第五中学校の定期テスト対策と高校受験|ICTを生かす小規模校の勉強法【足立区】

224人の五中で伸ばす勉強法定期テスト対策

最終更新:2026年9月/定期考査の日程は公表資料から確認できませんでした。日程は学校の年間行事予定・配布文書で必ずご確認ください。

結論:五中生は「授業で使った画面」を、そのまま家の復習に使う

第五中はリーディングDXスクールとして、ICTを使った授業づくりを研究している学校です。ICTを使う授業では、資料や自分の記録を端末で見返せることが多くあります。

家でゼロから教材を探す必要はありません。「その日の授業の画面をもう一度開く」10分を毎日続けることが、全校224人の小さな学校で力を伸ばすいちばん確かな方法です。

西新井本町にある第五中は、大師前駅から環七通りを渡って歩いて8分ほどの学校です。2年生と3年生は、それぞれ2学級しかありません。学年全員の顔と名前を覚えやすい規模です。

一方で五中は、学校のホームページの目立つ場所に「GIGAスクール推進校」「リーディングDXスクール」と掲げています。授業でICTをどう使うかを研究し、区の公開授業研究会も開いてきました。この記事では、その研究の中身と学校の行事をもとに、五中生が家でできることを具体的にまとめました。

足立区の中学校に共通する情報(教科書、学校選択制度のしくみ、都立高校の一覧、内申の計算)は、足立区の中学生向けガイドに分けて書いています。

この記事でわかること
  • 第五中の規模と、学校選択制度の数字
  • リーディングDXスクールの研究主題と、家庭学習への生かし方
  • 区の公表結果に見る強みと、家で補いたい分野
  • 前期の終わりから後期の考査までの準備の仕方
  • 生徒が行事をつくる学校で、勉強に切りかえるコツ
  • 高校受験に向けた学年別の進め方

全校224人、1学年2〜3学級の第五中

第五中は、1学年が2〜3学級の小規模校です。令和8年度は、1年生が3学級、2年生と3年生が2学級ずつです。

項目内容
所在地足立区西新井本町2-3-1
最寄り駅「大師前」駅から徒歩8分(環七通りを渡る)/「江北」駅東口から徒歩10分
生徒数・学級数1年80人(3学級)/2年68人(2学級)/3年76人(2学級)/計224人・7学級(令和8年5月1日現在)
学期制前期・後期の2期。令和8年度は前期終業式10月9日(金)、後期始業式10月13日(火)
学校選択制度(令和8年4月入学)受入可能人数95人/応募80人(学区域内47人・学区域外33人)
学校選択制度(令和9年4月入学)受入可能人数95人

※出典:足立区立第五中学校ホームページ「アクセス」、足立区「中学校別生徒・学級数(令和8年5月1日現在)」「区立小・中学校の入学式・卒業式、始業式・終業式・修了式、長期休業の日程」「令和8年度入学 足立区立中学校選択の応募状況(最終集計)」「令和9年度 中学校 受入可能人数一覧表」(いずれも公式)。

令和8年4月入学の応募80人のうち、33人は学区域の外からの希望でした。応募のおよそ4割にあたります。令和9年4月入学の受入可能人数は95人です。制度のくわしいしくみと日程はまとめ記事をご覧ください。

学校経営方針のスローガンは「君たち一人ひとりが主人公」。重点には「学力向上」「自己肯定感の育成」「地域とともにある学校づくり」が挙がっています。

リーディングDXスクールの授業を、家の10分復習につなげる

五中の授業は、ICTを使って「自分で学ぶ」「仲間と学ぶ」の両方を育てることを目指しています。家では、授業で使った画面を開き直すだけで、いちばん効く復習になります。学校が公表している研究主題は、次のとおりです。

第五中の研究主題(学校ホームページより)

「生徒が『自ら学び』『他者と協働する』資質・能力を育成する授業づくり〜複線型授業展開を可能にする効果的なICTの活用を通して〜」

※出典:足立区立第五中学校ホームページ「GIGAスクール推進校」(公式)。研究発表の資料、6学級分の指導案、校内のGIGA通信も掲載されています。令和7年12月23日(火)には「足立区リーディングDX 公開授業研究会・研究発表会」が開かれました。

