39 | 33+36×2+39×3=222 | 82.2% |
| 36 | 39 | 42 | 36+39×2+42×3=240 | 88.9% |
| 39 | 42 | 45 | 39+42×2+45×3=258 | 95.6% |
| 45 | 45 | 45 | 45+45×2+45×3=270 | 100.0% |
上の表の数字は、評定の合計から公式の式(1:2:3)で計算した例です。実際の評定は、中学校の調査書の数字になります。

中1・中2の評定が決まっているとき、中3で動かせる分
たとえば、中1の合計が33、中2の合計が36で決まっているとします。このとき、中3の合計によって基本点がどう変わるかを示します。
| 中3の合計 | 基本点(270点満点) | 満点に対する割合 | 中3合計27のときとの差 |
|---|---|---|---|
| 27 | 33+36×2+27×3=186 | 68.9% | 基準 |
| 30 | 33+36×2+30×3=195 | 72.2% | +9 |
| 33 | 33+36×2+33×3=204 | 75.6% | +18 |
| 36 | 33+36×2+36×3=213 | 78.9% | +27 |
| 39 | 33+36×2+39×3=222 | 82.2% | +36 |
| 42 | 33+36×2+42×3=231 | 85.6% | +45 |
| 45 | 33+36×2+45×3=240 | 88.9% | +54 |
中3の合計が3上がる(たとえば3つの教科が1段階ずつ上がる)と、基本点は9点動きます。満点270点の約3.3%にあたります。中3の評定は2学期・3学期の成績で動かせる部分ですので、定期テストと提出物の積み重ねが、そのまま基本点に出ます。
当日点(学力検査500点)と面接の位置づけ
学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科(各100点・合計500点)です。川口東高校は、傾斜配点も学校選択問題も実施しませんので、5教科は同じ重さで、同じ難易度の問題で受けることになります。
| 項目 | 川口東高校の取り扱い | 読み取れること |
|---|---|---|
| 学力検査の教科 | 国語・社会・数学・理科・英語の5教科 | 5教科の合計500点が、そのまま学力検査の点数になる |
| 傾斜配点 | 設定なし | どの教科も同じ重み。苦手教科を放置すると、その分がそのまま合計から引かれる |
| 学校選択問題 | 実施しない | 数学・英語は、全県共通の問題で受ける |
| 面接 | 集団面接(第1次30点・第2次45点) | 自己評価資料の学校独自項目は設定なし |
| 特色検査 | 実施しない | 実技検査・作文(小論文)はない |
面接は集団面接で、満点は第1次30点、第2次45点です。県の資料には、面接の質問内容や評価の細かい基準までは載っていません。学校の求める生徒像(後述)と、中学校での学習・活動の取り組みを、自分の言葉で話せるようにしておくと準備しやすくなります。
学校が求める生徒像(県の資料から)
県の「選抜実施内容」には、学校のアドミッション・ポリシーも載っています。要点を言い換えると、次のとおりです。
- 目指す学校像:生徒一人一人が主体的・対話的で深い学びを実感でき、教職員が地域と協働して、生徒の「より良く生きる力」を育てる学校。
- 入学者に求めること①:中学校卒業相当の知識・技能にもとづいて、自分で考え、判断し、表現する力がある。
- 入学者に求めること②:本校の特徴を理解して高校での学びを追求し、卒業後にさまざまな分野で社会に貢献しようとする意欲がある。
面接で何を聞かれるかは公表されていませんが、この2点は「どんな生徒に来てほしいか」を学校が書いたものです。志望理由や、中学校での経験を話すときの軸になります。
内申と当日点を組み合わせて考える3つの例
次の3人は、選抜の仕組みを確かめるための架空の例です。実在の生徒の数字ではありません。調査書は基本点と満点に対する割合、学力検査は500点に対する割合で並べています。
| 例 | 調査書の基本点(270点満点) | 基本点の割合 | 学力検査(500点満点) | 学力検査の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 調査書型(中1=36・中2=39・中3=42、学力検査=330) | 240 | 88.9% | 330 | 66.0% |
| バランス型(中1=33・中2=36・中3=39、学力検査=380) | 222 | 82.2% | 380 | 76.0% |
| 当日点型(中1=27・中2=30・中3=33、学力検査=450) | 186 | 68.9% | 450 | 90.0% |
どちらを動かすか|中3の評定と当日点の目安
