狭山ヶ丘高校に受かるには|入試日程・内申基準・併願・対策【2027年度】

学校別 合格対策

更新:2026年11月/日程・コース・推薦の基準・奨学生制度は、狭山ヶ丘高等学校の公式サイトに掲載された令和9年度(2027年度)入試要項にもとづきます(記事末の出典)。公式に出ていない数字は書かず、「募集要項で確認」「個別相談で確認」と記しています。

結論:狭山ヶ丘は「推薦3回+一般1回」。推薦は中学校長推薦の基準(5科または9科の評定合計)を先に確認します

令和9年度の入試は、推薦入試が1月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3回、一般入試が2月4日(木)です。どの回も単願・併願を選べます。試験は国語・数学・英語のマークシート方式で、英語にはリスニングが含まれます。面接は、複数回受けても1回目に受けた日だけです。

推薦の基準は、コースと単願・併願で異なります。5科の評定合計で見ると、単願はⅠ類22・Ⅱ類20・Ⅲ類17・Ⅳ類15、併願はⅠ類23・Ⅱ類21・Ⅲ類18です。どのコースも、併願は単願より1点高く設定されています。ほかに、中学3年間の欠席が20日以内、中学3年の1・2学期の評定に「1」がないことが条件です。

出願はインターネット出願のあと、書類を簡易書留で郵送します。推薦は1月14日(木)、一般は1月30日(土)が必着の期限です。出願後は試験日とコースを変えられません。まず今の通知表から5科・9科の合計を出し、志望コースの基準と見比べるところから始めましょう。

この記事でわかること
  • 狭山ヶ丘高校の基本情報とコース・募集定員
  • 令和9年度の入試日程と、4回の受け方
  • 試験当日の時程・科目・面接
  • 中学校長推薦の基準(5科・9科)の読み方
  • 単願と併願、推薦と一般のちがい
  • 受験料と、複数回受験の割引
  • 合格発表・延納・入学手続
  • 奨学生制度とⅣ類(スポーツ・文化)の注意点
  • 公立高校との併願の組み方
  • 11月〜1月のスケジュールと科目別の準備
  • 保護者が準備すること
  • よくある質問(7問)

狭山ヶ丘高校の基本情報とコース・募集定員

狭山ヶ丘高等学校は、埼玉県入間市にある共学の私立高校です。付属中学校があり、高校の募集定員には付属中学校からの学内進学者が含まれます。埼玉県が公表している令和9年度の私立高校入試要項では、募集人員の欄に「内部進学80人含む」と書かれています。外部から受験する方は、定員の全員が高校入試で入学できるわけではない点を、まず押さえておきましょう。

項目内容(令和9年度)
学校狭山ヶ丘高等学校(共学・普通科)
所在地埼玉県入間市(電話 04-2962-3844)
募集定員(4コース合計)300名(付属中学校からの学内進学者を含む。埼玉県の資料では「内部進学80人含む」)
出願方法インターネット出願のあと、出願書類を郵送(郵送のみ受付)
試験科目国語・数学・英語(マークシート方式。英語はリスニングを含む)
面接単願:受験生1名に面接官2名/併願:受験生2名に面接官1名。複数回受験は1回目の受験日のみ
受験料1回 25,000円(同時申込に限り複数回割引あり)

入試要項には、入学金や授業料などの費用は載っていません。入学時にかかる金額は、募集要項(学校のページから請求できます)や個別相談会で確認してください。この記事では、公式の公開ページで確認できた内容だけを整理しています。

4つのコースと募集定員

コースは4つに分かれ、コースごとに推薦の基準が違います。定員の合計は300名で、内訳は次の表のとおりです。

類・コース募集定員学校の説明(公式ページの要旨)
Ⅰ類 難関国立進学コース40名東京大学をはじめとする国立大学の上位校への現役合格をめざすコース
Ⅱ類 特別進学コース110名国公立大学や、早稲田・慶應などの難関私立大学への合格をめざすコース
Ⅲ類 総合進学コース110名部活動などに取り組みながら、難関大学への現役合格をめざすコース
Ⅳ類 スポーツ・文化進学コース40名該当クラブで3年間継続して活動し、学習と両立しながら大学進学をめざすコース
狭山ヶ丘高校の推薦基準(5科の評定合計)
図1 推薦入試の基準:5科の評定合計(コース別・単願と併願)