「複線型」とは、ここからは一般的な説明ですが、生徒が同じ1時間の中で、自分に合った進め方を選べる授業を指して使われることが多い言葉です。自分のペースで進められる反面、「どこまでやったか」を自分で把握しておく力が必要になります。

毎日の「開き直し10分」のやり方

13分:その日の数学か英語で、授業中に使った資料や自分の記録を開きます。
25分:授業で解いた問題を1問だけ、紙のノートにもう一度解きます。見ないで解けるかを確かめます。
32分:解けなかったら、ノートの端に「?」と書きます。翌日、先生か友だちに聞く問題にします。
NG:画面で「見ただけ」で終わる

画面の資料は、見ているだけでわかった気になりやすいものです。定期考査は紙に書いて答えます。最後の1問は必ず紙に書く。これだけで、テスト本番とのずれが小さくなります。

区の公表結果:読む力は区平均以上。「書く」と「数と式」を家で補う

足立区が学校ごとに公表した令和7年度の全国学力・学習状況調査では、五中は国語の「読むこと」で区と全国の平均を上回りました。一方、国語の「書くこと」と数学の「数と式」は、区の平均との差が大きい分野でした。対象は令和7年度の中3で、すでに卒業した学年です。

区分五中足立区全国
国語「読むこと」63.662.162.3
国語「書くこと」45.953.152.8
数学「数と式」35.641.743.5
数学「データの活用」54.359.758.6

※出典:足立区「令和7年度『全国学力・学習状況調査』各校調査結果(中学校)」(公式・学校の公表資料より)。数値は平均正答率(%)。全国は公立の平均です。数学はほかの区分も区の平均を下回りました。

ここからは推測ですが、「読むこと」の強さには、学校の取組が関係しているかもしれません。区の学校情報データブックによると、五中は毎日、始業前に15分の朝読書をしています。さらに、課題を自分で用意して取り組む「自主学習教室」を毎週1回開き、学習コンテストも行っています。家では、この取組に次の2つを足すのがおすすめです。

書くこと:読んだ本の「ひとこと感想」を3文で

朝読書で読んだ本について、週に2回、「何の話か」「心に残ったこと」「その理由」を3文で書きます。読む力が強い子は、書く材料をすでに持っています。あとは、短く組み立てる練習を重ねるだけです。

数と式:自主学習教室の課題は「計算10問」から

自主学習教室は、課題を自分で選べるのが特長です。迷ったら、正負の数・文字式・方程式の計算を10問と決めてしまいましょう。家でも毎日5問だけ解き、間違えた問題に印をつけて、次の週の自主学習教室でもう一度解きます。数と式は、図形や関数の土台になる分野です。

※出典:足立区教育委員会「中学校 学校情報データブック(令和7年度・令和8年度 南西エリア)」(公式)。

前期が終わる10月、後期の考査は「日程が出た日」から逆算する

足立区の中学校は、令和8年度は前期・後期の2期に分かれています。前期の終業式は10月9日(金)、後期の始業式は10月13日(火)です。考査の日程が発表されたら、その日から2週間前を「準備開始日」としてカレンダーに書きこみます。

五中の定期考査の日付は、今回の調査では公表資料から確認できませんでした。学校のホームページ「保護者の皆様へ」に「R8年度年間行事予定」が載っていますので、そちらで確認してください。2学期制の学校で、前期の成績がどう決まるのかは前期期末テストの記事で説明しています。

考査までの日数やること(目安)
14〜8日前範囲を書き出す。ワークの残りを数え、1日のページ数を決める。「?」の問題を先生に聞いておく
7〜4日前数学・英語のワークを1周。理科・社会の用語を毎日20個
3〜1日前間違えた問題だけを2周目。実技教科のプリントを見直す