先の3人が、残りの期間で動かせる分を整理します。中3の評定合計を3上げると、基本点は9点(満点の3.3%)動きます。学力検査の合計を30点上げると、500点満点の6.0%にあたります。割合で比べると、5教科の平均点を6点上げることのほうが、中3の評定を3つ上げることより、満点に対する割合は大きく動きます。一方、評定は教科数が限られ、すでに高い人は動かせる幅が小さくなります。
| 例 | 今の基本点 | 中3が3上がると | 今の学力検査 | 30点上がると |
|---|---|---|---|---|
| 調査書型 | 240(88.9%) | 249(92.2%) | 330(66.0%) | 360(72.0%) |
| バランス型 | 222(82.2%) | 231(85.6%) | 380(76.0%) | 410(82.0%) |
| 当日点型 | 186(68.9%) | 195(72.2%) | 450(90.0%) | 480(96.0%) |
自分の今の数字を、この3つの例のどこに近いかで読み替えると、次に何を動かすかが見えてきます。評定がすでに高い人は5教科の底上げに、5教科に自信がある人は中3の評定と提出物に、時間を割く考え方ができます。
倍率と志願者数のうごき(令和6〜8年度)
埼玉県は、志願先変更を終えた後の「入学志願確定者数」を公表しています。倍率は、志願確定者数(B)を入学許可予定者数(A)で割った数字です。入学許可予定者数は、募集人員から転編入者数を引いた人数です。
| 年度 | 募集人員 | 入学許可予定者数(A) | 志願確定者数(B) | 倍率(B÷A) |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 280人(転編入2人) | 278人 | 309人 | 1.11倍 |
| 令和7年度 | 280人(転編入2人) | 278人 | 324人 | 1.17倍 |
| 令和8年度 | 280人(転編入2人) | 278人 | 314人 | 1.13倍 |

3年間の倍率は、1.11倍、1.17倍、1.13倍です。募集人員は3年とも280人で、志願確定者数は309人、324人、314人と、300人台前半で動いています。令和7年度が最も高く1.17倍でしたが、3年間の幅は0.06ポイントです。
志願先変更で動く人数
県の資料には、志願先変更を行う前の集計と、変更後の確定者数の両方が載っています。川口東高校は、3年とも変更後のほうが少なくなりました。
| 年度 | 変更前の集計日 | 志願者数(変更前) | 志願確定者数(変更後) | 増減 |
|---|---|---|---|---|
| 令和6年度 | 2月9日 | 317人 | 309人 | -8人 |
| 令和7年度 | 2月10日 | 332人 | 324人 | -8人 |
| 令和8年度 | 2月10日 | 324人 | 314人 | -10人 |
令和6年度は317人から309人へ8人、令和7年度は332人から324人へ8人、令和8年度は324人から314人へ10人減っています。志願先変更は、出願したあとに志望校を変えられる仕組みで、令和9年度は2月17日(水)・18日(木)です。出願時点の数字を見て判断する人もいますので、変更前と確定後で数が動くことは、知っておくとよい事実です。
令和9年度の入試日程
| 項目 | 日程(令和9年) |
|---|---|
| 出願期間(インターネット出願) | 1月26日(火)〜2月9日(火) |
| 出願書類等の提出 | 2月12日(金・郵送)、2月15日(月)、2月16日(火) |
| 志願先変更期間 | 2月17日(水)、2月18日(木) |
| 学力検査 | 2月25日(木) |
| 面接(全ての学校) | 2月26日(金) |
| 特色検査(一部の学校) | 3月1日(月)。2月26日に実施する場合もある |
| 追検査 | 3月2日(火) |
| 入学許可候補者発表 | 3月5日(金) |
川口東高校は特色検査を実施しませんので、受検するのは、学力検査(2月25日)と集団面接(2月26日)の2日間です。追検査は、インフルエンザ罹患をはじめとするやむを得ない事情で学力検査を受けられなかった志願者が対象です。入学許可候補者発表のあとに行う欠員補充の日程と内容は、実施する高校が定めます。
時期別|内申と当日点を、両方そろえる進め方
ここからは、公式の日程をもとにした進め方の例です。県が定めたものではなく、エスペランサアカデミーの整理です。川口東高校の第1次選抜は、調査書と学力検査が同じ満点ですので、評定を積む時期と、5教科の力を積む時期を分けて考えると進めやすくなります。
| 時期 | 評定(調査書) | 当日点(5教科) |
|---|---|---|
| 中3の11月〜12月 | 2学期の成績の確定に向けて、提出物と定期テストの見直し | 入試範囲の総復習を始める。苦手教科の穴を洗い出す |
