第十三中学校の定期テスト対策と高校受験|年4回の考査と面接練習を生かす【足立区】

年4回の考査で内申を積み上げる定期テスト対策

最終更新:2026年9月/足立区立中学校は前期・後期の2学期制です。考査の日付は、公表資料から確認できませんでした。日程は学校の配布文書で必ずご確認ください。

結論:十三中は「1回のテストを小さく、確実に」が合う学校です

第十三中は、定期考査を年3回から年4回に増やしたと区の資料で紹介しています。回数が多いぶん、1回の範囲は狭くなり、準備の差がそのまま点数に出ます。

区が公表した学力調査(令和7年度・当時の中3)では、数学の4つの領域すべてが区平均を下回りました。考査の多い十三中では、返ってきた答案の×をその週のうちに直すことが、差を縮める近道です。

神明南にある第十三中は、生徒535人・15学級(令和8年5月1日現在)の大きめの学校です。区のデータブックには「素直な生徒が多い」「部活動が強い」という学校の自慢が並びます。足立区中学校連合陸上大会では、男女優勝から2連覇を果たしました。

一方で、テストの回数が多い学校は、1回の失敗を取り返す時間も短くなります。この記事では、区と学校が公表している事実だけを材料に、十三中の生徒が家で何を、いつ、どれだけやればよいかを書きました。

教科書の出版社や学校選択制のしくみ、区内の都立高校の一覧など、足立区の中学校に共通する話は足立区の中学生向けガイドにまとめています。

この記事でわかること
  • 第十三中の規模と、学校選択制の最新の数字
  • 定期考査が年4回あることの意味と、1回ごとの準備のしかた
  • 区の学力調査に出た数学・国語の課題と、家でできる対策
  • NIE・ビブリオバトル、陸上2連覇の部活を勉強に生かすコツ
  • 職業人の話→職場体験→面接練習を、高校受験につなぐ方法

神明南の第十三中は、どの学年も5学級

十三中は、どの学年も5学級ある学校です。3年生が193人といちばん多く、学年全体で受験に向かう空気が作りやすい規模です。

項目内容
所在地足立区神明南1-16-1
アクセス綾瀬駅(千代田線)から東武バス「神明南」下車徒歩5分、またはコミュニティバスはるかぜ「雪見橋南詰」下車徒歩5分
生徒数・学級数1年169人(5学級)/2年173人(5学級)/3年193人(5学級)/計535人・15学級(令和8年5月1日現在・通常学級)
教育目標「学ぶ 鍛える 思いやる」
定期考査年4回(年3回から増やしたと区の資料に記載)。学期制は前期・後期の2学期制。日付は公表資料で確認できず
学校選択制令和8年4月入学:受入可能人数205人/応募189人(学区域内144人・学区域外45人)。令和9年4月入学の受入可能人数は200人

※出典:足立区「第十三中学校」施設案内、足立区「学校別児童・生徒・学級数とその推移(令和8年5月1日現在)」、足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和7年度・北東エリア)」、足立区「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」、足立区「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」(いずれも公式)。

区のデータブックには、特別支援学級の生徒をふくめた人数も載っています。上の表は区の統計の「通常学級」の人数です。学校選択制の日程は、まとめ記事で確認してください。

生徒が決まりを考える学校

十三中では、生徒会が中心になって生活のきまりを考えます。区の資料によると、生徒総会で「髪ゴムの色」「ダウンコートの着用」を認めたそうです。自分たちで話し合って決める経験は、面接で話せる材料にもなります。

年4回の定期考査は「範囲が狭いぶん、取りこぼしが目立つ」

考査が年4回ある学校では、1回あたりの範囲が年3回の学校より狭くなります。これは、ふだんの復習をしている子ほど点が取りやすいしくみです。逆に、ためこむ子は毎回あわてることになります。

ここからは推測です。考査の回数が多いと、1回だけ大きく失敗しても次で取り返せるチャンスがあります。その反面、次の考査までの間が短いので、立て直しは早めに始める必要があります。