※学習量は当サイトの目安です。2週間の組み立て方は中学生の定期テスト対策でもくわしく紹介しています。

保護者の方へ:前期の通知表は「次の1つ」を決める材料に

前期の通知表を受け取ったら、評定が上がった教科を1つほめ、下がった教科を1つだけ選んでください。後期に直すのは、その1教科だけで十分です。少人数の学校なので、面談などで先生に「何をすれば上がりますか」と具体的に聞いてみるのもよい方法です。

生徒が行事をつくる五中で、ハピフェスのあとに切りかえる

五中の運動会や文化祭は、実行委員会を中心に生徒自身が運営します。行事に力を入れた子ほど、終わった直後の1週間で勉強のリズムを戻すことが大切です。令和8年度に学校が知らせた主な行事は次のとおりです。

日付行事
5月30日(土)運動会
6月30日(火)〜7月4日(土)学校公開
9月19日(土)五中ハピフェス(秋の学園祭)
10月9日(金)前期終業式(区の日程)

※出典:足立区立第五中学校ホームページのお知らせ、足立区「区立小・中学校の入学式・卒業式、始業式・終業式・修了式、長期休業の日程」(いずれも公式)。修学旅行・職場体験などの時期は、今回の調査では確認できませんでした。

五中には、行事のほかにも生徒が動く場面がたくさんあります。桜ボランティアや落ち葉ボランティア、朝のあいさつ運動、生徒会の放送番組「ゴチュウナンデス」。コミュニティ・スクールとして、地域と一緒に学校をつくる取組もあります。

POINT:行事や部活の「段取り力」を勉強に使う

実行委員や部活で「いつまでに何をするか」を決めた経験は、テスト計画にそのまま使えます。考査の範囲表を、行事の準備表と同じように「日付・やること・担当(教科)」の3列で書くと、勉強が急に進めやすくなります。

部活動は13部が紹介されています。ソフトテニス部は「今年度、ついに男子は都大会出場を果たしました」、野球部は「扇中との合同チームで都大会出場を決めました」と学校のホームページに書かれています。ダンス部は文化祭やハピフェスで発表しています。大会前は練習が増えるので、平日は夕食後30分、土日のどちらかに1時間を最低ラインにしておきましょう。

※出典:足立区立第五中学校ホームページ「学校活動」(公式)。実績の年度は掲載されていません。

学年ごとの高校受験への進め方

小規模校でも、高校受験の流れはほかの学校と同じです。中1・中2は通知表の土台づくり、中3の秋からは入試の準備という順番で進めます。

学年・時期やること
中1「開き直し10分」を毎日の習慣にする。課題の提出をもれなく
中2数学と英語の苦手単元を、学年末までに1つずつ減らす
中3・10月〜11月後期の考査で内申を固める。英語の音読を毎日1ページ
中3・12月〜2月志望校を決め、都立の過去問を時間を計って解く

※学習の量と時期は目安です。都立入試の日程は都立高校入試2027の記事で確認してください。

五中のホームページ「保護者の皆様へ」には、「過去3年分の進路状況」も載っています。先輩たちの進路を親子で一度見ておくと、目標が具体的になります。内申のしくみは都立高校の内申点の記事、私立の併願は東京の私立の併願優遇で解説しています。区内・周辺の都立高校はまとめ記事で一覧にしています。

授業の「?」を、その週のうちに解決します

エスペランサアカデミーは、完全オンラインのプロ家庭教師による1対1指導です。足立区の受験に強い講師が在籍しています。オンラインなので、部活や行事のあと自宅から受講できます。ノートの端に残った「?」の問題を一緒に解き、次の考査までの計画を立てます。無理な勧誘はありません。

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まとめ:第五中で力を伸ばすために

  • 第五中は全校224人・7学級。令和9年4月入学の受入可能人数は95人
  • リーディングDXスクールとして、ICTを使った授業づくりを研究している
  • 家では授業の画面を開き直す10分復習を毎日。最後の1問は紙に書く
  • 区の公表結果では「読むこと」が強み。「書くこと」は3文感想、「数と式」は毎日5問で補う
  • 前期は10月9日に終わる。考査日程は年間行事予定で確認し、2週間前から準備
  • 行事や部活で身につけた段取り力を、範囲表の計画づくりに生かす
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