| 12月(三者面談) | 評定の見込みと、中1・中2・中3の合計を確認する | 過去問を解く日程を決める |
| 1月上旬 | 3学期の評定に向けて、授業の取り組みを続ける | 過去問を時間を測って解き、点数と間違いの傾向を記録する |
| 1月26日〜2月9日 | インターネット出願の期間。中学校の指示に沿って手続きを進める | 直前期の復習。新しい問題集に手を広げない |
| 2月17日〜18日 | 志願先変更が必要かを、確定者数の見込みで考える | 体調管理と、時間配分の最終確認 |
| 2月25日・26日 | (評定は確定済み) | 学力検査(5教科)と、翌日の集団面接 |
学年別|中1から中3までの積み上げ方
川口東高校は、中1から中3まですべての評定が調査書に入ります。学年ごとの重みが1:2:3ですので、学年ごとに「この時期にやっておきたいこと」を分けて整理します。
| 学年 | 基本点への入り方 | この時期にやっておきたいこと |
|---|---|---|
| 中1 | 評定合計×1(最大45) | 5教科の基礎(計算・漢字・英単語・文法)の定着。授業のノートと提出物の習慣づくり。ここでの評定も調査書に入る |
| 中2 | 評定合計×2(最大90) | 定期テストの解き直しの習慣。苦手教科を作らない。中3の土台になる学年 |
| 中3の1学期 | 評定合計×3(最大135)に入る | 1学期の評定を確認し、上げられる教科を決める。5教科の復習を並行して進める |
| 中3の2学期 | 同上。入試前の最後の大きな評定 | 定期テストと提出物に集中する。12月の三者面談に向けて評定の見込みを整理する |
| 中3の冬 | 評定は確定済み | 過去問の演習と、間違いの分析。集団面接で話す内容の整理。体調管理 |
中1の評定は、あとから変えられません。ただし、基本点の中では約16.7%の割合です。中1の評定が思ったより低かった人も、中2(約33.3%)と中3(50%)で動かせる部分が、基本点の約8割を占めています。
三者面談で確認したいこと
- 中1・中2・中3の1学期までの評定の合計(9教科ずつ)。基本点の式にそのまま当てはめられます。
- 中3の2学期の評定の見込み。どの教科が上がる余地があるか。
- 5教科の最近の得点の水準と、伸びしろのある教科。
- 川口東高校の志望状況や、志願先変更の考え方についての、学校側の見方。
- 集団面接で話す内容(志望理由、中学校での取り組み)の整理の仕方。
- 私立高校を併願する場合の、併願の基準と手続きの時期。
私立高校との併願は、内申の使われ方が学校ごとに違います。私立高校の併願で使う内申は、中3のいつの成績かや、埼玉の私立高校の併願優遇と内申もあわせて確認してください。
当日点の積み上げ方|5教科500点の使い方
川口東高校の学力検査は、傾斜配点がなく、5教科すべてが100点満点です。苦手教科を10点上げることは、得意教科を10点上げることと同じ価値を持ちます。
| 現在の水準(例) | 合計500点中 | 底上げの考え方 |
|---|---|---|
| 5教科とも平均60点 | 300点 | 苦手教科から10点ずつ上げると、合計は50点上がる |
| 平均70点 | 350点 | 記述問題・長文の失点を見直す。計算ミスの型を分類する |
| 平均80点 | 400点 | ケアレスミスと、後半の大問の取りこぼしを減らす |
県の公式の資料にある範囲で言えるのは、「5教科の合計500点がそのまま学力検査の点数になる」ことと、「教科による重みの違いがない」ことです。教科ごとの出題形式の細かい傾向は、埼玉県の過去の学力検査の問題で確認してください。
評定を伸ばすために見直したいこと
- 提出物の期限と内容。評定には授業への取り組みが含まれます。
- 定期テストで失点した単元の解き直し。次のテストの点につながります。
- 実技教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の提出課題や実技テスト。9教科は同じ枠で数えられます。
- 中3の評定は3倍で入ります。2学期・3学期の評価の観点を、早めに先生に確認する。
よくある勘違い4つ
- 「中1の成績は関係ない」:川口東高校は、中1:中2:中3=1:2:3で数えます。中1の評定も、基本点の約16.7%を占めます。
- 「内申が低いと当日点でも取り返せない」:第1次選抜は学力検査も調査書も満点500点で、同じ重さです。ただし、合格の線は公表されていないため、取り返せるかどうかの判断はできません。
- 「面接は形だけ」:第1次は30点、第2次は45点の配点があります。割合は小さくても、点数として数えられます。
- 「倍率が低ければ入りやすい」:倍率は出願者の数の比です。合格の線は公表されていません。
出願から合格発表までの流れ
- 中3の2学期までの評定が出る(調査書の資料)。
- 三者面談で、志望校と出願の見通しを確認する。
- 1月26日〜2月9日に、インターネット出願をする。
