NATIONAL HIGH SCHOOL
東京学芸大学附属高等学校
偏差値
75〜77
区分
国立
外部募集
約130名
試験教科
5教科
競争倍率
3倍超
学校概要
東京学芸大学附属高等学校は、東京都世田谷区に位置する国立大学附属の高等学校です。附属の小金井・竹早・世田谷の3つの中学校から約200名が内部進学し、外部から約130名(男女各65名程度)を一般入試で受け入れます。学区制限がなく全国から受験可能なため、首都圏のみならず全国の難関志望者が集まる最難関国立高校のひとつです。
| 所在地 | 東京都世田谷区下馬4-1-5 |
| アクセス | 東急田園都市線「三軒茶屋」よりバス利用 |
| 学校種別 | 国立(東京学芸大学附属) |
| 共学・別学 | 共学 |
| 制服 | なし(私服) |
大学進学実績(2025年3月卒業生)
22名
東京大学
11名
一橋大学
8名
東京科学大学
5名
京都大学
国公立大・難関私大への進学率が高く、東大・医学部・早慶上理への合格者を毎年多数輩出。自由な校風と高い自律性がこうした実績を支えています。
入試概要
| 募集人数 | 約130名(外部受験生のみ。男女各65名程度) |
| 試験教科 | 国語・数学・英語・社会・理科(5教科) |
| 試験時間 | 各教科50分 |
| 配点 | 各100点 合計500点満点 |
| 試験日程 | 例年2月13日(学力検査)/2月16日(合格発表) |
| 内申点 | 調査書(内申点)は参考程度。学力検査が選考の中心 |
| 競争倍率 | 3倍超(男女ともに高倍率) |
都立・私立とは異なり内申点の比重が低く、当日の学力検査が合否を左右します。5教科すべてを高水準で仕上げることが求められ、得意科目だけでは突破できない試験構成です。
科目別 出題傾向と対策
学芸大附属の入試問題は「基礎〜標準の正確な処理力」と「やや難レベルへの対応力」が両方必要です。難問奇問より、本物の理解を問う問題が多いのが特徴です。
合格者がよく使うテキスト・参考書
合格者の多くは「基礎徹底→標準問題の完成→難関校対応演習」の3段階で仕上げます。
国語
- 「最高水準問題集 国語」(文英堂):難関国立・私立高受験者の定番。長文読解・古典の演習量が豊富
- 「出口の国語レベル別問題集」(東進):論理的読解の基礎固め。選択肢の根拠を論理的に選ぶ訓練ができる
- 「中学古典完全攻略」(数研出版):古文・漢文の文法・句形・単語を体系的に整理。古典比率が高い学芸大附属には必携
- 東京学参 過去問集:5〜7年分を繰り返し、問題パターンと時間配分を体得
数学
- 「塾技100 数学」(文英堂):難関高受験で最も使われる問題集のひとつ。関数・図形を網羅
- 「最高水準問題集 数学」(文英堂):標準〜難レベルの演習。解説が丁寧で独習向き
- 「高校入試 数学の力がつく問題集」(旺文社):証明・記述問題の書き方訓練に有効
- 東京学参 過去問集:本番と同じ時間で解く演習を繰り返し、時間配分と解く順番を固める
英語
- 「システム英単語 中学版」(駿台):難関高受験に必要な語彙力の底上げ
- 「最高水準問題集 英語」(文英堂):長文読解演習の定番。学芸大附属に近いレベル感
- 「英語長文難関攻略30選」(Z会):読解スピードと精度を同時に鍛える
- 東京学参 過去問集:独自の英作文形式(4語固定+3語追加)は過去問5年分以上の演習が必須
社会・理科
- 「最高水準問題集 社会・理科」(文英堂):資料読解・記述問題の演習量が豊富
- 「ウィニング 中学社会」(教育開発出版):全分野の知識整理と演習を一冊で完結
- 「中学理科の完全整理」(文英堂):物理・化学・生物・地学を図や表で体系的に整理
- 資料集(帝国書院・東京書籍):地図・グラフ・統計の読み取り問題対策に日常的に活用
合格に向けた年間スケジュールの目安
| 時期 | 取り組むべきこと |
| 中2〜中3夏前 | 5教科の基礎を穴なく完成。英単語・古典文法・数学の計算基盤を固める |
| 中3夏休み | 苦手分野の集中補強。全科目「最高水準」レベルを1周。模試で全国偏差値70超を目標に |
| 中3秋(9〜11月) | 難関高向け演習を本格化。過去問で傾向を把握し、弱点を逆算して補強 |
| 中3冬(12〜2月) | 過去問5年分以上を繰り返し、時間配分と得点戦略を最適化。本番2週間前から体調管理最優先 |
東京学芸大学附属高校 科目別 入試対策ポイント
数学:記述式の証明・図形問題が頻出
学芸大附属高校の数学は、計算問題より思考力・記述力を問う問題が中心です。関数と図形の融合問題や、証明を完全記述させる問題が特徴的。答えだけでなく「考え方の流れ」を丁寧に書く練習が不可欠です。
対策ポイント:中学3年の夏までに全単元の基礎を完成させ、秋以降は記述演習に切り替え。過去問5年分の徹底分析を行います。
国語:現代文の記述量が多く採点基準が厳しい
現代文では200〜300字の記述問題が複数出題されます。文章を正確に読み取り、自分の言葉でまとめる力が求められます。漢字・語句は基礎として必須ですが、合否を分けるのは記述の質です。
対策ポイント:要旨まとめの練習を週2〜3回継続。答案添削を繰り返すことで記述の型を身につけます。
英語:リスニング+長文読解のボリューム勝負
英語はリスニング配点が高く、長文読解もスピードが要求されます。語彙力・速読力・リスニング力の3本柱を早期から鍛えることが重要です。
対策ポイント:中2後半から英語リスニング習慣(毎日15分)を開始。長文は週1本のペースで速読訓練を行います。
学芸大附属高校 合格に向けた学習スケジュール
| 時期 | 主な取り組み | ポイント |
|---|---|---|
| 中1・中2 | 全科目の基礎固め・英語リスニング習慣化 | 学校の定期テストで常に上位を維持 |
| 中3・4〜7月 | 全単元完成・弱点科目の集中補強 | 夏期講習で苦手単元を一気に潰す |
| 中3・8〜10月 | 過去問開始・記述練習強化 | 過去問は最低5年分・答案添削で記述力UP |
| 中3・11月〜入試直前 | 模試・過去問の反復・弱点最終補強 | 本番形式の時間管理を徹底 |
東京学芸大学附属高校受験 よくあるご質問
Q. 学芸大附属高校の合格最低点・合格ラインはどのくらいですか?
A. 非公開ですが、模試や過去問の結果から総合点の75〜80%程度が目安とされています。得意科目で稼ぎ、苦手科目でも最低60%を確保する戦略が有効です。
Q. 塾に通いながらオンライン家庭教師を併用できますか?
A. できます。塾での集団授業で全体像をつかみ、オンライン家庭教師で記述問題の添削・弱点補強をするパターンが最も効率的です。学芸大附属志望の生徒さんで塾との併用実績があります。
Q. 学芸大附属高校の対策はいつから始めるべきですか?
A. 理想は中学2年生の後半から。記述力・リスニング力・数学の思考力は短期間では身につかないため、早期スタートが合格率を大きく左右します。中3夏からでも間に合うケースはありますが、基礎が完成していることが前提です。