1回の考査に向けた「2週間の進め方」

114〜11日前:範囲表が出たら、教科ごとにワークの残りページを数えます。「1日○ページ」を決めて、カレンダーに書きます。
210〜5日前:数学と英語を1周します。十三中は朝学習を曜日ごとに各教科で行っています。朝学習で解いたプリントもこの時期に見直します。
34〜2日前:国語・理科・社会の用語と、ワークで×がついた問題だけを解き直します。
4前日:新しい問題には手を出しません。×だった問題を、もう一度だけ確認します。

2週間の組み立て方は中学生の定期テスト対策、テストが返ってきたあとの直し方は解き直しの方法でくわしく紹介しています。

よくある失敗:「次のテストはすぐだから」と、直しを後回しにする

回数が多い学校ほど、返ってきた答案を見ないまま次の範囲に進んでしまいがちです。まちがえた問題は、次の考査でも形を変えて出ることがあります。答案が返ってきた週のうちに、×の問題だけをノートに写して解き直してください。

保護者の方へ:考査の日付は学校の予定表で

十三中のホームページには「主な学校行事」の資料があります。この記事を書いた時点では、考査の日付を公表資料から確認できませんでした。お子さんの配布プリントやホームページで、4回の考査の日付を家のカレンダーに書きこんでおくと、声をかける時期がわかりやすくなります。

区の学力調査に出た数学の課題と、式に「ことば」をそえる練習

足立区は、全国学力・学習状況調査の結果を学校ごとに公表しています。十三中の令和7年度(当時の中3)の結果を見ると、数学の「思考・判断・表現」が特に低く出ています。

数学の観点・領域十三中足立区全国(公立)東京都(公立)
数と式35.4%41.7%43.5%49.1%
図形39.5%45.4%46.5%51.4%
関数40.6%46.4%48.2%52.4%
データの活用57.5%59.7%58.6%63.1%
知識・技能49.2%52.7%54.4%58.3%
思考・判断・表現31.0%39.0%39.1%45.4%

※出典:足立区教育委員会「令和7年度全国学力・学習状況調査 学校別結果(中学校)」(公式)。令和7年4月実施、当時の中学3年生の平均正答率。いまの在校生の力を表すものではありません。

数字を見ると、「データの活用」は区平均に近い一方で、「思考・判断・表現」は区平均と8ポイント差があります。計算はできても、「なぜそうなるか」を言葉や式で説明する問題で点を落としている、と読みとれます。

家でできる対策:式の横に「何の数か」を書く

ワークの文章題を解くとき、式の横に「これは何の数か」を小さく書きそえます。たとえば「120×3」の横に「1個の値段×個数=代金」と書くだけです。式の意味を言葉で確かめるクセが、説明を求める問題の土台になります。1日2問、1回10分が目安です。

図形の証明が苦手な子は、教科書の証明を見ながら「根拠(なぜそう言えるか)」の部分だけを赤で書き写してください。週に3回、1回1問で、根拠を書くクセがついてきます。

国語は「言葉の特徴や使い方」を毎日5分

同じ調査で、国語の「言葉の特徴や使い方」は44.5%(区平均46.7%)でした。「読むこと」の60.2%と比べると低く、文章は読めても、漢字や語句の知識で落としている可能性があります(ここからは推測です)。漢字ワークを毎日5分、定期考査の範囲表に出ている分から進めるのがおすすめです。

POINT:学校も取り組んでいます

十三中は定期考査の回数を増やし、朝学習を曜日ごとに各教科で行っています。学校の取組を責めるのではなく、「朝学習で解いた問題を、家でもう1回やる」という形で重ねると、効果が上がりやすくなります。

NIE・ビブリオバトルを、国語と作文の点に変える

十三中は、新聞を使った学習(NIE)と読書活動を進め、ビブリオバトルも開いています。ビブリオバトルは、好きな本を短い時間で紹介し合う活動です。区の資料には「プレゼンテーション能力向上」のねらいが書かれています。