- 2月12日・15日・16日に、出願書類等を提出する(12日は郵送)。
- 必要なら、2月17日・18日に志願先変更をする。
- 2月25日に学力検査、2月26日に集団面接を受ける。
- 3月5日に、入学許可候補者が発表される。
- 公立と私立を併願する場合は、私立の手続きの期限にも注意する。
保護者の方が、家庭でできること
- 評定の合計を、毎学期、親子で一緒に足してみる。中1・中2・中3の合計を、1:2:3の式に入れて基本点を出してみる。
- 定期テストの結果を、教科ごとの表にして見える形にする。
- 過去問は、家で時間を測って解く環境を整える。
- 志願先変更の期間は、感情でなく、公表された数字をもとに話し合う。
内申の基本は埼玉県の内申点の計算方法、公立と私立の組み合わせは埼玉県の内申と併願の考え方と埼玉県 内申の帯別と公立・私立併願で説明しています。
ほかの特色選抜校との比べ方|越谷南高校との違い
埼玉県の特色選抜は、学校ごとに配点が違います。同じ県内の越谷南高校(特色選抜のみ)の数字は、当サイトの別記事で整理しています。2校を並べると、学校ごとの違いがわかります。
| 項目 | 川口東高校 | 越谷南高校 |
|---|---|---|
| 選抜の種類 | 特色選抜のみ | 特色選抜のみ |
| 第1次の満点 | 1030点(500+500+30) | 800点(学力500+調査書200+面接100) |
| 第2次の満点 | 890点(500+345+45) | 1000点(500+350+150) |
| 調査書の学年間比率 | 1:2:3(基本点270) | 1:1:2(基本点180) |
| 第1次の学力検査と調査書の満点 | 500点と500点(同じ) | 500点と200点 |
川口東高校は、第1次選抜で調査書の満点が学力検査と並んでいる点と、学年の重みが中1から中3へ1:2:3と増えていく点が特徴です。越谷南高校の詳細は越谷南高校の内申と当日点、川越南高校は川越南高校の内申と当日点で整理しています。
出願前の確認リスト
| 確認すること | 確認する先 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 令和9年度の募集人員 | 募集案内(埼玉県教育委員会)、学校の案内 | 秋〜冬 |
| 調査書の得点への換算(基本点→500点・345点) | 募集案内、中学校の進路指導 | 秋〜冬 |
| 中1・中2・中3の評定の合計 | 学校の調査書の見込み、三者面談 | 12月 |
| インターネット出願の手順 | 中学校の進路指導 | 1月上旬 |
| 出願書類等の提出日(2月12日・15日・16日) | 募集案内、中学校 | 1月 |
| 志願先変更の期間と手順(2月17日・18日) | 募集案内、中学校 | 2月上旬 |
| 受検当日の持ち物と集合時間 | 受検票、学校の案内 | 2月上旬 |
このリストは、県が定めた手順ではなく、確認漏れを防ぐための整理です。手続きの正式な内容は、募集案内と中学校の案内で確認してください。
まとめ|川口東高校の内申と当日点
- 川口東高校は特色選抜のみ。第1次(募集人員の80%)は学力500点+調査書500点+面接30点=1030点満点。
- 調査書と学力検査の満点が同じ500点で、第1次選抜は内申と当日点が同じ重さ。
- 第2次(20%)は学力500点+調査書345点+面接45点=890点満点で、学力検査の割合が約56.2%に上がる。
- 調査書は中1:中2:中3=1:2:3で基本点270点満点。中3の評定が基本点の半分を占める。
- 学力検査は5教科500点で、傾斜配点も学校選択問題もない。面接は集団面接。
- 倍率は令和6年度1.11倍、7年度1.17倍、8年度1.13倍。合格最低点は公表されていない。
- 学力検査は令和9年2月25日、面接は2月26日、入学許可候補者発表は3月5日。募集人員と調査書の換算は募集案内で確認する。
よくいただくご質問
出典(公式資料)
- 埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」
- 同「川口東高等学校 選抜実施内容(特色)」(PDF)
- 同「特色選抜のみで選抜を実施する学科・コース等の概要一覧」(PDF)
- 同「概要一覧表の見方(特色選抜のみ)」(PDF)
- 同「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程」(PDF)
- 同「令和8年度 入学志願確定者数」(PDF)
- 同「令和7年度 入学志願確定者数」(PDF)
- 同「令和6年度 入学志願確定者数」(PDF)
この記事の数字は、埼玉県教育委員会が公表した資料から、エスペランサアカデミーが計算・整理したものです。計算例は、評定の合計から公式の比率で計算した例で、実在の生徒の数字ではありません。最新の情報は、県教育委員会と各学校の公式の案内でご確認ください。