図1は、推薦入試で必要な5科の評定合計を、コース別に並べたものです。Ⅰ類からⅣ類へ基準が段階的に下がっています。同じコースでも、併願のほうが1点高い設定です(Ⅳ類は単願のみ)。

令和9年度の入試日程と、4回の受け方

入試は推薦入試が3回、一般入試が1回の合計4回です。公式ページには、日程が次のように載っています。

入試試験日合格発表(Web)出願の必着日
第1回 推薦入試令和9年1月22日(金)1月23日(土)12:001月14日(木)
第2回 推薦入試1月23日(土)1月24日(日)12:001月14日(木)
第3回 推薦入試1月24日(日)1月25日(月)12:001月14日(木)
一般入試2月4日(木)2月5日(金)12:001月30日(土)

どの回も、単願・併願のどちらでも受けられます。Ⅳ類スポーツ・文化進学コースだけは、受験日が第3回推薦入試(1月24日)に限られ、単願のみです。受験料が1回25,000円なので、「どの回を何回受けるか」は出願の前に家庭で決めておくとよいでしょう。

狭山ヶ丘高校の令和9年度入試の日程(出願から発表まで)
図2 令和9年度入試の日程(出願開始・必着日・試験日・発表日)

出願の期間と書類

項目推薦入試一般入試
出願期間令和8年12月1日(火)〜令和9年1月14日(木)必着令和8年12月1日(火)〜令和9年1月30日(土)必着
出願方法学校のホームページから出願サイトにアクセスし、インターネット出願同左
郵送書類調査書・受験票(控)・推薦書調査書・受験票(控)
送り方簡易書留で郵送簡易書留で郵送
出願後は、試験日・志望コースを変えられません
公式ページに「出願後の試験日・志望コース等の変更は一切できません」と明記されています。調査書は中学校が作成するため、早めに担任の先生へ依頼のスケジュールを確認してください。受験票と受験票(控)は、受験料の納入後に出願サイトから印刷します。

出願から入学手続までの流れ(7つのステップ)

  1. 出願サイトにアクセスして、IDを登録する
  2. ログインして出願情報を入力する(顔写真のアップロードがあります)
  3. 受験料を納入する
  4. 受験票を印刷し、出願書類を簡易書留で郵送する
  5. 試験当日に、受験票を持参する
  6. 合否をWebサイトで確認する
  7. 入学手続を行う

狭山ヶ丘高校を受ける中3の保護者の方へ

単願か併願か、推薦の何回を受けるか、5科・9科の合計と今の通知表の差をどう埋めるか。今の成績をもとに一緒に整理します。保護者の方だけのご相談もできます。

中3の学習相談をする(無料)LINEで聞く →

試験当日の時程・科目・面接

試験の会場は本校です。集合は8時30分で、試験場には7時45分以降に入室できます。国語・数学・英語の3科目をマークシート方式で受け、午後に面接があります。

時間内容長さ
8:30集合—
8:30〜9:00注意・説明30分
9:00〜9:50国語50分
10:10〜11:00数学50分
11:20〜12:25英語(リスニング含む)65分
12:25〜13:00昼食35分
13:10〜面接—

試験の時間は、国語50分・数学50分・英語65分で、合計165分です。科目の間には20分の休憩が入り、英語のあとに昼食をはさんで面接に入ります。配点や、各科目の満点は、公開されているページには載っていません。募集要項や個別相談会で確認してください。

持ち物と、当日の注意

  • 受験票:複数回受験する場合も、毎回持参します。
  • 筆記用具:H・F・HBの鉛筆。マークシート方式のため、格言などが書かれていないものを使います。
  • 昼食:午後に面接があるため持参します(外出不可)。2回目以降の受験は面接が免除されるため、昼食は不要です。
  • 腕時計:任意です。通信・計算・辞書機能のないものに限られます。
  • 上履き:不要です。校舎内も外履きで生活します。

面接は、単願と併願で形式が違います

面接は、単願では受験生1名に対して面接官2名、併願では受験生2名に対して面接官1名です。複数回受験する場合、面接を受けるのは1回目の受験日だけです。2回目以降の受験日は面接がなく、昼食も不要です。面接で何を聞かれるかは公開されていないため、志望理由と中学校生活で力を入れたことを、1分程度で話せるように練習しておくと安心です。