この活動は、国語の「書くこと」「話すこと・聞くこと」と相性がよいものです。家では、次の2つを足すだけで学校の活動が点数につながりやすくなります。

1週1回の「3文要約」:学校で読んだ新聞記事や本の内容を、家で3文にまとめて話します。「何が」「どうなった」「自分はどう思う」の順です。
2考査前の「作文型の問題」練習:国語のワークにある記述問題を、字数を数えながら書きます。最初は時間を気にせず、字数どおりに書くことを目標にします。

説明する練習は、数学の「思考・判断・表現」にも役立ちます。教科をまたいで「自分の言葉で言いかえる」習慣をつけてください。

陸上2連覇の「部活が強い学校」で、勉強時間をつくる

十三中は、足立区中学校連合陸上大会で男女優勝を果たし、翌年に2連覇を達成しました。部活に打ちこむ生徒が多い学校では、平日の勉強時間をどう確保するかが大切になります。

タイミングやること時間の目安
部活のある平日朝学習の見直し+ワーク2ページ30分
部活のない日数学の文章題に「1行の説明」をつける45分
土日のどちらか1週間の×の問題だけを解き直す60分
考査1週間前部活が休みになったら、国語・理科・社会の用語1日90分

※時間は目安です。考査前の部活動の扱いは学校の指示に従ってください。

提出物も成績の材料になります。部活が忙しい時期ほど、ワークやノートの提出を先に終わらせてください。くわしくは提出物と内申の関係の記事で紹介しています。

職業人の話→職場体験→面接練習を、高校受験につなげる

十三中のキャリア教育は、学年ごとに段階があります。区の資料によると、1年生は「職業人の話を聞く会」、2年生は「職場体験や高校調べと見学」、3年生は法人会の方々による面接練習です。

学年学校の活動家でできること
1年職業人の話を聞く会聞いた話を家族に1分で話す。興味をもった仕事をメモしておく
2年職場体験・高校調べと見学見学した高校の「よかった点」を3つ書く。志望校の候補を2〜3校にしぼる
3年法人会の方々による面接練習言われたアドバイスを書き残す。志望理由を200字でまとめる

※出典:足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和7年度・北東エリア)」(公式)。実施時期は公表資料で確認できませんでした。

3年生の面接練習は、面接がある入試を受ける生徒にとって、本番前の貴重な機会です。1年・2年でメモしてきたことが、そのまま志望理由の材料になります。

高校受験までの学年別ロードマップ

時期やること
中1年4回の考査のたびに、×の問題を解き直す習慣をつくる。漢字は毎日5分
中2数学の文章題に「1行の説明」をつける。職場体験・高校見学で志望校の候補を考える
中3・10月〜12月残りの考査で内申を固める。面接練習のアドバイスを志望理由に生かす
中3・1月〜2月都立の過去問を時間を計って解く。説明を書く問題は、採点基準を見て直す

※学習量は目安です。考査の日付は学校の予定表で確認してください。

都立入試の日程やしくみは都立高校入試2027の記事、内申の計算は都立高校の内申点の仕組み、中3のこれからの計画は中3秋の学習計画で紹介しています。区内の都立高校の一覧は足立区のまとめ記事にあります。

年4回の考査を、1回ずつ確実に

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活のあと自宅から受講できます。返ってきた答案を一緒に見て、次の考査までに何を直すかを決めます。無理な勧誘はありません。

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まとめ:十三中で成績を上げるために

  • 第十三中は生徒535人・15学級。令和9年4月入学の受入可能人数は200人
  • 定期考査は年4回。1回の範囲が狭いので、答案が返った週のうちに×を直す
  • 区の学力調査(令和7年度)では、数学の「思考・判断・表現」が31.0%(区平均39.0%)
  • 家では式の横に「何の数か」を書く練習と、漢字・語句を毎日5分
  • NIE・ビブリオバトル、3年の面接練習は、書く力と志望理由づくりに生かせる
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