中学校長推薦の基準(5科・9科)の読み方

推薦入試を受けるには、中学校長の推薦が必要です。学校のページには、推薦の基準が「5科」と「9科」の評定合計で載っています。5科は国語・社会・数学・理科・英語、9科はそこに音楽・美術・保健体育・技術家庭を加えた合計が一般的です。次の表のとおり、コースと単願・併願ごとに数値が違います。

入試制度コース5科の評定合計9科の評定合計5科の平均(当サイト計算)9科の平均(当サイト計算)
単願推薦Ⅰ類22404.44.4
単願推薦Ⅱ類20374.04.1
単願推薦Ⅲ類17333.43.7
単願推薦Ⅳ類15273.03.0
併願推薦Ⅰ類23414.64.6
併願推薦Ⅱ類21384.24.2
併願推薦Ⅲ類18343.63.8

この表の数値は、学校のページに載っている基準をそのまま写したものです。平均の列は、合計を教科数(5または9)で割った当サイトの計算で、学校の発表ではありません。

数値以外の条件

  • 欠席要件:中学3年間の欠席日数が20日以内であること。
  • 成績要件:中学3年次の1・2学期の評定に「1」がないこと。
  • 内申数値:中学3年次の1学期または2学期、あるいは出願時の調査書のいずれかで基準を満たせばよい。
  • 5科・9科:どちらか一方を満たしていればよい。

ここで大切なのは、「1学期」「2学期」「出願時の調査書」のどれか1つで基準を満たせばよい点です。たとえば1学期の合計が基準に届かなくても、2学期の通知表で届けば推薦の基準を満たせる、という読み方になります。逆に、評定に「1」がないという条件は、1学期と2学期の両方を見る書き方なので、ここは通知表で確認が必要です。

計算例(数字は仮定です)
5科の通知表が、国語4・社会4・数学5・理科4・英語5のとき、合計は4+4+5+4+5=22です。表のとおり、単願のⅠ類の基準(22)にちょうど届き、併願のⅠ類の基準(23)には1点足りません。音楽・美術・保健体育・技術家庭が4・4・5・5なら、9科の合計は22+18=40で、9科のほうも単願Ⅰ類の基準(40)に並びます。実際の基準判定は、中学校の先生と確認してください。

基準に届かないときの考え方

推薦の基準に届かない場合、一般入試(2月4日)が選択肢になります。ただし、一般入試に内申の基準があるのか、あるとしてどの数値かは、公開されているページには載っていません。そのため、一般入試の出願資格と、調査書の扱い(合否にどう使われるか)は、募集要項や個別相談会で直接確認する項目です。推薦の基準にあと1〜2点足りない場合でも、2学期の成績がまだ変わる時期なので、期末テストと提出物で評定を上げる余地を先に探してください。

単願と併願、推薦と一般のちがい

項目単願併願
基本的な考え方狭山ヶ丘を第一志望とし、合格したら入学する受け方公立高校などほかの学校も受け、その結果で進学先を決められる受け方
推薦の基準Ⅰ類22・Ⅱ類20・Ⅲ類17・Ⅳ類15(5科)Ⅰ類23・Ⅱ類21・Ⅲ類18(5科)。Ⅳ類は併願なし
面接受験生1名に面接官2名受験生2名に面接官1名
延納手続対象外(公式ページに「併願のみ」と記載)利用できる(推薦は2月3日まで、一般は2月12日まで)
Ⅳ類受験できる(第3回推薦のみ)受験できない

単願と併願のどちらにするかは、公立高校の受験予定とあわせて決めます。単願は推薦の基準がやや低く設定されている一方、延納手続は併願のみと書かれています。併願は基準が1点高い代わりに、公立高校の結果が出るまで入学手続を待てる設計になっています。ご家庭の考え方に合うほうを、中学校の先生と相談して選んでください。

推薦3回と一般1回の使い分け

推薦入試は1月22日・23日・24日の3回あり、各回に単願・併願が選べます。複数回受験する場合は、面接が1回目の受験日だけという点が負担を軽くしてくれます。一方で、受験料は同時に申し込んだ場合に限って割引されます。後から追加で出願する場合の扱いは、公開ページには書かれていないため、迷ったら学校へ問い合わせて確認してください。

一般入試は2月4日です。推薦の3回に比べて日程が約2週間後ろにあり、発表は2月5日の正午です。推薦の発表を見てから一般に出願するかを決められる一方、出願の必着日は1月30日なので、推薦の発表(1月23日〜25日)を見たあと、1月30日までに判断する時間は5日から7日ほどです。

受験料と、複数回受験の割引

受験料は1回25,000円です。同時に申し込んだ場合に限り、複数回受験の割引があります。公式ページの金額は次のとおりです。

受験する回数受験料の合計1回あたり(当サイト計算)1回ずつ別に払った場合との差(当サイト計算)
1回25,000円25,000円—
2回35,000円17,500円15,000円安い
3回40,000円約13,333円35,000円安い
4回45,000円11,250円55,000円安い
狭山ヶ丘高校の受験料の合計(回数別)
図3 複数回受験の受験料の合計(同時申込の場合)

図3のとおり、受験料の合計は回数が増えても少しずつしか増えません。ただし、受ける回数を増やすほど、準備と移動の負担も増えます。出願の画面で回数を確定する前に、家庭で日程の予定表を作ってから進めましょう。受験料を納入したあとの返金の扱いは、公開ページに書かれていないため、募集要項で確認してください。

合格発表・延納・入学手続

合格発表は、学校のWebサイトで行われます。合否についての電話での問い合わせには応じてもらえません。発表の時刻はどの回も正午です。

入試合格発表(Web)延納手続(併願のみ)入学手続(来校)
推薦 第1回令和9年1月23日 12:002月3日まですぐに手続する場合:2月6日(土)/延納手続をした場合:2月13日(土)または3月6日(土)
推薦 第2回1月24日 12:00(第1回と同じ表記)(第1回と同じ表記)
推薦 第3回1月25日 12:00(第1回と同じ表記)(第1回と同じ表記)
一般入試2月5日 12:002月12日まで2月13日(土)または3月6日(土)

入学手続の方法の詳細は、合格者に郵送される「入学手続書類」に書かれています。公開ページには、入学金や施設費の金額は載っていません。延納を考えている併願の方は、公立高校の発表日と手続の期限を、同じカレンダーに書いて確認してください。

奨学生制度とⅣ類(スポーツ・文化)の注意点

奨学生制度

項目内容
募集人数若干名
応募条件Ⅰ類志望で、中学校の学業成績が特に優れ、難関国立大学に合格できる可能性が高いと学校が判断できること
特典内容入学金と施設費を免除し、年額20万円を給付(2年次以降は審査あり)
確認先詳細は個別相談会などで学校の職員に相談

奨学生制度は、募集人数が若干名で、Ⅰ類志望の方が対象です。給付の条件や選考の方法は公開ページに詳しく書かれていないため、検討する場合は個別相談会で確認してください。

Ⅳ類スポーツ・文化進学コースの条件

  • 受験は単願のみで、受験日は第3回推薦入試(1月24日)に限られます。
  • 受験には、該当クラブの顧問との事前相談と、練習への参加が必要です。
  • 該当するクラブは、硬式野球・男子サッカー・女子バレーボール・陸上競技・弓道・吹奏楽です。
  • 該当クラブで3年間継続して活動し、学習と両立しながら大学進学をめざすコースです。
Ⅳ類は、出願の前に顧問との相談が要ります
事前相談と練習参加が必要なので、出願の期限(1月14日必着)から逆算して、個別相談会(11月28日、12月12日、12月26日)の日程でクラブの顧問と話せるかを、学校に確認してください。

公立高校との併願の組み方

狭山ヶ丘を併願で受ける方の多くは、埼玉県の公立高校との組み合わせを考えます。ここで押さえたいのは、私立の発表日・延納の期限・入学手続の日を、公立の日程と同じカレンダーに書き込むことです。

確認すること狭山ヶ丘の令和9年度の日程公立高校側で確認すること
発表日推薦:1月23日〜25日の各12:00/一般:2月5日12:00公立の出願変更・学力検査・発表の日程
延納手続の期限推薦:2月3日まで/一般:2月12日まで(併願のみ)公立の発表日と、延納期限の前後関係
入学手続の日2月6日(土)、2月13日(土)、3月6日(土)公立合格後の手続の期限
調査書出願時の調査書でも基準を満たせばよい公立と私立で調査書の扱いが同じとは限らない

公立高校の日程は、埼玉県教育委員会が公表する資料で確認してください。当サイトの「埼玉県公立高校入試2027」と「埼玉県の内申と併願の考え方」にも、日程と考え方を整理しています。私立の延納期限が公立の発表日より前に来ていないかを、まず確かめるのが失敗を防ぐコツです。

併願でよくある迷い:基準に届くか微妙なとき

併願推薦の基準は、単願より1点高くなっています。5科の評定合計が、単願の基準には届くが併願の基準に1点足りない、という状況が起こりえます。その場合は、単願にして第一志望として受けるのか、公立との併願を優先して別の私立を併願先に選ぶのか、を考えることになります。答えは、公立高校の志望状況と、お子さん本人の気持ちによって変わります。ご家庭だけで決めず、中学校の進路指導の先生と、個別相談会の担当者の両方に聞いておくと判断しやすくなります。

11月〜1月のスケジュールと科目別の準備

説明会・個別相談会の日程

種類日付時間予約
学校見学説明会 第5回11月22日(日)10:00〜11:30予約制(予約なしの当日参加も可)。予約開始は11月1日
個別相談会 第2回11月28日(土)13:30〜16:30事前予約不要
個別相談会 第3回12月12日(土)9:00〜12:00事前予約不要
個別相談会 第4回12月26日(土)9:00〜12:00事前予約不要

個別相談会は、事前予約が不要で、当日に整理券が配られます。参加する場合は、公式ページの「個別相談用紙」を印刷して持参するよう案内されています。推薦の基準の確認、奨学生制度、入学時の費用など、公開ページで分からない点を聞く機会として使いましょう。説明会の日には、入曽駅(西武新宿線)と箱根ヶ崎駅(JR八高線)から送迎バスが出ています(個別相談会の日はスクールバスでの送迎がありません)。

受験までの流れ(11月〜1月)

時期やること
11月通知表で5科・9科の合計を計算し、志望コースの基準と見比べる。説明会・個別相談会の予定を決める
12月1日出願サイトが開く。単願・併願、受ける回を家族で決める
12月(期末テスト)2学期の評定を上げられる教科を確認し、提出物の抜けを減らす
1月上旬調査書・推薦書の準備を中学校に確認。受験料を納入し、書類を簡易書留で郵送する
1月14日推薦入試の出願書類の必着日
1月22日〜24日推薦入試(第1〜3回)
1月30日一般入試の出願書類の必着日
2月4日一般入試

国語・数学・英語の準備:マークシートと時間配分

試験科目は国語・数学・英語の3科目で、すべてマークシート方式です。記述式の試験とは練習の仕方が少し変わります。国語と数学は各50分、英語は65分で、英語にはリスニングが入ります。配点や出題の傾向は公開されていませんが、時間と形式が分かっているので、次の3点を中心に準備できます。

  • マークの塗り方に慣れる:本番と同じ濃さで丸を塗りつぶす練習を、過去問やオープン模試で行います。ずれて塗るミスは、実力と関係のない失点になります。
  • 1問あたりの時間を決める:国語・数学は50分で、問題数や大問の数は公開されていません。模試や学校の問題集で、大問ごとに時間の目安を決める練習をします。
  • 英語はリスニングを毎日少しずつ:65分の中にリスニングが含まれます。音声を毎日10分でも聞くと、耳が慣れてきます。

過去問や出題の傾向は、募集要項や学校説明会で確認できる場合があります。公開された数字がない部分は、「分からない」と割り切って、基礎の抜けを減らすことに時間を使うほうが、準備の効果が出やすくなります。

国語

マークシート方式の国語では、本文を読んで選択肢から選ぶ問題が中心になります。普段の学習では、本文の根拠にあたる部分に線を引き、「なぜこの選択肢が違うのか」を一つずつ言葉にする練習が効きます。漢字・語句・文法は、短時間で確実に得点できる分野なので、毎日10分でも続けておくと、本文を読む時間に余裕が生まれます。

数学

数学は、計算問題と、図形・関数・確率などの基本問題を、正確に早く解く力が求められます。解き方を見て分かる段階から、白紙の状態で解ける段階へ進めるために、間違えた問題をノートに1問ずつ貼り、1週間後に解き直す方法をおすすめします。マーク式では途中式が採点されないため、計算ミスを減らす習慣(検算の手順を決める)が点数に直結します。

英語

英語は、リスニングを含めて65分あります。単語と文法の基礎を固めたうえで、長文を読む速さを少しずつ上げていきます。リスニングは、聞きっぱなしにせず、同じ音声を読んで確認し、もう一度聞く方法で定着します。英語は、2学期の評定にも直結する教科なので、定期テストの勉強をそのまま入試の勉強につなげる意識が効率的です。

保護者が準備すること

書類

  • 調査書:中学校が作成します。出願の期限(推薦は1月14日必着)から逆算して、依頼の時期を担任の先生に確認する。
  • 推薦書(推薦入試のみ):中学校長推薦書の様式が学校のページにあります。中学校の先生と、推薦の基準を満たしているかを確認する。
  • 顔写真:出願サイトにアップロードする方法が案内されています。
  • 受験票・受験票(控):受験料の納入後に、出願サイトから印刷する。

お金

  • 受験料:1回25,000円。複数回の同時申込は割引(2回35,000円、3回40,000円、4回45,000円)。
  • 入学時の費用:公開ページに金額がないため、募集要項や個別相談会で確認する。
  • 奨学生制度を検討する場合:入学金と施設費の免除、年額20万円の給付の内容と、審査の方法を個別相談で確認する。

日程

  • 推薦入試は1月22日・23日・24日、一般入試は2月4日。受ける回を決めたら、予定表に書く。
  • 合格発表は各回の翌日の正午(推薦は1月23日〜25日、一般は2月5日)。発表後の手続の期限も一緒に書く。
  • 入学手続は、2月6日・2月13日・3月6日のいずれかで案内されている。延納を使う場合は、併願のみなので、併願で出願しているかを確認する。

よくある質問

Q. 推薦入試の基準を満たしていれば、合格が決まりますか。
基準は、中学校長の推薦を受けるための条件です。合否は、国語・数学・英語の試験と面接などを総合して決まります。基準を満たしても、それだけで合格が決まるわけではありません。
Q. 5科の合計と9科の合計は、両方とも基準を満たす必要がありますか。
公式ページには「5科・9科のどちらかを充たしていれば可」と書かれています。どちらか一方の基準を満たしていれば、条件を満たします。
Q. 1学期の評定が基準に届かなくても、推薦を受けられますか。
基準の数値は、中学3年次の1学期、2学期、または出願時の調査書のいずれかで満たせばよいと書かれています。ただし、1・2学期の評定に「1」がないという別の条件があります。
Q. 併願推薦で合格したら、入学しなければなりませんか。
併願は、公立高校などほかの学校も受けられる受け方で、延納手続の制度があります。入学の意思を示す期限は、延納の期限と入学手続の日で決まります。詳しくは入学手続書類で確認してください。
Q. 複数回受験すると、面接も毎回ありますか。
面接を受けるのは、1回目の受験日だけです。2回目以降の受験日は、面接が免除されます。
Q. 受験料の割引は、あとから追加で出願しても受けられますか。
公式ページには、同時申し込みに限って割引があると書かれています。あとから追加する場合の扱いは載っていないため、出願の前に学校へ確認してください。
Q. Ⅳ類スポーツ・文化進学コースは、併願で受けられますか。
Ⅳ類は単願受験のみです。受験日は第3回推薦入試(1月24日)に限られ、該当クラブの顧問との事前相談と練習への参加が必要です。

推薦の基準と受験の組み立てで迷っていませんか

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まとめ:基準の確認、受ける回の決定、延納の日程の順に進める

狭山ヶ丘高校の令和9年度入試は、推薦が1月22日・23日・24日の3回、一般が2月4日です。試験は国語・数学・英語のマークシート方式で、英語にはリスニングが入ります。推薦の基準は、5科の評定合計でⅠ類22〜23、Ⅱ類20〜21、Ⅲ類17〜18、Ⅳ類15で、併願は単願より1点高く、欠席20日以内と評定に「1」がないことが条件です。

これから進める順番は、次の3つです。まず、今の通知表から5科・9科の合計を出し、志望コースの基準と見比べます。つぎに、単願か併願か、推薦の何回を受けるかを決め、受験料と日程を予定表にします。終わりに、公立高校の発表日と、私立の延納・入学手続の日(2月3日、2月6日、2月12日、2月13日、3月6日)を同じカレンダーに書き込みます。入学時の費用や一般入試の基準など、公開ページに出ていない点は、11月28日・12月12日・12月26日の個別相談会で確認しましょう。

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